来週のドル円為替相場チャート予想
本日、雇用統計!
日銀の追加金融政策の見送り後の急落から、さすがに勢いよくそのまま100.80までとはいかないようです。
週末にかけてユーロの下げが大きくなっているので、その影響もあるのではないでしょうか。
下値では、大きな買いが入ってきていますので、
まだ、売りでのエントリーは控えたほうがよさそうです。
さて、本日は雇用統計があります。
その影響で昨日からは大きな動きはありません。
雇用統計後の動きによって今後の方向性がはっきりしてくるのではないでしょうか。
それまでは、ノーポジションでいきたいと思います。
エリオット波動で今週の為替相場を振り返って
それでは、今週の波動を振り返って検証してみたいと思います。
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上のチャートは今週のドル円為替相場4時間足です。
日銀の経済政策決定会合が赤丸のところです。
そこからの急落で、直近安値107.63(4月11日)を下抜けてきました。
正直、あまりの急落な為に波動が分かり難いんですよね。
青丸のところは、時間足を小さくしても波動がカウントできません。
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そんな中、自分なりにカウントしてみたいと思います。
上のチャートは1時間足です。
まず、この推進波のスタート地点を検討しなければいけません。
日銀の会合は青丸の地点ですが、その前の高値の赤丸をどう考えるかですが、
赤丸以降の波形は推進波とは考え難いので、やはり会合の時の青丸が
0波と考えるのが自然だと思います。
0波と考えるのが自然だと思います。
そこからの急落はカウントできませんので、その後の波形から検討してみると、
フィボナッチ比率から107.90までが3波動と考えます。
その後108.73までが4波動、106.18までが5波動で、現在はここまでの推進波の
修正abc(フラット)ではないでしょうか。
つまり、まだ5波の副次波3波中の2波の段階で、副次波3波中の3波動はこれから始まるのではと予想しています。
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上の図は、現在の位置を簡素化してみたものです。
赤丸の部分を拡大したものが、右の四角の中の図です。
青丸が現在の位置で、5波の副次波の3波中の2波ということになります。
この後、最終的に5波を目指すものと予想しています。
ただ、もうすでに5波が終わっているのではという考えもありますので、
そこは次に検証してみたいと思います。
※エリオット波動については「エリオット波動理論を使いこなす為の基礎知識」をご覧ください