ジャンプを予感させる直近波形




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食通でもないのですが、すぐにハマってしまう方です。最近ハマっているのが「さぬきうどん」なんです。 どうしてこんなに喉越しがいいんでしょうか。 近々、本場香川に日帰りうどんツアーを計画しています。今から楽しみです。


さて、今週の為替相場。ドル円はトライアングル(又は複合修正波)から衝撃波を展開している可能性が高く、クロス円もラストスパートに向けて力を蓄えているといった状況だと予想しています。

今日の為替予想は、ポンド円と豪ドル円のこれからの動向を予想してみたいと思います。





その前にひとつ。為替相場の調整局面では複合修正波がよく現れてきます。 フラット系修正波やジグザグ修正波、トライアングル系が調整波の基本ですが、複合修正波はその名の通りこれらの修正波の複合系です。

これらの修正波を複合させるために現れるのがX波といわれるものです。 X波はその多くが小さなジグザグで展開されます(X波基本的に前の波動の高値は越えない)。

よく現れる横這い複合修正波(4波動目によく現れる)のパターンは、W波(フラット)→X波(ジグザグ)→Y(ジグザグ、又はトライアングル)です。 

また、横這い複合調整波ではない急こう配の複合修正波(2波動目によく現れる)のパターンはW(ジグザグ)→X→Y(ジグザグ)のダブルジグザグです。このダブルジグザグでリトレイスの目標に到達しない場合、もうひとつジグザグが入るトリプルスリーが現れます。

複合修正波は慣れないと難しいかもしれませんが、基本のフラット系やジグザグをマスターした後にはぜひトライしてみてください。きっとエントリータイミングが良くなると思いますよ。










トライアングル?複合修正波?


ポンド円4時間足チャート
上はポンド円4時間足チャートです。 ポンド円は調整局面が終わり、赤点線枠最初の衝撃波が新たな上昇の1波動目になると予想していましたが、結局ジグザグの3波動展開で終了しています。こうなると考えられる展開はトライアングル、又は複合修正波です。 

トライアングルで検討してみると、3-3-3と続いていることから、現在はD波を展開中、又はC波が複雑な展開を見せている可能性もあります。 

通常、トライアングルは内部波動のうち1つの波動は複雑な展開を見せます。複雑になっているのは、C波なのかD波なのかもう少し展開が進まないと判断が難しいようです(C波が複雑になることが多い)。

もうひとつの複合修正波で考えてみると、WXYのY波動を展開している可能性があります。そうすると、このY波動が小さなトライアングルになるのかもしれません(Y波がトライアングル以外の展開を見せる可能性もあります)。

どちらにしても上を目指しての修正波4波動目を展開しているのではないでしょうか。







5波動目内部波動1波動目の可能性が高い?


豪ドル円4時間足
上は、2/15にアップした豪ドル円4時間足です。 豪ドル円は複合修正波Y波動がトライアングルで終了し、5波動目がスタートしていると予想しています。

5波動目の1発目の衝撃波はすでに終了しており、この衝撃波で5波動目が終了しても正当化されます(左上のケース1)。 しかし、ケース2の可能性が高くなってきているようです。






3波動構成のa波動?

豪ドル円1時間足
その後の展開を確認してみると、上昇衝撃波に続く波動は3波動構成のジグザグ修正であるようです(赤点線枠)。 5波動構成の衝撃波を展開出来ていないことから、上への展開が続いて行くことを示唆しています。

このジグザグは、abc修正のa波である可能性が高いのではないでしょうか。 この後にb波→c波と続き5-2が波が終了(調整パターンはフラット系?)。 そして、5-3波動目で大きく上昇していくのではと予想しています。

本格的な上昇は来週以降になるかもしれませんが、この修正2波終点付近(反転確認後の押し目)でチャートを確認できる状態であればロングでエントリーしようと考えています。

以上、今日の為替予想でした。 

最後に、「衝撃波のエクステンションはどういう場合に起こる?」という質問をいただきました。通常は3波動目がエクステンションする3波動目延長型衝撃波なりますが、たしかに為替相場では、よく5波動目もよくエクステンションしてきます。

為替相場は目標を達成しようとする傾向が強くあります。 この目標とは、エリオット波動と同じ自然の法則である「フィボナッチ」です。

前の波動に対するフィボナッチ比率の目標に到達できない場合、複合調整波はWXYがWXYXZまで延びることにより目標を達成してきます。 衝撃波も同じく、3波動目が1.618倍を越えないような小さな波動になった場合、5波動目がエクステンションして目標を達成しようとしてきます。

つまり、衝撃波の3波動目が小さい波動(1波の1.00倍~1.618倍)になっている場合には、5波動目がエクステンションしてくる可能性があるということです(ただ、3波動目が2.00倍を大きく越えてくる場合においても、5波動目がエクステンションしてくることもあります)。

3波動目の大きさを意識しておくと、利益確定のタイミングもよくなるのかもしれません。