1波動目延長型の可能性もあり




11/9から3-3がスタートしている可能性が高いドル円為替相場。 すでに3-3(予想)で7円以上の上昇をみせています。



エリオット波動で最も勢いのある波動だけに、勢いはすさまじいものがあります。しかし、現在進行している衝撃波は、1波動目延長型推進波の可能性もあり少し注意が必要のようです。

本日の為替予想はその辺りを掘り下げてみます。
 







1波動目延長型? それとも・・

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上のチャートはドル円為替相場日足です。 0-2チャネルを超えて勢いよく上昇しています。 昨日の上昇で、1波動目の1.618倍を超え、また4/10の安値ラインを超えてきており、トレンド転換しているといっていいのではないでしょうか。 週足レベルの大きい段階で考えれば、上昇トレンドの押し目が終わり、再び上昇トレンドに戻ったことになります。

ここからの展開が気になるところです。 現在進行中の衝撃波(3-3)がどこまで大きくなるのかが焦点になります。  

黒点線の波形を1時間足レベルで確認すると、1波動目延長型衝撃波の可能性があります。もし、1波動目延長型であるならば、3-3の終点はフィボナッチ黄金比率から考えて、黄色枠付近の可能性が高く、このポイントは上昇を抑え込む最後の砦マンスリーフィボナッチPivotのレジスタンス4と重なります。 更に1波動目の1.618倍のポイントでもあります。


この3つが重なる黄色枠付近を超えてこれるかがこれからの焦点となりそうです。 もし、この黄色枠を超えてくるようであれば、現在進行中の黒点線の衝撃波は3波動目延長型の衝撃波である可能性もでてきます(そうなると3-3の終点はさらに上となります)。


ドル円の衝撃波が1波動目延長型であるならば、相関関係からユーロドルの5-1も1波動目延長型である可能性がでてきます。もしそうであるならば、1.065付近が5-1の終点の可能性が高く、そこから5-2のプルバックもあるかもしれません。 少し注意しておいた方がよさそうです。

以上、本日の為替予想でした。