ユーロ円の衝撃波は完成か?

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平日の為替予想は記事を作成している間にトレンドが進んでいくので、更新する時にはチャートが結構違ってきます。 急いで作業しているのですが、この点はどうしようもないようです。ご容赦ください。





衝撃波が完成して調整波を展開しているドル円為替相場。 ユーロ円の衝撃波最後の5波動目が残っていたため下げるのにかなり苦労していましたが、昨日ユーロ円の衝撃波が完成する(予想)と同時に勢いよく下降してきました。

本日は、早朝からポンド円、ユーロ円、そしてドル円が揃って大きく下降してきています。それぞれ直近の上昇衝撃波に対する調整波動を展開してきたようです。

ポンド円とドル円は、ユーロ円より先行して調整局面に入っていたため、ここからの修正パターンは微妙に異なってくるかもしれません。 ユーロ円の修正パターンも確認しておくと、エントリーや利確のタイミングも計り易いかと思います。

本日の為替予想は、簡単にドル円とユーロ円の調整波を確認してみたいと思います。



修正a波展開のドル円為替相場

0-2チャネル越え

ドル円4時間足
上はドル円4時間足です。 ユーロ円の衝撃波が完成した後、1時間足一目均衡表雲を下抜け、そして本日は4時間足一目均衡表雲も下抜けてきました。 

この下降は、修正波動のa波(W波)の展開だと予想されます。 現在はa波の3番目の波動を展開しており、1番目の波動の1.00倍、また0-2チャネルを完全に越えてきています。

この展開が衝撃波に発展すればジグザグ系の調整パターン。3波動で終了すればフラット系の調整パターンが予想されます。

このa波の3番目の波動がどこでサポートされるのか。 この記事作成時、とりあえずデイリーF.Pivotサポート3で現在反転してきています。この下のサポートはデイリーF.Pivotサポート4、その下には1波動目の1.618倍ラインが控えています。

時間軸を落として、ひとつ下の段階の波形を確認してみたいと思います。

3波動目延長型衝撃波

ドル円1時間足

上はドル円1時間足チャートです。 

調整波の3波動目内部波動を確認すると、衝撃波を展開しているようです。本日は衝撃波内部波動3波動目で、すでに1波動目の2.00倍を越えてきています。

3波動目延長型衝撃波で、3波動目のどこかがエクステンションしているのですが、3-3波動目がエクステンション、又は3-5波動目がエクステンションのどちらかだと思われます。

3-5がエクステンションしてきているなら、現在のポイントで3波動目が終わったかもしれません。3-3がエクステンションしてきているなら、現在は3-4の反転だと思われます。この反転の大きさとチャネルとの関係(さらにひとつ下のチャネル)で判断することになりますが、どちらにしてももう一段下を目指す展開になりそうです。






ユーロ円は衝撃波が完成した可能性が高い?

5波動目延長型衝撃波

ユーロ円4時間足

上はユーロ円4時間足チャートです。 ドル円とは違い、ユーロ円はまだチャネルラインを割っていません。ただ、衝撃波は昨日完成した可能性が高いのではと予想しています。

このユーロ円の上昇衝撃波は、4波動目の安値で0.618に区分される5波動目延長型衝撃波だと予想しています。 エクステンションした5波動目の2-4チャネル1波ラインタッチで、衝撃波が完成したのではないでしょうか。ただ、明確なサインはチャネル割れと3波動目の高値ラインを下回ってくることです。

現在は、この上昇衝撃波に対する修正波の初動が現在地だと思われます。



1.00倍ラインの攻防

ユーロ円30分足
上はユーロ円30分足チャートです。

現在のユーロ円は、修正波動a波の1波動目を展開中だと思われます。内部波動の1波動目の1.00倍を越えた付近に3波動目が達しており、この付近では激しい攻防が行われています。

おそらくこの0-2チャネル上ラインがレジスタンスラインとなって、0-2チャネル下ラインを目指していくのではないでしょうか。衝撃波であるのであれば、現在の波動の大きさから考えて3波動目がエクステンションしてくる可能性が高いと思われます。

この3波動目が1波動目の1.618倍を越えてくるかに注目です。

以上、本日の為替予想でした。