為替展望 ドル円新たな上昇1波動目の可能性を検証!



10/25の高値104.871を超えてきたものの週末には、104.45と一気に約1円の下落を見せたドル円為替相場。

週末のポジション調整や、ヒラリーのメール問題などがその要因とされています(それも要因のひとつだと思います)。



ただ、ドル円はもともとダイバージェンスが発生しており、さらに上への展開にもっていく力が残っていなかったところへ、ユーロドルの修正波(3-3-5)の最後の上昇推進波の発生が重なり、大きく下げてきたものではないかと考えています。

エリオット波動では、ダイバージェンスは推進波の5波動目の終点で必ずといっていいほど現れてきます。 ドル円為替相場において、どこかの段階で推進波が終了したかもしれません。

本日の「週間為替予想」は、この辺を掘り下げてみたいと思います。






ここからの調整はどちらの修正波?




まずはおさらいとして、現在のドル円為替相場の現在地予想を確認してみたいと思います。


ドル円予想波動カウント(大きな段階)

ドル円日足チャート
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上のチャートはドル円為替相場日足です。  

「大きな段階の波動カウント」についての質問を頂きましたので、再度簡単に説明します。

大きな段階の波動は、上のチャートに記載したカウントを予想しています。 2015年11月からのabc修正が、2016年8月にトランケーションで終了したのではないのかと予想しています。

修正波のカウントはあまりあてにはなりませんが、予想としては5/1の第1回目の週間為替予想から大きくは変わっていません。WXYの複合修正の可能性もあるとは思うのですが、個人的には単純なabc修正で、C波の最後の推進波の5波動目がエクステンションして、8/18の99.60付近でトレンド転換していると予想しています。 

理由としては

C波動の推進波が、5波動目がエクステンションした場合のフィボナッチ黄金比率61.8(C-4の高値)でぴったりと区分されていること

エリオット波動のセオリーである、2011年からの5波動目延長型推進波の5-2の安値ラインからの反転であること

他にもマンスリーのRSIでダイバージェンスが発生しているなどあるのですが、大きなところは以上のポイントです。

尚、最後のC-5-5はトランケーションで終了したと考えていますが、理由として、ひとつ下の段階の波動カウントで5波動構成の推進波であると判断しているためです。

あまりあてにはなりませんが、以上がご質問の回答になります。

現在は、トレンド転換後の3-1が終了して、3-2の修正波を展開しているというところが基本的な目線です。

0-2チャネルを勢いよく超えてこれない限りは3-3へ移行していないと考えた方がいいかもしれません。

しかし、この0-2チャネルを実線で超えてきたときには、トリプルボトムの可能性が高かまり、さらに5-1波の安値ラインを実線で超えてきた場合には、トレンド転換が決定的になるのではないでしょうか。

週末は、この0-2チャネルに跳ね返された格好になりました。 しかし、0-2チャネルはレジスタンスではありますが、また強力なサポートラインにもなります。

つまり、今後大きな調整があるとしても、この0-2チャネルを下回らない限り、トレンド転換の可能性が高いのではと予想しています。


次に、エリオット波動において、どの辺に位置しているのか見てみましょう。








エリオット波動においての現在地

ドル円の現在地
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上の図は、エリオット波動の理想的な推進波のイメージです。

予想として、現在のドル円為替相場は、3波動目の副次波の1波動目が終了して、2波動目の地点に位置しているというのが基本的な目線です(緑丸)。

しかし、今週末の上昇が推進波であるならば3波動目の3の内部波動の1波動目が終了した地点である可能性もあります(青丸)。

ダイバージェンスが発生していることから考えて、推進波かもしれません。

直近の波形で、推進波であるのかを確認してみます。





ドル円為替相場直近の波形

ドル円4時間足チャート
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上のチャートはドル円為替相場4時間足です。 4時間足ではダイバージェンスが発生しています(通常の14ではなく9を使用しています)。

エリオット波動では、推進波の5波動目はダイバージェンスを伴って終点を迎えます(ダイバージェンスが発生したからといって必ず推進波となるわけではありません)。

この直近の上昇(黄色丸)は微妙な波形をしています。5波動目延長型の推進波とも考えられなくはありません(黄金比率からみても)。

たしかに、1波動目と4波動目がヒゲの部分重複しており、エリオット波動のルールから外れています。しかし、エリオット波動の一時的に破れとも考えられます。

もし、この波動が推進波であるならば、3-3の内部波動の1波動目の可能性があり、調整後に0-2チャネルを大きく超えていくことが予想されます(黒点線波動ライン)。

この推進波の始点(黒点線)を下回るまでは、このような展開も頭に入れておいた方が良いかもしれません。

しかし、基本的には3-2の修正波が続いていると個人的には予想しており、ランニングトライアングルや、拡大フラット(大きく調整してくる)などの展開(赤点線波動ライン)が続いてくるのではないかと考えています(修正波の予想はあてになりませんが・・)。


今週末の大きな下落は、推進波の完成、又はbの終点(aの1.382)の到達が要因と考えられます。 週明けは、どちらの展開になるにせよ、調整局面の展開となるのではないでしょうか(少し戻してからの下降かもしれません)。

また、約1円の大きな下落は、ユーロドルの上昇推進波発生にともない、ドルが売られたこも要因のひとつだと予想しています。







ユーロドルは修正の推進波が発生か?



ユーロドルひとつ目のカウント

ユーロドルひとつ目カウント
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上のチャートはユーロドル為替相場4時間足です。 

トライアングルチャネルを割り込み、大きな段階の5波動目に突入したと思われるユーロドル為替相場。 個人的には、2つのカウントを予想しています。



ひとつ目は、5-1波動目の副次波の3波動目の内部波動の4波動目を展開しているというカウントです。

3波動目が、1波動目のフィボナッチ比率1.618倍を超えて終了し、推進波であることがほぼ確定といってよさそうです。

推進波の判断については「3波の見極めと見込み波」をご覧ください



ユーロドル2つ目のカウント

ユーロドル2つ目のカウント
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ふたつ目のカウントは、5-1波動目の副次波の3波動目が終了して、4波動目が進行しているというものです。




ユーロドル直近の波形

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ひとつ下の段階を確認してみます。

3波動目が終了した後の修正4波動目(黄色丸)は、単純なabc修正をしており、今週末は最後のCの推進波の副次波3波動目で大きく上昇して終わっています。

この上昇でドルが売られたことにより、通貨の連動からドル円が大きく下落したものと思われます。

ユーロドルの今後の展開としては、1-3チャネルが4波動目の終点として注目されるポイントで、このチャネルにタッチ、又は行き過ぎからの反転で5波動目、又は3波動目の内部波動の5がスタートするものと予想しています。

ひとつ目のカウントであれば緑チャネル、ふたつ目のカウントであれば赤チャネルが反転ポイントになりそうです。



ドル円をトレードする場合においても、このユーロドルの動きには注意を払っておくといいかもしれません(最近は特に通貨の連動が高まっている)。

以上、「週間為替予想」でした。



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