ポンド円は衝撃波を展開?



ドル円の勢いが止まりません。 エリオット波動で最も勢いのある3波動目の内部波動の3波動目を展開しているので強いのは当然なのですが、11/9から1円/1日のペースで13円以上の上昇は予想以上です。



大きい段階(週足レベル)で、上昇トレンドの修正波(押し目)が終わり、本来の上昇トレンドに回帰したということも、この強い展開の要因のようです。

この上昇はどこまで続くのでしょうか。 

近年はEAの普及に伴い、通貨間の連動が強くなっています。そこで、本日はドル円為替相場も影響を受けるであろうポンド円の展開を確認してみたいと思います。







底打ちの可能性があるポンド円為替相場


まずは、ポンド円の日足で現在地を確認して見ます。

ポンド円日足チャート

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上のチャートはポンド円為替相場日足です。 現在、最弱といわれているポンドですが、2015年6月から続いている下降は底打ちした可能性も出てきました。

当初は緑丸の推進波を1波動目と予想していたのですが、その後下降推進波で安値を更新してきたことからカウント間違えとなっていました。  

上のチャートが、カウント修正したものです。 緑丸の推進波は、abc修正の最後の推進波の可能性がありそうです。そう考えると、その後の下降推進波の終点(赤丸)が底打ちポイントかもしれません。

現在進行中の上昇が衝撃波(推進波)であれば、底打ちの可能性も出てきそうです。





ポンド円1時間足チャート

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上のチャートはポンド円1時間足です。  直近の波形では、すでに1のフィボナッチ比率3.00倍を超えてきています。 そして本日、フィボナッチ比率4.00に到達してきました。

この上昇波形は衝撃波であると思われ、ポンド円は底打ちの可能性が出てきたようです。

ここからは、このフィボナッチ比率4.00倍を超えてこれるかが焦点となりそうです。しかし、ここから修正4波動を展開してくる可能性もありそうです。


最後にドル円為替相場の直近の波形を簡単に確認して見ます。





ドル円ウィークリーF.Pivotレジ3到達

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上のチャートはドル円為替相場30分足です。 横這いの複合修正波(緑点線)からの上昇で、ウィークリーフィボナッチPivotレジスタンス3に本日到達してきました。

この横這いの複合修正波は、3-3-3(3-3の内部波動の3波動目)の修正4波動目の可能性がありそうです。あまりあてにはなりませんが、2-4チャネルにタッチした本日の上昇で、3-3-3が終了したかもしれません。 少し注意しておいた方が良いかもしれません。

以上、本日の為替予想でした。