為替リスク管理 今週のポジション 






今週は、明日(7/16)に米国経済指標のCPI、エネルギーと食品を除くコア指数の発表があります。

大きく動く可能性もありますので、損切りポイントや新規ポジションの計画を立てておこうと思います。

為替リスク管理の面からもポジションの計画を立てておくことは、為替相場で収益を上げるためには欠かせないものです。






為替 リスク管理 ポジション計画





よく「何十連勝達成」という見出しをよく目にします。

羨ましいです。 正直に、自分の勝率を考えてみると4割にも届かないと思います。ひょっとすると3割程度かもしれません。

しかし、いままで為替相場のトレードでは、かなりの収益を上げています。 これは、トレードスタイルにも大きく関係してきますが、私の場合は「トレンド転換付近でタイミングよくポジションを持つ」ことに成功していたからだと考えています。




タイミングよくポジションを持つ


2011年からの上昇トレンドの時も、2012年に78円でロング参入したポジションは、2015年までホールドしていました(2014年の2月に半分利確、2014年10月に追加でロング)。

大きな段階のトレンド転換点付近で、タイミングよくポジションを持つことができれば、これほど楽なことはありません。後は何もしなくても数年間はホールドしたままでいいのですから。


ただ、このタイミングよくポジションを持つことは大変に難しいものです。 なぜならトレンドは一気転換することはほとんどなく、底堅く推移しながら時間を掛けて反転してきます。

2011年のトレンド転換時も、1波始点(75円)から2波終点(77円)まで1年間掛かっています。

また、当初の予想していた転換ポイントを下回ってくる可能性もあります。


ですので、トレンド転換付近では、焦らず為替リスク管理もしっかり計画しておく必要があります。










損切りは小さく、利益は大きく




為替相場で収益を上げていくためには「損切りは小さく、利益は大きく」に尽きるのではないでしょうか。

勝率がたとえ1割でも損切りが小さく利益が大きければ、トータルではプラスになることもあります。


つまり、為替リスク管理によって、エントリー時の枚数や損切りポイントをしっかりしておけば、結構安全に収益を上げていくことが出来ます。


そこで、今週のポジションの計画を個人的に立ててみたいと思います。









今週のポジションの計画

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上のチャートはドル円為替相場4時間足です。


円高に振れた場合



現在、すでに結構な枚数のロングポジションを持っています。 しかし、為替リスク管理の面から赤丸の地点(修正波の終点と予想)を下回ったところで(ウィークリーフィボナッチPivotサポート1の少し下の紫丸)、一旦スクエアにしようと予定しています。

しかし、この付近(黄色太枠内)では、どうしてもロングポジションを持っておきたいと考えていて(この付近でトレンドが転換する、又はトレンド転換したと予想)、青丸付近で、波形を確認しながらロングのエントリーを考えています。

損切りポイントは、ウィークリーフィボナッチPivotサポート3の少し下の黒点線を予定しています。

ウィークリーフィボナッチPivotサポート4でもエントリー予定で、損切りポイントは、6/24の安値(緑丸)を下回った地点を予定しています。

ここからフィボナッチ比率61.8のリトレイスの95円までは、ロング参入の計画はありません。

円安に振れた場合


現状のポジションはそのままホールドします。

追加のロング参入は、107.60を超えてくるまでは控えようと考えています(ここを超えてくればトレンド転換がかなり濃厚)。


以上、今週のポジション計画でした。