今週のドル円は方向性がはっきりしない展開です。この辺りに長く留まるようだと、もう一段下を目指す展開もありそうですが。
トレードスタイルが長期スイングメインなので、今年に入りあまりトレードしていなかったのですが、先週から大きな段階で節目を迎えているユーロドルやポンドドルでポジションを仕込んでいます。
しかし、ユーロドルの展開を見ると、横這いの複合修正波を展開しているようにも見え、「ひよっとすると本当にトレンド転換している」という気持ちもあります。 反対の展開になっても慌てないよう、リスク管理は万全にしておきたいと思います。
ドル円についても、現在は4/17からの上昇衝撃波に対する調整局面であると予想しているので、衝撃波始点ラインをバックに出来るだけ引き付けて追加のポジションを建てたいと考えています。
しかし、今週のドル円の展開は難解で、もう少し様子を見てからの参入になるかもしれません。 ユーロドルとユーロ円が逆相関の展開を見せ始めればロングで参入してみたいと思います。
本日の為替予想は、ポンドドルとドル円を簡単に。
その前にひとつ。先日、どんなタイミングでエントリーしているのですかという質問をいただきました。
基本スイングなので、週足や日足の段階の波形を確認しながらトレードしています。調整局面ではジグザグとトライアングルのみで、基本的にはトレードはお休みします。
主に狙うのは衝撃波の始点付近、2波終点付近、そして4波終点付近です。エリオット波動はフラクタル構造になっているので、エントリーは5分足や1分足を使いタイミングを計っています。
修正波c波などの衝撃波2-4チャネル1波(又は3波)ラインタッチでピンポイントにエントリーすることもあれば、2-4チャネル割れのタイミングや反転衝撃波の押し目でエントリーすることもあります。
他にも修正c波がa波の1.618倍まで大きくなった場合には、そこでピンポイントにエントリーすることもあります。
参考になるか分かりませんが、こんな感じでエントリーしていますよ。
この波動は1波延長型衝撃波?
ポンドドル1時間足です。ポンドドルの現在地は、6/8からの下降衝撃波に対する調整局面だと予想しています。昨日からの衝撃波は、abc修正最後のc波衝撃波、又はオレンジ点線枠の下降衝撃波に対する調整波のどちらかだと予想しています。
上昇波形を確認すると、1波延長型衝撃波のように見えます。 もしそうであるならば、この後には4波→5波と続いて、1~2波1.00倍に対する3~5波0.618の赤点線ラインで終点を迎えるのではと考えています。
ただ、この衝撃波は、衝撃波の副次波の3波動目の衝撃波の可能性もあるかもしれません(衝撃波始点付近の小さな衝撃波が1波目の可能性も)。
今のところ、もし赤点線ラインまで上昇してくるのであれば、このラインで枚数を落として打診買いをしてみたいと思っています。
追記 19:20 これが正解のようです。2波が深いため、2-4チャネルに届きませんでした。
週明けの下降もジグザグ止まり
窓埋めからの上昇波形が衝撃波のように見えないので、もう一段下を目指すのかと考えていましたが、週明けの下降もジグザグ(b波トライアングルE行き過ぎのパターン)止まり。どっちに抜けていくのか全く分かりません。
ジグザグ後の上昇波形(オレンジ点線枠)も衝撃波とは言い難い展開です(衝撃波の可能性はある?)。
現在のドル円は、ユーロ円やユーロドルと同じく、方向性が見えない状況です。欧州時間やニューヨーク時間で、ユーロドルやユーロ円がどっちに抜けていくかはっきりするまでは様子見のノートレードでいきたいと思います。
※エリオット波動の波の数え方は「エリオット波動の波の数え方 精度を上げるカウント手法」をご覧ください
以上、本日の為替予想でした。