来週の為替予想!ドル円はどちらに抜けていくのか
米国の雇用統計後の動きは上下に大きく動いて、結果どちらにも抜けきることが出来ない結果となりました。
これは4波動目に抑えようとする売り方とFR50からの反転意識した買い方の攻防からの動きと考えられ、結果両者痛み分けで来週早々にも再戦といった状況で終わってしまいました。
雇用統計は良い数字が出るのではと予想していましたが、それ以上に良い内容でした。しかし、現在のファンダメンタルズを象徴するような、この上に抜けきれない展開は95円を目指すことを予兆しているのでしょうか。
ただ、週足の終値でFR50付近を守ることができたことにより、来週以降のドル円の反転の可能性もあるのではないでしょうか。
それではドル円為替相場の現在地をおさらいしてみたいと思います。
ドル円為替相場来週の見通し
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上のチャートはドル円為替相場週足です。
現在のドル円為替相場は2011年10月から2015年6月までの推進波に対する修正の最終局面に位置しているものと思われます。 つまり、上昇トレンドの押し目の段階となります。
すでに、推進波に対するフィボナッチ比率50%のリトレイスを達成してきており、更に61.8%に向けて下降していくのかという状況です。今週の週足の終値では、フィボナッチ比率50%のリトレイス付近を辛うじて守っています。
当初の予想では、このフィボナッチ比率50%(2011年からの推進波5-2安値)の反転の可能性が高いと考えていましたが、現在のファンダメンタルズから考えてもフィボナッチ比率61.8%のリトレイス目指す可能性も高くなってきていると思います。
その辺りをもう少し時間軸を落とした波形で展望してみたいと思います。
ドル円為替相場日足チャートポイント
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上のチャートはドル円為替相場日足です。
推進波に比べて修正波はパターンも多く、その波形が複雑になり予想は難しいものがあります。このドル円為替相場の修正波も複雑な波形をしていますが、あえて予想してみると、現在ABC修正の最後のC波動の最終局面に位置し、その5波動目が延長しているのではないのかと考えています。
今週末の段階ではその5-3-4、又は5-4波動にあり、この後1-3チャネル上ラインに向けての上昇した後にC-5-5波動へ移行してトレンド転換するのではと予想します。
※チャネルラインについては「チャネルラインはこの3つを使え 引き方と目的まとめ」をご覧ください
※チャネルラインについては「チャネルラインはこの3つを使え 引き方と目的まとめ」をご覧ください
この最後のC-5-5波動では、フィボナッチ比率61.8リトレイスの95円付近を目指す可能性があるのではないかと思います。
次に米国の雇用統計後の動きを含めたチャートを、さらに時間軸を落として確認して見ます。
今後の2つのシナリオ(ドル円1時間足)
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上のチャートはドル円為替相場1時間足です。
C-5-3-5を1時間足にして波形を確認してみると、2つのシナリオの可能性があるのではないかと予想しています。
ひとつ目が上の波動構成で、雇用統計(紫丸)地点では4波動目のトライアングルで来週前半に5波動目の下降で2-4チャネルの1波動ライン(又は3波動ライン)にタッチしてC-5-4へ移行するものです。
雇用統計後の上昇が抑えられたのも、この4波動目を意識した売り方によるものだと思われ、また下ではフィボナッチ比率50(緑ライン)を意識した買い方により押し戻されたものと思われます。
次に、もうひとつのシナリオです。
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もうひとつは、7/6の下降でC-5-3が既に終了して、その後の上昇はC-5-4移行後の推進波で、現在は2波動目の修正波を構成しているというものです。
このシナリオの場合には、1波動目は5波動構成の推進波でなければいけませんが、波形を確認してみると推進波のようにも見えます。
こちらのケースも想定しておく必要がありそうです。
上のチャートはユーロ円為替相場週足です。
ユーロ円は2012年からの上昇推進波(1波動延長型)に対するABC修正のC波動に位置しているものと思われます。現在すでに上昇推進波の61.8%を超えてリトレイスしてきており、いつトレンド転換してもおかしくないものと予想しています。
現在の修正がジグザグ修正であるとするならば、C波動はA波動のフィボナッチ比率1.00倍、1.272倍、1.618倍の大きさになることが予想されますが、既に1.00倍を超えて、1.272倍(赤丸)で週足の実線が踏みとどまっているといった現状です。
1.618倍の可能性も出てきたかもしれません。
上のチャートはユーロ円為替相場4時間足です。
先週は黄色の枠内で反転していくのではないかとイメージしていました。現在もそのイメージではあるのですが、C波動がA波動の1.618倍を目指すのであるならば、現在はC-5-3波動目がまだ終点を迎えておらず、延長してきている可能性もありそうです。
上のチャートはポンド円為替相場日足です。
ポンド円については考え方を修正しなければなりません。現在はC-5波動目が延長してきていますが、どうもそのC-5-3波動目がさらに延長してきているようです。
2-4チャネル(赤ラインチャネル)を明確に割り、チャネル内に戻れなかったことにより、現在はC-5-3をまだ形成中でその内部波動の4波動目と推定されます。この後の5波動目がC-5-1のフィボナッチ比率1.618倍(緑丸)を超えて終了し、C-5-4、C-5-5を迎えるのではないでしょうか。
来週の前半にC-5-3の最後の下降がある場合でも、すでにC-5-1のフィボナッチ比率1.618倍の目標は達成しており、127.00~127.50付近で終了して、C-5-4へ移行するのではないかとイメージしています。
以上が来週の為替予想です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
追記
カープが独走だ~
緒方監督、去年は散々愚痴ってしまい、すみませんでしたm(__)m
ユーロ円為替相場来週の見通し
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ユーロ円は2012年からの上昇推進波(1波動延長型)に対するABC修正のC波動に位置しているものと思われます。現在すでに上昇推進波の61.8%を超えてリトレイスしてきており、いつトレンド転換してもおかしくないものと予想しています。
現在の修正がジグザグ修正であるとするならば、C波動はA波動のフィボナッチ比率1.00倍、1.272倍、1.618倍の大きさになることが予想されますが、既に1.00倍を超えて、1.272倍(赤丸)で週足の実線が踏みとどまっているといった現状です。
1.618倍の可能性も出てきたかもしれません。
ユーロ円為替相場直近の動向
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先週は黄色の枠内で反転していくのではないかとイメージしていました。現在もそのイメージではあるのですが、C波動がA波動の1.618倍を目指すのであるならば、現在はC-5-3波動目がまだ終点を迎えておらず、延長してきている可能性もありそうです。
ポンド円来週の見通し
ポンド円については考え方を修正しなければなりません。現在はC-5波動目が延長してきていますが、どうもそのC-5-3波動目がさらに延長してきているようです。
2-4チャネル(赤ラインチャネル)を明確に割り、チャネル内に戻れなかったことにより、現在はC-5-3をまだ形成中でその内部波動の4波動目と推定されます。この後の5波動目がC-5-1のフィボナッチ比率1.618倍(緑丸)を超えて終了し、C-5-4、C-5-5を迎えるのではないでしょうか。
来週の前半にC-5-3の最後の下降がある場合でも、すでにC-5-1のフィボナッチ比率1.618倍の目標は達成しており、127.00~127.50付近で終了して、C-5-4へ移行するのではないかとイメージしています。
以上が来週の為替予想です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
追記
カープが独走だ~
緒方監督、去年は散々愚痴ってしまい、すみませんでしたm(__)m