チャネルタッチで先陣はユーロ円か、それとも同時下降か?





ユーロ円C-5-5へ移行開始か? ドル円その影響は?





昨日までは米国が祝日ということもあり大きな動きのない為替相場でしたが、本日の為替相場はユーロ円の1-3チャネル上ラインタッチからの下落により、ドル円、ポンド円も連れて下降しています。

このユーロ円の下降がC-5-5の下降であるならば、この下降はトレンド最後の下降推進5波動となり、その後トレンド転換してくるものと思われます。

また、本日のポンド円やドル円もこの影響から大きく下降していくのでしょうか。



ユーロ円為替相場4時間足

クリックすると大きくなります
上のチャートはユーロ円為替相場4時間足です。

やはりC-5-3のフィボナッチ比率38.2と1-3チャネル上ラインタッチの重なる地点から下落となっています。

この下落がC-5-5の最後の下落となるならば、下降推進波(5波動構成)になるはずです。4時間足から時間軸を落として現在の波形を確認してみたいと思います。


ユーロ円為替相場15分足

クリックすると大きくなります
上のチャートはユーロ円為替相場15分足です。

赤丸の波形を確認すると角度的にも推進波の可能性が高いのではないでしょうか。現在は最後の5波動中の1波動目を形成している途中だと思われます(3-4、又は4波動目?)。

この1波動目が綺麗な推進波動になれば、その後2波動目の押し目を経て大きな下降の3波動目に移ることになります。

しかしここからは、この後のトレンド転換を考えてチャネル等を使いながらロングのエントリーポイントを探りたいところです(2、又は3波動目が終われば転換点も推定可能)。


このユーロ円の下降の影響はポンド円、ドル円にどんな影響を与えるのでしょうか。



ポンド円為替相場4時間足


クリックすると大きくなります

上のチャートはポンド円為替相場4時間足です。

ポンド円は、1-3のチャネルにはタッチしていませんがユーロ円に連れて下降してきています。

ユーロ円に連れてこのままC-5-5に移行してしまうのか、又はここからユーロ円とは別の推移で5-3-5のジグザグ修正を経てチャネルにタッチした後に下降していくのか判断が難しいところです。

6/27から6/29までの上昇のフィボナッチ比率61.8(青丸)を下回っており、79.0(緑丸)を更に下回るとジグザグ修正の可能性も低くなり、チャネルラインにタッチすることなく下降するかもしれません。

ポンド円は本日17:30にサービス業購買部協会景気指数と18:30~19:00からイングランド銀行総裁の発言があるので注目したいところです。



ドル円為替相場も同様にユーロ円に連れて下降していますが、フィボナッチPivotのサポート4から切り返しているようです。

このユーロ円の下降に連れてポンド円とドル円が共に下降するのか、本日の欧州時間以降には注意しておく必要がありそうです。

ただ、ドル円については100.80付近の強力なサポートがあるので、もし大きく下降してくるようなことがあればロングでエントリーしてみようと考えています。