調整波後は絶好の買場か



トレンド転換している可能性があるドル円為替相場。


3波動目終了後、1-3チャネルタッチで5波動目へ移行していましたが、トランケーション(5波動目が3波の高値を超えてこれない)で終了したようです。



5波動目のエクステンションの可能性は残っているものの、おそらく3-2の修正局面に入っているのではないかと考えています。

修正局面の予想は大変難しく、なかなか思い通りの展開にはなりません。 このような局面では、トレードを休むのも選択肢のひとつではないでしょうか。

しかし、この修正後は絶好の買場になる可能性があります。 つまり、エリオット波動で最も勢いのある3-3へ移行していく可能性があるからです。






今週は修正波動の終点を見極める局面か!?


3波動目延長型衝撃波がひとまず完成しましたが、ここからの可能性として2つの展開が想定できるのではないでしょうか。

ひとつ目は、衝撃波の5波動目がエクステンションしてくる展開。

ふたつ目は、3-2の修正局面へ移行してくる展開。

まずは直近の波形を確認してみます。


5波動目のトランケーション

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結局、修正4波動目は1-3チャネルに丁度タッチしてからのスタートとなりました。

4波動目の終点は、3波動目の38.2のリトレイスポイント、又は1-3チャネルタッチ付近の可能性が高いのですが、今回は1-3チャネルタッチポイントとなっています。

5波動目の大きさは、3波動目延長型推進波の場合、1波の1.00倍、又は1.618倍になることが多いのですが、今回は5波=1波の大きさとなりました。

しかし、5波動目が1.00倍の大きさとなったために、3波動目の高値を超えてこれないトランケーションとなっています。  ここでひとまず衝撃波は完成といえるでしょう。

ここからは5波動目の始点(赤点線)を下回らない限り、エクステンションの可能性が残っています。

5波動目のエクステンションについては「エクステンション徹底解剖」をご覧ください

個人的には、3-2の修正局面に入っている可能性の方が高いのではと考えてはいるのですが、この赤点線を割るまでは、エクステンションの可能性も頭に入れておきたいところです。


追記 現在直近の波形を精査してみると3波の下降のようです。 するとフラット系か、複合、トライアングル、そしてエクステンションの可能性が出てきたようです。


修正局面の展開

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上のチャートは、前回の週間予想にアップした、大きな段階の4時間足チャートです。

ひとつ上の大きな段階からの展開を考えると、今回の衝撃波は3波動目の内部波動の1波動目の可能性が高いと予想しています。

左のイメージ図のように、3-2の修正後、3-3へ移行していくのではないでしょうか。




3-2の修正波イメージ


3-2の修正波の予想は大変難しいのですが、主に予想される展開としては、上の図の5つのだと思います。

これらの修正パターンはそれぞれに特徴があり、リトレイスしてくる大きさ等が異なり、浅い修正幅になったり、深い修正幅になることもあります。

現在の段階では何とも言えませんが、もう少し波形がはっきりとしてきた段階で、終点の予想もしてみたいと考えています。



3-2の終点付近は絶好の買場になる可能性がありますが、修正波終点の見極めは大変に難しいものです。

おそらく、最後は小さな段階の推進波で終点を迎えると思いますが(3-3-5や5-3-5などの最後の5)、よほど終点の確証がない限りは、ピンポイントのエントリーは控えようと思います。

5分足の推進波を確認した後の修正波終点、又は1時間足で推進波を確認した後の修正波終点でのエントリー(短期枠)を考えています。


以上、本日の為替予想でした。


追記

いつもあたたかい励ましのメッセージありがとうございます。「毎日のブログの更新」についての質問をいただきました。 専業投資家ではないため、ブログの更新やツイッターでの情報発信する時間は限定的になります。 すみません。
ただ、時間がある場合にはできるだけブログの更新をしていきたいと考えています。

カープCSがんばれ~