ドル円為替相場、1-3チャネルがポイントか!
こんにちは。
昨日のドル円為替相場は押し目も付けることなく勢いよく上昇しましたが、これは上昇推進5波の3波動が延長して、さらにその内部波動の3波動目が延長してきたものと思われます。 エリオット波動で最も勢いが強いとされているポイントです。
※エリオット波動については「エリオット波動理論を使いこなす為の基礎知識」をご覧ください
※エリオット波動については「エリオット波動理論を使いこなす為の基礎知識」をご覧ください
現在は3-4波動目を形成中だと思われますが、3-5波動に入っている可能性もあるのでしょうか。
直近の波動を確認する前に、ドル円為替相場の現在地を簡単におさらいしてみたいと思います。
ドル円為替相場の現在地
ドル円為替相場は下降トレンドの最終局面に位置しており、2011年からの上昇推進5波動に対するABC修正のC波動の5波動目と予想しています。
米国の雇用統計の日にC-5-3波動が終了して、現在C-5-4波動目に入ったものと思われます。
ここからはC1-C3チャネル(赤色チャネル)が意識されてくるものと考えられ、カウントに間違いがなければチャネル上ラインに向けて上昇しているものと思われます。
現在の上昇が5波動構成の推進波だと想定すると5-3-5のジグザグ修正でチャネル上ラインへタッチしてしてくる可能性があります。 ただ修正波動は複雑になることもありますので、柔軟に対応していきたいところです。
もうひとつの可能性としては、既に7/8にトレンド転換していて、現在はプライマリーのC波動の1波動目がスタートしているとの可能性もあります。
次に直近の波形を確認してみたいと思います。
ドル円為替相場直近の波形
現在は上昇推進5波動の3波動目の可能性があり、3-3波動目が昨日のウィークリーPivotのレジスタンス2で終了して、3-4波動目に入っているのではないでしょうか。
現状までの波形からのカウントですので、あくまでも参考程度に考えてほしいのですが、この3-4波動は3-3波動の高値を上抜けていることから拡大フラット(又はランニングトライアングル)を展開する可能性があります。
ここからは1-3チャネルが意識されてくるものと思われますが、拡大フラット修正で下降してチャネルにタッチ(又は超えて戻ってくる)してから3-5波動が始まり、フィボナッチ比率2.618(赤丸)を目指す可能性を考えています。
もうひとつは青丸の地点が3-3波動の終点の可能性もあります。
どちらにしてもフィボナッチ比率2.618倍を目指してくるのでしょうか。
ただ1波動目のフィボナッチ比率2.618倍の103.55はC-5-3-1の安値でもあり、この付近では相当な売りが入ってくると思われ、ここで3波動目が終了すると予想していますが・・。
欧州時間からは、ユーロ、ポンドの動きにも注意を払う必要がありそうです。