【本日の為替予想】難しい局面のドル円為替相場

アイキャッチ画像

ここ一週間で一気に温かくなってきました。昼間は温かいというよりも、むしろ暑いと言った方がいいかもしれません。花粉さえ飛んでいなければこの時期は最高なんですが・・。





0-2チャネルタッチとa波1.00倍ラインが重なる付近から反転の兆しを見せているドル円。昨日は勢いのあるところも見受けられ、このまま反転していきそうな雰囲気もあります。

ユーロドルの下降が本格的に始まればドル円の上値の重さも無くなり、一気に反転していくといった展開もあるかもしれません。また、今週から上昇衝撃波を展開しているユーロ円の動向も大きく影響してきそうです。

本日の為替予想は、ドル円とユーロドル、そしてトライアングルチャネルを越えてきたポンドドルの状況を確認してみたいと思います。


その前にひとつ。 スキャルピングやデイトレードの質問を最近よく頂きます。 

個人的にはスイングトレードをメインにしているので、あまり短期トレードはしていません。しかし、チャートに張り付ける時には短期のトレードもしています。スイングトレードのようなトレードルールは作っていないのですが、短期トレードをする場合に心掛けていることはいくつかあります。

まず、できるだけその時間帯のメイン通貨でトレードするようにしています。ドル円であるなら東京時間、ユーロドルなら欧州時間。そして、相関(逆相関)関係のある通貨と波動が合うポイントを狙うようにしています。

次に、衝撃波の押し目でエントリーするようにしています。つまり、3波(C波)を狙ってトレードしています。そして衝撃波が完成した段階で利益確定します(主に2-4チャネルの1波ラインタッチ)。5分足の衝撃波の時もあれば、その内部波動3波動目の衝撃波を1分足で確認して利益確定することもあります。このように利益確定していれば、たとえ5-3-5-3-5の衝撃波ではなく、5-3-5のジグザグで終了したとしても全く問題ありません(さらに伸びそうな時は、その衝撃波の押し目で再度エントリー)。 

そして、たとえスキャルピングであっても時間足の波動展開を確認します。波動の展開パターンをしっかりと見極められた時や、見込み波などの良い形の時にエントリーするように心がけています。

また次の機会に、この辺りを掘り下げてみたいと考えていますので、その時は参考にしてみてください。



1波延長型?それとも・・

ドル円日足チャート
上はドル円日足チャートにマルチタイム月足一目均衡表を表示させたものです。

ドル円はジグザグ系の調整波を展開中です。衝撃波→調整波(ジグザグ)と続いて、現在は2回目の衝撃波の終盤(又は既に終了?)の段階だと予想しています。

今のところ0-2チャネルタッチとa波の1.00倍ラインの重なるポイントから反転してきています。現在の修正波がジグザグであるならこの付近から反転してきそうです。ただ、現在の大きな段階の展開が修正2波動目だとすると、トリプルスリー(トリプルジグザグ)でもう一段下を目指す可能性もあります。

大きな段階の波動判断が不透明になってきているので、判断に迷ってしまうところではあります。ただ、この下降が下降衝撃波になるようなことは考えられないので、後から考えると、この付近は絶好の買場だったということになる可能性もありそうです。





小さな段階では衝撃波を展開

ドル円4時間足
上はドル円4時間足です。 前回の週間予想では、1波延長型衝撃波の可能性があると書きました。 もしそうであるならば、現在は4波動目の修正波を展開中ということになります。 そして最後の5波動目が緑枠付近で終了して衝撃波が完成すると予想されます。

しかし、赤色で入れたカウントも考えられます。このカウントであるならば、ここから大きく反転してくることも考えられます。

また、修正4波動目が緑色で入れたポイントの可能性もあります。 現在はこのカウントの2-4チャネルが意識されているようです。

直近の上昇は衝撃波を展開しており、見込み波とも考えられるいい形を展開しています。なんとも難ししい局面です。

次にユーロドルを見てみます。




ユーロドルc波衝撃波を展開中?

ユーロドル4時間足
上はユーロドル4時間足です。 ユーロドルは今週から上昇衝撃波を展開中です。この衝撃波は、abc修正最後のc波衝撃波ではないのかと予想しています。

このabc修正がひとつ上のa波になることがなければ、このc波衝撃波の後には下降衝撃波が続いていくと考えていますが、もしそうであるならばドル円の上値も軽くなるのかもしれません。

直近の衝撃波を確認すると現在は修正4波動目展開中、又は既に5波動目のどちらの可能性もありそうです。

すでに5波動目が始まっているならば、2-4チャネルの1波ライン、又は3波ラインタッチが終点になるかもしれません。この付近では、追加のショートを入れてみたいと思っています。

※チャネルラインについては「チャネルラインはこの3つを使え 引き方と目的まとめ」をご覧ください



トライアングルチャネルを越えたポンドドル


ポンドドル週足
上はポンドドル週足です。 ポンドドルは下降衝撃波の3-4波動目を展開中と予想しています。

修正4波動目は、トライアングルを展開している可能性もありましたが、このチャネルを上抜いてきました。 E波はよくチャネルを行き過ぎますが、ここまで越えてきているので、この波動は衝撃波のようです。そうすると、abc修正c波最後の衝撃波ではないでしょうか。

現在は3波動目の0.382リトレイスポイントで反転していますが、まだ衝撃波は終点を迎えてはいない可能性が高いようです(3-4?)。この衝撃波完成付近では、ショートでエントリーしてみたいと考えています。

  以上、今日の為替予想でした。