エリオット波動を使いこなすために必要な知識と手法!




エリオット波動入門


皆さんは現在為替相場の分析でどんなテクニカル指標を使っていますか?

ひとつのテクニカル指標でという人より、いくつかの指標を使ってできるだけ精度を上げているという人が多いのではないでしょうか。


私も過去、為替相場で様々なテクニカル指標での予想を試してきました。


ただ、多くの為替相場指標はサインが出たときにはトレンドの大部分が過ぎていて、エントリー後は、ほどなくして勢いを無くして反転してくるといったもので、とても満足のいくものではありませんでした。


「もっと為替相場の転換点を素早く捉えてくれる為替指標はないものか」と悩んでいた頃、為替相場でかなりの収益を上げている同級生の投資仲間がいました。


彼はその当時あまりメジャーではない『エリオット波動の波動理論』でのC波動を狙った取引手法を実践していたのですが、驚いたことに彼の予想通りにトレンドが転換するケースがよくあるんです。


確かに予想がはずれることもありましたが結構な確率で反転していました。


その後、半信半疑で波動理論を勉強して過去のチャートで波動を数えていると確かに波動には一定の法則があることが分かり、もうそこからは波動理論の虜になりました。


ある一定のルールに従って波動を数えて為替相場の反転ポイントを予想できる『エリオット波動』は、まさに私の求めていたものでした。


他のテクニカル指標は受け身のものがほとんどですが、エリオット波動は能動的なのでとても楽しく為替予想できてしまいます。


ドル円、ユーロ円などの「為替 予想」はこちらをご覧くださいませ


ぜひ皆さんにもエリオット波動を知ってもらい、波動を数えてもらいたいと思ています。

まずは「これからエリオット波動を始める方へ」をご覧ください。


エリオット波動の精度の高さに驚かれると思いますよ。






エリオット波動の波動理論




目次

No.1  エリオット波動を使いこなすための知識と手法!


  • 相場の転換点を捉えるエリオット波動
  • 波動理論の産みの親 R・N・エリオット
  • 上昇5波動と下降3波動で1つのサイクルを構成する
  • 波動を数えることにより、相場の転換点を捉える



  • エリオット波動 推進波の三原則
  • 2波は1波の安値を下回らない
  • 1・3・5波動の中で3波動が最も小さくなることはない
  • 4波動の安値は1波の高値を下回らない
  • 三原則から外れる特殊な推進波
  • ドル円週足チャートでの推進波
  • 推進波の延長
  • エリオット波動理論のフラクタル構造
  • 波動理論の一定の法則とは
  • いくつもの波動の段階で構成されるフラクタル構造
  • フラクタル構造では月足~分足まで活用できる
  • ひとつ上の段階の波を意識すれば、カウントの精度は高まる
  • 実際のチャートでのフラクタル構造

No4 修正波のツートップ、ジグザグとフラットとは?

  • 修正波のツートップ
  • ジグザグ(5-3-5)
  • フラット(3-3-5)
  • 拡大フラット(3-3-5)
  • 修正波でのエントリー

No.5 修正波のトライアングルは4波の可能性が高いのか?

  • 3波構成ではない修正波
  • トライアングル
  • ランニングトライアングル
  • トライアングルの出現で4波の可能性は高くなる

No.6  フィボナッチ比率をエリオット波動で使いこなすために必要な知識

  • エリオット波動の数学的基盤
  • フィボナッチ比率とは
  • 理想的なエリオット波動の例
  • 波動の延長とフィボナッチ比率
  • 修正波動とフィボナッチ比率
  • 推進波全体のフィボナッチ黄金比率






為替相場の転換点を捉えるエリオット波動

ドル円為替チャート
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 上のチャートは2011年から2016年のドル円為替相場週足です。


エリオット波動の波動カウントをドル円為替相場チャートに入れたものですが、2011年の75円のトレンド転換ポイントから推進5波動で2015年の125円まで約50円大きく上昇しています。


もし、75円でエントリーして125円で利益確定できたなら莫大な利益が上がっていたでしょう。 


「そんなことできるはずがない」と誰もが考えると思いますが、エリオット波動が使いこなせれば、あながち無理な話でもありません。




為替相場の転換点をピンポイントで捉えるエリオット波動




エリオット波動の優れているのは、他のテクニカル指標と違いトレンド転換ポイントをダイレクトに狙うことができる指標であるところなんです。


エリオット波動はルールに従って波動をカウントしていくのですが、そのカウントによりトレンドの終点を早い段階で予測でき、最後はチャネル、フィボナッチ黄金比率、ダイバージェンスなどを併用してトレンド転換ポイントをかなり正確に的中させることができてしまいます。




エリオット波動を使えばC波動(3波動)が狙える




またエリオット波動では「C波動(3波動)を狙えというエントリーの定石があります。


これはトレンド転換ポイントをダイレクトに狙うことは、ある程度リスクがあるので、万全を期してトレンド転換したあとの最初の上昇の押し目を狙ってエントリーすれば損切りポイントも明確で安全であるという格言です。


このようにエリオット波動を使いこなせれば、トレンド転換ポイント、又はそれに近いポイントでエントリーすることができ、適切な利益確定ポイントも併せて予想できてしまいます。



エリオット波動のベストエントリーポイント



上のドル円為替相場のチャートの丸印は、エリオット波動のベストエントリーポイントとされてるところですが、どのポイントでエントリーしても直ぐに利益が乗り、一度も損益が出ないエントリーポイントです。


もしこのポイントエントリーすることができていれば数ヶ月から数年はそのポジションを持ち続けているだけで莫大な利益を上げることができるだけでなく、適切にポジションの追加ができる余裕も戦略上出てきます。


こんな夢のような話と思われるかもしれませんが、これは本当の話です。 私も最初は半信半疑で始めたエリオット波動のカウントも、1ヶ月経ったころにはエリオット波動の正確さに驚き虜になってしまいました。


日本ではあまりメジャーな指標ではありませんが、世界中には熱狂的な波動ウォッチャーが大勢います。当然世界の大手銀行でも使われている指標です。


そんなエリオット波動を使いこなすために必要な知識と手法をこれからご紹介します。




波動理論の産みの親  R・N・エリオット






カリフォルニア生まれのエリオットは、普通の会計士の仕事をしていました。
晩年にはメキシコで生活をしていましたが、病気を患い自宅のあるカリフォルニアで長く療養する生活になりました。


彼はこの長い療養生活を利用して株式相場の研究を始めました。
過去のダウの株価の変動を徹底的に調べ上げ、株価はある一定の法則のもとに変動していることをつきとめます。


彼の研究はダウが発見したダウ理論を発展させたものでしたが、その完成度はダウ理論を越えたものでした。


そして、1938年に『波動理論』というタイトルで発表され、世に知られることになります。

後に『自然の法則』を発表し、エリオット波動の数学的基盤はフィボナッチ比率にあり、とても深い関係にあることも合わせて発表しています。





波動理論は上昇5波動と下降3波動で1つのサイクルを構成する

エリオット波動 イメージ
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ここからの波動原理の説明は、上昇トレンドが前提になります。
下降トレンドの場合は全てが逆のことになります。


上の図は、エリオットが過去のダウ平均株価を調べ上げて発見した法則を表したものです。エリオットは、波動には宇宙や自然の法則のような普遍的な法則があり、5つの上昇波動の後には3つの下降波動が現れ、合計8つの波動で1つのサイクルを構成することを発見しました。





エリオット波動推進波と修正波





トレンド方向に進む5波動の推進波


トレンド方向に大きく上昇する5つの波動を推進波といいます。


この推進波の中でも、1、3、5波動は相場を大きく押し上げ、2、4波動はその上昇を修正する波動になります。


為替相場は、海の波のように押しては返すを繰り返して上昇していきます。




トレンド方向の動きを調整する修正波



5つの波動で上昇した後は、それまでの上昇を修正するトレンドと逆行したA~C波動までの3つの波動が現れます。


このトレンド方向の動きを調整する3つの波動を修正波といいます。


為替相場用語の「押し目」にあたるのが修正波で、この修正波の終点は、エントリーするにはベストなポイントになるといえます。


波動理論での推進波と修正波には一定のパターンと法則がありますが、それはNo.2とNo.4で説明したいと思います。



波動理論では、このように推進5波動と修正3波動の合計8つの波動で1つのサイクルを構成します。




波動を数えることにより、相場の転換点を捉える




エリオットはその当時、100ドル付近だったダウ平均株価がその後数十年に渡って大きく上昇することを予想し、その予想をみごと的中させ投資家を驚かせました。


私の投資仲間も、たびたび予想を的中させて私を驚かせました。





為替相場の現在地を教えてくれるエリオット波動




これらは、波動理論の一定のルールに従って波動を数えることにより、為替相場における現在地を正確に把握しているからできることです。



現在地さえ正確に分かれば、その後の波動の予想は波動サイクルに照らし合わせればそれほど難しいものではありません。


たとえば為替相場において、現在地が2波動の終盤だと分かれば、その後3、4、5波動と続いて上昇していくと予想できるので、大きく収益をあげるチャンスになることが見通すことができます。


現在地が3波動の終盤(多くのテクニカル指標はここで買いのサインが出る)だと分かれば、この上昇はまもなく終わるので、修正の4波動が始まるので損益が出ないように、4波動の修正の押し目を待ってエントリーするのが良い選択になることが予想できます。


また、修正波のB波動の終盤だと分かれば、C波動を狙ったトレードで大きな収益が狙えることができます(私の投資仲間はこのC波をいつも狙ってトレードしていました)。



つまり、波動理論のルールに従って波動を数えて為替相場の現在地を知ることは、その後の波動の推移を見通せることに繋がっていくのです。



「No.2 エリオット波動入門!波を数える前には知っておきたい推進波の基本原則」に続




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