tag:blogger.com,1999:blog-19555548129254839712024-03-06T04:44:10.380+09:00エリオット波動売買戦略 FXブログ125円超えて上昇の可能性のあるドル円為替相場やクロス円為替相場を中心に、収益を上げるチャンスであるトレンド転換点をピンポイントで為替予想するブログ! 2016年のドル円はトレンド転換の可能性が高いと予想!
少なくとも東京オリンピックの2020年までは上昇トレンドが続くか!TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comBlogger312125tag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-43509428611737459262020-04-19T12:59:00.001+09:002020-05-15T05:15:52.499+09:00【エリオット波動/中長期展望】ドルインデックス、主要通貨ペア、2020年~のトレンドはどっち?今回の月間為替予想は、エリオット波動でドルインデックス、主要通貨ペアの2020年以降の展開を予想してみたいと思います。<br />
<br />
<br />
FX/為替相場は各通貨(各通貨ペア)が影響しあいながら波動が進んでいきます。FXでエリオット波動を使う場合、この辺りが難しく、また面白いところでもあります。<br />
<br />
個人的には専業ではないのでチャートを見る時間は限られるのですが、<br />
<br />
「ドルインデックスが2-4チャネルにタッチした!」<br />
<br />
「ということは、ユーロドルはこの辺りから反転してくるぞ!」<br />
<br />
日々こんな感じでエリオット波動を使いながら楽しく相場の展開を推理しています。<br />
<br />
<br />
しかし、現在は各通貨ペアの波動展開がバラバラ。「あちらを立てればこちらが立たず」で、かなり複雑で神経質な展開となっています。<br />
<br />
<br />
そこで今回は少し視点を広くして「各通貨ペアの大きな流れ(トレンド)はどちらの方向にあるのか?」という中長期のイメージを綴ってみたいと思います。<br />
<br />
あくまでも個人的なイメージですが、参考になれば幸いです。<br />
<br />
<br />
<center>
<style>
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<br />
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>注目のドルインデックス、目標はもう一段上?</u></span></h2>
<br />
<br />
FX/為替相場の予想は、「現在はどの通貨(通貨ペア)が市場をリードしているのか?」<br />
この見極めがとても大事です。<br />
<br />
トレードで収益を上げるための大きなポイントになります。<br />
<br />
では、市場を主導することが多いのはどの通貨か?<br />
<br />
それは、基軸通貨の米ドル(特に、ニューヨーク時間)。<br />
<br />
<br />
まずは、最も注目されるそのドルインデックス(米ドル)から予想してみます。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7uqAF_JBUHlHkDHuApI9BkGuuu9vCuHcTQ62dlJ0P12R9TJ5ryMk9D0-AYHL53vNb9WGJBP7UFds2LMjjmrtdJZ0j9gg71H3rDpw8b-bef81lwYBhcK9TEQnnWgIxqJt1E2zH4mQQLJo/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2587%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B94.19+%25286%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドルインデックス月足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7uqAF_JBUHlHkDHuApI9BkGuuu9vCuHcTQ62dlJ0P12R9TJ5ryMk9D0-AYHL53vNb9WGJBP7UFds2LMjjmrtdJZ0j9gg71H3rDpw8b-bef81lwYBhcK9TEQnnWgIxqJt1E2zH4mQQLJo/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2587%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B94.19+%25286%2529.jpg" title="ドルインデックス月足チャート" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
上は、ドルインデックス月足チャートです。<br />
<br />
<br />
ドルインデックスは、2008年3月に3波延長型衝撃波(c波)が2-4チャネル1波ラインにタッチ→下降修正波トレンド(ジグザグ)が終わり上方向へトレンド転換。<br />
<br />
<br />
それ以降の強気相場の展開は、<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>ジグザグ修正波(ひと回り上の段階のaやWの可能性あり)</li>
<li>衝撃波(推進波)</li>
</ul>
<br />
<br />
この2つのどちらの可能性もあると考えています。<br />
<br />
展開を確認すると、2008年3月からがa波、または1波。そして、2011年4月からがc波、または3波。<br />
<br />
そして、直近はそのc波、または3波の衝撃波内部波動の5波動目。4波動目の拡大フラットで、一度全体の0-2チャネル内(黒点線チャネル)に戻っていましたが、次の5波動目で再び0-2チャネルを上抜けてきているという状況です。<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2020/03/blog-post.html" target="_blank">前回3/15の為替予想</a>のあと、ドル円とともに勢いよく上昇してきましたが、この上昇で内部波動衝撃波2-4チャネル(青色チャネル)の1波ラインタッチ→ヒゲを付けてa波、または1波×1.618ラインまでプルバック。<br />
<br />
「ここでc波、または衝撃波の副次波3波動目が完成?(売り手のイメージ)」と考えたくなります。<br />
<br />
しかし、4波動目の拡大フラットで1波動目の終点付近までプルバック、そしてその後の反転で拡大フラットのb波も越えていないことから考えると、終点はまだ上の可能性ありそうです。<br />
<br />
たしかに、市場を主導できていない通貨ペアの場合、このよう形で5波動目が終わってしまうことがあります。<br />
<br />
とはいえ、通常このようなケースでは、5波動目が延長波となり一番大きな波動となるのが一般的です(経験から言えば、延長波になることがほとんど)。<br />
<br />
ドルインデックスもエクステンションで5波動目が一番大きな波動となるのではないでしょうか?<br />
<br />
<br />
当初は5-5波動目がエクステンションと考えていましたが、直近の展開を見ると現在は5-3波動目かもしれません(カウント修正が必要)。<br />
<br />
<br />
5波動目の目標は、<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>2-4チャネルの3波ライン</li>
<li>4波動目の最安値で0.618と0.382で黄金区分されるポイント</li>
</ul>
<br />
<br />
この2つのポイントと予想。<br />
<br />
当初の予想(黄色丸)よりもさらにもう一段上(水色丸)へと優先的なイメージを変更しておきます。ただし、0-2チャネル内に戻ってきた場合にはカウント修正が必要です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ユーロドル、買い手と売り手の目線</span></u></h2>
<br />
<br />
次は、通貨ペアで特に注目されるユーロドル。<br />
<br />
<br />
ユーロドルの特徴は、ドルインデックスとの連動性の高さです。<br />
<br />
ドルインデックスの加重ウエイトはユーロ>円>ポンド。なかでもユーロは加重ウエイトの半分以上を占めるため、どうしても連動性が高くなります。<br />
<br />
ただし、ユーロドルはユーロインデックスの影響も受けるため、その波動展開は微妙に変わってきます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4jaKXgTdL65J12Jgi5Bb2leJj_5GjrdO0k74oVPVbd_-UySrCTm4Ko0sljb15Zrb9L8oDxIErPbOhA_pmPuiNR6S5WTR38Q5IQXvCG1i6Y55rBDPNk4KOYgjTMZeggMS30Ziun9CR5SU/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB4.19.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル月足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4jaKXgTdL65J12Jgi5Bb2leJj_5GjrdO0k74oVPVbd_-UySrCTm4Ko0sljb15Zrb9L8oDxIErPbOhA_pmPuiNR6S5WTR38Q5IQXvCG1i6Y55rBDPNk4KOYgjTMZeggMS30Ziun9CR5SU/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB4.19.jpg" title="ユーロドル月足チャート" /></a></div>
上は、ユーロドル月足チャートです。<br />
<br />
<br />
ユーロドルもドルインデックスと同じく2008年3月にトレンド転換しています。<br />
<br />
その後はドルインデックスと逆相関で同じような展開。ただ、副次波の大きさなどが微妙に異なります。<br />
<br />
<br />
売り手目線と買い手目線でカウントを考えてみます。<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>売り手目線: ドルインデックスと同じジグザグ修正波</li>
<li>買い手目線: ダブルジグザグで既に上方向にトレンド転換している(黄色カウント)</li>
</ul>
<br />
<br />
こんな感じではないかと考えています。<br />
<br />
現在の為替市場は、この2つの目線のせめぎ合いになっているのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
個人的には売り手目線のイメージで、ドルインデックスと同じ展開ではと予想しています。<br />
<br />
直近の反転(赤枠)もリーディングからのジグザク(3波構成)で終わった可能性が高く、またドル円やポンドドルの展開から考えてもその可能性が高いとのイメージ。<br />
<br />
いずれにしても全体の0-2チャネル(黒点線チャネル)を上抜けるまでは下目線です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ドル円、エリオット波動のセオリーで考える2つの展開</span></u></h2>
<br />
<br />
次は、ドル円の中長期予想です。<br />
<br />
ドルインデックスにおいて円の加重ウエイトはユーロの次ですが、その割合は高くはなく、ドルインデックスとの連動性はあまり高くはありません。<br />
<br />
とはいえ、相対的にはドルインデックスと似ている展開になるといえます(当然ですが、ドル円が市場をリードしているときには連動性は高くなる)。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEircBIiylLcKJHZHusbTNPXRhC8ri5H9YvMOe7fRDNfAzpKt-Lwc46woa7c9hyEEjABNDcW_cwNiAby_8ow8G1UddeltIYbE2eVzm1TOmAt_jV5qpC78BErGavJmKygY1mw63meZ-44t7A/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25864.19.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円月足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEircBIiylLcKJHZHusbTNPXRhC8ri5H9YvMOe7fRDNfAzpKt-Lwc46woa7c9hyEEjABNDcW_cwNiAby_8ow8G1UddeltIYbE2eVzm1TOmAt_jV5qpC78BErGavJmKygY1mw63meZ-44t7A/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25864.19.jpg" title="ドル円月足チャート" /></a></div>
上は、ドル円月足チャートです。<br />
<br />
ドル円はもみ合いが続き難解な展開が続いていますが、フラクタルの縦軸を使って視点を広げてみると、意外とエリオット波動のセオリー通りの展開で進んでいることがよく分かります。<br />
<br />
まず、エンディング・ダイアゴナルトライアングルで2012年1月にトレンド転換。<br />
<br />
<br />
<ul>
<li><b>セオリー1: EDTはトレンドの最後に現れ、その後の反転を示唆するフォーメーションである</b></li>
</ul>
<br />
<br />
その後、反転1発目の推進波で大きく上昇。この推進波が現れたことにより、今後の展開はジグザグ(5-3-5)か、衝撃波(5-3-5-3-5)かのどちらかであることが予想されます。<br />
<br />
<br />
<ul>
<li><b>セオリー2: EDT後の反転1発目はその始点でサポートされることが多い</b></li>
</ul>
<br />
<br />
通常の3波延長型衝撃波ではセオリーの目標ポイントに届かないため、5波動目がエクステンションしてきたものと思われます(5波延長型衝撃波)。<br />
<br />
<br />
<ul>
<li><b>セオリー3: 5波延長型衝撃波の修正は、その一部または全部が前の5波延長型衝撃波の5-2の最安値でサポートされる</b></li>
</ul>
<br />
<br />
5波延長型衝撃波後の反転は、5-2最安値でサポートされ横這いの展開が続いている(ジグザグのb波がトライアングル、又は複合型のYがトライアングルと予想)。<br />
<br />
トライアングルは修正2波動目にはほとんど現れないので、ドル円の月足段階のフォーメーションは衝撃波ではなくジグザグであることが予想できるようになる。<br />
<br />
<br />
このように、ドル円はここまでエリオット波動のセオリー通りに動いているといえます。<br />
<br />
問題はここから。<br />
<br />
5-2のサポートは、その一部だけの場合もあり、5-2でサポートされた後に4波動目の安値までさらに修正が続いてもエリオット波動ではおかしくはありません(紫色の波動)。<br />
<br />
しかし、個人的にはその可能性は低いと考えています。<br />
<br />
<ul>
<li>クロス円はすでにトレンド転換している可能性が高い。</li>
<li>修正波の期間は、前の推進波に対して3/5(黄金比率)がひとつの目安。すでに1.00倍を超えている。</li>
<li>直近の下降からヒゲを付けて反転してきている(もし落ちていくのであればヒゲを付けて反転してくることはない。また、反転後の波動はドルインデックスと同じく推進波の可能性が高い)</li>
<li>ドルインデックスの展開を考えると、このタイミングしかない</li>
</ul>
<br />
上がその理由です。<br />
<br />
<br />
おそらく、もう一段下であると考えているトレーダーは、2015年6月からの下降を5つの波の推進波と捉えているのだと思います。<br />
<br />
確かにドル円のチャートではそのようにも見え、個人的にも以前熟考した部分ではあります。しかし、円インデックスチャートで検証して3波構成である可能性が高いとの結論です。<br />
<br />
<br />
「ドル円が市場リードをしながら上昇していく展開」。これからの為替市場は、この展開が一番しっくりくるような気がします。<br />
<br />
ドル円主導でドルインデックスやユーロ円と連動しながらこのまま上昇していく可能性が高いのではないでしょうか?<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ポンドドル、5波動目が延長波?</span></u></h2>
<br />
最後はポンドドルを簡単に。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBZGHMd0TLsbew0OPg0yT9IwQF1zLfBELnz1vfML55cKePoijAyvdpy1YEfBGqxqsGlXqW1E09hekfv1A4JDzoIjjsZdabheMaW7R0__pwkhrAhS-4M_pA57hLMjTk7qQR_3CCtUN_ZDo/s1600/%25E3%2583%259D%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB4.19.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ポンドドル月足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBZGHMd0TLsbew0OPg0yT9IwQF1zLfBELnz1vfML55cKePoijAyvdpy1YEfBGqxqsGlXqW1E09hekfv1A4JDzoIjjsZdabheMaW7R0__pwkhrAhS-4M_pA57hLMjTk7qQR_3CCtUN_ZDo/s1600/%25E3%2583%259D%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB4.19.jpg" title="ポンドドル月足チャート" /></a></div>
上は、ポンドドル月足チャートです。<br />
<br />
<br />
ポンドドルは、ドルインデックスより少し早い2007年11月にトレンド転換。月足の段階は難解ですが、予想はジグザグ修正波。<br />
<br />
a波(3波延長型衝撃波)の5波動目はフェイラーで終了(このような形のフェイラーはよく現れます)。そして、2014年7月からがc波。<br />
<br />
既に2-4チャネルの1波ラインタッチ(青丸)してきていますが、ドルインデックスと同じくここで衝撃波が終わる可能性は低いと思われます。<br />
<br />
「衝撃波の4波動目が1波動目終点付近までプルバック→5波動目がフェイラー(3波動目は1波×1.618と大きくない)」<br />
<br />
a波のようなフェイラーはよく現れますが、上のような展開のフェイラーはあまり目にすることはありません。<br />
<br />
このようなケースでは、5波動目が延長波となり一番大きな波動となるのが一般的です。<br />
<br />
<br />
ポンドドルの目的は、<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>c波=a波×1.00のポイント</li>
<li>2-4チャネルの3波ラインタッチのポイント</li>
<li>4波動目最高値で0.618と0.382で黄金区分されるポイント</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
この辺りとのイメージです(<span style="color: lime;">緑丸</span>)。</div>
<br />
<br />
<br />
直近大きくプルバックしているポンドドルですが(abc修正のc波と予想)、全体のジグザグチャネル(点線の0-2チャネル)を上抜けるまでは下方向目線です。<br />
<br />
<br />
<br />
以上、各通貨ペアの中長期の展開を予想してみました。<br />
<br />
最近の為替市場を見ていると、衝撃波の内部波動の4波動目のリトレースが深くなる傾向があるようです(c波がグッと伸びてくる。特にドル円はその傾向が強い)。<br />
<br />
5波動目を狙ったトレードは、慎重にタイミングを計る必要がありそうです。<br />
<br />
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<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-8296420212443778972020-03-15T13:03:00.000+09:002020-04-12T12:21:38.821+09:00ドルインデックスの展開は拡大フラット? 週明けの注目ポイントドルインデックス(米ドル)が下方向に衝撃波を展開してきました。<br />
<br />
この衝撃波が下方向に進むための足掛かりの1波(a波)なのか? それとも上方に進む前の調整パターン拡大フラットのc波なのか?<br />
<br />
米ドルの展開がこのどちらなのかによって、各通貨ペアの今後の展開が見えてきそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ドルインデックスの加重ウエイトの半分以上を占めるのはユーロなので、今回のドル売りの流れでユーロドルは上方向に大きく上昇。<br />
<br />
また、ドル円はその流れに加え、避難通貨の円買いの流れも加わり、さらに強烈に下降。<br />
<br />
<br />
前回の月間為替予想とは逆方向の展開となってしまいました(なかなか思うよう進んでくれないようです)。<br />
<br />
<br />
気になるのは今後の展開です。<br />
<br />
各市場のマインドが冷え切っていてる現在の状況では、ここから米ドルが買われる展開は普通に考えれば無理。<br />
<br />
ただエリオット波動のサイクルは、為替介入などでも最終的にはその流れを変えることができないといわれています。<br />
<br />
個人的には、米ドル(ドルインデックス)は目標ポイントに向けて切り返してくるのではと予想していますが・・・<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">【FX/為替予想】週明けの注目ポイント</span></u></h2>
<br />
<br />
今月のFX/為替予想は、ユーロドル、米ドル、そしてドル円。<br />
<br />
まずは、通貨ペアで最も注目されるユーロドルから予想してみます。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ユーロドル、トレンドが変わった可能性がでてきたが・・・</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikdKbfwsYnmEmMlI2txaAPpQqGY4Wq-tqkjtnkU__zpZg94ebdcPGdE8aMvBwBGg2Sc9MPy-2JjTHXpSln6Wl2nIv3LALp4y8Fnu3Ju5nCjNSC8KP0lanISr6zjMjgVz_K_K0z6M_AuMs/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB3.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikdKbfwsYnmEmMlI2txaAPpQqGY4Wq-tqkjtnkU__zpZg94ebdcPGdE8aMvBwBGg2Sc9MPy-2JjTHXpSln6Wl2nIv3LALp4y8Fnu3Ju5nCjNSC8KP0lanISr6zjMjgVz_K_K0z6M_AuMs/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB3.15.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はユーロドル週足チャートです。<br />
<br />
ユードルは0-2チャネルラインを越えて勢いよく上昇してきましたが、この波動はおそらく米ドルと同じく衝撃波。<br />
<br />
エリオット波動では衝撃波はひと回り上の段階のトレンド方向に現れてくるので、これでユーロドルはトレンドが上方向に変わった可能性がでできたことになります。<br />
<br />
展開としては、20017年からの3波延長型衝撃波が1波動目→ジグザグ修正波5-3-5が2波動目→そして、今回の上昇が新しいトレンドがスタートした足掛かりの衝撃波。買い手目線はこれです。<br />
<br />
<br />
しかし、衝撃波はabc修正波のa波やc波にも現れてくるため、まだその可能性があるという段階。<br />
<br />
つまり、このユーロドルの展開でみると、今回の上昇は拡大フラットのc波であってもおかしくないわけです。<br />
<br />
この週足チャートでは、実線でチャネルを越えていますが、月足ではヒゲできれいにおさまり、週足の一目均衡表雲も再び下抜けた形になっています。<br />
<br />
ユーロドルの展開は読みにくくなってきましたが、個人的には「拡大フラットでは?」との予想です。<br />
<br />
その理由は、米ドルの目標がまだ上だからです。<br />
<br />
通貨ペアでみればユーロドルは特に注目されますが、為替市場で最も注目されるのは米ドル(ドルインデックス)。<br />
<br />
米ドルが上方向に進むのであれは、ユーロドルはどうしても下方向です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ドルインデックス、強気の修正波/拡大フラットの可能性あり</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZGVakgME7cRaGhV9F8F4wF-UUUtMM-TItGAuGq1-4LD8fk_HTv8m_t4I7FbXZbXuZ3edLNg2z42wmOWwDoMoHT9nl9yq3cu06IsW0WMtlG8iZg77tvge7IPCON8Z_9wK0q0Ij72Jzsqs/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB3.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドルインデックスデイリーラインチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZGVakgME7cRaGhV9F8F4wF-UUUtMM-TItGAuGq1-4LD8fk_HTv8m_t4I7FbXZbXuZ3edLNg2z42wmOWwDoMoHT9nl9yq3cu06IsW0WMtlG8iZg77tvge7IPCON8Z_9wK0q0Ij72Jzsqs/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB3.15.jpg" title="" /></a></div>
上はドルインデックスデイリーラインチャートです。<br />
<br />
米ドルは上位の段階の衝撃波(複合型の一部と予想)の5波動目を展開していると予想していますが、もしここでトレンド転換したとするならばフェイラー。<br />
<br />
投資家のマインドは冷え切っているので、その可能性は否定できません。<br />
<br />
ただ、今回の下降は拡大フラットのc波である可能性がありそうです(どの推進波に対するものかは不明)。<br />
<br />
拡大フラット(3-3-5)は強気の調整で、b波がa波の始点を越えてくることから、トレンドの継続を示唆している修正波といえます。<br />
<br />
<br />
見分けるポイント2つ。<br />
<br />
ひとつ目は、b波が5波構成か3波構成というところです。下の段階を確認してみると、個人的には3波構成の可能性が高いとの感想です。<br />
<br />
その展開は、a波/ジグザグ→b波/ジグザグ→c波/衝撃波、そしてc波=a波×1.618ラインで切り返し。<br />
<br />
ふたつ目は、c波後の切り返しが推進波(5波構成)か? 調整波(3波構成)か? というところ。<br />
<br />
直近の反転はドル円主導なので、このポイントはドル円の予想時に。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ドル円、反転後の展開が推進波ならば上方向</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqFG4YLdPv8yv5j4T8WdaPW1VguGnkn2EExN_DOCYYAfjMBRt5bw3aqP5Y0SP1mOFyuGSUDva3C9zisEYUwq9wHiMO2xbDVnvxzuHZmVd2ltzRjV49ANGTvs-a94sJhDjf7OX-bk0u3Q8/s1600/3.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqFG4YLdPv8yv5j4T8WdaPW1VguGnkn2EExN_DOCYYAfjMBRt5bw3aqP5Y0SP1mOFyuGSUDva3C9zisEYUwq9wHiMO2xbDVnvxzuHZmVd2ltzRjV49ANGTvs-a94sJhDjf7OX-bk0u3Q8/s1600/3.15.jpg" title="" /></a></div>
上はドル円週足チャートです。<br />
<br />
結局、0-2チャネルにタッチしたところから強烈な衝撃波で大きく下降。<br />
<br />
今回の下降で一層ドル円の波動展開は難解になったようです。<br />
<br />
<br />
展開としては、下降5波延長型衝撃波→ヒゲを付けて反転→前の上昇衝撃波始点ラインを明確に越えてきている。<br />
<br />
この展開をどうみるか?<br />
<br />
売り目線でみれば、Aを5つの波と捉えたトライアングル(複合型含む)が終わり、下方向に進む足掛かりの1波動目というところだと思います。<br />
<br />
買い手目線では、月足段階のジグザグ(A/5波延長型衝撃波→B/トライアングル→C/推進波の内部波動1波展開済)で、かなり行き過ぎてはいますが一時的なルール破れ。<br />
<br />
<br />
エリオット波動のルールには一時的な行き過ぎはないとするならば、正直かなり下方向が濃厚な展開だと思います。<br />
<br />
しかし、個人的には米ドルやクロス円の展開を考えて後者(ユーロ円は複合型?で推進波始点付近から反転)。<br />
<br />
米ドルと同じく拡大フラットで行き過ぎというイメージです(たしかに、修正2波動目のリトレースがあまりにも浅すぎた。今回の騒動がなくてもこのような展開になっていたのかもしれません)。<br />
<br />
ただし、切り返した波動が推進波ではなく、修正波で終わればカウントを修正する必要があります。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9a01NUTMTbA9enWjesyqtCxUFjcmJvEbtwrQ1PLd3vhUcu15A6xyaLWDnaxyLZZBr4p_uk5tSylv8bJf3k5989LbmqZ9QuotJo1LWLzqvAqjaNy6ZiWLMWaBrDcmEW9o4vlTQlDlLemk/s1600/3.15.4.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円4時間足" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9a01NUTMTbA9enWjesyqtCxUFjcmJvEbtwrQ1PLd3vhUcu15A6xyaLWDnaxyLZZBr4p_uk5tSylv8bJf3k5989LbmqZ9QuotJo1LWLzqvAqjaNy6ZiWLMWaBrDcmEW9o4vlTQlDlLemk/s1600/3.15.4.jpg" title="" /></a></div>
上はドル円4時間足にマルチタイムでW.F.Pivotを表示させたものです。<br />
<br />
下降5波延長型衝撃波後の切り返し一発目は上昇3波延長型衝撃波(ここで、ひと回り上の段階のトレンドは上方向に転換)。<br />
<br />
ポイントは、このあと5-3-5で終わるのか、それとも5-3-5-3-5と続いていくのかというところ(ドルインデックスもほぼ同じ展開)。<br />
<br />
今週末、3波動目の衝撃波が0-2チャネルとFR61.8ラインにタッチしたところで終わっています。<br />
<br />
週明けに0-2を越えて、1波×1.618ラインを越えてこれるかが今後の焦点になりそうです。<br />
<br />
もし、0-2チャネルを下抜けてくるようであればカウントを修正する必要がありそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
直近は、ドル円とユーロ円が上、ユーロドルが下方向で、3通貨ペアでみるとユーロドルではなく、ドル円が主導の相場(ドル円、ポンド円、ポンドドルの関係でも同様な展開になってくるようであればドル円は強力。ポンドドルはリーディングから延長波の5-3がスタート?)。<br />
<br />
市場のマインドは別にして、いい感じで上昇してきているようですが・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
直近はかなりボラが高く、これからどちらかに大きく動いてくることを示唆しているように思えます。<br />
<br />
リスク管理は万全にしておきたいですね。<br />
<br />
以上、月間為替予想でした。<br />
<br />
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<br />
<br />
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<br />
この3通貨ペアで現在はどこが相場をリードしているか?<br />
<br />
ユーロドルが昨年(10月)の最安値1.08796を延長波で下抜け、ユーロ円もそれに引っ張られ下降しています。そして、ドル円は横這いの展開。<br />
<br />
つまり、この3通貨ペアの関係では、現在はユーロドル(通貨ではユーロ)主導の展開であるといえます。<br />
<br />
こうなるとドル円は動けません。しかし、ドル円(円インデックス)も週足段階のc波推進波トレンドをどこかで進めてくるはずです。<br />
<br />
どこでスイッチが入るか?<br />
<br />
再上昇のカギはユーロ円が握っているのではないでしょうか。<br />
<br />
<center>
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</center>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">【FX/為替</span></u><u><span style="color: #3d85c6;">予想</span></u><u><span style="color: #3d85c6;">】3通貨ペアの波動展開を分析</span></u></h2>
<br />
今回のエリオット波動/月間為替予想は、ユーロドル、ドル円、ユーロ円の波動を分析してみたいと思います。<br />
<br />
まずはユーロドルから。<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="background-color: white;"><u><span style="color: #3d85c6;">【昨年最安値を下抜け】ユーロドルの目標はどこ?</span></u></span></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4MIsr-loYgs4sJbsgExRXpls9hODQ0JSFGBqf1C14hkCUrOSIkmQsnd29KQmbCVr9xbdlQQAW8vkfYTik2Dtul3I6Y1bjMSb7y-Wi9FM6ZcF0cX07jA2Vk24I-9xMFcJhypyPC2f1avw/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB2.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4MIsr-loYgs4sJbsgExRXpls9hODQ0JSFGBqf1C14hkCUrOSIkmQsnd29KQmbCVr9xbdlQQAW8vkfYTik2Dtul3I6Y1bjMSb7y-Wi9FM6ZcF0cX07jA2Vk24I-9xMFcJhypyPC2f1avw/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB2.15.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
上はユーロドル週足チャートです。<br />
<br />
昨年10月の安値1.08796を下抜けて、下降トレンドの継続を確認したユーロドル。<br />
<br />
下の目標はどの付近にあるのでしょうか?<br />
<br />
<br />
まずは、2018年2月からスタートした下降トレンを振り返ってみます。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><span style="font-size: large;">ユーロドル/波動展開予想</span></b><br />
<br />
<br />
<b><u><span style="color: blue;">全体は5波延長型衝撃波</span></u></b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: blue;">1波動目</span>: 3波延長型衝撃波</b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: blue;">2波動目</span>: フラット修正波(横這い)</b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: blue;">3波動目</span>: 3波延長型衝撃波</b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: blue;">4波動目</span>: ジグザグ修正波(急こう配)</b><br />
<br />
<b><br /></b>
<b><u><span style="color: red;">ここから延長波(3波延長型衝撃波と予想)</span></u></b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">1波動目</span>: 1波延長型衝撃波</b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">2波動目</span>: 複合型修正波(横這い)</b><br />
<b><br /></b>
<b>■</b><b><span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">3</span><span style="color: red;">波動目</span>: 5波延長型衝撃波?</b><br />
<b><br /></b>
<b><br /></b>
<u><b>ここからは</b><b><span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">3</span><span style="color: red;"><span style="color: red;">波動目</span>の副次波</span></b></u><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">3</span>-ⅰ波動目: </b><b>リーディング・ダイアゴナルトライアングル</b><br />
<b><br /></b>
<b>■</b><b><span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">3</span>-ⅱ波動目: 拡大フラット修正波(横這い)</b><br />
<b><br /></b>
<b>■</b><b><span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">3</span>-ⅲ波動目: 5波延長型衝撃波</b><br />
<b><br /></b>
<b>■</b><b><span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">3</span>-ⅳ波動目: 複合型またはジグザグ修正波(急こう配)※行き過ぎ</b><br />
<b><br /></b>
<b>■直近の下降は<span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">3</span>-ⅴ波動目。→<span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">4</span>波動目→<span style="color: blue;">5</span>-<span style="color: red;">5</span>波動目でトレンド転換と予想</b><br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
他のイメージもあるのですが、現段階で優先順位が高いカウントはこれです。<br />
<br />
<br />
全体は5波延長型衝撃波で、2018年9月からの下降から延長波。<br />
<br />
直近の下降は延長波5-3波動目の副次波のⅴ波動目を展開中と予想しています。<br />
<br />
そして、ここからは5-3-ⅴ波動目→5-4波動目→5-5波動目でトレンド転換というイメージです。<br />
<br />
<br />
気になるのは5-3-ⅴ波動目の目標ポイント。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>5-3-ⅴ波動目終点(反転ポイント)予想</u></b><br />
<br />
<b>■<span style="color: #3d85c6;">5-3-ⅳ波動目で0.618と0.382に黄金区分されるポイント</span></b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: #3d85c6;">2-4チャネルの3波ラインタッチ(点線)</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
この2つのポイントの可能性が高いとのイメージです。<br />
<br />
<br />
ただし、この2つのポイントの前にはM.F.Pivotのサポート4が控えています。<br />
<br />
この付近には、新規の買いと利益確定の指しが並んでいると思われ、大なり小なり反転してくることが予想されます。<br />
<br />
予想としては、ここで反転して(5-3-ⅴ波動目副次波の3波動目終了)、調整後に再下降して目標ポイントに到達というようなイメージを描いています。<br />
<br />
<br />
<br />
やはり、米ドル(ドルインデックス)が目標を達成するまでは、ユーロドルの下降トレンドは続いていくのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ドル円、やはり推進波トレンドである可能性が高い</span></u></h2>
<br />
つぎはドル円の波動分析です。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">深いリトレース、MA200と0-2チャネル付近でサポート</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1mcp0bY8tTmg2jd7u68GzJ75dNwcLguPXbBbzJbIxTJ3KSXoVgAeeR-UfR9D1l2SGvXu7TA7Y3wA-Ns9WmjwzTAyjDycAQe0Lc2_NmLM00M9GfbhjPgj-nYFWpMCZKcg1oWxmXSo5KJo/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25862.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1mcp0bY8tTmg2jd7u68GzJ75dNwcLguPXbBbzJbIxTJ3KSXoVgAeeR-UfR9D1l2SGvXu7TA7Y3wA-Ns9WmjwzTAyjDycAQe0Lc2_NmLM00M9GfbhjPgj-nYFWpMCZKcg1oWxmXSo5KJo/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25862.15.jpg" title="" /></a></div>
上はドル円日足チャートです。<br />
<br />
修正2波動目は深いリトレースになるという「波の個性」がありますが、衝撃波の3波動目副次波2波動目は浅いリトレースで終わることもよくあります。<br />
<br />
なので、ひょっとすると浅いリトレースもあるかと予想していましたが、そこはドル円です。やはりかなり深くリトレースしてきました。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>3波動目副次波2波動目のサポート</u></b><br />
<br />
<b>■<span style="color: #3d85c6;">3-1のFR78.6</span></b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: #3d85c6;">日足MA(移動平均線)200</span></b><br />
<b><br /></b>
<b>■<span style="color: #3d85c6;">0-2チャネル</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
結果的に見れば、この3つのポイントが重なる付近でサポートされる形となっています。<br />
<br />
<br />
ただ気になるのは、下降波動が推進波にも思えるような展開であることです。<br />
<br />
もしそうであるならば、カウントを修正する必要がありますが・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">下降波動は推進波?それとも修正波?</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDt85-qwEduUgrpXnU1OTKPsFpfjRNzUSg_5RjKxoFQBQQXASQaq83bTaASWkdQhKl7B8wVre9AxDphlaKe0LBm-xZyg9XBNmAA93wfYO7EYo9ntV5uBI9JgJy-6aYGriCorcUtNx-ZQI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25862.15.4+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円4時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDt85-qwEduUgrpXnU1OTKPsFpfjRNzUSg_5RjKxoFQBQQXASQaq83bTaASWkdQhKl7B8wVre9AxDphlaKe0LBm-xZyg9XBNmAA93wfYO7EYo9ntV5uBI9JgJy-6aYGriCorcUtNx-ZQI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25862.15.4+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
上はドル円4時間足チャートです。<br />
<br />
<br />
問題は緑枠の下降波動。<br />
<br />
これは3波延長型衝撃波に思えるような波動で、一見すると修正波のようには思えません。<br />
<br />
したがって、直近での売り手は、下降3波延長型衝撃波→修正2波動目(又はb波)のプルバックというイメージだと思います。<br />
<br />
しかし、この波動はおそらく修正波。<br />
<br />
<br />
<b>その理由は、その次の上昇波動が3波延長型衝撃波だからです(3-3波動目副次波1波動目と予想)。</b><br />
<br />
<br />
もしこの上昇が3波構成であるならば売り手のイメージが正解ですが、ここで推進波が現れ、このポイントまで上昇したことによりほぼそのイメージは否定されたことになります。<br />
<br />
<br />
<br />
カウントは入れてありませんが、この下降波動は複合型修正波(ダブルジグザグ)ではないでしょうか?<br />
<br />
株式相場でエリオット波動を使う場合とは異なり、為替相場は関連通貨が影響しあいながら波動が進んでいくため、ときに衝撃波に見えるようなジグザグやダブルジグザグが現れることがあります。<br />
<br />
現在はユーロ円が下降衝撃波を展開中なので、その影響からだと思われます。<br />
<br />
<br />
<b>なので、やはりドル円の日足段階の展開は推進波トレンド(5-3-5-3-5)である可能性が高いとの見通しです。</b><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
次に3-3-1後の展開です。<br />
<br />
3-3-1波動目の後は一度上を試しましたが、M.F.Pivotのレジスタンス1で跳ね返され、その後横這いの展開が続いています。「やはり下か!」と考えたくなります。<br />
<br />
しかし、ここで3波-3-1波動目の終点を一度上抜けたことは重要で、これでさらに上方向の可能性が高くなったといえます。<br />
<br />
そしてさらにいえば、上を試しにいった波動(黒枠)は、その展開スピードからみて新たな足掛かりの1波動目であるリーディング・ダイアゴナルトライアングルである可能性もありそうです。<br />
<br />
波動展開がかなり複雑なのであてにはなりませんが、青色のラインを下抜くまではその展開もイメージしておきたいと思います(ただ、もう一度下を試す可能性もあり)。<br />
<br />
直近高値を越える付近には新規の買い、また損切りの逆差しが並びそうなので、ここはトレードチャンスになるかもしれません。<br />
<br />
<br />
<br />
現在はユーロドルとユーロ円が下方向で、ドル円が横這い。<br />
<br />
たしかに米ドル(ドルインデックス)は上昇しているので「ドル円は上では?」と考えたくなりますが、現在は米ドル主導というよりはユーロ主導の相場なのでそれは難しいようです。<br />
<br />
ドル円が上に行くためには、ユーロ円主導(3つの通貨ペアが同一方向に進む)か、ドル円自体が主導をとるかのどちらか。<br />
<br />
いずれにしても、ポイントとなるのはユーロ円の波動展開です。<br />
<br />
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<br />
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<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ユーロ円、c波衝撃波を展開中?【反転は近い?】</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEio-iRg_4NtPob-VAZ3F5QOb566tL28yBnXKReDN9U0FN3M40Ft4H_q7Bbi8hjIIv6SFKb2bHbqrxnOO26fi0sFLFl6GSIEEswXLdDCtXbuRUnpYOjOzSNSw_vJ3XT_3Hqkf9DPaW1UNWI/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E5%2586%25862.15+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロ円4時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEio-iRg_4NtPob-VAZ3F5QOb566tL28yBnXKReDN9U0FN3M40Ft4H_q7Bbi8hjIIv6SFKb2bHbqrxnOO26fi0sFLFl6GSIEEswXLdDCtXbuRUnpYOjOzSNSw_vJ3XT_3Hqkf9DPaW1UNWI/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E5%2586%25862.15+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
上はユーロ円4時間足チャートです。<br />
<br />
<br />
ポンド円、豪ドル円、そしてドル円は日足段階で上方向に推進波が現れ、円インデックスが週足段階のc波展開中であることを予感させます。<br />
<br />
ただ、大きく下降しているユーロ円が気になるところ。<br />
<br />
とはいえ、ユーロ円も既に日足段階で推進波を完成させているのではないでしょうか(リーディング?)。<br />
<br />
現在はその調整で、「拡大フラット修正波(もしくはフラット修正波 微妙)のc波の下降衝撃波を展開しているのでは?」との予想です。<br />
<br />
そして、その調整も終点付近。<br />
<br />
<br />
実はこの週末、下げたいユーロドルと上げたいユーロ円でかなりもみ合っていました。<br />
<br />
5波動目の2-4チャネル3波ライン、副次波ⅳ波動目高値で0.618と0.382で黄金区分されるポイント、そしてM.F.Pivotサポート2。この3つが重なる付近で膠着。<br />
<br />
一時は2-4チャネル内に再び戻ってくる展開で、ユーロ円の買いが強いかと思われたのですが、ニューヨーク時間の最後でユーロドルに引っ張られて下降して週末を終えています。<br />
<br />
<br />
展開としては、5波動目が1波延長型衝撃波。そして、最後の5-5というところでしょうか?<br />
<br />
<br />
そうすると次のサポートは、c波衝撃波全体の2-4チャネル3波ラインタッチのポイント、4波動目最高値で0.618と0.382で黄金区分されるポイント、FR61.8のポイントなどが考えられそうです。<br />
<br />
オシレーター的にはどの段階をみても売られすぎで、いずれにしても下はかなり限定的ではないでしょうか?<br />
<br />
<br />
「ユーロ円の反転=ドル円直近高値越え」というイメージです。<br />
<br />
以上、月間為替予想でした。<br />
<br />
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<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-45592918491938867862020-02-02T15:01:00.000+09:002020-05-01T13:32:35.164+09:00エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法を徹底解説<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizCWnUKQ6TX2yzVfGt0PYkDaf47l-Hta5hoYwpmS3y81p_PlblYi-iMhEMsV1zwvpk6NGrkIEOwgS69HEJ4Nj9SUCAKMaKLP4nSGzBecoGGXPiCGJjySQlrCTVRrptcvWpMhVAXYjMq2c/s1600/c40571848c970c2bfde982c66f2e038b_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動とフィボナッチのイメージ図" border="0" data-original-height="464" data-original-width="640" height="290" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizCWnUKQ6TX2yzVfGt0PYkDaf47l-Hta5hoYwpmS3y81p_PlblYi-iMhEMsV1zwvpk6NGrkIEOwgS69HEJ4Nj9SUCAKMaKLP4nSGzBecoGGXPiCGJjySQlrCTVRrptcvWpMhVAXYjMq2c/s400/c40571848c970c2bfde982c66f2e038b_s-min.jpg" title="エリオット波動とフィボナッチのイメージ図" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
エリオット波動の計算とは、相場の波(エリオット波動サイクル)をフィボナッチで比率分析することです。<br />
<br />
<br />
なぜ、フィボナッチで比率分析するのか?<br />
<br />
<br />
<b>それは、エリオット波動の波を計算して、少しでもよいタイミングでトレードをするためです。</b><br />
<br />
<br />
「売れば上がり買えば下がるなぁ」、「利益確定するポイントはどこ?」などの悩みを抱えている方には、エリオット波動の計算はとくにおすすめ。<br />
<br />
<br />
そこで今回は、エリオット波動の計算では、どのフォーメーションに、どんなフィボナッチが現れてくるのか、また実際のトレードではフィボナッチをどのように使えばいいのかについて解説してみたいと思います。<br />
<br />
<br />
エリオット波動の計算(フィボナッチ比率分析)をマスターすれば、トレードの勝率はきっと上がってくるはずです。<br />
<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><b>目 次</b></span><br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<br />
<b><u>エリオット波動の計算/フィボナッチで相場を比率分析する方法</u></b><br />
<br />
<br />
<b>1.</b><b>フィボナッチとは?</b><br />
<ul>
<li>レオナルド・フィボナッチの「フィボナッチ数列」</li>
<li>特に注目されるフィボナッチ黄金比率</li>
</ul>
<b><br /></b>
<b>2.エリオット波動とフィボナッチの関係</b><br />
<ul>
<li>エリオット波動理論の数学的な背景はフィボナッチ</li>
<li>エリオット波動サイクルとフィボナッチ数列</li>
<li>エリオット波動の計算で使う3つのフィボナッチ比率分析</li>
</ul>
<br />
<b>3.【エリオット波動の計算】衝撃波に現れるフィボナッチ</b><br />
<ul>
<li>3つの衝撃波で異なるフィボナッチが現れる</li>
<li>理想的な3波延長型衝撃波の計算</li>
<li>フィボナッチ・リトレースメントの計算</li>
<li>波の倍率(フィボナッチ・エキスパンション)の計算</li>
<li>フィボナッチ黄金区分(黄金分割)の計算</li>
</ul>
<br />
<b>4.【エリオット波動の計算】修正波に現れるフィボナッチ</b><br />
<ul>
<li>修正波のフィボナッチ比率分析</li>
<li>修正波の波の計算で注意するポイント</li>
</ul>
<br />
<b>5.フィボナッチで衝撃波と修正波を見極める方法</b><br />
<br />
<br />
<b>6.実際のチャートで見るエリオット波動とフィボナッチ</b><br />
<ul>
<li>上昇推進波トレンドに現れたフィボナッチ</li>
<li>下降推進波トレンドに現れたフィボナッチ</li>
</ul>
<br />
<b>7.フィボナッチの比率分析で注意するポイント</b><br />
<br />
<br />
<b>8.エリオット波動で使う! フィボナッチトレード手法</b><br />
<br />
<br />
<b>9.エリオット波動の計算/フィボナッチ比率分析まとめ</b><br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<center>
<style>
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<br />
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</center>
<br />
<br />
<h2>
<u style="color: #3d85c6;">1.フィボナッチとは?</u></h2>
<br />
<br />
まずは、フィボナッチとはどのようなものなのかについて。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">レオナルド・フィボナッチの「フィボナッチ数列」</span></h3>
<br />
<br />
フィボナッチとは「フィボナッチ数列」を利用するところに由来します。<br />
<br />
「フィボナッチ数列」はレオナルド・フィボナッチ(1170年頃~1250年頃 イタリアの数学者 本名はレオナルド・ダ・ピサ)にちなんで名づけられた数で、ローマ数字に対するアラビア数字の効率性を説いた彼の著書「算盤の書」で世に知られるようになったものです。<br />
<br />
1.<span style="color: #f1c232;">1</span>.2.3.5.8.13.21.34.55.89.144.233.377.610・・・と無限に続いていく数列で、どの項も直前の2つの項の和となります(たとえば、3+5=8、21+34=55)。<br />
<br />
<br />
<b>そして、この数列の任意の2つの数字から導き出されるのが「フィボナッチ比率」です。</b><br />
<br />
<br />
主なフィボナッチ比率には以下のようなものがあります。<br />
<br />
<ul>
<li>0.236(たとえば55/233)</li>
<li>0.382(たとえば34/89)</li>
<li>0.618(たとえば8/13)</li>
<li>1.618(たとえば55/34)</li>
<li>2.618(たとえば233/89)</li>
</ul>
<br />
これらのフィボナッチ比率はエリオット波動の計算で使われ、上の比率の他にも0.786、1.236、1.382などが使われます。<br />
<br />
<br />
そして、フィボナッチ数列にはある不思議な特徴があります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">特に注目されるフィボナッチ黄金比率</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZBOUCUfKlj6q6bh9obH1zOhvZw8IVj178ILWnxDK_n5L-urB0-2_Fb9p0TXpu_pIJq_DOOLMAUmqt29KhGNYrUuaSwXnh3goAHf71AMXkyW2Yw37WzAELlOWyEQaELOg3h5IE7CzGfDo/s1600/06c9e95bd54aa166cb7994ab10f8820b_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="自然の法則フィボナッチのイメージ" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZBOUCUfKlj6q6bh9obH1zOhvZw8IVj178ILWnxDK_n5L-urB0-2_Fb9p0TXpu_pIJq_DOOLMAUmqt29KhGNYrUuaSwXnh3goAHf71AMXkyW2Yw37WzAELlOWyEQaELOg3h5IE7CzGfDo/s400/06c9e95bd54aa166cb7994ab10f8820b_s-min.jpg" title="自然の法則フィボナッチのイメージ" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
フィボナッチ数列は、後ろの数字で前の数字を割ると0.618に近づいて、逆に前の数字で後ろの数字を割ると1.618に近づいていくという不思議な特徴があります(この他にも、ひとつおきの数字で後ろの数字を前の数字で割ると2.618に近づくという性質もあります)。<br />
<br />
<br />
<b>この1:1.618(逆数0.618)は最も安定している形であるといわれ「黄金比率」と呼ばれます(エリオット波動の計算において最も重要な比率)。</b><br />
<br />
<br />
黄金比率はギリシャ人の建築と芸術の基礎になっていて、パルテノン神殿などの形もこの比率。<br />
<br />
また、海の渦巻き、台風の渦、貝殻の形、銀河、花びら、ひまわりの種の配列など自然界の様々な場所にこの黄金比率は現れてきます。<br />
<br />
フィボナッチがエリオット波動理論と同じく「自然の法則」と言われるのはこのためです。<br />
<br />
<br />
以上、フィボナッチについてでした。<br />
<br />
<br />
少し難しいと思われるかもしれませんが、相場のテクニカル分析でフィボナッチ比率を使うのであれば詳しく知らなくても大丈夫です。<br />
<br />
大事なのは、エリオット波動のどの部分でどんなフィボナッチ比率が現れ易いのかを知っておくことです。<br />
<br />
<br />
<br />
次は、そのエリオット波動とフィボナッチの関係について。<br />
<div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>2.エリオット波動とフィボナッチの関係</u></span></h2>
<br />
<br />
皆さんは、エリオット波動を使っていて「フィボナッチ比率がよく現れるなぁ」と思われたことはないでしょうか?<br />
<br />
それもそのはず、実はエリオット波動理論の数学的な背景はもともとフィボナッチなんです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動の数学的な背景はフィボナッチ</span></h3>
<br />
R.N.エリオット(1871~1948)が1938年に出版した「The Wave Principle 波動原理」でエリオット波動は世に知られることになりました。<br />
<br />
<br />
<b>そして、次に出版した「Nature's Law 自然の法則」で、エリオット波動理論の数学的な背景はフィボナッチであることを述べています。</b><br />
<br />
<br />
エリオット波動理論にフィボナッチがよく現れてくるのはこのためです。<br />
<br />
<br />
では、エリオット波動のどこにフィボナッチが現れてくるのか?<br />
<br />
<br />
まず、サイクルに現れるフィボナッチから見ていきましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動サイクルとフィボナッチ数列</span></h3>
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMv1q4YqiRmD1ofQKX1QtexrgUfmYMP4WtwxSY_e_kE7WKibxeF7gDDSnfK07776uUkPuYsEWZWEVMrz4c0HwgtU6DR3Cd0_rq0Rqoc4qteR0UZcByijpH_b7d5NuwnvPb-4OYqDyixiw/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25AB%25E7%258F%25BE%25E3%2582%258C%25E3%2582%258B%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動サイクルに現れるフィボナッチのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMv1q4YqiRmD1ofQKX1QtexrgUfmYMP4WtwxSY_e_kE7WKibxeF7gDDSnfK07776uUkPuYsEWZWEVMrz4c0HwgtU6DR3Cd0_rq0Rqoc4qteR0UZcByijpH_b7d5NuwnvPb-4OYqDyixiw/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25AB%25E7%258F%25BE%25E3%2582%258C%25E3%2582%258B%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581+%25281%2529.jpg" title="エリオット波動サイクルに現れるフィボナッチのイメージ図" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<div>
エリオット波動は5波動構成の推進波と3波動構成(又はその変形)の修正波が1つのサイクル。<br />
<br />
そして、相場には段階があり(<a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/06/fractale.html" target="_blank">フラクタルの次元</a>)、どの段階も相似のエリオット波動サイクルが現れます。<br />
<br />
<br />
<b>実は、このエリオット波動サイクルはフィボナッチ数列で構成されています。</b><br />
<br />
<br />
上の図では、まず<span style="color: lime;"><b>緑色の段階</b></span>は1波(推進波)+1波(修正波)でサイクルは2波です。次の<span style="color: red;"><b>赤色の段階</b></span>は5波(推進波)+3波(修正波)でサイクルは8波です。<br />
<br />
そして、<b>黒色の段階</b>は21波(推進波)+13波(修正波)でサイクルは34波。<br />
<br />
<br />
「1.<span style="color: #f1c232;">1</span>.2.3.5.8.13.21.34....」と続いていく。<br />
<br />
<br />
そうです。エリオット波動のサイクルは、まさにフィボナッチ数列そのものなんです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動の計算で使う3つのフィボナッチ比率分析</span></h3>
<br />
<br />
次は、フィボナッチ数列ではなく、フィボナッチ比率がどのようなポイントに現れるのかです。<br />
<br />
<br />
<div style="background-color: #114400; border-radius: 3px; border: 8px solid #a60; box-shadow: 2px 2px 4px #999 , 2px 2px 2px #020 inset; color: white; margin: 10px 5px; padding: 15px; text-shadow: 0px 0px 2px #000; word-break: break-all;">
<br />
<u><b>エリオット波動の計算で使う3つの比率分析</b></u><br />
<br />
<br />
<b>■フィボナッチ・リトレースメント</b><br />
<br />
<b>■波の倍率(フィボナッチ・エキスパンション)</b><br />
<br />
<b>■フィボナッチ黄金区分(黄金分割)</b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<b>エリオット波動の計算で、主に使う</b><b>フィボナッチ比率分析</b><b>はこの3つ</b><b>。</b><br />
<br />
<br />
フィボナッチ・リトレースメントは俗にいう「押し・戻り」で、前の波動(トレンド)に対してその波動がどれだけプルバックするのかを分析するものです。<br />
<br />
次の波の倍率(フィボナッチ・エキスパンション)は、前の波動(トレンド)に対してその波動がどれだけの大きさになるのかを分析するもの。<br />
<br />
そして、フィボナッチ黄金区分(黄金分割)は5つの波の衝撃波(推進波)のフォーメーション全体に対して現れるフィボナッチ比率で、トレンドの終点(トレンド転換ポイント)を分析するものです。<br />
<br />
<br />
これら3つのフィボナッチ比率分析はエリオット波動の計算でよく使われ、またよく機能します。<br />
<br />
しかし、エリオット波動の計算(フィボナッチ比率分析)は、正しく使わないとかえってトレード勝率を下げてしまう原因にもなってしまいます。<br />
<br />
<b>正しく使うポイントは、エリオット波動のどのフォーメーションで、どんなフィボナッチが現れてくるのか知っておくことです。</b><br />
<br /></div>
</div>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">3.【エリオット波動の計算】衝撃波に現れるフィボナッチ</span></u></h2>
<br />
<br />
ここからは、エリオット波動では、どのフォーメーションで、どんなフィボナッチが現れてくるのかを具体的に見ていきます。<br />
<br />
<br />
まずは、トレンドを力強く押し進めていく5つの波の衝撃波(推進波)のフォーメーションから。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">3つの衝撃波で異なるフィボナッチが現れる</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2LA4XkL0mu2aTE1ErBLuDJ1zzUqm6xBogdhc2wikdJUSMd3B5CQjXuiOi2djEYid7E3BrFNYj41uk0t4mR3e9Ara0RHubNKIq8WGq5MOZmBYYn6eKztsmDfPdeisMbbFjpwLwq71LaF8/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%25813%25E3%2581%25A4%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2++%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="3つの衝撃波の展開図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2LA4XkL0mu2aTE1ErBLuDJ1zzUqm6xBogdhc2wikdJUSMd3B5CQjXuiOi2djEYid7E3BrFNYj41uk0t4mR3e9Ara0RHubNKIq8WGq5MOZmBYYn6eKztsmDfPdeisMbbFjpwLwq71LaF8/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%25813%25E3%2581%25A4%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2++%25281%2529.jpg" title="3つの衝撃波の展開図" /></a></div>
<br />
トレンド方向に進む5つの波の推進波は、そのほとんどが衝撃波の形で現れてきます。したがって、推進波の比率分析は衝撃波を中心に行うことになります。<br />
<br />
ネット上には、簡単にエリオット波動の計算ができるようなアプリもあるのですが、あまり機能しません。<br />
<br />
また、波動使いがこのようなアプリを使うことはまずありません。<br />
<br />
<br />
<b>なぜなら、衝撃波には3つのフォーメーションがあり、それぞれに異なるフィボナッチ比率が現れてくるからです。</b><br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>3つの衝撃波</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■1波延長型衝撃波 波の大きさ1>3>5</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #3d85c6;">■3波延長型衝撃波 波の大きさ3>5>1、又は3>1>5</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #3d85c6;">■5波延長型衝撃波 波の大きさ5>3>1</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
なので、エリオット波動の計算(比率分析)では、上の3つの衝撃波にあったフィボナッチ比率を使う必要があります。<br />
<br />
<br />
<br />
3つの衝撃波についてはこちらをご覧ください。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■エリオット波動の推進波 おすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><b>エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</b></a><br />
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><b>エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</b></a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">理想的な3波延長型衝撃波の計算</span></h3>
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3tVGTY4jsyiMvnzHeQzrxAaAb1DHJdRcpYfNKHyuxl-_WX0Rc4vMcvamDx3DYSnuAEoDTGiQZPTX9wKed2CQvJJBvn5X6LS0ft6siMT-PV-C1DbafrSvZpNngoIcov7yuLH6UY-OwgSI/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581777+%25284%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動/衝撃波のフィボナッチ比率イメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3tVGTY4jsyiMvnzHeQzrxAaAb1DHJdRcpYfNKHyuxl-_WX0Rc4vMcvamDx3DYSnuAEoDTGiQZPTX9wKed2CQvJJBvn5X6LS0ft6siMT-PV-C1DbafrSvZpNngoIcov7yuLH6UY-OwgSI/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581777+%25284%2529.jpg" title="エリオット波動/衝撃波のフィボナッチ比率のイメージ図" /></a>
<br />
<br />
上の図はチャネルに沿って進んだ理想的な推進波の一例です(上昇トレンド)。<br />
<br />
<b>この推進波は3波動目が延長波(エクステンション)の3波延長型衝撃波で、3つの衝撃波の中で最もよく現れてくるフォーメーション。</b><br />
<br />
この3波延長型を中心に、衝撃波ではどのようなポイントでどのようなフィボナッチが現れてくるのか見てみましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フィボナッチ・リトレースメントの計算</span></h3>
<br />
<br />
前の波動(トレンド)に対してその波動がどれだけプルバックするのかを分析するフィボナッチ・リトレースメントの計算から。<br />
<br />
<br />
まずは、衝撃波の内部波動の修正2波動目。<br />
<div>
<br />
エリオット波動の修正2波動目は、急こう配の修正パターン(ジグザグなど)で、前の推進波(1波動目)の値幅を大きくリトレースしてくるという<a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/elliottwave.html" target="_blank">波の個性</a>があります。<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>3波延長型衝撃波の修正2波動目</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">修正2波動目=1波動目の50%、61.8%</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br /></div>
<div>
3波延長型衝撃波の修正2波動目では、これらのフィボナッチ付近までよくリトレースします。<br />
<br />
ただし、1波動目の始点付近まで大きくリトレースしてくることもあるので、そのイメージは描いておくのが理想的。<br />
<br />
<br />
5波延長型衝撃波も3波延長型衝撃波と同様ですが、しかし1波動目が延長波(エクステンション)となる1波延長型衝撃波の修正2波動目では、23.6%、38.2%などかなり浅いリトレースとなるのが一般的です。<br />
<br />
<br />
※衝撃波のルールについてはこちらをご覧ください。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■衝撃波の3つのルール</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_83.html" target="_blank"><b>エリオット波動におけるサイクルと必然的なルールとは?</b></a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
次は衝撃波の内部波動の修正4波動目。<br />
<br />
修正4波動目は、横這いの修正パターン(トライアングルやフラットなど)になることが多く、トレンド方向に進んだ前の3波動目を大きくリトレースしてくることは少ないと言えます。<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<u><b>3波延長型衝撃波の修正4波動目</b></u><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">修正4波動目=3波動目の38.2%、0→3波動目の38.2%</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br /></div>
<div>
修正4波動目のリトレースはこのフィボナッチ辺りでよく反転してきます。<br />
<br />
この他にも、その衝撃波が延長波の内部波動である場合には、トレンドの認識度が高いことから23.6%などとかなり浅いリトレースになることもあります。<br />
<br />
<br />
逆に、衝撃波のルール内で1波動目終点付近まで大きくリトレースしてくるケースもあります。<br />
<br />
その理由はいろいろありますが、前の衝撃波(3波動目)が5波延長型衝撃波である場合や、関連通貨の影響を受けた場合などはその一例です。<br />
<br />
※このようなケースでは、最後の5波動目はよくエクステンションをしてきます。<br />
<br />
<br />
また、一般的には、2波動目は急こう配、4波動目は横這いの修正パターンによくなりますが、2波動目が横這いの展開になることもあります。その場合、修正4波動目は<a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/elliott-wave.html" target="_blank">オルターネーション(交互の法則)</a>で急こう配の展開によくなります。<br />
<br />
<br />
「買えば下がり、売れば上がるのなぜ?」と悩まれている方は、このフィボナッチ比率を使って「押し・戻り」を待ってからエントリーしてみてください。きっとローリスク・ハイリターンなトレードができるようになると思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">波動の倍率(フィボナッチ・エキスパンション)の計算</span></h3>
<br />
<br />
次は、前の波動(トレンド)に対してその波動がどれだけの大きさになるのかを分析するフィボナッチ・エキスパンションの計算です。<br />
<br />
先程のフィボナッチ・リトレースメントはエントリーのタイミグを計るために使うのに対し、波の倍率は主に利益確定のタイミングを計るために使います。
<br />
<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">3波延長</span><span style="color: #e06666;">型衝</span><span style="color: #e06666;">撃波における3</span><span style="color: #e06666;">波動目と5波動目の倍率</span></u></h4>
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>3波延長型衝撃波の3波動目</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■3波動目=1波動目×1.618、2.618、3.00、4.00、4.236など</span></b><br />
<br />
<br />
<b><u>3波延長型衝撃波の5波動目</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■5波動目=1波動目×1.00、1.618(※波の均等性)</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■5波動目=3波動目×0.618</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
3波延長型衝撃波の3波動目と5波動目は上のような大きさによくなります。<br />
<br />
<br />
※波の均等性 エリオット波動のガイドラインで、エクステンションをしない残り2つの波動は、時間と大きさにおいて均等、又はフィボナッチ比率の関係になる傾向がある<br />
<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">その他の衝撃波における波動の倍率</span></u></h4>
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>1波延長型衝撃波における波動の倍率</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■3波動目→5波動目=1波動目×0.618</span></b><br />
<br />
<br />
<b><u>5波延長型衝撃波における波動の倍率</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■5波動目=0波動目→3波動目×1.618</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
1波延長型衝撃波と5波延長型衝撃波では、このような波の倍率になることもあります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フィボナッチ黄金区分(黄金分割)の計算</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxteVI-GnIxBCo0-ejNCohzuPG8rq5gqnE_22UglxQQGcTDnY4lOEJ5ooxlfYSnxYF3h6kZQ8w8P3k7HobJ6wb9KO3klTDjRU0P6EQCm-828dpsC5R0rbBRcssMtg1CKbvnqnZ3nLXDfs/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E9%25BB%2584%25E9%2587%2591%25E5%258C%25BA%25E5%2588%258677.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フィボナッチ黄金区分のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxteVI-GnIxBCo0-ejNCohzuPG8rq5gqnE_22UglxQQGcTDnY4lOEJ5ooxlfYSnxYF3h6kZQ8w8P3k7HobJ6wb9KO3klTDjRU0P6EQCm-828dpsC5R0rbBRcssMtg1CKbvnqnZ3nLXDfs/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E9%25BB%2584%25E9%2587%2591%25E5%258C%25BA%25E5%2588%258677.jpg" title="フィボナッチ黄金区分のイメージ図" /></a></div>
<br />
最後はフィボナッチ黄金区分(黄金分割)の計算。<br />
<br />
<br />
フィボナッチ比率は、2波動目・4波動目のリトレースや、1波動目・3波動目・5波動目の波の倍率だけではなく、衝撃波のフォーメーション全体に対しても現れてきます。<br />
<br />
<br />
3つの衝撃波にはそれぞれに理想的な形というものがあり、またその形に近づいていこうとする傾向が強くあります。<br />
<br />
<br />
<b>その多くは、修正4波動目の高値、安値、終点のいずれかで、衝撃波全体がフィボナッチ黄金比率で区分される形によくなります。</b><br />
<br />
<br />
※上図は上昇トレンド(強気相場)のケース<br />
<br />
<br />
3波延長型衝撃波と5波延長型衝撃波のフィボナッチ黄金区分の計算では、次のようなフィボナッチ比率が現れてきます。<br />
<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">3波延長型衝撃波のフィボナッチ黄金区分</span></u></h4>
<br />
3波延長型衝撃波である場合は、4波動目安値(上昇トレンドのケース)で衝撃波全体が0.618と0.382で区分される形によくなります。<br />
<br />
ただし、4波動目の安値だけではなく、4波動目の高値、又はその終点(トライアングルであるならE終点)で全体が区分されることもあります。<br />
<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">5波延長型衝撃波のフィボナッチ黄金区分</span></u></h4>
<br />
5波延長型衝撃波の場合には、逆に4波動目の安値(又は終点や高値)で衝撃波全体が0.382と0.618に区分される形によくなります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
このフィボナッチ黄金区分は、先程の波動の倍率と同じく利益確定のタイミングに使え、また逆張りで反対方向にポジションを建てる場合にも使えます。<br />
<br />
つまり、ドテン売りやドテン買いといった芸当もできるようになってくるわけです。<br />
<br />
<br />
<br />
以上、ここまで【エリオット波動の計算】衝撃波に現れるフィボナッチでした。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">4.【エリオット波動の計算】修正波に現れるフィボナッチ</span></u></h2>
<br />
<br />
エリオット波動の計算では、衝撃波だけではなく、3つの波(又はその変形)の修正波にもフィボナッチ比率が現れてきます。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波のフィボナッチ比率分析<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTO9roGmnrTZAndXEh67fv6P4OvJkyhKVu-MrQDo4y5NgIOqSEMhjEVmB3cxKukeI9YjUasUXkFM05qrZdtpToSa7nh0a0wY1gVent-ocBxG_tkqCGFDvgek5h2Q_Y8ntDpDUdTPql6Ok/s1600/%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E8%25A8%2588%25E7%25AE%2597_%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="修正波に現れるフィボナッチ比率のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTO9roGmnrTZAndXEh67fv6P4OvJkyhKVu-MrQDo4y5NgIOqSEMhjEVmB3cxKukeI9YjUasUXkFM05qrZdtpToSa7nh0a0wY1gVent-ocBxG_tkqCGFDvgek5h2Q_Y8ntDpDUdTPql6Ok/s1600/%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E8%25A8%2588%25E7%25AE%2597_%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581+%25281%2529.jpg" title="修正波に現れるフィボナッチ比率のイメージ図" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
</span></h3>
<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>修正波の計算(比率分析)</u></b><br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■ジグザグでは、c波動=a波動×1.00、×1.618、×0.618によくなり、稀に×2.618などと大きくなる場合もある(これはダブルジグザグのw波とy波の関係にも当てはまる)。c波はa波を50%、61.8%、78.6%リトレースした地点からよく始まる。</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #3d85c6;">■フラットでは、c波動=b波動=a波動×1.00が基本ですが、c波動=a波動×1.618になることもある(その多くはc波衝撃波の5波動目がエクステンション)。</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #3d85c6;">■拡大フラットでは、c波動=a波動×1.618が基本ですが、×2.00、×2.618などと大きくなることもある。また、b波=a波×1.236、×1.382の関係にもよくなる。</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #3d85c6;">■複合型修正波のダブルジグザグでは、Y波動=W波動×1.00、稀に×1.618などと大きくなることがある。</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #3d85c6;"><span style="color: #3d85c6;">■</span>トライアングル修正波の副次波は、少なくとも2つの交互の波動が0.618の関係になり、また隣同士の波が0.618の関係によくなる。</span></b><br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
あくまでも目安となるものですが、よくこれらのフィボナッチ比率がよく現れてきます。<br />
<br />
<br />
修正波は調整役。<br />
<br />
修正波の比率分析は次に展開される推進波の始点を捉えるために行います。<br />
<br />
フィボナッチの比率分析でそのフォーメーションの終点を予測しておくと、次に展開される推進波の波(3波、5波、そしてc波)に上手く乗れるようになってきます。<br />
<br />
とはいえ、修正波はメジャートレンドと反対方向に進んでいく波動であるため、その展開はいつも複雑。<br />
<br />
衝撃波とは異なり、修正波は理想的な形ばかり現れるわけではないので、なかなか計算通りには進んでくれません。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波の波の計算で注意するポイント</span></h3>
<br />
<br />
なかなか計算通りに進んでくれない修正波。<br />
<br />
次は、その修正波の波の計算で注意するポイントです。<br />
<br />
<br />
<b>修正波は上位の段階の目標を達成しようとする傾向が強くあります。</b><br />
<br />
<br />
上位の段階の目標とは、たとえばそれが修正4波動目であるならば3波動目の38.2%(または0→3波動目)や、エリオット波動のセオリー(前の衝撃波の4波動目安値)、1-3チャネルラインなどです。<br />
<br />
ひとつのジグザグでその目標に届かない場合、ジグザグが繰り返し現れたり(ダブルジグザグ)、ときに単純なabc修正の最後のc波がグッと伸びて上位の段階の目標を達成することもあるので注意が必要。<br />
<br />
<b>修正波の計算は、上位の段階の目標を確認しつつ、フレキシブルに対応していくことが求められます。</b><br />
<br />
<br />
この他、FX/為替相場で修正波の計算をする場合も注意が必要。<br />
<br />
FXは、各通貨ペア(通貨)が影響しあいながら波動が進んでいきます。そのため、「市場をリードしている通貨ペアに引っ張られて、予想以上に大きくプルバックした!」ということがよくあります。<br />
<br />
「市場を主導している通貨ペア(通貨)は? その波動展開は?」<br />
<br />
この辺りは、事前にチェックしておくのが理想的であると言えます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■修正波まとめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/12/corrective.waves.html" target="_blank"><b>エリオット波動で知っておくべき4つの調整パターン</b></a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<style>
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<br />
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<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">5.フィボナッチで衝撃波と修正波を見極める方法</span></u></h2>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjOdpbz14cZMcRlmRHGsiHSm4LgU42EpFBhmGjJR2yCI0rBMQc7lNOnAFeAk5a0wmYdZma8iGHxVyKjpP4VBseWZeeDi6IcIi_N-hn5S6654GLEua1GBqQij_STP9yxSLBAatGaCqL-Z8U/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E8%25A6%258B%25E6%25A5%25B5%25E3%2582%2581.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波の見極めに使われるフィボナッチ黄金比率のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjOdpbz14cZMcRlmRHGsiHSm4LgU42EpFBhmGjJR2yCI0rBMQc7lNOnAFeAk5a0wmYdZma8iGHxVyKjpP4VBseWZeeDi6IcIi_N-hn5S6654GLEua1GBqQij_STP9yxSLBAatGaCqL-Z8U/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E8%25A6%258B%25E6%25A5%25B5%25E3%2582%2581.jpg" title="衝撃波の見極めに使われるフィボナッチ黄金比率のイメージ図" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
最も安定している形となるとされるフィボナッチ黄金比率1.618(逆数0.618)は、エリオット波動でも特に注目されます。<br />
<br />
次はこのフィボナッチ黄金比率で衝撃波とジグザグ修正波を見極める方法を解説します。<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>衝撃波とジグザグ修正波の内部波動</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■衝撃波 : 5-3-5-3-5</span></b><br />
<br />
<span style="color: #3d85c6;"><b>■ジグザグ修正波 : 5-3-5</b></span><br />
<br /></div>
<br />
<br />
衝撃波とジグザグ修正波はともに5つの波から始まるフォーメーションで、5→3→5と続くところまでは同じです。<br />
<br />
どうやって見分けるのか?<br />
<br />
答えは修正波の特徴を利用します。<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>衝撃波と修正波を見極める方法</u></b><br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■3波動目=1波動目×1.618ラインを実線で越えてくる</span></b><br />
<b><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #3d85c6;">■0-2チャネルラインを越えてくる</span></b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
前の<span style="color: #3d85c6;">4.修正波に現れるフィボナッチ</span>で気付いた方もいるかと思いますが、修正波のc波動はその多くがa波動×1.618以内におさまるという特徴があります。<br />
<br />
加えて、ジグザグ修正波は0-2チャネルライン付近がその終点となるという特徴も併せ持ちます。<br />
<br />
<br />
<b>つまり、3波動目が0-2チャネルと1波動目×1.618ラインを</b><b>ヒゲではなく</b><b>実線で越えてくると、そのフォーメーションは3波延長型衝撃波である可能性が高いとイメージできるようになるわけです</b><b>(5波延長型は越えることも、また越えないこともある)</b><b>。</b><br />
<br />
<br />
このような展開であれば、次の押し(戻り)を待って、5波動目を狙ってエントリーという売買戦略も有効です。<br />
<br />
<br />
※ただ、残念ながらジグザグや拡大フラットなどのc波はa波×2.618などと大きくなる場合もあるので、越えたからといって必ず衝撃波であるということまでは言い切れません(逆に、越えないから衝撃波ではないということでもありません)。優先順位の高いイメージとして捉えるよにしてください。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■0-2チャネルについてはこちら</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/channel.line.html" target="_blank"><b>チャネルラインはこの3つを使え! 引き方と目的まとめ</b></a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">6.実際のチャートで見るエリオット波動とフィボナッチ</span></u></h2>
<br />
<br />
ここまで、どのフォーメーションで、どんなフィボナッチ比率が現れるのかなど、エリオット波動の計算方法を説明してきました。<br />
<br />
次はそれを実際のチャートで確認してみたいと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">上昇推進波トレンドに現れたフィボナッチ</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdAiJK-2zBTo5U7EicXtJ3zRppLLpfvGZWYVQh8PNpoWGC4VxgurprOvFy8JgyUfAl1CH2_qkCirjzCFj-h1Mq39x-WHrAP5BTINh0i0d1hWHVBcNqyT662bGeEnqP8fJ7TgSte2PK9c4/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E4%25B8%258A%25E6%2598%2587%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル上昇推進波トレンドのチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdAiJK-2zBTo5U7EicXtJ3zRppLLpfvGZWYVQh8PNpoWGC4VxgurprOvFy8JgyUfAl1CH2_qkCirjzCFj-h1Mq39x-WHrAP5BTINh0i0d1hWHVBcNqyT662bGeEnqP8fJ7TgSte2PK9c4/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E4%25B8%258A%25E6%2598%2587%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2.jpg" title="ユーロドル上昇推進波トレンドのチャート" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はユーロドル日足チャートに現れた3波延長型衝撃波。<br />
<br />
この実際のチャートには、エリオット波動の計算(3つの比率分析)で以下のようなフィボナッチ比率が現れています。<br />
<br />
<br />
<br />
<u><b>フィボナッチ・リトレースメント</b></u><br />
<ul>
<li><span style="color: blue;">2波動目</span>=<span style="color: blue;">1波動目</span>×0.618</li>
<li><span style="color: blue;">4波動目</span>=<span style="color: blue;">3波動目</span>×0.382</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
<u><b>波動の倍率</b></u></div>
<div>
<ul>
<li><span style="color: blue;">3波動目</span>=<span style="color: blue;">1波動目</span>×3.00</li>
<li><span style="color: blue;">5波動目</span>=<span style="color: blue;">3波動目</span>×0.618</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
<u><b>フィボナッチ黄金区分</b></u></div>
<div>
<ul>
<li>衝撃波全体(3波延長型衝撃波)は<span style="color: blue;">4波動目</span>安値で0.618と0.382に区分</li>
<li><span style="color: red;">延長波</span><span style="color: blue;">3波動目</span>(5波延長型衝撃波)は<span style="color: red;">4波動目</span>安値で0.382と0.618に区分</li>
<li><span style="color: blue;">5波動目</span>(3波延長型衝撃波)は4波動目安値で0.618と0.382に区分</li>
<li><span style="color: blue;">3</span>-<span style="color: red;">3波動目</span>(5波延長型衝撃波)は4波動目安値で0.382と0.618に区分</li>
<li><span style="color: blue;">3</span>-<span style="color: red;">5波動目</span>(3波延長型衝撃波)は4波動目安値で0.618と0.382に区分</li>
</ul>
</div>
<br />
※エリオット波動はフラクタル構造となっているので、衝撃波(推進波)の内部波動も8波1サイクルで展開されます。そして、その内部波動にもフィボナッチ比率が同じように現れてきます。<br />
<br />
このユーロドル日足チャートの推進波は、フィボナッチ・リトレースメント、波動の倍率、フィボナッチ黄金区分が、ほぼ理想的な比率で現れています。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">下降推進波トレンドに現れたフィボナッチ</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnEnGCNpuFQx0-j1UcMHqFNQkQ0p8hoEIYua99oqWdq0sqWda4_K9UgDWzOYGYU4-pOoDeE1fSv6R06y_Wg9ezhNABbS8QevWPtno7c6jGqLF3jLUwFu_9UwrPVhMphnaLypm4t5CLKh4/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25881.5.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル下降推進波トレンドのチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnEnGCNpuFQx0-j1UcMHqFNQkQ0p8hoEIYua99oqWdq0sqWda4_K9UgDWzOYGYU4-pOoDeE1fSv6R06y_Wg9ezhNABbS8QevWPtno7c6jGqLF3jLUwFu_9UwrPVhMphnaLypm4t5CLKh4/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25881.5.jpg" title="ユーロドル下降推進波トレンドのチャート" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
次は、同じユーロドル日足チャートでも下降推進波トレンドです。<br />
<br />
<br />
<u><b>フィボナッチ・リトレースメント</b></u><br />
<ul>
<li><span style="color: blue;">2波動目</span>=<span style="color: blue;">1波動目</span>×0.786</li>
<li><span style="color: blue;">4波動目</span>=<span style="color: blue;">0~3波動目</span>×0.382</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
<u><b>波動の倍率</b></u></div>
<ul>
<li><span style="color: blue;">3波動目</span>=<span style="color: blue;">1波動目</span>×3.00</li>
<li><span style="color: blue;">5波動目</span>=<span style="color: blue;">1波動目</span>×1.618</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
<u><b>フィボナッチ黄金区分</b></u></div>
<ul>
<li>3波延長型衝撃波全体は<span style="color: blue;">4波動目</span>高値で0.618と0.382に区分(延長の可能性があり)</li>
<li><span style="color: red;">延長波</span><span style="color: blue;">3波動目</span>(3波延長型衝撃波)は<span style="color: red;">4波動目</span>高値で0.382と0.618に区分</li>
</ul>
<br />
<br />
同じくこのチャートも、フィボナッチ・リトレースメント、波動の倍率、フィボナッチ黄金区分が、ほぼ理想的な数値で現れており、またガイドラインの「オルターネーション」、「チャネリング」、「エリオット波動の定石」などがしっかりと機能していることも伺えます。<br />
<br />
<br />
「トレンド転換ポイントでピッタリとエントリーできたらなぁ! でも不可能だ!」と誰しもが考えますが、、自然の法則であるエリオット波動とフィボナッチを使えば決して無理なことではありません。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">7.フィボナッチの比率分析で注意するポイント</span></u></h2>
<br />
<br />
エリオット波動の計算でフィボナッチ比率分析をする場合に注意するポイントがあります。<br />
<br />
前の<span style="color: #3d85c6;">6.実際のチャートで見るエリオット波動とフィボナッチ</span>のユーロドル日足チャートをよく見てもらうと、波の節目がところどころフィボナッチのポイントを行き過ぎていることが確認できると思います。<br />
<br />
<br />
<b>これは、フィボナッチのテクニカルポイントよりも、エリオット波動のフォーメーションの完成が優先されること意味しています。</b><br />
<br />
<br />
たとえフィボナッチのテクニカルポイントタッチから反転したとしても、フォーメーションが完成していなければトレンドは変わらないということです。<br />
<br />
よくあるのは、衝撃波の3波動目でフィボナッチのテクニカルポイントにタッチして反転(4波動目)→最後の5波動目でテクニカルポイントを行き過ぎてトレンド転換→ヒゲを付けてテクニカルポイントに戻るといった展開です。<br />
<br />
フィボナッチを使ったトレード手法では、フィボナッチのテクニカルポイントタッチで闇雲にエントリーするのではなく、そのフォーメーションの完成を見極めてからエントリーするのが理想的であると言えます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">8.エリオット波動で使う! フィボナッチトレード手法</span></u></h2>
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTeP_6yhSBWlOp0MVy99KZSHPUqXWaXl6axM9i8l6284IDtnK71PvZS3SuXOKOgvXEv_p7e5tIj2UGRmgyrmT0jfpy5KROWOmqZPq8kVI4WOKy7329YAhjQa2e2HCAf_2X6eC2AH7RpK4/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E6%2589%258B%25E6%25B3%25951.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フィボナッチを使った取引手法のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTeP_6yhSBWlOp0MVy99KZSHPUqXWaXl6axM9i8l6284IDtnK71PvZS3SuXOKOgvXEv_p7e5tIj2UGRmgyrmT0jfpy5KROWOmqZPq8kVI4WOKy7329YAhjQa2e2HCAf_2X6eC2AH7RpK4/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E6%2589%258B%25E6%25B3%25951.jpg" title="フィボナッチを使った取引手法のイメージ図" /></a></div>
<br />
<br />
最後はフィボナッチを使ったトレード手法です。<br />
<br />
エリオット波動はフラクタル構造になっているため、各段階の波動が節目のポイントに向けて同時並行で進んでいきます。<br />
<br />
<br />
<b>そのため、波の節目では各段階のフィボナッチテクニカルポイントがいくつも重なって現れてくることになります。</b><b>このようなポイントはエントリーのチャンス。</b><br />
<br />
<br />
上の図は、3波延長型衝撃波の修正4波動目拡大フラット(3-3-5)終点から、5波動目の終点までを狙ったトレードの一例です。<br />
<br />
<br />
<u><span style="color: #e06666;"><b>エントリーポイント</b></span></u><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
</div>
<ul>
<li><span style="color: blue;">3波動目</span>(又は<span style="color: blue;">1→3波動目</span>)の<span style="color: blue;">FR38.2</span></li>
<li>拡大フラットc波=a波×1.618</li>
<li>拡大フラットc波5波延長型衝撃波の<span style="color: lime;">フィボナッチ黄金区分</span></li>
<li><span style="color: blue;">3波動目</span>の4波最安値(エリオット波動の定石のポイント)</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
フィボナッチのテクニカルポイントが3つ(段階は異なる)、さらにエリオット波動の定石のポイントも重なるところでエントリー(<span style="color: red;">赤丸</span>)。<br />
<br />
<br /></div>
<u><span style="color: #e06666;"><b>利益確定ポイント</b></span></u><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
</div>
<ul>
<li>3波延長型衝撃波全体の<span style="color: red;">フィボナッチ黄金区分</span></li>
<li>5波動目副次波 5波=1波<span style="color: orange;">×1.00</span></li>
</ul>
<br />
フィボナッチのテクニカルポイントが2つ重なるところで利益確定。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
あくまでも一例ですが、このようにフィボナッチが重なれば重なるほど、そこは波の節目である可能性が高くなります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
フィボナッチ以外にも、チャネルライン、エリオット波動の定石のポイント、一目均衡表雲、Pivot値、ボリンジャーバンドなどのテクニカル指標が重なってくるようであれば、そこはまさに強力な反転ポイントです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<style>
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</script>
<br />
<br />
<br />
<h2 style="clear: both; text-align: left;">
<u><span style="color: #3d85c6;">9.エリオット波動の計算/フィボナッチ比率分析まとめ</span></u></h2>
<div>
<br />
<br />
相場にはエリオット波動とフィボナッチが至る所に現れてきます。<br />
<br />
R.N.エリオットが「Nature's Law」で論じているように、本当に相場はエリオット波動とフィボナッチに支配されているのかもしれません。<br />
<br />
間違いなくいえることは、この自然の法則であるエリオット波動とフィボナッチを上手く使えれば、トレードの勝率は格段に高くなるということです。<br />
<br />
常勝トレーダーへの近道はここにあるのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
今回は波の大きさなどの計算でしたが、フィボナッチは「ひとつの波の他の波に対する時間」にも現れてきます(たとえば、5波+3波のエリオット波動サイクルは時間的に黄金比率に近づこうとする傾向がある)。<br />
<br />
この辺りは次の機会に綴ってみたいと考えています。<br />
<br />
以上、「エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法」でした。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■エリオット波動のまとめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html"><b>エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</b></a><br />
<br /></div>
<br />
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<br />
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</div>
</div>
TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-69916275834618145972020-01-25T09:41:00.001+09:002021-02-03T22:43:44.133+09:00ルールは破れることがある?「エリオット波動の行き過ぎ」を考察更新日2020年1月25日<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMmyKquKAPeYVzDTT61l5TPmsYTWAwA1_ogziwlK-WzsJqvfwEgDIFt5sqAlvtxzGDvfYZzrSIHKaNtNb7LAWp4IyRUwW39ejpf62Iho2H03voGAI_sXwTZGaXw_sMsNfqlbIHGboGEGM/s1600/979fa16239e3e5754308ea93ce170efa_s-min.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動の行き過ぎイメージ" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMmyKquKAPeYVzDTT61l5TPmsYTWAwA1_ogziwlK-WzsJqvfwEgDIFt5sqAlvtxzGDvfYZzrSIHKaNtNb7LAWp4IyRUwW39ejpf62Iho2H03voGAI_sXwTZGaXw_sMsNfqlbIHGboGEGM/s320/979fa16239e3e5754308ea93ce170efa_s-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
エリオット波動の「波動の行き過ぎ(ルールの破れ)」についてメッセージをいただくことがあります。<br />
<br />
エリオット波動の3つのルールは絶対的なもので「波動の行き過ぎ」など無いと思っている人も多いのではないでしょうか。<br />
<br />
<b>しかし、エリオット波動のルールは一時的に破れてしまうことがあります。</b><br />
<br />
<br />
日本ではエリオット波動があまりメジャーではないからかもしれませんが、残念ながらこのエリオット波動の「波動の行き過ぎ」を取り上げた記事をネット上で見つけることはできません。<br />
<br />
そこで今回は、「エリオット波動のルールとは?」、「なぜそのルールは一時的に破れるのか?」、そして「どのルールが破れるのか?」などを識者の見解や具体例を用いながら考察してみたいと思います。<br />
<br />
<center>
<style>
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<br />
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</center>
<br />
<br />
<div style="background: rgb(255, 250, 250); border: 2px dotted rgb(17, 17, 17); padding: 10px;">
<br />
<b><u> 目 次 </u></b><br />
<br />
<br />
<b>■エリオット波動の行き過ぎ(ルールの破れ)の可能性</b><br />
<br />
<br />
<b>■エリオット波動の行き過ぎ(ルール破れ)はなぜ起こるのか?</b><br />
<br />
<ul>
<li>【識者の見解】高レバレッジではルールが破れる</li>
<li>下位の段階では行き過ぎ(ルールの破れ)が起こり易い</li>
<li>【ルールが破れる理由:その1】主導通貨の影響で行き過ぎる</li>
<li>【ルールが破れる理由:その2】経済指標などの影響による行き過ぎ</li>
<li>エリオット波動の行き過ぎは一時的【反転のトリガー】</li>
</ul>
<br />
<b>■どこが行き過ぎ</b><b>どのルールが破れるのか?【2つのポイント】</b><br />
<br />
<ul>
<li>衝撃波の3つのルールとは?</li>
<li>【ポイント:その1】2波動目の一時的な行き過ぎ</li>
<li>【ポイント:その2】4波動目の一時的な行き過ぎ</li>
<li>実際の為替相場チャートに現れた行き過ぎ【ユーロドル4時間足】</li>
</ul>
<br />
<b>■エリオット波動の一時的な行き過ぎのまとめ</b><br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>エリオット波動の行き過ぎ(ルールの破れ)の可能性</u></span></h2>
<div>
<br />
<div>
<br />
エリオット波動のルール破れの可能性を知っておくことはとても大事です。<br />
<br />
<br />
<b>なぜなら、フェイラーと同様に、この可能性を知らないとエリオット波動の波を正しくカウントすることができないからです。</b><br />
<br />
※<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">フェイラー(エリオット波動のガイドライン)</span></a></u> 衝撃波の3波動目が5波動目の終点を越えることができない<br />
<br />
「エリオット波動のルールは絶対に破れないよ! 必然的なルールだから!」と考えている人も多いと思います。<br />
<br />
しかし、為替相場ではルールが破れることがあり、しかも、下位の段階になればなるほどよく現れ、5分足や1分足レベルの段階であれば結構な頻度で現れます。</div><div>
<br />
ただし、その破れは「一時的な行き過ぎ」である場合がほとんどです。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEih-P9g6LpI3X5QcP1Fev8PDKKtLZVAWYfKxdOsa9eW0d4bb6NC9x9SUC_HTANzkj8iE1DB5d95332yg4g3nD1uN0iaIOL2_2TmR1JXMdG6ZvfWJTlsYuMjxKwfOkQCH-FlV6thLDK12-E/s1600/903ea9bc338c0368ebcb7ce0700a280d_s-min.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ルール破れのイメージ図" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEih-P9g6LpI3X5QcP1Fev8PDKKtLZVAWYfKxdOsa9eW0d4bb6NC9x9SUC_HTANzkj8iE1DB5d95332yg4g3nD1uN0iaIOL2_2TmR1JXMdG6ZvfWJTlsYuMjxKwfOkQCH-FlV6thLDK12-E/s400/903ea9bc338c0368ebcb7ce0700a280d_s-min.jpg" title="" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動の行き過ぎ(ルール破れ)はなぜ起こるのか?</span></u></h2>
<br />
<br /></div>
<div>
エリオット波動の行き過ぎ(ルールの破れ)はなぜ起こるのか?<br />
<br />
まずはエリオット波動の識者は「エリオット波動の行き過ぎ」についてどのように考えているのかみてみましょう。<br />
<br />
<br />
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">【識者の見解】高レバレッジではルールが破れる</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動の熱心な研究者であるA.Jフロストやロバート.R.プレクター.ジュニアは、世界的にベストセラーになったその著書「Elliott Wave Principle(邦訳版 エリオット波動入門)」の中で以下のように述べています。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: #0b5394;">最も一般的な推進波は「衝撃波(Impulse Waves)」である。衝撃波において第4波が第1波の価格帯に割り込む(いわゆる重複)ことはない。このルールはレバレッジをかけないすべての現物市場に当てはまる。一方、大きなレバレッジをかけられる先物市場では、現物市場には見られない価格の一時的な行き過ぎが起こる。</span></b></blockquote>
<br />
<br />
エリオット波動の研究で最も著名な二人は<b>「大きなレバレッジをかけられる市場では波動の行き過ぎが起こる」</b>という見解。<br />
<br />
<br />
投機が目的にもなる市場のほとんどはレバレッジをかけられるようになっていますが、為替市場はどうでしょうか。<br />
<br /></div>
<div>
FXで問題となっているのが高レバレッジでの取引で、海外の投機筋は信じられないほどの大きなレバレッジをかけて取引してきます。<br />
<br />
なぜなら、彼らは為替市場に投機することが職業であるからです。効率よく収益をあげるために、高レバレッジで取引するのは当たり前のことです。<br />
<br />
<br />
日本ではどうでしょうか。<br />
<br />
FX会社のトレード環境は年々よくなってきており、スプレッドは昔と違いかなり狭く設定され、逆指値などの注文も簡単に設定でき、またトレードツールもMT4などプロ顔負けの仕様となってきています。<br />
<br />
この垣根が下がったことにより、近年は一般の個人投資家の数がグッと増えてきています(ミセスワタナベさんなど)。<br />
<br />
スキャルピングやデイトレードを行う個人投資家の多くは、レバレッジをかけて厚めにポジションを建てると同時に、リスク管理からわりと近くに逆指値を入れておくという戦略をとります。<br />
<br />
つまり、損切りの連鎖から突発的に大きく価格が動き、波動の行き過ぎが起こり易くなっているというわけです。<br />
<br />
<br />
個人的にも、この二人の識者の見解と同意見です。<br />
<br />
現在の為替市場において、このレバレッジの影響により、波動の行き過ぎが起こる可能性は高くなっていると言えそうです。<br />
<br />
<br />
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<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">
下位の段階では行き過ぎ(ルールの破れ)が起こり易い</span></h3>
<div>
<br />
エリオット波動の行き過ぎは、月足や週足などの大きな段階で目にすることはあまりありません。<br />
<br />
その理由(後ほど説明)から、<b>下位の段階になればなるほどエリオット波動の行き過ぎは起こり易くなります。</b><br />
<br />
<br /></div>
<div>
エリオット波動の生みの親R.N.エリオットの時代のチャートは、自分の手で作成していくのが一般的だったようです(エリオットも、日足や1時間足チャートを手書きで作って、そこから波動原理を見つけ出したそうです)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
R.N.エリオットの時代とは異なり、現在の取引ツールはMT4などの優れたツールが用いられ、30分足や5分足、そして1分なども簡単に確認できる時代になってきています。</div>
<div>
<br /></div>
先程のレバレッジによる影響からくる行き過ぎは一瞬の出来事である場合がほとんど。<br />
<br />
当然、段階が小さくなればなるほどその影響も大きくなり、5分足などでは波動の一時的な行き過ぎ(ルールの破れ)がさらに起こり易くなってきます。<br />
<br />
分足でエリオット波動を使う場合は、波動の行き過ぎに注意しておくことが必要です。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">【ルールが破れる理由:その1】主導通貨の影響で行き過ぎる</span></h3>
<br />
次は、レバレッジの影響による一時的な行き過ぎは、どのような要因で引き起こされるのか考察してみます。<br />
<br />
<br />
他の市場とは異なり、為替市場は各通貨(又は通貨ペア)が影響し合いながら波動が進んでいきます。為替相場の予想はこの辺りがとても難しくまた面白くもあります。<br />
<br />
ドル円、ユーロドル、ユーロ円の関係で見た場合、ドル円だけが独立した動きになることはなく、ときにユーロドルとユーロ円から影響を受け、またときに影響を与えながら波動が進んでいきます(この3通貨ペアはよく三つ巴になる)。<br />
<br />
<b>そして、為替相場における行き過ぎは、その多くが市場を主導している通貨の影響によって引き起こされます。</b><br />
<br />
たとえば、A通貨がエリオット波動のルールのギリギリのラインに位置している時に、市場を主導しているB通貨で大きな動きがあれば、その影響からA通貨に行き過ぎが起こってしまうわけです。<br />
<br />
為替市場は関連通貨が影響し合いながら波動が進んでいくため、このような波動の行き過ぎが起こるのはある程度しょうがないようです。<br />
<br />
対策としては、時間帯を見ながら、できるだけ市場をリードしている通貨を探してトレードすることです(関連通貨の波動展開もチェック)。<br />
<br />
東京時間ではユーロドルよりドル円。逆に欧州時間ではドル円よりユーロドルの方がエリオット波動の理想的な波動展開になり易いのは想像に容易いと思います。<br />
<br />
この他にも、波動が揃わないことによって行き過ぎが起こることがあります。<br />
<br />
大きな段階の節目では、特定の通貨ペアが単独でトレンド転換するということはまずありません。関連通貨がタイミングを合わせて一斉に反転してくる場合がほとんどです。<br />
<br />
波動が揃うまでに時間がかかってしまうと、関連通貨の流れに引きずられて行き過ぎてしまうといったケースも出てきます(波動が揃う直前は往々にして大きな変動がある)。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">【ルールが破れる理由:その2】経済指標などの影響による行き過ぎ</span></h3>
<br />
為替相場に影響を与える外部要因のひとつに経済指標があります。<br />
<br />
なかでも、為替市場は米ドル(ドルインデックス)が相場をリードすることが多いため、米国の経済指標は特に注目されます(しかも、ボラティリティが大きくなる時間帯に発表される)。<br />
<br />
<b>この米国の経済指標の影響により行き過ぎが起こってしまうことがあります。</b><br />
<br />
また、米国(FOMC)、ユーロ圏(ECB)など各国の金融政策も外部要因。<br />
<br />
たとえば、政策金利の発表や議事録の公開後、「その内容に素直に反応→行き過ぎでルールが破れる→ヒゲを付けて大きく反転して元の流れに戻る」といった展開などです。<br />
<br />
この他、有事、災害、要人の発言などのニュース、株価や長期国債などの動向、そして様々なテクニカル指標に起因する行き過ぎもあります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動の行き過ぎは一時的【反転のトリガー】</span></h3>
<br />
ここまでレバレッジの影響などから波動の行き過ぎが起こることを考察しました。<br />
<br />
しかし、エリオット波動のルールは必然であるとされています(必ずそのようになる)。<br />
<br />
なので、たとえ波動が行き過ぎたとしても、相場にそれ以上その方向に進んでいく力はなく、エリオット波動の示す方向に急反転して、その後は通常の波動展開にすぐに戻ります。<br />
<br />
<b>結果、そのような行き過ぎは、ヒゲだけの一時的なもので終わってしまうことがほとんどです。</b><br />
<b><br /></b>
<b>さらに言えば、この「ヒゲを付けた一時的な行き過ぎ」は、次の波動がスタートするトリガーとなり、往々にして絶好のトレードチャンスとなります。</b><br />
<br />
一時的な行き過ぎの判断は、ヒゲを付けてからの展開(下位の段階)が推進波かどうかを確認してみることです。<br />
<br />
なぜなら、推進波はトレンドを押し進めていくフォーメーションで、常にひと回り上の段階のトレンド方向に現れるからです。<br />
<br />
<b>なので、その展開が5つの波の推進波(衝撃波やリーディング・ダイアゴナルトライアングル)であるならば、一時的な行き過ぎである可能性が高いといえます。</b><br />
<br />
<br />
以上、ここまで「波動の一時的な行き過ぎ」についてでした。<br />
<br />
次に、実際にどのような行き過ぎ(ルール破れ)が起こるのか考えてみます。<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">どこが行き過ぎどのルールが破れるのか?【2つのポイント】</span></u></h2>
<br />
<br />
一般的に「エリオット波動のルール」と言われているものは、推進波の主役である「衝撃波の3つのルール」のことを指します。<br />
<br />
まずは、その3つのルールをおさらいしてみましょう。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波の3つのルールとは?</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiC1Ttx2Q7NnCZrr1HhQIybMI2QcZrcPdVuGaREMy_nD_3WDhg1fzHJI45Mb9ju0cDtuCpwMsIM62jqfC4lfpkfPoIpdXG8R39kpC4LwIdhd1nS7eWG7uAqhOby047_QIaCUPIrqvXryUM/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB7.20+%25281%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波の3つのルール解説図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiC1Ttx2Q7NnCZrr1HhQIybMI2QcZrcPdVuGaREMy_nD_3WDhg1fzHJI45Mb9ju0cDtuCpwMsIM62jqfC4lfpkfPoIpdXG8R39kpC4LwIdhd1nS7eWG7uAqhOby047_QIaCUPIrqvXryUM/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB7.20+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<br />
トレンドを押し進める5つの波の推進波で最も一般的なのは衝撃波です。<br />
<br />
そして、この衝撃波にはルールがあります。<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204); margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>衝撃波の3つのルール</u></b><br />
<b><u><br /></u></b>
<b><span style="color: #0b5394;">■2波動目は1波動目の始点を越えない</span></b><br />
<b><span style="color: #0b5394;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #0b5394;">■1・3・5波動目で3波動目は一番小さな波動にならない※2番目はOK</span></b><br />
<b><span style="color: #0b5394;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #0b5394;">■1波動目と4波動目は重複しない</span></b><br />
<ul>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<br />
<br />
<div>
ルールといっても、上の3つだけの簡単なものです。<br />
<br />
<br />
この3つのルールのうちのどのルールが一時的に破れるのか?<br />
<br />
<br />
エリオット波動の研究者であるA.Jフロストやロバート.R.プレクター.ジュニアは、1波動目と4波動目の重複は起こるとの見解でした。<br />
<b><br /></b>
<b>しかし、個人的には高レバレッジの市場では2波動目が1波動目の始点を一時的に行き過ぎてしまうルール破れも起こると考えています(特に下位の段階)。</b></div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">【ポイント:その1】2波動目の一時的な行き過ぎ</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh7yvMVutfgQxe2NhrWAcExhETlYoREw9TvA6Vw6tkmgYBF9XdcOXI3nlCPqhkTWS9RsBZ6Dmi5_3_JNWTIYcOAdUenqrGWI4zUuoDTPsW90Yp4mfZ5J-8t6j7QFmSIMSO4iwAtloAH4cE/s1600/2%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E7%259B%25AE%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%258C%25E3%2581%258D%25E9%2581%258E%25E3%2581%258E.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="2波動目の行き過ぎイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh7yvMVutfgQxe2NhrWAcExhETlYoREw9TvA6Vw6tkmgYBF9XdcOXI3nlCPqhkTWS9RsBZ6Dmi5_3_JNWTIYcOAdUenqrGWI4zUuoDTPsW90Yp4mfZ5J-8t6j7QFmSIMSO4iwAtloAH4cE/s1600/2%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E7%259B%25AE%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%258C%25E3%2581%258D%25E9%2581%258E%25E3%2581%258E.jpg" title="" /></a></div>
上の図は、修正2波動目で一時的な行き過ぎが起ったケースです。<br />
<br />
このように、2波動目が1波動目の始点を一時的に行き過ぎてしまうルール破れが現れてくるのはなぜか?<br />
<br />
<br />
<b>それは、前述のレバレッジなどの要因に加えて、修正2波動目の局面が持つ2つの「波の個性」にその理由をもとめることができます。</b><br />
<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204); margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>修正波の波の個性</u></b><br />
<b><u><br /></u></b>
<span style="color: #e06666;"><span style="color: #e06666;"><b>■2波動目はジグザグ系が現れ易く深いリトレイスになる</b></span></span><br />
<span style="color: #e06666;"><b><br /></b></span>
<span style="color: #e06666;"><b>■修正波のC波は大きく力強い波動になる</b></span><br />
<ul>
</ul>
<br /></div>
<br />
<br />
トレンドが変わり1波動目が終了した時点では、すでにトレンド転換しているということに気付いている投資家は極めて少なく、多くは「単なる一時的なプルバック! 絶好の押し目(戻り)だ!」と考えます。<br />
<br />
また、トレンド転換したと考えて新しいトレンド方向にポジションを建てた投資家も、その勢いの強さから疑心暗鬼となりポジションを投げてきます。<br />
<br />
ひとつ目の理由がこれで、ほとんどの修正2波動目は深くリトレースをすることとなり、1波動目始点近くまでプルバックをしてくることも珍しくはありません(理想的には1波動目のFR50.0、FR61.8付近)。<br />
<br />
しかも、修正パターンでよく現れるのがジグザグ修正波(波動展開は5-3-5)。<br />
<br />
ジグザグ修正波などの単純なABC修正波のC波は力強い波動になるという波の個性があり、ときにその波動は衝撃波の3波動目と間違えてしまうほどの強烈な展開を見せます(拡大フラットのc波も同様、また為替相場ではフラットのc波も強力な波動となることがある)。<br />
<br />
ふたつ目の理由はここにあります。この強力なC波が1波動目の始点を一時的に行き過ぎてしまう要因になるわけです。<br />
<br />
この他にも、上の図のように1波動目の推進波が5波延長型衝撃波(5波動目がエクステンション)の場合は、次の2波動目のリトレイスが深くなり、行き過ぎの要因になることがあります。<br />
<br />
修正波のA波が5-2波動目でサポート→ダマシのB波で反転、そして最後のC波で1波始点を一時的に行き過ぎるといった展開です。<br />
<br />
<br />
このようなヒゲを付けた一時的な行き過ぎはトレンド転換のサインとなり、次の3波動目が勢いよくスタートしていくトリガーによくなります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">【ポイント:その2】4波動目の一時的な行き過ぎ</span></h3>
<div>
<br />
<br />
次は、A.Jフロストやロバート.R.プレクター.ジュニアが述べている修正4波動目の一時的な行き過ぎです。<br />
<br />
「1波動目と4波動目は重複しない」このルールは、あくまで推進波のひとつである「衝撃波のルール」です。<br />
<br />
1波動目と4波動目が重複する推進波「ダイアゴナルトライアングル」とごちゃ混ぜにせず、しっかりと区別して捉える必要があります。<br />
<br />
今回は「衝撃波の行き過ぎ」がテーマなのでダイアゴナルトライアングルには触れません。詳しくは「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</span></a></u>」をご覧ください。<br />
<br />
<br />
修正4波動目は浅いリトレイスで横這いの修正波が現れ易いという波の個性があるというものの、その正当化される許容範囲は広く、トレーダーにとっては厄介な波動です。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOEA7OzKA5Qlyak9U7uxGR2mCK8yTMuAudGCthfBZUcx89EdoOIqBdsM8xFabcbsgQZIaG_MqmxxKhFoa2eNQqKtDpHdwopUxyZzuxTMQKJDsF_a9b4xXv2xveAOrPz3wL6cSfKS3mqYo/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E8%25A8%25B1%25E5%25AE%25B9%25E7%25AF%2584%25E5%259B%25B21.25.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="修正4波の許容範囲をあらわした図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOEA7OzKA5Qlyak9U7uxGR2mCK8yTMuAudGCthfBZUcx89EdoOIqBdsM8xFabcbsgQZIaG_MqmxxKhFoa2eNQqKtDpHdwopUxyZzuxTMQKJDsF_a9b4xXv2xveAOrPz3wL6cSfKS3mqYo/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E8%25A8%25B1%25E5%25AE%25B9%25E7%25AF%2584%25E5%259B%25B21.25.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
上は修正4波の許容範囲をイメージした図です。<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204); margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<b><u>修正4波の許容範囲(強気相場のケース)</u></b><br />
<br />
<div>
<span style="color: #0b5394;"><b>■上限は3波動目終点ライン(ただし、拡大フラット修正波やランニングトライアングル修正波など3波動目の終点を越えてくるものもある)</b></span><br />
<span style="color: #0b5394;"><b><br /></b></span>
<span style="color: #0b5394;"><b>■下限は1波動目の終点ライン</b></span></div>
<div>
<ul>
</ul>
</div>
<br /></div>
<br />
<br /></div>
<div>
<br />
上のイメージは上昇推進波トレンド(強気相場)ですが、このように修正4波動目の許容範囲はとても広いものです。<br />
<br />
3つの衝撃波の中で最もよく現れる3波延長型衝撃波では、許容範囲が広くなるため、1波動目と4波動目が重複することはあまりありません。<br />
<br />
<br />
<b>4波動目で行き過ぎが現れるのは、その範囲がそこまで広くない1波延長型衝撃波と、5波延長型衝撃波です。</b></div>
<div>
<br />
<br /></div>
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">1波延長型衝撃波における4波動目の行き過ぎ</span></u></h4>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-G9WQWMXhs2fqTg9oIs3jIjU4iKkfsbfJBLuP1GV7bB4HSgD3mFArt_DhPwU0FSiv63o8zACzFZ4eC9jELOHjXB6dZc8B4mBzK2R_NeJQpSHjrgiC5B2G3HT9-GL1_NVF1mYyOLZFFVY/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E7%259B%25AE%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%258C%25E3%2581%258D%25E9%2581%258E%25E3%2581%258E+.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="1波延長型衝撃波と行き過ぎのイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-G9WQWMXhs2fqTg9oIs3jIjU4iKkfsbfJBLuP1GV7bB4HSgD3mFArt_DhPwU0FSiv63o8zACzFZ4eC9jELOHjXB6dZc8B4mBzK2R_NeJQpSHjrgiC5B2G3HT9-GL1_NVF1mYyOLZFFVY/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E7%259B%25AE%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%258C%25E3%2581%258D%25E9%2581%258E%25E3%2581%258E+.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
1波動目に延長波を内包する1波延長型衝撃波(波の大きさは1>3>5)は、そもそも4波動目の許容範囲が狭いフォーメーションです(上図)。<br />
<br />
このため、このフォーメーションでは1波動目と4波動目が重複する一時的な行き過ぎが起こり易くなります。<br />
<br />
また、このフォーメーションは、<br />
<br />
<ul>
<li>3波動目が終わった段階での波動展開は5-3-5</li>
<li>3波動目が1波動目の×1.00以下</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
という展開。</div>
<br />
そうです。3波動目まではジグザグ修正波であると捉えてもおかしくない展開です。<br />
<br />
このことから、「ジグザグ修正波だ!」と考えるトレーダーが一気に売りを浴びせてくるため、1波動目と4波動目が重複し易くなるというわけです。<br />
<br />
※さらに付け加えると、この1波延長型衝撃波では、5波動目が行き過ぎて3波動目の大きさが一番小さくなるというルール破れも稀に現れてくると考えています。<br />
<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">5波延長型衝撃波における4波動目の行き過ぎ</span></u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6MmEAWXnvSkpyGPsG1_SdWZHGPUSqAvu5SllqkrcuiHznKqvA9a32ws-AJy0N4ymq1wpklk07uesab16KwRiUMvpfq6Zru6ph861LjwAVc55SXuEFXsunnwbPG7738JWMEeW31Zdn_hI/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E7%259B%25AE%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%258C%25E3%2581%258D%25E9%2581%258E%25E3%2581%258E++5%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2+%25283%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="5波延長型衝撃波と行き過ぎイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6MmEAWXnvSkpyGPsG1_SdWZHGPUSqAvu5SllqkrcuiHznKqvA9a32ws-AJy0N4ymq1wpklk07uesab16KwRiUMvpfq6Zru6ph861LjwAVc55SXuEFXsunnwbPG7738JWMEeW31Zdn_hI/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E7%259B%25AE%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%258C%25E3%2581%258D%25E9%2581%258E%25E3%2581%258E++5%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2+%25283%2529.jpg" title="" /></a></div>
<br />
5波動目に延長波を内包する5波延長型衝撃波も4波動目が行き過ぎる(1波動目と4波動目が重複)ことがあります(上図)。<br />
<br />
5波動目が延長波(エクステンション)となる要因は3つあり、その要因の違いによって5波延長型衝撃波の形は微妙に変わってきます。<br />
<br />
※5波延長型衝撃波の3つの要因は、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖</span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
その3つの中で、1波動目と3波動目の大きさがあまり変わらないことに起因する5波延長型衝撃波にルール破れが現れます(ただし3波動=1波動目×1.00以上)。<br />
<br />
オルターネーションから5波動目が延長波となるのですが、このケースでは4波動目の許容範囲が狭くなること、また先ほどの1波延長型衝撃波と同じく3波動目が終わった時点ではジグザグ修正波と同じ展開になることがルール破れの原因。<br />
<br />
5波延長型衝撃波で1波動目と4波動目が重複するのはこのパターンがほとんどです。<br />
<br />
※このようなパターンでの次の5波動目は必ずと言っていいほど延長波(エクステンション)で強力な波動となります。<br />
<br />
<br />
このように<b>、1波延長型衝撃波と5波延長型衝撃波では1波動目と4波動目が重複する一時的な行き過ぎ(ルール破れ)が起こると考えています。</b><br />
<br />
<br />
では、実際の為替相場のチャートで一時的な行き過ぎがどのように現れるのかみてみましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">実際の為替相場チャートに現れた行き過ぎ【ユーロドル4時間足】</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgv7uzx4HhYgzTFqF6FBsv7ANOWetdDeQrvNLkVCN00WDtcdU_ZjLg5OWSbkuXxfOK7pJF075xujtXE_c3dVZ5uiY4giYJq0qEt3ZZtkoQI7extXu5LjrkfiVapSRXvCV6KXwlAm8-q1Tg/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB1.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="行き過ぎが現れたユーロドル4時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgv7uzx4HhYgzTFqF6FBsv7ANOWetdDeQrvNLkVCN00WDtcdU_ZjLg5OWSbkuXxfOK7pJF075xujtXE_c3dVZ5uiY4giYJq0qEt3ZZtkoQI7extXu5LjrkfiVapSRXvCV6KXwlAm8-q1Tg/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB1.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はユーロドル4時間足チャート(2018年2月)に現れた一時的な行き過ぎで、衝撃波5波動目の副次波5波動目1波と4波が重複するルール破れです(赤丸のポイント)。<br />
<br />
1波動目と3波動目があまり変わらない大きさ→経済指標の発表→4波動目の一時的な行き過ぎでヒゲの部分が重複→最後の5波動目がエクステンション(1波延長型衝撃波)→衝撃波完成でトレンド転換という流れでした。<br />
<br />
このように、たとえ行き過ぎが起こったとしても、ヒゲの部分だけの一時的なもので終わる場合がほとんどです。<br />
<br />
<br />
以上、「衝撃波のどこが行き過ぎどのルールが破れるのか?」についてでした。<br />
<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動の一時的な行き過ぎのまとめ</span></u></h2>
<br />
<br />
エリオット波動の衝撃波の3つのルールは必然です。しかし、高レバレッジの相場では一時的な行き過ぎ(ルール破れ)が起こってしまいます。<br />
<br />
また、近年は連動型EA(自動売買)がかなり普及してきました。このような環境も衝撃波の一時的な行き過ぎが起こる要因のひとつになっていると思われます。<br />
<br />
このような状況においては、たとえ必然的なルールと言えども、一時的な行き過ぎも念頭に置きつつ、フレキシブルに対応していこうと言う姿勢が求められていると言えるのではないでしょうか。<br />
<br />
<div style="background: rgb(65, 105, 225); border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■エリオット波動のおすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<span style="font-size: small;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html">エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</a></span><br />
<br /></div>
<br />
<br />
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<br />
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</div>
TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-8901958172033689052020-01-19T12:50:00.000+09:002020-04-06T13:10:50.060+09:00エリオット波動分析/ドル円、2020年は120円台に向けて視界良好?ドル円は調整後に再び衝撃波(インパルス)を展開して、日足チャートに陽線が並んで現れてきています。<br />
<br />
どうやら直近のドル円のトレンドは上方向。<br />
<br />
このトレンドがエリオット波動の推進波トレンド(5-3-5-3-5)であるならば、2020年のドル円は120円台に向けた展望が開けてきそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
衝撃波を展開しているとはいえ、このトレンドが推進波トレンドであることは確定していません。修正波トレンドである可能性もあります。<br />
<br />
しかし、ドル円の週足段階の展開や、クロス円(円インデックス)の展開、そして米ドル(ドルインデックス)の展開から考えると、このトレンドは修正波トレンドではなく、推進波トレンドである可能性が高いのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
2020年は円が売られドルが買われる展開になるイメージです(ドル円主導の相場)。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>エリオット波動分析/ドル円とユーロドルの2020年を予想</u></span></h2>
<br />
FX/為替相場のエリオット波動分析は株式相場のそれとは少し手法が異なります。<br />
<br />
各通貨ペア(各インデックス)は影響しあいながら波動が進んでいくため、その通貨ペアだけでエリオット波動分析するよりも、関連通貨の波動展開を見て総合的に分析する方がその精度が上がります。<br />
<br />
これからエリオット波動を使って相場を分析してみようと考えられている方は、ぜひ関連通貨の波動展開も見るようにしてください。<br />
<br />
難しいですが、「あれやこれや」と考えながら為替相場を分析するのはとても楽しいですよ。<br />
<br />
<br />
さて、今回の月間為替予想はドル円とユーロドルの2020年の展開を予想してみたい思います。<br />
<br />
まずユーロドルから。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>ドルインデックスと連動して下降トレンドが継続</u></span></h2>
<br />
<br />
三つ巴の展開によくなるユーロドル、ユーロ円、ドル円。<br />
<br />
現在はユーロ円が上方向にトレンド転換したので「ユーロドルも上では?」と考えたくなります。<br />
<br />
しかし、ユーロドルは為替市場で最も注目されるドルインデックス(米ドル)の影響を大きく受けます(ドルインデックスの加重ウエイトの半分以上はユーロ)。<br />
<br />
なので、ドルインデックスの上昇トレンドが終わらない限りユーロドルの下降トレンドが続く可能性は高いといえます。<br />
<br />
ドルインデックスは週足の段階で推進波トレンドを展開中と予想していますが、現在はその最後の5波動目(直近では時間足段階で上昇推進波が現れている=トレンドは上方向)。<br />
<br />
そして、その目標ポイントはまだかなり上にあります。<br />
<br />
2020年のユーロドルはドルインデックと連動しながら逆相関で下方向に進んでいくのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ジグザグではなく、5波延長型衝撃波</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiK-R0EXi2lsa4l2mEkaqVCElAM4lTQh3vXaSvFHebTfnJBuNsqBJvze-KXEtZenjzHWspdYf5EP0Bedg4mzXoYmSK9PAkUy02fn84pZOSFpJQ7l6NAD9GNfk6LFHOUFi8OxGDmIYylsXM/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB1.18+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドルFX/為替相場の週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiK-R0EXi2lsa4l2mEkaqVCElAM4lTQh3vXaSvFHebTfnJBuNsqBJvze-KXEtZenjzHWspdYf5EP0Bedg4mzXoYmSK9PAkUy02fn84pZOSFpJQ7l6NAD9GNfk6LFHOUFi8OxGDmIYylsXM/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB1.18+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はユーロドルFX/為替相場週足チャートです。<br />
<br />
<br />
この段階で注目されるポイントは、2017年からの上昇推進波トレンド(3波延長型衝撃波)が1波なのか、それともc波なのかというところ。<br />
<br />
この捉え方の違いで中長期の売買戦略も変わってきます。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<ul>
<li><b>買い方の目線 1波動目→2波動目のジグザグ修正波</b></li>
<li><b>売り方の目線 c波→5波動目の推進波(5波延長型衝撃波)</b></li>
</ul>
<br /></div>
<br />
<br />
<div>
売り方と買い方の目線はこんな感じではないでしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
個人的にはc波→5波動目の推進波の展開が濃厚との予想。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
その理由として、先ほどのドルインデックスの展開がまだ上であるということがひとつ。<br />
<br />
※ドルインデックの目標ポイントの予想は「<a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/11/fx-forecast30.html" target="_blank">米ドル(ドルインデック)2020年の目標はどこ?</a>」をご覧ください。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
もうひとつは、2018年2月から現在までの一連の下降波動がジグザク修正波のフォーメーションであるようには見えないというところ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ジグザグ修正波のb波はそれ自体がよくジグザグ修正波となり、その多くはFR50.0~FR79.0のリトレース。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
たしかにジグザグ修正波のb波はときに浅いリトレースとなることもあるのですが、その場合のb波はジグザグではなく、複合型修正波やランニングトライアングルなどのトライアングル系修正であることがほとんどです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ユーロドルの展開はそのようには見えません。</div>
<br />
なので、直近はユーロ円がトレンド転換している影響でかなり下げ難く複雑な波形となってはいますが、個人的には推進波トレンドの5波動目がエクステンションをしてきている可能性が高いのではとのイメージです(5-3を展開中と予想)。<br />
<br />
<br />
2020年のユーロドルはドルインデックと逆相関で下降トレンドが続いていくのではないでしょうか(ただし、5-1終点ラインを実線で越えてきた場合にはカウント修正が必要)。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ドル円、ジグザグのC波で120台を目指す</span></u></h2>
<br />
次は2020年のドル円の予想。<br />
<br />
ユーロドルとは異なり、ユーロ円が上方向にトレンドが変わったこと、ドルインデックがの目標ポイントがまだ上にあることから、2020年のドル円はかなり上げやすい環境になるのではと予想しています。<br />
<br />
ただし、ドル円、各クロス円はいずれも推進波が現れているといえど、その波動展開が微妙に異なっているようです。<br />
<br />
たとえば、ユーロ円はすでに1波動目の推進波が完成していて、修正2波動目を展開中である可能性があり、またポンド円も同様。<br />
<br />
ドル円は各クロス円の展開を注視しておく必要がありそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ドル円、2020年は推進波の展開が予想される</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_E2QmUTIIVq5_um-tdCa_QZbBZsmCoTwBQbfbdN5Q27XeeItD7KMoSlZ_7TRQDWUMfQkjXXNcT_CchSVF8rM2yl-gxkXSuRb9ExFjamJNXCTwf8qSLPNHnqLHJMQdu-uW4kx7Tw-84ow/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25861.18+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円FX/為替相場の月足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_E2QmUTIIVq5_um-tdCa_QZbBZsmCoTwBQbfbdN5Q27XeeItD7KMoSlZ_7TRQDWUMfQkjXXNcT_CchSVF8rM2yl-gxkXSuRb9ExFjamJNXCTwf8qSLPNHnqLHJMQdu-uW4kx7Tw-84ow/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25861.18+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円FX/為替相場月足チャートです。<br />
<br />
2020年のドル円は推進波の展開で大きく上昇してくるイメージ。<br />
<br />
そのイメージの根拠をこの段階のエリオット波動サイクルを確認しながら説明します。<br />
<br />
<br />
<br />
<b><u>ドル円月足段階の波動展開</u></b><br />
<br />
ドル円は、長期下降トレンドが最後のエンディング・ダイアゴナルトライアングル(以下EDT)で終了(EDTはトレンド転換を示唆するフォーメーション)。<br />
<br />
その後、5波動目がエクステンションをした5波延長型衝撃波で、EDTの始点ラインまで上昇。<br />
<br />
※エリオット波動のガイドライン EDTからの反転1発目はその始点までプルバックしてくる。<br />
<br />
エリオット波動で5つの波でスタートするフォーメーションは、衝撃波(5-3-5-3-5)とジグザグ修正波(5-3-5)。※リーディングもあり<br />
<br />
<b>つまり、5つの波の推進波が現れたことにより、ドル円は中長期では上方向に進んでいく可能性が高いということが分かるわけです</b>(ただし、衝撃波の可能性は低い。おそらくジグザグ)。<br />
<br />
そして、2015年6月からがb波。<br />
<br />
その1発目が前の5波延長型衝撃波の5-2最安値でサポート。<br />
<br />
※エリオット波動のガイドライン 前の推進波が5波延長型衝撃波である場合、次の調整はその一部または全部が5-2の安値でサポートされる。<br />
<br />
このb波の展開で優先順位が高いイメージはトライアングル修正波です(E終点は2019年8月の最安値、もしくはそのひとつ前の2019年1月の最安値のどちらか)。<br />
<br />
「オレンジ枠の波動が1波動目では?」とのメッセージをいただくこともあるのですが、この波動はよく見ると3波構成です。<br />
<br />
また、この波動を1波動目とすると推進波完成時には200円を超えてくることになり、現実的に考えて難しいのではないでしょうか。<br />
<br />
そして、2020年のドル円が推進波を展開するというイメージを後押ししてくれるものがあります。<br />
<br />
<b>それは関連通貨のエリオット波動サイクルです</b>。<br />
<br />
ドル円は5波延長型衝撃波でしたが、ユーロ円もほぼ同時期に推進波の1波延長型衝撃波を展開していて(円インデックスも下降5波延長型衝撃波を展開)、ドル円と同じく中長期ではトレンドは上方向。そしてさらにドルインデックスも上。<br />
<br />
<br />
やはり、2020年のドル円はa波と相似の推進波で大きく上昇してく可能性が高いのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">2020年のドル円/注目のテクニカルポイント</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjy-tglkxfHohIGrjNEgdrtU978tJgAe2idNjA_PRzVv_OtkjSyaf6vhPXQd0dXQwr1Z8phuwIyV7j5HKOZCFpnz24qh0pGCCuIW3rNhMsOJP7DYW0FaKgeBPi4eVPlOPFJrcFK9-0kxPI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25861.18.24+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円FX/為替相場の日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjy-tglkxfHohIGrjNEgdrtU978tJgAe2idNjA_PRzVv_OtkjSyaf6vhPXQd0dXQwr1Z8phuwIyV7j5HKOZCFpnz24qh0pGCCuIW3rNhMsOJP7DYW0FaKgeBPi4eVPlOPFJrcFK9-0kxPI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25861.18.24+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円FX/為替相場日足チャート。<br />
<br />
次は2020年のドル円/注目のテクニカルポイントです。<br />
<br />
3つの衝撃波で高値を切り上げながら前の2-4チャネルを上抜けてきたことから、ドル円は上方向にトレンドが変わったことがほぼ確定(5波延長型衝撃波と予想)。<br />
<br />
ただし、推進波トレンド(5-3-5-3-5)だけではなく、修正波トレンド(ジグザグ5-3-5)である可能性もあります。<br />
<br />
<br />
ここからのポイントは2つ。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<ul>
<li><b>0-2チャネルを越えてこれるか</b></li>
<li><b>1波×1.618ラインを越えてこれるか</b></li>
</ul>
<br /></div>
<br />
<br />
<div>
ジグザグと衝撃波の分岐点となるのがこの2つのテクニカルポイント。</div>
<br />
<br />
2020年のドル円は、まずこの2つのポテクニカルポイントを越えてこれるかが焦点になってきそうです。<br />
<br />
<br />
では、直近の波動展開はどうか。<br />
<br />
修正2波のリトレースがかなり浅いですが、その調整期間、また再び推進波が現れていることから考えて、現在はすでに3波動目がスタートしている公算が大きいようです(修正2波動目はM.F.Pivotサポート3で終了)。<br />
<br />
そして、直近の上昇は逆にM.F.Pivotレジスタンス3で抑え込まれているようです。<br />
<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ドル円の直近の波動フォーメーション</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAHcvszOz4TdxjfMyG-ONuzlFKGWXioquNTNELPXqDi29i2O0A9ht3t8dReeoKyALQyk3TKcGpBMj6t7MzRL6UGWPwKmsohMhasHRegUKW11vRKpSA-JAzJAt4HuPaGedi5PH-bRQNzbI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25861.18.60.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円FX/為替相場1時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAHcvszOz4TdxjfMyG-ONuzlFKGWXioquNTNELPXqDi29i2O0A9ht3t8dReeoKyALQyk3TKcGpBMj6t7MzRL6UGWPwKmsohMhasHRegUKW11vRKpSA-JAzJAt4HuPaGedi5PH-bRQNzbI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%25861.18.60.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円FX/為替相場1時間足チャートです。<br />
<br />
修正波トレンドと同じように、推進波トレンドの序盤の展開でも「その推進波がどの段階の展開であるのか?」を見極める必要があります。<br />
<br />
しかし、これが意外と難しい。<br />
<br />
なので、ここからは参考程度に見ていただければと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<b><u>ドル円の直近の波動フォーメーション</u></b><br />
<br />
直近の上昇はある程度の勢いはありますが、「これは延長波だ!」といった力強さはまだありません。<br />
<br />
予想としては、ドル円の直近の上昇は3波動目内部波動の1波動目で、それがM.F.Pivotレジスタンス3で抑え込まれているという展開ではないでしょうか(衝撃波は0-2チャネルライン内で段階の違う2つの山をよく作る。いろいろな形の見込み波あり)。<br />
<br />
<br />
その3-1波動目のフォーメーションは<b>1波延長型衝撃波(波の大きさ1>3>5)</b>。<br />
<br />
<br />
この週末に2-4チャネル1波ラインにタッチして売り込まれましたが、まだ最後の5-5が残っていてもおかしくない波動展開(最後の5-5の判断は難しくなるのが常)。<br />
<br />
ユーロ円がすでに調整に入っているとすれば引っ張られる可能性もありますが、3波動目の値幅を越えない範囲でもう一度上昇してくる可能性もありそうです(もし、3波動目の値幅を越えて上昇した場合はカウント修正が必要。この付近が1波延長型衝撃波の内部波動1波動目の可能性もあり)。<br />
<br />
個人的には、この2-4チャネルを下抜けたときに3-2がスタートしたと判断したいと考えています。<br />
<br />
<br />
<br />
<b><u>3波延長型衝撃波サイクルイメージ</u></b><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsinRMMjckpP-xdL1JfNzsTy676KMefKQaO6yLCwqHN32WEM9hNs28n-_9hrppAcaNDKwjXVMxBMROqB4brKaWoIRClbX6SR9Q2oCLWDGVSBqeLLCDFg4E8auO6Cn7Y9okZ2R_Gt6yMRI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="3波延長型衝撃波のサイクルイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsinRMMjckpP-xdL1JfNzsTy676KMefKQaO6yLCwqHN32WEM9hNs28n-_9hrppAcaNDKwjXVMxBMROqB4brKaWoIRClbX6SR9Q2oCLWDGVSBqeLLCDFg4E8auO6Cn7Y9okZ2R_Gt6yMRI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
ちなみに、上が3波延長型衝撃波のサイクルイメージ(ドル円が3波延長型衝撃波かどうかは現段階では分かりません)。<br />
<br />
<br />
次の調整局面はカウントが合っているとすれば<span style="color: blue;">3</span>-<span style="color: red;">2</span>の修正波。<br />
<br />
<br />
3-2修正波のプルバックは、前の1波延長型衝撃波の2波最安値ラインがひとつのポイント。この他にも日足の一目均衡表の雲や200日移動平均線などが考えられそうです(一番大事なのはフォーメーションの見極め)。<br />
<br />
いずれにしても、ひと回り上の段階の0-2チャネルを下抜けることはないとのイメージです。<br />
<br />
そして、その次にくるのが3-3波動目(予想)。<br />
<br />
「ヅルッ」とすべるように上昇する各段階の延長波が、通常より明らかに大きな値幅で、ユーロ円やドルインデックと連動した動きであるならば3-3波動目である期待大です。<br />
<br />
<br />
<br />
以上、2020年の優先順位の高いイメージを綴ってみました(ドル円主導の相場を期待!)。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-26412984967363405842020-01-13T12:52:00.000+09:002020-03-21T09:47:23.429+09:00【どの足を使ってますか?】エリオット波動における足の選び方と使い方<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEja-gfWhX2_iZ_HrHn110AIGQJYKct2tkQl-il3NEIkBVJekWbKMNo6OHL7ZfJqgHaqejTuE9dnHJbu6F7xVQ0erdu2vQtQ5GnBdifTe-q_wdQkkOCg3CseBdBCDzq-7EJQ9tK7C8uk0nM/s1600/63c41f033efcef884e8f8b5384967cdf_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="足の選び方と使い方のイメージ" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEja-gfWhX2_iZ_HrHn110AIGQJYKct2tkQl-il3NEIkBVJekWbKMNo6OHL7ZfJqgHaqejTuE9dnHJbu6F7xVQ0erdu2vQtQ5GnBdifTe-q_wdQkkOCg3CseBdBCDzq-7EJQ9tK7C8uk0nM/s320/63c41f033efcef884e8f8b5384967cdf_s-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
皆さんは、エリオット波動でどの足を使っていますか?<br />
<br />
エリオット波動を使い始めて間もない方は、「どの足を使ってカウントすればいいの?」と迷ってしまう方が多いようです。<br />
<br />
たしかに、ネット上などでは、さまざまな足を使ったカウントを目にします。日足チャートを使ったものもあれば、4時間足チャートを使ったものもあります。<br />
<br />
実際、エリオット波動の生みの親であるラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)は、手書きでダウ平均の1時間ごとの終値チャートを付けることを習慣にしていたそうです。<br />
<br />
人によりメインで使っている足は異なるようです。<br />
<br />
<div>
そこで、今回のエリオット波動入門では、エリオット波動のカウントはどの足でするのが最善なのか? また、足はどのように使えばいいのか? について考えてみます。<br />
<br />
<center>
<style>
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</script>
</center>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動での足の選び方と使い方を解説</span></u></h2>
<br />
<br />
エリオット波動は「ある特定の足にしか機能しないのでは?」と考えている方もいるかと思いますが、実はそうではありません。<br />
<br />
<br />
<b>結論を先に言うと、エリオット波動はどの足を使っても機能します。</b><br />
<br />
<br />
「でも、足が違えばトレンドやカウントも違うでしょ! どの足でカウントするのが正しいの?」<br />
<br />
と思われるかもしれませんが、どの足でカウントしても構いません。<br />
<br />
週足、日足、時間足、そして分足でもエリオット波動を使って相場を分析することができ、違う足を使うことによっての良し悪しはあまりありません。<br />
<br />
<br />
<b>その理由は「相場はフラクタルな構造である」からです。</b><br />
<br />
<br />
そして、そのフラクタル構造を使ってうまく足を使えるようになると、エリオット波動のカウント精度は格段に上がってきます。<br />
<br />
<br />
今回はこの辺りを掘り下げてみたいと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<br />
<br />
<u><b> エリオット波動での足の選び方と使い方を解説 </b></u><br />
<br />
<br />
<b> 目 次</b><br />
<b><br /></b>
<br />
■相場はフラクタルな構造=どの足を選んでもOK<br />
<br />
<ul>
<li>ブノワ・マンデルブロのフラクタル</li>
<li>どこを切り取って見ても相似の形</li>
<li>相場もフラクタル構造【エリオット波動サイクル】</li>
</ul>
<br />
■エリオット波動で代表的な2つの足の使い方<br />
<br />
<ul>
<li>上位の足のうまい使い方</li>
<li>【一例】上位の足で次の展開を見極める</li>
<li>下位の足のうまい使い方</li>
<li>【一例】下位の足でジグザグと衝撃波を見極める</li>
</ul>
<br />
■【エリオット波動】足の選び方と使い方のまとめ<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">相場はフラクタル=どの足を選んでもOK</span></u></h2>
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ブノワ・マンデルブロのフラクタル</span></h3>
<div>
<br />
「フラクタル?」<br />
<br />
初めて耳にする方も多いと思います。<br />
<br />
フラクタルとは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロによって導入された概念です。<br />
<br />
※<b>ブノワ・マンデルブロ</b>(1924~2010 本人はバヌワ・マンデルブロートと発音)<br />
■パシフィック・ノースウエスト国立研究所フェロー ■IBM・トーマス・J・ワトソン研究所名誉フェロー ■イェール大学名誉教授<br />
<br />
<br />
彼の研究テーマは自己相似。<br />
<br />
自己相似とは全体と部分とが相似(再帰)になっていることをさす言葉で、自然界によく現れる構造だといわれています。<br />
<br />
ブノワ・マンデルブロは、金融市場の価格変動が自己相似であることに気づき、そこで導入されたのがフラクタルという概念です。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">どこを切り取って見ても相似の形</span></h3>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF4l2aUfOJuGEyv9mz023olqoCd2CEVVGrg9bem_xWmkbnrOLvX_67kla9kbfUma0PwoZ861CEvlwRAD47RBatfxNmMfX-SsF5H5dWehLGgoJJiKKI7LlMy8JwfX4Q2TL3xZpOhSb7fOU/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="シェルピンスキーのギャスケットの図形" border="0" data-original-height="426" data-original-width="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF4l2aUfOJuGEyv9mz023olqoCd2CEVVGrg9bem_xWmkbnrOLvX_67kla9kbfUma0PwoZ861CEvlwRAD47RBatfxNmMfX-SsF5H5dWehLGgoJJiKKI7LlMy8JwfX4Q2TL3xZpOhSb7fOU/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB-min.jpg" title="" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><br /></td></tr>
</tbody></table>
</div>
<br />
上の図は、フラクタルな構造を表している「シェルピンスキーのギャスケット」と呼ばれる図形です。<br />
<br />
この図形は全体的に見るとひとつの三角形。<br />
<br />
そして、よく見るとその三角形は4つの三角形が集まってできあがっています。さらに注視すると、その4つの三角形それぞれも同じく4つの三角形で構成されています。<br />
<br />
<b>結果、このような構造ではどの部分を切り取って見ても相似の三角形が現れます。このような構造がフラクタル。</b><br />
<br />
<br />
このフラクタルな構造は海岸線、シダの葉など自然界によくみられるものですが、実は株式市場や為替市場の相場もフラクタルな構造になっています。<br />
<br />
さらに言えば、相場のフラクタル構造は「自然の法則」であるエリオット波動と深い関係にあります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">相場もフラクタル構造【エリオット波動サイクル】</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdu1gHT1_y7qj-gF-TIZgozaO11IHa7qHHs3xuHYfYH1i5C78yYm2LcYFp9l1W-tElvCvjnlIH_bx2bMnKgsLRzDPzAi4593Uo7a29ot4eRHvFpST3hs_MAUb9yAp8KM_25KQCRlDpmno/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25A8%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB1.8+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フラクタルなエリオット波動サイクルのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdu1gHT1_y7qj-gF-TIZgozaO11IHa7qHHs3xuHYfYH1i5C78yYm2LcYFp9l1W-tElvCvjnlIH_bx2bMnKgsLRzDPzAi4593Uo7a29ot4eRHvFpST3hs_MAUb9yAp8KM_25KQCRlDpmno/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25A8%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB1.8+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
先ほどの「シェルピンスキーのギャスケット」ではどこを切り取って見ても相似の三角形が現れてきましたが、株式市場や為替市場などの相場ではエリオット波動の1サイクルがその役割を果たします。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>エリオット波動の1サイクル</u></b><br />
<br />
力強く相場を押し進めていく5つの波の推進波(Motive Waves)と、その動きを調整する3つの波の修正波(Corrective Waves)の合計8波がエリオット波動の1つのサイクル<br />
<br /></div>
<br />
<br />
相場は、このエリオット波動サイクルが繰り返し現れることにより、波のように寄せては返しながら進んでいきます。<br />
<br />
そして、このエリオット波動サイクルの繰り返しが完璧に進むと、そのサイクルよりもひと回り大きなサイクルができあがります。<br />
<br />
こうしてできるのがフラクタルな次元=相場の段階(Degree)。※上図は3つの段階が確認できる。<br />
<br />
<br />
<b>このようなフラクタル構造になっている相場では、結果どの足(段階)を見ても相似のエリオット波動サイクルが現れてくることになります。</b><br />
<br />
<br />
週足では上昇トレンドでも日足では下降トレンド、そして分足では上昇トレンドなどと、見る足によってトレンドやエリオット波動のカウントは異なるのは、違う段階のエリオット波動サイクルを見ているためです。<br />
<br />
各段階のエリオット波動サイクルは、それぞれ正確にサイクルを刻みながら、目標に向けて密接に連動しながら同時並行で進んでいます。<br />
<br />
<b>なので、エリオット波動はある特定の足にか機能しないということはなく、どの足を使っても機能します。</b><br />
<br />
<br />
エリオット波動でメインで使う足は「自分のトレードスタイルに合わせて決める!」で問題ないというわけです。<br />
<br />
<br />
ただ、「ひとつの足しか見ないよ!」というのでは、エリオット波動を使いこなせているとはいえません。なぜなら、足を上手に使うとエリオット波動のカウント精度は格段に上がってくるからです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動で代表的な2つの足の使い方</span></u></h2>
<br />
次はエリオット波動における足の使い方。<br />
<br />
ひとつの足だけで他の足はあまり見ないというトレーダーもいますが、エリオット波動使いの強者は必ずと言っていいほど複数の足をうまく使いながら相場を分析しています。<br />
<br />
<br />
エリオット波動での足の使い方はいろいろありますが、今回はその代表的なものを2つ紹介します。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">上位の足のうまい使い方</span></h3>
<br />
一つ目は上位の足のうまい使い方。<br />
<br />
エリオット波動では、その足でそれまでの横の流れ(横軸)を確認してカウントしていくのが基本です。<br />
<br />
しかし、その足だけでは次の展開を絞り切れない局面に出くわすことがよくあります。<br />
<br />
<b>そのような場面でよく使われるのが、上位の段階の足を確認して次の展開を見極めるというテクニック。</b><br />
<br />
フラクタルな構造を利用して、相場の縦軸を確認するとカウントの精度がグッと上がってきます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">【一例】上位の足で次の展開を見極める</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkFTObfCoYYes3BYJtEWlcA2xsotQeg_GO2sJrhA9efIl1HpNlM_ZoJfpIYBmRGaLQM_CChoRbjPGM8YTyUJd8yy4GVGngJ5fKuPF_yjstvpM6nZ5e-LYCcmLWLgTYeFPNKay5K_sDRRo/s1600/%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25B0%25E3%2582%25B6%25E3%2582%25B0%25E3%2581%25A8%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ジグザグと衝撃波の展開図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkFTObfCoYYes3BYJtEWlcA2xsotQeg_GO2sJrhA9efIl1HpNlM_ZoJfpIYBmRGaLQM_CChoRbjPGM8YTyUJd8yy4GVGngJ5fKuPF_yjstvpM6nZ5e-LYCcmLWLgTYeFPNKay5K_sDRRo/s1600/%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25B0%25E3%2582%25B6%25E3%2582%25B0%25E3%2581%25A8%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
上位の足を確認すると、次の展開を見極めることができるようになります。<br />
<br />
ジグザグ修正波と衝撃波の見極めはその一例。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<u><b>5つの波で始まるフォーメーション</b></u><br />
<br />
<br />
<span style="color: #e06666;">■ジグザグ修正波 5-3-5 修正波トレンド</span><br />
<br />
<span style="color: #3d85c6;">■衝撃波 5-3-5-3-5 推進波トレンド</span><br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
どちらも5つの波で始まるフォーメーションですが、テクニカル的に修正波トレンドと推進波トレンドの違いがあり、この見極めはエリオット波動でとても大事なポイント。<br />
<br />
<br />
エリオット波動で相場を分析すると、そのフォーメーションがジグザグ修正波なのか、それとも衝撃波なのかと迷う場面によく出くわします。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEirtHCHrK-c01jeuVDuLON0v-U4DnuOT-C7FVX1jj9FWlOIRl8lZCxFnB4dl384hHuYNcr-UtireM6ULYQqDqTU0KVAnBi9Jd2PFFH6G9xVnQiWaJKGe7A7vni595RLc2gCCncM3CASg5U/s1600/%25E6%258E%25A8%25E9%2580%25B2%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%259D%25E3%2581%25AE%25E5%25BE%258C%25E3%2581%25AE%25E5%25B1%2595%25E9%2596%258B%25E3%2581%25AE%25E8%25A6%258B%25E6%25A5%25B5%25E3%2582%2581+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="上位の足からその足の展開を見極めるイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEirtHCHrK-c01jeuVDuLON0v-U4DnuOT-C7FVX1jj9FWlOIRl8lZCxFnB4dl384hHuYNcr-UtireM6ULYQqDqTU0KVAnBi9Jd2PFFH6G9xVnQiWaJKGe7A7vni595RLc2gCCncM3CASg5U/s1600/%25E6%258E%25A8%25E9%2580%25B2%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%259D%25E3%2581%25AE%25E5%25BE%258C%25E3%2581%25AE%25E5%25B1%2595%25E9%2596%258B%25E3%2581%25AE%25E8%25A6%258B%25E6%25A5%25B5%25E3%2582%2581+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
5つの波の推進波が現れた局面で、その足の横軸を確認してc波の推進波ではないと確認できているとします(上図左側)。<br />
<br />
この押し目はチャンス。<br />
<br />
「でも、この推進波がジグザグ修正波のa波なのか、それとも衝撃波の1波動目なのかは分からないでしょ!」<br />
<br />
その通りです。<br />
<br />
なので、このようなときに縦軸を使います。<br />
<br />
フラクタルの縦軸を使って上位の段階の足を確認すると、どちらのフォーメーションなのかを絞り込むことがよくできます。<br />
<br />
<br />
上図右側が上位の段階の足です。<br />
<br />
この段階で見ると、3波動目が1波動目×3.00の大きさで、衝撃波のフォーメーションである可能性が高いことが分かります。<br />
<br />
しかも、すでに■1-3チャネルを越えてきている■3波動目のFR38.2を達成していることから、5波動目の足掛かりの推進波であることが濃厚。<br />
<br />
「よし! 衝撃波の5波動目を狙ってこの押しでエントリーだ!」<br />
<br />
あくまでも一例ですが、上位の段階の足を巧みに使うとこのようなことができてしまいます。<br />
<br />
ちなみに、さらにもうひとつ上の段階の足まで確認すると、カウントの精度がより一層に上がるのはいうまでもありません。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■実際のチャートでジグザグと衝撃波を見極めた例</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/06/fractale.html" target="_blank">【泣けるほど使える!】相場に現れるフラクタルとは?</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">下位の足のうまい使い方</span></h3>
<br />
二つ目は下位の足のうまい使い方。<br />
<br />
エリオット波動のフォーメーションには、それぞれに理想的な形というものがあります。しかし、実際の相場では、いつも理想的な形のフォーメーションが現れてくるわけではありません。<br />
<br />
ときにその段階の足だけではフォーメーションの判断が付かないこともあります。<br />
<br />
<b>このようなとき、その段階のフォーメーションを見極めるために使うのが下位の段階の足です。</b><br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">【一例】下位の足でジグザグと衝撃波を見極める</span></h3>
<br />
相場のトレンドを見極める上で大きなポイントとなるのが「どちらの方向に衝撃波(推進波)が現れているか」です。<br />
<br />
ここを見誤るとトレンドの波にうまく乗ることはできません。<br />
<br />
しかし、衝撃波はジグザグと同じく5つの波が続けて現れるフォーメーションであるため、「どっち?」とその判断が付かないケースに出くわすことがよくあります。<br />
<br />
このようときも縦軸が使えます。<br />
<br />
下位の段階の足を確認するとジグザグと衝撃波のフォーメーションを見極めることができるようになります。<br />
<br />
「これは明らかにジグザグだ!」と思えるような展開であっても、実は「衝撃波だった!」ということもあります(その逆もまた然り)。<br />
<br />
たとえば、4波動目で深くリトレース→5波動目がエクステンション。このような5波延長型衝撃波はジグザグ修正波に見えてしまうことがあるというのはその一例。<br />
<br />
なので、たとえ「これはジグザグだ!」と思えるような展開であったとしても、できるだけ下位の足を使ってフォーメーションを見極めるのが理想的。<br />
<br />
下位の足を使えば、その足でははっきりと見えなかった波が見えるようになってくるはずです。<br />
<br />
<br />
<style>
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<br />
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">【エリオット波動】足の選び方と使い方のまとめ</span></u></h2>
<br />
相場はフラクタルな構造なので、どの足でもエリオット波動は使えます。<br />
<br />
さらに、その足の横軸だけではなく、フラクタルの縦軸の足を使うことによってエリオット波動のカウント精度は格段に上がってきます。<br />
<br />
エリオット波動の一時的な行き過ぎを見極めたり、エントリーのタイミングを計るなど、縦軸の足はいろいろな使い方がありますが、今回はその代表的な2つの使い方を紹介しました。<br />
<br />
ぜひ皆さんも上位の足や下位の足を使ってみてください。きっと実際のトレードの勝率もグッと上がってくると思いますよ。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■エリオット波動のまとめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><b>エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</b></a><br />
<br /></div>
<br />
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<br />
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<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-73951046977080199382020-01-02T10:16:00.001+09:002020-05-31T18:58:59.623+09:00エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ当記事は、エリオット波動の基礎から応用までの知識をまとめたものです。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3G8chRQqwk_7qbtZijovySkNptyhsJ8DLH-Wx8_uEKNgWcDfC7r8pyvZi4WA1581IKXar_hUtarWCjs7VAtC_UOcwkC_YzM23hqrk-nnzfjlEhyrCV-HAEdk9vj9uuH0y3H-uAOTybzU6/s1600/2c4a63eff2ead7cdfe3c569669eb41b6_s-min.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動のイメージ図" border="0" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3G8chRQqwk_7qbtZijovySkNptyhsJ8DLH-Wx8_uEKNgWcDfC7r8pyvZi4WA1581IKXar_hUtarWCjs7VAtC_UOcwkC_YzM23hqrk-nnzfjlEhyrCV-HAEdk9vj9uuH0y3H-uAOTybzU6/s320/2c4a63eff2ead7cdfe3c569669eb41b6_s-min.jpg" title="エリオット波動のイメージ図" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
「エリオット波動は難解だ!」<br />
<br />
「エリオット波動をマスターするには時間がかかりそうだ!」<br />
<br />
このように、先入観でエリオット波動は難しいと考える人もいるようです。<br />
<br />
<br />
<b>しかし、実はエリオット波動はとてもシンプルで、またとても楽しく相場を予想できる指標なんです。そして、効率よく学べば、意外と短期間で自分なりのカウントができるようになります。</b><br />
<br />
<br />
そこで、エリオット波動は「どういうもなのか?」、「どうやって波を数えるのか?」などを、これからエリオット波動をマスターしようとされている方にも分かり易いようにまとめてみました。<br />
<br />
<br />
この記事を読めば、エリオット波動を使ってFXや株式相場などを分析する方法が分かるようになると思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(255, 250, 250); border: 2px dotted rgb(17, 17, 17); padding: 10px;">
<br />
<br />
<b><u> 目次 </u></b><br />
<br />
<br />
<b>1.エリオット波動理論とは?</b><br />
<br />
<br />
<b>2.エリオット波動理論の概要</b><br />
<br />
<br />
<b>3.エリオット波動のサイクル</b><br />
<br />
<br />
<b>4.エリオット波動の推進波【衝撃波の特徴】</b><br />
<br />
<ul>
<li>推進波の主役/衝撃波の必然的な3つのルール</li>
<li>衝撃波のガイドライン/チャネリング</li>
<li>衝撃波のガイドライン/フェイラー(トランケーション)</li>
<li>衝撃波のガイドライン/波の個性</li>
</ul>
<br />
<br />
<b>5.エリオット波動の修正波/4つの調整パターンと特徴</b><br />
<br />
<ul>
<li>修正波はどこに現れる?</li>
<li>修正波の4つの調整パターン</li>
<li>修正波の段階の見極め</li>
<li>修正波のタイプとオルターネーション</li>
</ul>
<br />
<br />
<b>6.これがマスターできればエリオット波動使いの強者</b><br />
<br />
<ul>
<li>エリオット波動に現れるフィボナッチ</li>
<li>衝撃波のエクステンション(波の延長)</li>
<li>エリオット波動のフラクタル構造</li>
</ul>
<br />
<br />
<b>7.実際のチャートで見るエリオット波動</b><br />
<br />
<ul>
<li>ドル円週足チャートで見るエリオット波動</li>
<li>ユーロドル日足チャートで見るエリオット波動</li>
</ul>
<br />
<br />
<b>8.【まとめ】エリオット波動はシンプルでとても楽しい</b><br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<center>
<style>
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<!--3.16とうこううえ-->
<br />
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</center>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">1.エリオット波動理論とは?</span></u></h2>
<br />
<br />
まずは、エリオット波動理論の成り立ちについて。<br />
<br />
<br />
エリオット波動は、ラルフ・ネルソン・エリオットが見つけ出した株式相場などを分析するための理論です。<br />
<br />
<br />
<br />
<b><u>ラルフ・ネルソン・エリオット(1871年~1948年)</u></b><br />
<br />
■カンザス州メアリーズビル生まれ(のちにテキサス州サンアントニオ)<br />
■1890年代半ばに鉄道会社(中央アメリカとメキシコ)の会計士<br />
■その後アメリカに戻りニューヨークでコンサルタント事業<br />
■1924年、アメリカ合衆国国務省からニカラグアのチーフアカウンタントに任命<br />
■腸疾患のため58歳で早期退職→1930年初頭から株式市場の研究を開始<br />
<br />
<br />
<br />
エリオットは病気になりアメリカの自宅で長い闘病生活を送った時に、その時間を利用してダウ平均の過去の値動きを徹底的に調べたそうです。<br />
<br />
そして、相場は紙飛行機のようにランダムに動いているのではなく、予測可能な自然の法則で動いているということに気付きました。<br />
<br />
1938年に出版された「The Wave Principle 波動原理」、のちに出版された「Nature's Law 自然の法則(フィボナッチとの関係)」は、その理論がまとめられたものです。<br />
<br />
その後、エリオット波動の熱心な研究者であるA.J.フロストとロバート.R.プレクターによって、さらに洗練された理論となり、現在では世界的にとてもメジャーな取引手法となっています(2人の共著したものがベストセラー「Elliott Wave Principle」)。<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論はチャールズ・ダウのダウ理論と似ていて、それをエリオット波動理論で説明できる部分も多くあります。<br />
<br />
すでにダウ理論を理解している方であれば、すんなりとエリオット波動理論をマスターできるのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">2.エリオット波動理論の概要</span></u></h2>
<br />
<br />
次は、エリオット波動理論の概要です。<br />
<br />
エリオット波動理論は大きく分けて以下のような項目に分けることができます。<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(255, 250, 250); border: 2px dotted rgb(17, 17, 17); padding: 10px;">
<br />
<b><u>エリオット波動理論の概要</u></b><br />
<br />
<br />
<b>■エリオット波動のサイクル(5波+3波のフラクタル構造)</b><br />
<br />
<br />
<b>■波のフォーメーション</b><br />
<br />
<ul>
<li>推進波(2種類5つのフォーメーション)</li>
<li>修正波(4つの調整パターン)</li>
</ul>
<br />
<br />
<b>■エリオット波動のガイドライン</b><br />
<br />
<ul>
<li>オルターネーション(交互の法則)</li>
<li>フェイラー(トランケーション)</li>
<li>チャネリング</li>
<li>エクステンション(波の延長)</li>
<li>波の個性</li>
<li>比率の関係(フィボナッチ)</li>
<li>エリオット波動の定石</li>
</ul>
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動の基礎は「サイクル」と「波のフォーメーション」で、この項目を学べば基本的にカウントできるようなります。<br />
<br />
そして、そのカウントの補助をしてくれるものが「ガイドライン」です(この他にもガイドラインはあります)。<br />
<br />
ガイドラインは必ずそのようになるというものではありませんが、その傾向が強いものばかりです。<br />
<br />
波のカウントに優先順位を付ける場合など、かなり力になってくれます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>3.エリオット波動のサイクル</u></span></h2>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEfhKLfJl_cTHYaD87rqZaqnh4su1Ep54e-BAtEu6FT9Vx_1eEjhzcW4lCMhgdmCYsWm5r2LgehhxQt6XMq-CbkxJrZImJvQJBjO7eUcbJe-SjyprSi5WLSNTD2D0qAK8bO1y8ZFyWeDI/s1600/8%25E6%25B3%25A21%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB77777.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動8波1サイクルイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEfhKLfJl_cTHYaD87rqZaqnh4su1Ep54e-BAtEu6FT9Vx_1eEjhzcW4lCMhgdmCYsWm5r2LgehhxQt6XMq-CbkxJrZImJvQJBjO7eUcbJe-SjyprSi5WLSNTD2D0qAK8bO1y8ZFyWeDI/s1600/8%25E6%25B3%25A21%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB77777.jpg" title="エリオット波動8波1サイクルイメージ" /></a></div>
ここからは、エリオット波動理論の項目を解説していきます。まずはサイクル。<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論は相場の波をサイクルとして捉えます。<br />
<br />
<br />
<div style="background-color: #114400; border-radius: 3px; border: 8px solid rgb(170, 102, 0); box-shadow: rgb(153, 153, 153) 2px 2px 4px, rgb(0, 34, 0) 2px 2px 2px inset; color: white; margin: 10px 5px; padding: 15px; text-shadow: rgb(0, 0, 0) 0px 0px 2px; word-break: break-all;">
<br />
<u><b>エリオット波動のサイクル</b></u><br />
<br />
<br />
5つの波+3つの波(又はその変形)がひとつのサイクル<br />
<br />
ひとつのサイクルが終わると相似のサイクルが再び現れ、ひと回り上の段階のトレンド方向に波のように進んでいく<br />
<br /></div>
<br />
<br />
そのサイクルは、トレンド方向に大きく進む5つの波と、その動きを調整する3つの波(又はその変形)で構成され、とてもシンプルです。<br />
<br />
<br />
<b>トレンドを力強く押し進めていく5つの波は推進波(Motive Waves)、その動きを調整する3つの波を修正波(Corrective Waves)といいます</b>。<br />
<br />
<br />
そして、この5波+3波のサイクルをくり返しながら、寄せては返し波のように相場はトレンド方向に進んでいると考えます。<br />
<br />
※最終的にはそれらの波が構成するよりもひと回り大きな段階の5波+3波が作り出されます(後で触れますが、これをフラクタル構造といいます)。<br />
<br />
<br />
エリオット波動サイクルはとてもシンプルですが、エリオット波動理論で重要なポイントになるので覚えておいてください。<br />
<br />
<br />
<br />
このエリオット波動サイクルをマスターすると「相場の現在地」がつかめるようになり、実際のトレードにおいて大きな武器となってきます。<br />
<br />
エリオット波動が「相場の未来予想図」であるといわれる所以がここにあります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>4.エリオット波動の推進波【衝撃波の特徴】</u></span></h2>
<br />
<br />
次は、波のフォーメーションです。まずは5つの波の推進波から。<br />
<br />
<br />
<b>5つの波の推進波は、2種類5つのフォーメーションしかありません。</b><br />
<br />
<br />
<div style="background-color: #114400; border-radius: 3px; border: 8px solid rgb(170, 102, 0); box-shadow: rgb(153, 153, 153) 2px 2px 4px, rgb(0, 34, 0) 2px 2px 2px inset; color: white; margin: 10px 5px; padding: 15px; text-shadow: rgb(0, 0, 0) 0px 0px 2px; word-break: break-all;">
<br />
<b><u>エリオット波動の推進波</u></b><br />
<br />
<br />
■<b>ダイアゴナルトライアングル(Diagonal Triangle)</b><br />
<br />
・リーディング・ダイアゴナルトライアングル<br />
<br />
・エンディング・ダイアゴナルトライアングル<br />
<br />
<br />
■<b>衝撃波(Impulse Waves)</b><br />
<br />
・1波延長型衝撃波<br />
<br />
・3波延長型衝撃波<br />
<br />
・5波延長型衝撃波<br />
<br /></div>
<br />
<br />
推進波の構成は、2つのダイアゴナルトライアングルグと、3つの衝撃波だけでとてもシンプル。<br />
<br />
<br />
<b>しかも、そのほとんどは衝撃波のフォーメーションで現れてくるので、推進波は取り組みやすいといえます。</b><br />
<br />
<br />
実際のトレードでは、トレンド方向に力強く進んでいくこの衝撃波の5つの波に、いかにタイミングよく乗れるかが収益を上げるためのポイントです。<br />
<br />
<br />
<br />
※リーディング・ダイアゴナルトライアングルとエンディング・ダイアゴナルトライアングが現れる場所は限定的です。<br />
<br />
推進波の2種類5つのフォーメーションの詳細は<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ」</b></span></a></u>をご覧ください。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">推進波の主役/衝撃波の必然的な3つのルール</span></h3>
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEuXdt79-EuO9gQ26nVdYYpqTif2MldnFNyyXjpNSUdk22yRYErzwOgotJSledLKlH3pnliKTZdIsnHjOBIyIVAN5NNgxasmzrMpUQD62CoD7dX8i1fOKPxChc8B92gD-uQsnPmYzpwPY/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB+%25281%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動衝撃波ルールイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEuXdt79-EuO9gQ26nVdYYpqTif2MldnFNyyXjpNSUdk22yRYErzwOgotJSledLKlH3pnliKTZdIsnHjOBIyIVAN5NNgxasmzrMpUQD62CoD7dX8i1fOKPxChc8B92gD-uQsnPmYzpwPY/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB+%25281%2529.jpg" title="エリオット波動衝撃波ルールイメージ" /></a></div>
<br />
衝撃波の5つの波には、必然的な3つのルールと、いくつかの特徴(ガイドライン)があります。まずはルールから。<br />
<br />
<br />
<b>ルールはとても簡単な3つだけです。</b><br />
<br />
<br />
<div style="background-color: #114400; border-radius: 3px; border: 8px solid rgb(170, 102, 0); box-shadow: rgb(153, 153, 153) 2px 2px 4px, rgb(0, 34, 0) 2px 2px 2px inset; color: white; margin: 10px 5px; padding: 15px; text-shadow: rgb(0, 0, 0) 0px 0px 2px; word-break: break-all;">
<br />
<b><u>衝撃波の3つのルール</u></b><br />
<br />
<br />
■ルール1: 2波動目は1波動目の始点を越えない<br />
<br />
■ルール2: 1波.3波.5波で3波動目は一番小さな波動にならない ※2番目はOK<br />
<br />
■ルール3: 1波動目と4波動目は重複しない<br />
<br /></div>
<br />
<br />
衝撃波のルールはたったこれだけなんです。 <br />
<br />
<br />
このルールをマスターすれば、衝撃波を自分なりに楽しくカウントすることが出来てしまいます。<br />
<br />
ホントにこれだけと思われるかもしれませんが、本当です。 みなさん先入観で、エリオット波動理論は難しいと思われていますが、実はとってもシンプルなんです。<br />
<br />
<br />
※衝撃波の3つのルールの詳細は<u>「<b><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_83.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動におけるサイクルと必然的なルールとは?</span></a>」</b></u>をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(65, 105, 225); border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■その他の推進波の関連記事</span></div>
<div style="border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1em; padding: 10px;">
<ul>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/08/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">ルールは破れることがある?「エリオット波動の行き過ぎ」を考察</span></a></u></li>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/12/impulsewaves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 チャンス</span><span style="color: blue;">はこの5つの波にある」</span></a></u></li>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/05/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 </span><span style="color: blue;">3つの衝撃波」</span></a></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/09/5.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動の5波を狙って収益を上げる手法」</span></a></span></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/08/e-wave.entry.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 エントリーポイントの定石」</span></a></span></u></li>
</ul>
</div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波のガイドライン/チャネリング</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEipPGqYu0hgUx3FLOZZDjkubTU7H8h4YAfk4nuOjOuMZoRC3O0KEVsToi5bloJzC4TrNd9gLK92-t0bv9aQye7LKNuDSNJZF-yhr3Qqr5xhvGW1oCUG8S4qg0PSw81BPUFH0zBN7C1AO7E/s1600/%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B377.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動のチャネルのイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEipPGqYu0hgUx3FLOZZDjkubTU7H8h4YAfk4nuOjOuMZoRC3O0KEVsToi5bloJzC4TrNd9gLK92-t0bv9aQye7LKNuDSNJZF-yhr3Qqr5xhvGW1oCUG8S4qg0PSw81BPUFH0zBN7C1AO7E/s1600/%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B377.jpg" title="エリオット波動のチャネルのイメージ" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
ここからは、この衝撃波のカウントの手助けをしてくれる特徴(ガイドライン)です。<br />
<br />
<br />
<br />
<b>実は、エリオット波動の衝撃波はチャネルラインに沿ってトレンド方向に進んでいくという特徴があります。</b><br />
<br />
<br />
衝撃波は、このチャネルラインを使ってカウントするとグッとその精度が上がってくるとともに、「この辺りで4波動目が終わり5波動目が始まるぞ!」、また「5波動目がチャネルラインにタッチしたから衝撃波が完成したぞ!」などと先の展開も読めるようになってきます。<br />
<br />
ここまでくると、エントリーや利益確定がタイミングよくできるようになり、実際のトレードで大変役立ってくれるようになります。<br />
<br />
ちなみに、5つの波で展開される衝撃波は、その内部波動の1・3・5波動目も推進波で展開されるので(5-3-5-3-5)、その内部波動にも同じようにチャネルラインを使うことができます。<br />
<br />
<br />
エリオット波動のカウントをするときには、ぜひこのチャネリングを併用してみてください。きっと驚かれると思いますよ。<br />
<br />
<br />
※エリオット波動で使う3つのチャネルラインについては、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/channel.line.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「チャネルラインはこの3つを使え! 引き方と目的まとめ」</b></span></a></u>をご覧ください。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(65, 105, 225); border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■その他のチャネリング関連記事</span></div>
<div style="border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1em; padding: 10px;">
<ul>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/11/elliottwave-count.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動の数え方! 精度を上げるカウント手法」</span></a></span></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/04/elliott-wave_15.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「決め手はこれ! エリオット波動のチャネリング」</span></a></span></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/07/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 チャネルを使い反転をピンポイント攻略」</span></a></span></u></li>
</ul>
</div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波のガイドライン/フェイラー(トランケーション)</span></h3>
<br />
5つの波で相場を力強く押し進める衝撃波。しかし、その最後の5波動目は、ときに前の3波動目の終点を越えてこれないことがあります。<br />
<br />
<b>これをフェイラーといいます(トランケーションともいわれます)。</b><br />
<br />
衝撃波の3波動目があまりにも遠くに進んでしまった時に現れ(3波延長型衝撃波)、最後の5波動目にその力が残っていないために起こる現象です。<br />
<br />
3波動目が1波動目の3.00倍や4.00倍などと大きくなった場合、「ひょっとすると5波動目はフェイラーかもしれないぞ!」とイメージしておくと臨機応変に対応できるようになります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波のガイドライン/波の個性</span></h3>
<div>
<br /></div>
衝撃波の5つの波は、それぞれに<b>波の個性</b>というものがあります(ガイドライン)。<br />
<br />
衝撃波はエクステンションをする波動の違いによって3つの種類があり(のちほど説明)、その個性が微妙に異なります。<br />
<br />
<div>
とはいえ、衝撃波内部波動の5つの波は、一般的には以下のような波の個性があります(上昇トレンドのケース)。<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(255, 250, 250); border: 2px dotted rgb(17, 17, 17); padding: 10px;">
<br />
<br />
<b><u>衝撃波の波の個性</u></b><br />
<br />
<br />
■1波動目=トレンド転換後の足掛かりの波動で、それ自体推進波で展開される。建設的な波動で出来高を伴いながら上昇していく。<br />
<br />
■2波動目=3波、又はその変形で展開される修正波動。多くの投資家はトレンド転換を認識していないため、この波動目で多くの売りが浴びせられる。また、疑心暗鬼から多くの投げ売りも出て深いリトレースとなることが多い。<br />
<br />
■3波動目=エリオット波動では、この3波動目が(この波動自体も衝撃波で展開される)最も勢いがある波動になることが多く、出来高も明らかに増加する。また、チャートには陽線が続いて現れるようになる。<br />
<br />
■4波動目=3波、又はその変形で展開される修正波動。トレンドが認識された4波動目は売りと買いが交錯する。修正2波動目とは異なり、その多くは横這いの展開となる。1波動目の価格帯に割り込むことはない。<br />
<br />
■5波動目=トレンド最後の上昇で推進波で展開される。通常、3波動目の出来高を超えてくることはないが、為替相場ではこの5波動目がエクステンションをして1.3.5波の中で一番大きな値幅となることがよくある。<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
これらはあくまで目安となるものですが、群集心理が反映される衝撃波の5つの波では、このような特徴がよく現れます。<br />
<br />
<br />
この波の個性は、カウントに困ったときや、優先的なカウントを見つけるときに大いに役立ってくれます。<br />
<br />
<br />
※衝撃波の5つの波だけではなく、修正波の3つの波にも波の個性があります。詳しくは、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/elliottwave.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>優先的なカウントが見つかる! エリオット波動の「波の個性」</b></span></a></u>をご覧ください。<br />
<br style="background-color: snow;" />
<br />
<br />
以上、ここまではエリオット波動の推進波の主役である衝撃波についてでした。<br />
<br />
<br />
<br />
次の修正波をマスターすれば、エリオット波動の多くの部分を理解したといっても言い過ぎではありません。ただ、修正波は少し難しくなります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">5.エリオット波動の修正波/4つの調整パターンと特徴</span></u></h2>
<br />
<br />
次は、3つの波の修正波フォーメーションです。<br />
<br />
<br />
<b>5つの波の推進波でトレンド方向に進んだ波を調整するのが、3つの波(またはその変形)で展開される修正波です(調整波ともいわれます)</b>。<br />
<br />
メジャートレンドに進んでいく推進波がその目標に向けてスイスイと進んでいくのに対し、メジャートレンドとは逆の動きとなる修正波はその目標に到達するまで複雑な動きで進んでいきます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波はどこに現れる?</span></h3>
<br />
<br />
エリオット波動の修正波はどのようなポイントに現れるのか? 先程の5つの波で構成される衝撃波(推進波)で考えてみます。<br />
<br />
<br />
先ほども少し触れましたが、衝撃波の内部波動は1波動目(5)-2波動目(3)-3波動目(5)-4波動目(3)-5波動目(5)で、トレンド方向に進む1波動目・3波動目・5波動目それ自体推進波で展開されるます。<br />
<br />
そして、その動きを調整するのが2波動目・4波動目です。<br />
<br />
<b>つまり、修正波は5つの波で構成される推進波の2波動目と4波動目に現れるというわけです。</b><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波の4つの調整パターン</span></h3>
<div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEixnZV9_xQTZNiEav5_EZzr7KiPbgoRUfJaA9tErVUIGv_OoyRdjlzy_KJXwd0Wsy3RFlH3V23WA1arr8g39LjT72uNAl2jKwJ1TDbRXS_LVTiR0keAaDLxFPAYEi9UdHsBnOoaDCc8des/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A2+%25287%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動の修正パターンイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEixnZV9_xQTZNiEav5_EZzr7KiPbgoRUfJaA9tErVUIGv_OoyRdjlzy_KJXwd0Wsy3RFlH3V23WA1arr8g39LjT72uNAl2jKwJ1TDbRXS_LVTiR0keAaDLxFPAYEi9UdHsBnOoaDCc8des/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A2+%25287%2529.jpg" title="エリオット波動の修正パターンイメージ" /></a></div>
<br />
<br />
<b>エリオット波動理論の修正波は4つの調整パターンしかありません</b>。<br />
<br />
単純な3つの波で構成されるものと、その変形で構成されるものがあります。<br />
<br />
これらの修正パターンやその特徴を覚えれば、ほぼエリオット波動の修正波はマスターしたことになります。<br />
<br />
<br />
<div style="background-color: #114400; border-radius: 3px; border: 8px solid rgb(170, 102, 0); box-shadow: rgb(153, 153, 153) 2px 2px 4px, rgb(0, 34, 0) 2px 2px 2px inset; color: white; margin: 10px 5px; padding: 15px; text-shadow: rgb(0, 0, 0) 0px 0px 2px; word-break: break-all;">
<br />
<b><u>修正波4つの調整パターン</u></b><br />
<br />
<br />
■調整パターン1: ジグザグ修正波(3つの波 内部波動は5-3-5)<br />
<br />
■調整パターン2: フラット系修正波(3つの波 内部波動は3-3-5)<br />
<br />
■調整パターン3: トライアングル系修正波(その変形 内部波動3-3-3-3-3)<br />
<br />
■調整パターン4: 複合型修正波(その変形 上図はフラットとトライアングル)<br />
<br /></div>
<br />
<br /></div>
※推進波と区別するため、単純な3つの波からなる修正波はabcで表記され、その変形である複合修正波はWXYXZ、トライアングルはABCDEなどで表記されます。<br />
<br />
<br />
<br />
エリオット波動の修正波は4つの調整パターンしかないとはいえ、この4つの調整パターンから派生するフォーメーションにはかなりのバリエーションがあります。<br />
<br />
特に複合型修正波は、フラット、ジグザグ、トライアングルの組み合わせで構成され難しいので、少し慣れてからマスターした方がいいかもしれません。<br />
<br />
<br />
修正波は推進波より難しいですが、チャートの動きを見ていれば「ジグザグ修正を展開しているぞ!」、「拡大フラット修正だ!」と分かるようになります。<br />
<br />
おそらく、この辺りを実際のチャートで確認できるようになると、エリオット波動の凄さが実感できてくると思いますよ。<br />
<br />
<br />
※エリオット波動の4つの調整パターンと、そこから派生するフォーメーションの詳細は<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/12/corrective.waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「エリオット波動で知っておくべき4つの調整パターン」</b></span></a></u>をご確認ください。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(65, 105, 225); border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■その他の修正波関連記事</span></div>
<div style="border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1em; padding: 10px;">
<ul style="font-size: medium;">
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/08/corrective.waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 修正4波の特徴と攻略のハウツー」</span></a></span></u></li>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/01/elliott-wave7.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 トライアングルはE波終点を狙え」</span></a></u></li>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/12/3.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 3つのフラット修正波」</span></a></u></li>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/corrective-waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動の修正波はジグザグからマスターすべし」</span></a></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/01/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動の複合型修正波 ダブルスリーとトリプルスリー」</span></a></span></u></li>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/10/c.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 C波を狙うトレーディング」</span></a></u></li>
</ul>
</div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波の段階の見極め</span></h3>
<br />
修正波のカウントでは段階の見極めが必要です(段階については、のちほど説明します)。<br />
<br />
修正波は、同じ段階のように思える展開であっても、実はひとつ下の段階の展開だったということがよくあります。<br />
<br />
たとえば、単純な3波構成のジグザグ(5-3-5)で修正波が終わったと思えるような展開であっても、その3波構成のジグザグは「トライアングル修正波の内部波動A波だった!」、「複合型修正波の内部波動W波だった!」というようなこともあるわけです。<br />
<br />
修正波のカウントは決め打ちすることなく、可能性のある展開をイメージしつつ臨機応変に対応していくことが求められます。<br />
<br />
※修正波における段階については<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/corrective.waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「段階の見極めが必要! 道のりがひとつではない修正波」</b></span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波のタイプとオルターネーション</span></h3>
<br />
エリオット波動の修正波は、リトレースの大きさなどによって2つのタイプに分けられます。<br />
<br />
<br />
<div style="background-color: #114400; border-radius: 3px; border: 8px solid rgb(170, 102, 0); box-shadow: rgb(153, 153, 153) 2px 2px 4px, rgb(0, 34, 0) 2px 2px 2px inset; color: white; margin: 10px 5px; padding: 15px; text-shadow: rgb(0, 0, 0) 0px 0px 2px; word-break: break-all;">
<br />
<b><u>修正波の2つのタイプ</u></b><br />
<br />
<br />
■急こう配でリトレースが大きくなるタイプ(ジグザグなど)<br />
<br />
■横這いでリトレースが小さくなるタイプ(フラットやトライアングルなど)<br />
<br /></div>
<div>
<br />
<br />
修正波は推進波の2波動目と4波動目に現れることはすでに触れました。<br />
<br />
エリオット波動サイクルでは、修正2波動目は急こう配で1波動目の値幅の多くをリトレースするタイプ、また修正4波動目は横這いで小さなリトレースで終わるタイプの修正パターンになるのが一般的です。<br />
<br />
しかし、少ないながらも修正2波動目が横這いの展開になることもあります。その場合、修正4波動目は逆に急こう配の修正パターンが現れます。<br />
<br />
<b>このように、異なる2つのタイプ修正波が交互に現れてくる法則をオルターネーションといいます。</b><br />
<br />
「修正2波動目は急こう配のジグザグだったから、次の修正4波動目は横這いの修正パターンが現れるぞ!」<br />
<br />
オルターネーションを知っていれば、こんな芸当も出来るようになってきます。<br />
<br />
<br />
※オルターネーションについては<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「エリオット波動のガイドライン フェイラーとオルターネーション」</b></span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
以上、波のフォーメーションについてのまとめでした。<br />
<br />
<br />
<br />
もうこれだけで充分楽しく波動カウント出来るのですが、エリオット波動の強者を目指すのなら、次のステップでマスターすべきものがあります。<br />
<br />
<br />
<style>
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<br />
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>6.これがマスターできればエリオット波動使いの強者</u></span></h2>
<br />
<br />
波動使いの強者を目指すと言っても、そんなに難しいものではありません。 少し慣れた段階でマスターするものが3つあります。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動に現れるフィボナッチ</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhuwgddGxnbGycQNpzKa9AwkUrWcqy7XKdOYOMt3dzPxDzUq4dQS3GHlbToPkZUnEPTgcaDatM92tQVEkBgu0gwDYpltUvj4qWoHtshHjFgPvsOgWDOFyd6czHb1r3auDGfGDuvlhl2PAU/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2581%25AB%25E7%258F%25BE%25E3%2582%258C%25E3%2582%258B%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動の衝撃波に現れるフィボナッチイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhuwgddGxnbGycQNpzKa9AwkUrWcqy7XKdOYOMt3dzPxDzUq4dQS3GHlbToPkZUnEPTgcaDatM92tQVEkBgu0gwDYpltUvj4qWoHtshHjFgPvsOgWDOFyd6czHb1r3auDGfGDuvlhl2PAU/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2581%25AB%25E7%258F%25BE%25E3%2582%258C%25E3%2582%258B%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
エリオット波動理論の数学的基盤はフィボナッチで、同じ「自然の法則」であるフィボナッチと深い関係にあります。<br />
<br />
<b>したがって、エリオット波動のフォーメーションでは、様々な場所でフィボナッチが現れてきます。</b><br />
<br />
<br />
<h4>
<u>衝撃波に現れるフィボナッチ</u></h4>
<br />
衝撃波のフォーメーションでは、2波・4波がどれだけ押し(戻し)たのかを計る「フィボナッチリトレースメント」、1波・3波・5波の大きさを計る「波の倍率」、全体の「黄金区分(黄金分割)」、「ひとつの波に対する他の波の時間」などに現れてきます。<br />
<br />
<br />
たとえば、3波延長型衝撃波では、<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(255, 250, 250); border: 2px dotted rgb(17, 17, 17); padding: 10px;">
<u><b><br /></b></u>
<u><b><br /></b></u>
<u><b>フィボナッチリトレースメント</b></u><br />
<br />
■2波=1波×0.500、0.618<br />
<br />
■4波=3波×0.382、0波~3波×0.382<br />
<br />
<br />
<u><b>波の倍率</b></u><br />
<br />
■3波=1波×1.618、2.618、3.00、4.00<br />
<br />
■5波=1波×1.00、1.618 5波=3波×0.618<br />
<br />
<br />
<b><u>黄金区分(黄金分割)</u></b><br />
<br />
■4波最安値で衝撃波全体が0.618と0.382に黄金区分<br />
※4波の最安値は終点や最高値になることもある<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
このようなフィボナッチがよく現れてきます。<br />
<br />
「2波動目が1波動目×0.618で勢いよく反転してきたぞ! 3波動目を狙ってタイミングよくエントリーするぞ!」というように、フィボナッチは実際のトレードでエントリーポイントを示唆してくれ勝率アップにかなり貢献してくれます。<br />
<br />
<br />
ネット上ではこの衝撃波に現れるフィボナッチを一律的に自動で計算してくれるものを目にすることがありますが、波動使いがこのようなものを使うことはまずありません。<br />
<br />
どこのFX会社でも用意されている取引ツールを使えば簡単に分かるということもありますが、衝撃波には3つのフォーメーションがあり(のちほど説明)、それぞれで異なるフィボナッチが現れてくるからです。<br />
<br />
<b>なので、結局「どのフォーメーションでどんなフィボナッチが現れてくるのか」を知らないとフィボナッチを正しく使うことはできないというわけです。</b><br />
<br />
<br />
3つの衝撃波には理想的な形というものがあり、またこの形に近づこうとする傾向が強くあります。「どのフォーメーションでどんなフィボナッチがあらわれてくるのか」をマスターしておけば、波の節目をピンポイントで捉えることも不可能ではありません。<br />
<br />
<br />
このフィボナッチは衝撃波だけではなく、修正波のフォーメーションにも現れてきます。<br />
<br />
<br />
<h4>
<u>修正波に現れるフィボナッチ</u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiACfObQSqpGtEmpWoVOhaf_n2AncAb5zREvJSan3KQcGPjogPn8xpeYTFhFyWIzL7VY4HBlIYZPLyRTXkccVkS2PRmNfDPlgQUchzrPLUkLH5ObZwNlyqcrCfXwTCCnZog0ir2VKuppOs/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%25811.1.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="修正波の展開図にフィボナッチを示した図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiACfObQSqpGtEmpWoVOhaf_n2AncAb5zREvJSan3KQcGPjogPn8xpeYTFhFyWIzL7VY4HBlIYZPLyRTXkccVkS2PRmNfDPlgQUchzrPLUkLH5ObZwNlyqcrCfXwTCCnZog0ir2VKuppOs/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%25811.1.jpg" title="修正波の展開図にフィボナッチを示した図" /></a></div>
<br />
<br />
修正波のフォーメーションに現れるフィボナッチも、衝撃波と同じくフォーメーションの種類によって現れてくるフィボナッチは変わってきます。<br />
<br />
たとえば株式相場では、ジグザグ修正波はa波=c波(1.00)、b波=a波×0.500、0.618、0.786(b波自体がジグザグである場合)、フラット修正波はa波=b波=c波(1.00)によくなります。<br />
<br />
しかし、為替相場(FX)では、市場を主導している通貨の影響を受けて理想的な形にならないことや、上位の段階(のちほど説明)の目標ポイントに到達するため、ときにabc修正のc波が大きくなることもあります。<br />
<br />
<br />
ここまで、エリオット波動のフォーメーションに現れるフィボナッチについて説明してきましたが、注意してほしいのはフィボナッチのテクニカルポイントに到達した段階で直ちにトレンドが変わるといわけでないということです。<br />
<br />
たとえフィボナッチのテクニカルポイントに到達したとしてもフォーメーションが完成するまではトレンドは変わりません。<br />
<br />
<b>優先されるのは、あくまでもフォーメーションの完成です(フィボナッチのテクニカルポイントをヒゲの部分よく行き過ぎる)。</b><br />
<br />
<br />
※エリオット波動のフォーメーションに現れるフィボナッチのまとめは<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_15.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法を徹底解説」</b></span></a></u>をご覧ください。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(65, 105, 225); border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■その他のフィボナッチ関連記事</span></div>
<div style="border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1em; padding: 10px;">
<ul>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/12/fibonacci.number.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動の数学的基盤であるフィボナッチ」</span></a></span></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/07/elliott-wave15.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「トレンドの終点を狙う!フィボナッチを使ったエントリー手法」</span></a></span></span></u></li>
</ul>
</div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波のエクステンション(波の延長)</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZRs2jvAP_xhUO6ZRjiRomL10WkME9D46YpTYqFjB7jlb9rKQ_o3qUpWIX5t8HRHwSba-9wvg2G2TU383GnWwvWZVuK-tlz20JvquXPABENu_OrHcZmJh4uKbOlmpYKM9tVFByIUL_6vA/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B31.1.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動の3つのエクステンションイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZRs2jvAP_xhUO6ZRjiRomL10WkME9D46YpTYqFjB7jlb9rKQ_o3qUpWIX5t8HRHwSba-9wvg2G2TU383GnWwvWZVuK-tlz20JvquXPABENu_OrHcZmJh4uKbOlmpYKM9tVFByIUL_6vA/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B31.1.jpg" title="エリオット波動の3つのエクステンションイメージ" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
トレンド方向に大きく進んでいく5つの波の衝撃波(推進波)。 この衝撃波の1.3.5波の内、1つの波はエクステンションをしてきます。<br />
<br />
<br />
<b>エクステンションとは波の延長のことで、エクステンションをした波動(延長波)は、1.3.5波の中で一番大きな波動になります</b>。<br />
<br />
<br />
少し表現が難しいのですが、簡単に言うと1.3.5波のどれか1つに、大きな衝撃波が内包されるというガイドラインです。<br />
<br />
通常、3波動目がエクステンションをして最も大きな波動となることが多いのですが、なぜか為替相場(FX)では1波動目や5波動目もよくエクステンションをしてきます。<br />
<br />
1波動目がエクステンションをした衝撃波は、1波延長型衝撃波といいます。また、3波動目がエクステンションをした衝撃波を3波延長型衝撃波、そして5波動目がエクステンションをした衝撃波を5波延長型衝撃波といいます。<br />
<br />
<b>つまり、衝撃波には3つのフォーメーションがあるというわけです。</b><br />
<br />
このエクステンションをマスターすると、「1波動目と3波動目がほぼ同じ大きさだ。ということは5波動目がエクステンションをして激しく動いてくる可能性が高いぞ!」などと、トレンド方向に進む波動の値幅を事前にイメージでき、優位性のある視点でトレードに臨むことができるようになってきます。<br />
<br />
<br />
※エクステンションの詳しい説明は<u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><b><span style="color: blue;">「エリオット波動 衝撃</span><span style="color: blue;">波</span><span style="color: blue;">のエクステンションを徹底解剖!」</span></b></a></span></u>をご覧ください<br />
<br />
<br />
エクステンションは少し難しいかもしれませんが、波動カウントを続けていると自然に分かるようになってきます。 まずは習うより慣れよでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動のフラクタル構造</span></h3>
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj624jFyymI7QKON5XJpsGATVDr3hlyn9zboK3EGVx0KyA2hpt4_rifqIJz4_ax93x8YinQ1hHp6_5sA_FcYdslSqJKAPtIaaM5u9j58UVJtpTiGmcZkANbtC3qSDvc_CO-Tynd61lN0tQ/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25A8%25E3%2581%25AF77+%25281%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動のフラクタル構造イメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj624jFyymI7QKON5XJpsGATVDr3hlyn9zboK3EGVx0KyA2hpt4_rifqIJz4_ax93x8YinQ1hHp6_5sA_FcYdslSqJKAPtIaaM5u9j58UVJtpTiGmcZkANbtC3qSDvc_CO-Tynd61lN0tQ/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25A8%25E3%2581%25AF77+%25281%2529.jpg" title="エリオット波動のフラクタル構造イメージ" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論において、相場は5つの波の推進波と3つの波(又はその変形)の修正波の合計8つの波で1つのサイクルを構成し、それを繰り返しながらトレンド方向に進んでいくことはすでに触れました。<br />
<br />
この8波1サイクルの繰り返しが完璧に進んでいくと、ひと回り大きな段階の相似の8波1サイクルが作り出されます(上図参照)。そして、このサイクルの流れはこれで終わることなく無限に続いていきます。<br />
<br />
<b>結果、相場にいくつもの段階(Degree)ができあがり、どれだけ上の段階を見ても、逆にどれだけ下の段階を見ても相似のエリオット波動サイクルが現れてくることになります。</b><br />
<br />
<b>
これをフラクタル構造といいます。</b><br />
<br />
※R.N.エリオットは、グランドスーパーサイクル~サブミニュエットの9つの波の段階に名称を付けています。<br />
<br />
<br />
「そんなことあるわけないだろ!」と思われるかもしれませんが、本当です。<br />
<br />
例えば、日足チャート(その段階)に現れた推進波の1波動目と2波動目を、時間足チャート(ひとつ下の段階)で見てみると、5+3の8波で構成されるのが確認できるはずです。<br />
<br />
このフラクタル構造を利用して上位の段階を確認すると、相場のおおよその位置や将来の見通しなどのヒントが得られ、カウントの精度は各段に上がってきます。<br />
<br />
また、トレードにおいて、どのポイントで取引しようとしているのかがイメージできるようになることから、その勝率も間違いなくアップしてきます。<br />
<br />
「日足段階1波動目の時間足段階3波動目を狙ってエントリーしよう!」<br />
<br />
ここまでくればエリオット波動の強者です。<br />
<br />
<br />
※フラクタルの縦軸を使って相場の現在地をより深く捉える方法は<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/06/fractale.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「泣けるほど使える! 相場に現れるフラクタルとは?」</b></span></a></u>をご確認ください。<br />
<br />
<br />
<br />
この他にも、このフラクタルの縦軸にはトレードのヒントがたくさん隠れています。<br />
<br />
「この段階は今どちらの方向に進もうとしているのか?」という段階ごとのトレンドの方向が解るようになるのもそのひとつ。<br />
<br />
トレンド方向にポジションを建てるのは、リスク管理の面から考えてもとても有益。</div><div><br /></div><div>エリオット波動では修正波のフォーメーションが注目されることが多いのですが、実はエリオットの真骨頂はここにあります。<br />
<br />
ぜひフラクタルの縦軸を使って優位性の高いトレードポイントを見つけてください。<br />
<br />
<br />
※エリオット波動のフラクタルを使ってトレンド方向を見極める方法は<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/11/elliott-wave5.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「エリオット波動サイクルで読み解く相場の現在地とトレンド」</b></span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: rgb(65, 105, 225); border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■その他のフラクタル関連記事</span></div>
<div style="border: 1px solid rgb(65, 105, 225); font-size: 1em; padding: 10px;">
<ul>
<li><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/04/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><span style="color: blue;">「エリオット波動の見つけ方 横と縦で次の展開を見極める</span><span style="color: blue;">」</span></span></a></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/elliott-wave_16.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「実際のFXチャートでフラクタル各段階の波を</span><span style="color: blue;">検証してみた」</span></a></span></u></li>
<li><u><span style="color: blue;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/01/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「【どの足を使っていますか?】エリオット波動における足の選び方と使い方」</span></a></span></u></li>
</ul>
</div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>7.実際のチャートで見るエリオット波動</u></span></h2>
<div>
<br />
<br />
ここまでマスターすると、エリオット波動のサイクルが顕在化します。<br />
<br />
それまでランダムに動いているようにしか見えなかった相場の波が、エリオット波動のサイクルを正確に刻みながら進んでいることが分かるようになるはずです。<br />
<br />
<br />
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ドル円週足チャートで見るエリオット波動<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjaZ08Xrij2uaANyqiC77EtDE6WTyDmt-4QN_cVzcSTFUziEviYQ3rhs2C6JgsR8G1uYWlvJaZpDtZbVAb4GKIczYLRWTmvv35LnxfisvUrSMUGvqtGNRnsMosIaLETq57g7uMHMhW2Ntc/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B312.25.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円衝撃波チャートのエリオット波動カウント" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjaZ08Xrij2uaANyqiC77EtDE6WTyDmt-4QN_cVzcSTFUziEviYQ3rhs2C6JgsR8G1uYWlvJaZpDtZbVAb4GKIczYLRWTmvv35LnxfisvUrSMUGvqtGNRnsMosIaLETq57g7uMHMhW2Ntc/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B312.25.jpg" title="ドル円衝撃波チャートのエリオット波動カウント" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
</span></h3>
エリオット波動は実際のチャートで上のように現れてきます。<br />
<br />
チャートの上昇波動は、ドル円為替相場に現れた5波動目がエクステンション(延長波を内包)をした5波延長型衝撃波です。<br />
<br />
通常の3波延長型衝撃波では上位の段階の目標に到達できないため、最後の5波動目がエクステンションをしてきたものと思われます。<br />
<br />
※エンディング・ダイアゴナルトライアングルでトレンド転換した場合、反転一発目の波動は、その始点が目標になるというガイドラインがある。ちなみに、5波延長型衝撃波に対する修正波は、その5-2の安値でサポートされるというガイドラインもある。<br />
<br />
この推進波は、エリオット波動の理論(衝撃波3つのルール)通りにトレンド方向に進み、また至る所にフィボナッチが現れていることが確認できると思います。4波動目(トライアングル)の最安値で、衝撃波全体が0.382と0.618の黄金比率で区分されてるのはそのひとつです。<br />
<br />
エリオット波動理論を使えば波の節目をピンポイントで狙うことも不可能ではありません。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ユーロドル日足チャートで見るエリオット波動</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhc8mkmJdkwxq6UqGb0vZKfqhHvAamKX3odNUn8Ob9ur2YoOclEUlOHIpaYsS8YHKHlLdC2c9sypie3fckQe8-rkOJEhawltCwOnnOeKujrBTjZNW7Inqko57yBBMXOwYWTAnSsOcnCxI/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B35.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足チャートのエリオット波動カウント" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhc8mkmJdkwxq6UqGb0vZKfqhHvAamKX3odNUn8Ob9ur2YoOclEUlOHIpaYsS8YHKHlLdC2c9sypie3fckQe8-rkOJEhawltCwOnnOeKujrBTjZNW7Inqko57yBBMXOwYWTAnSsOcnCxI/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B35.jpg" title="ユーロドル日足チャートのエリオット波動カウント" /></a></div>
次はユーロドル為替相場に現れた3波動目がエクステンション(延長波)をした3波延長型衝撃波の実際のチャートです。<br />
<br />
推進波で一番よく現れるのが、この3波延長型衝撃波。段階を問わず、相場の至る所に現れてきます。<br />
<br />
このユーロドル日足チャートの衝撃波は、衝撃波全体だけではなく、その内部波動の延長波(5波延長型衝撃)や、さらに下の段階の衝撃波もチャネルラインに沿って進んでいることが確認できます(1波動目はリーディング・ダイアゴナルトライアングル)。<br />
<br />
また、リトレースメント、波の倍率、そして各段階の黄金区分にフィボナッチの理想的な比率が現れています。<br />
<br />
そして、クライマックスのトレンド転換ポイントの終点は、2-4チャネルラインの1波ラインとフィボナッチの波の倍率(5波=3波×0.618)が重なるポイント。<br />
<br />
<br />
こうしてみると、エリオット波動はフラクタル構造になっており、各段階の波動が正確にサイクルを刻みながら同時並行で進んでいるということがいえるのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<center>
<style>
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</center>
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>8.【まとめ】エリオット波動はシンプルでとても楽しい</u></span></h2>
<br />
<br />
エリオット波動のカウントは、1つ波動が進むごとに次の波動の終点を予想していきます。この作業がとても楽しく、どこか推理ゲームに似ています。<br />
<br />
修正波動は1波動目が5つの波であればジグザグ修正だと見当がつくのですが、3つの波の場合、様々な修正パターンの可能性が出てきます。<br />
<br />
そうなると、一発で修正波形を当てるのは難しく、修正しながらカウントしていくことになります。<br />
<br />
この修正しながらカウントしていく作業がとても楽しいんです。<br />
<br />
これからエリオット波動を始める方にお伝えしたいのは、カウントは修正しながら進めていくのが基本であるということです。<br />
<br />
一発で当たらないとガッガリするのではなく、1波進むごとにあれやこれや考えながら楽しくカウントしてもらいたいと思います。<br />
<br />
<br />
エリオット波動の理論はとてもシンプルなので、効率よく学べば短期間で自分なりのカウントができるようになります。そして、繰り返しカウントすることでその精度はグングン上がっていきます。<br />
<br />
ぜひ、エリオット波動を使って、自分でカウントしてみてください。きっと驚かれると思いますよ。<br />
<br />
<br />
※エリオット波動を学ぶ手順については<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/12/recommended-book.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>「エリオット波動入門/おすすめ本でエリオット波動を効率的に学ぶ手順」</b></span></a></u>をご覧ください。<br />
<br />
<div>
<br />
以上、エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめでした。<br />
<br />
更新日 2020年4月5日<br />
<br /></div>
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-92093531958725998822019-12-22T10:42:00.002+09:002020-03-29T06:11:31.090+09:00エリオット波動入門/おすすめ本でエリオット波動を効率的に学ぶ手順<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh580Jp8rh3N7tffKG_O4QMHsom2citd8gg_aDogvr-huJOxPFeX9ZRVpfUPMU6KSAFE4Y8OxzEjwlnSr8W6i8N4PMbFWLQOwt5lOo7bWvl7cwAbcXegMi1Fj4HJqqrxhs13IXU8KGu8QE/s1600/7de65ba415cc99fff12138435f0d0fdf_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動のイメージ図" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh580Jp8rh3N7tffKG_O4QMHsom2citd8gg_aDogvr-huJOxPFeX9ZRVpfUPMU6KSAFE4Y8OxzEjwlnSr8W6i8N4PMbFWLQOwt5lOo7bWvl7cwAbcXegMi1Fj4HJqqrxhs13IXU8KGu8QE/s400/7de65ba415cc99fff12138435f0d0fdf_s-min.jpg" title="" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<br />
「エリオット波動って難しいんでしょ!」と考えている、また実際に始めようとしても「エリオット波動はどうやって学べばいいの?」という壁にぶつかってしまう方は多いようです。<br />
<br />
そこで今回は、<b>エリオット波動を学ぶための「おすすめ本」や、理論を効率的に学ぶコツ</b>を紹介したいと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
この記事を投稿するにあたり、私が所属しているサークルのメンバーにエリオット波動について聞いてみたところ、「エリオット波動はとてもシンプルな理論で楽しい。しかも驚くほどよく機能する。」という意見がほとんどでした。<br />
<br />
そして、おもしろいのはメンバーの全員がほぼ同じ道のりでエリオット波動を学んでいたということです。<br />
<br />
<br />
これからエリオット波動を始める方は参考にしてみてください。<br />
<br />
<br />
<center>
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>エリオット波動はシンプル【おすすめ本で効率的に学ぶ手順/概要】</u></span></h2>
<br />
<br />
エリオット波動を効率的に学ぶための道のりといっても、決して難しいものではありません。道のりはとてもオーソドックス。<br />
<br />
<br />
まずはその概要です。
<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<ul>
<li><b>手順1: 教科書となる「おすすめ本」</b></li>
</ul>
<div>
<b><br /></b></div>
<ul>
<li><b>手順2: エリオット波動のサイクルとフラクタルを学ぶ</b></li>
</ul>
<div>
<b><br /></b></div>
<ul>
<li><b>手順3: エリオット波動の推進波</b><b>を学ぶ</b></li>
</ul>
<div>
<b><br /></b></div>
<ul>
<li><b>手順4: エリオット波動の修正波を学ぶ</b></li>
</ul>
<div>
<b><br /></b></div>
<ul>
<li><b>手順5: エリオット波動のガイドラインを学ぶ</b></li>
</ul>
<div>
<b><br /></b></div>
<ul>
<li><b>手順6: 優先順位をつけてカウントする</b></li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<br />
<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論はとてもシンプルです。たったこれだけ学ぶだけで波動使いになれます。<br />
<br />
「でも、カウントができるようになるまで時間がかかるんでしょ?」と考えている方もいるかと思いますが、そんなことはありません。<br />
<br />
取り組む時間によって違いがありますが、早い方であれば数週間で自分なりのカウントができるようになります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
エリオット波動を短期間にマスターするコツは、まずおぼろげながらでもかまわないので、まず上の手順の全体像を把握しておくことです。<br />
<br />
<br />
<b>理論の全体像を把握してから学び始めると混乱することなく効率的に学べる</b><br />
<br />
<br />
波のコンセプトにはかなりバリエーションがあり、同じような章が続いてあらわれてきます。<br />
<br />
「いま、エリオット波動理論のこの部分だ!」という意識をもっておくと、混乱することは少なくなるはずです。<br />
<br />
そして、各手順を少しずつつまみ食いするのではなく、できるだけ順番通りに手順をこなしてから次の手順を学ぶことです。<br />
<br />
「まずは修正パターンから勉強しよう! サイクルは後からサラッとでいいや。」<br />
<br />
このような手順は一見効率がよさそうに思えますが、実は効率がわるく、結果、「エリオット波動って、難しくてよく分かんないや!」ということになってしまいます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>手順1: 教科書となる「おすすめ本」</u></span></h2>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSIRU63oTaLqojsMitO1QJZyzz-fQZ6ZByKsYFn02-urBxwcwVqMV5BCGOpKUK41zd2Ch1w7NNH-212zWfDxiMmyiGelKDIt82CY819RUN_6fRs3bB2xlSbxhPdghec_CmlhF7GUyVgWQ/s1600/9b59858edda2d9564ed2ffbe13c0a9f8_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="おすすめ本のイメージ" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSIRU63oTaLqojsMitO1QJZyzz-fQZ6ZByKsYFn02-urBxwcwVqMV5BCGOpKUK41zd2Ch1w7NNH-212zWfDxiMmyiGelKDIt82CY819RUN_6fRs3bB2xlSbxhPdghec_CmlhF7GUyVgWQ/s400/9b59858edda2d9564ed2ffbe13c0a9f8_s-min.jpg" title="" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動を学ぶためには、まず教科書となるものが必要で、これがないと何も始まりません。<br />
<br />
まずは、自分に合う教科書を見つけることからです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">R・N・エリオットが創り出したテクニカル</span></h3>
<br />
エリオット波動は、ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)が創り出した相場分析のテクニカルです。<br />
<br />
「The Wave Principle 波動原理」、のちに出版された「Nature's Law 自然の法則」にその理論がまとめられています。<br />
<br />
<br />
<br />
邦訳版はありませんが、本来はこの本を教科書にして学ぶのが正解なのかもしれません。<br />
<br />
とはいえ、エリオット波動を学ぶ上で、さらによい本があります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">おすすめ本「Elliott Wave Principle (エリオット波動入門)」</span></h3>
<br />
この理論が発表されたのは1930年代とかなり古く、古典的なテクニカルの部類に入ります。<br />
<br />
しかし、その後、熱心な研究者によってさらに洗練された理論になって現在に至ります。<br />
<br />
その熱心な研究者であるA・J・フロストとロバート・R・プレクター・ジュニアが共著で出版してベストセラーとなった本があります。<br />
<br />
<br />
<b>波動使いのバイブル「Elliott Wave Principle」</b><br />
<br />
<br />
この本は、エリオットの波動原理を検証して、いくつかの修正が加えられ、またエリオット波動理論を学び易いように体系化してあります。<br />
<br />
まさにエリオット波動の教科書のような本です。<br />
<br />
おそらく、世界中の波動使いの多くは、この本でエリオット波動理論を学んだのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<a href="https://af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1713385&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062&url=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FElliott-Wave-Principle-Market-Behavior%2Fdp%2F1616040815%2Fref%3Dsr_1_1%3F__mk_ja_JP%3D%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25BF%25E3%2582%25AB%25E3%2583%258A%26keywords%3DElliott%2BWave%2BPrinciple%26qid%3D1581075559%26sr%3D8-1" rel="nofollow">波動使いのバイブル「Elliott Wave Principle」はこちら</a><img height="1" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1713385&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062" style="border: none;" width="1" />
<br />
<br />
<br />
そして、この本には幸いなことに邦訳版があります。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #CCCCCC; padding: 10px;">
<br />
<b><u>エリオット波動を学ぶためのおすすめ本</u></b><br />
<b><br /></b>
「Elliott Wave Principle」の邦訳版<br />
<b><br /></b>
<b>「エリオット波動入門」</b><br />
<br />
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<br />
<b><br /></b>
</div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動を学ぶのであれば、この邦訳版「エリオット波動入門」がおすすめです。<br />
<br />
ちなみに、サークルの仲間に聞いてみると、全員がこの本を教科書にしていました。<br />
<br />
<br />
<br />
次は、この「エリオット波動入門」を使った理論の学び方のコツです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>手順2: エリオット波動のサイクルとフラクタルを学ぶ</u></span></h2>
<br />
<br />
「エリオット波動を学ぶ上で重要なポイントはどこですか?」<br />
<br />
このような質問を受けることがたまにあります。<br />
<br />
<br />
そのような質問には<b>「重要なポイントはサイクルとフラクタルです」</b>と即答しています。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiwR110WqBfCwfXtzY0koyvnhJfx8x8M_gykysW1X4bpg848DesW9XeMBndW1VMJzkbIirYYA2sZTYUznHyAoxglWGjAT7PNPki31g8Cuz9QZfVcRwGu1-le7Hlrx-TBd6GGIwhTLgiyAw/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25A8%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="サイクルとフラクタルのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiwR110WqBfCwfXtzY0koyvnhJfx8x8M_gykysW1X4bpg848DesW9XeMBndW1VMJzkbIirYYA2sZTYUznHyAoxglWGjAT7PNPki31g8Cuz9QZfVcRwGu1-le7Hlrx-TBd6GGIwhTLgiyAw/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25A8%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論は、最初にその理論の根幹をなすサイクル(5つの波で進み、3つの波で調整する)とフラクタル(相場には段階がある)を学ぶことになります。<br />
<br />
<br />
とてもシンプルな理論なのですが、意外と奥が深いのがポイント。<br />
<br />
<br />
その後の手順はすべてこのポイントに結びついてくるので、ここをしっかり理解しておくとその後の手順が効率的に理解できるようになってきます。<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論の土台となる部分なので、時間をかけてしっかりと学びたいところです。<br />
<br />
<br />
<br />
単純であまり重要なポイントに思えないかもしれませんが、実際のトレードで勝率を上げるためのヒントは、実はサイクルとフラクタルに隠れていたりします。<br />
<br />
また、この手順をしっかりと理解できれば「どこからカウントをスタートすればいいの?」などの疑問もきっと解消するはずです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>手順3: エリオット波動の推進波を学ぶ</u></span></h2>
<br />
<br />
<br />
次は相場を5つの波で力強く押し進めていく推進波。ここからはフォーメーションを学んでいきます。<br />
<br />
エリオット波動理論全体だけではなく、推進波にも同じことが言えますが、最初に全体像を把握しておくと、すっきりして効率的に学べます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">推進波の全体像を把握する</span></h3>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPyCvdR_uhPDT48YPW71aRvg4kpA6mXkWzp7dZKQPK3WLulDwB5LkFMbKi0YWTXHwCUM92ZzNk9eY5KOBM8s4mliD5fAi76wxIeR3WGmXtR2yCIr4yS8c9xeWeBsSjfs2S3M1vY14KBGU/s1600/%25E6%258E%25A8%25E9%2580%25B2%25E6%25B3%25A22%25E7%25A8%25AE%25E9%25A1%259E12.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="推進波の種類の説明図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPyCvdR_uhPDT48YPW71aRvg4kpA6mXkWzp7dZKQPK3WLulDwB5LkFMbKi0YWTXHwCUM92ZzNk9eY5KOBM8s4mliD5fAi76wxIeR3WGmXtR2yCIr4yS8c9xeWeBsSjfs2S3M1vY14KBGU/s1600/%25E6%258E%25A8%25E9%2580%25B2%25E6%25B3%25A22%25E7%25A8%25AE%25E9%25A1%259E12.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
エリオット波動には2種類の推進波があります。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>エリオット波動 2つの推進波</u></b><br />
<br />
<br />
<ul>
<li>衝撃波(インパルス)</li>
</ul>
<ul>
<li>ダイアゴナルトライアングル</li>
</ul>
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
そして、さらに衝撃波とダイアゴナルトライアングルにはそれぞれ以下のようなフォーメーションがあります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<u><b>3つの衝撃波</b></u><br />
<u><b><br /></b></u>
<br />
<ul>
<li>1波延長型衝撃波</li>
</ul>
<ul>
<li>3波延長型衝撃波</li>
</ul>
<ul>
<li>5波延長型衝撃波</li>
</ul>
<br />
<u><b><br /></b></u>
<u><b>2つのダイアゴナルトライアングル</b></u><br />
<u><b><br /></b></u>
<br />
<ul>
<li>リーディング・ダイアゴナルトライアングル</li>
</ul>
<ul>
<li>エンディング・ダイアゴナルトライアングル</li>
</ul>
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<b>まとめると、推進波は、2種類、あわせて5つのフォーメーションから成り立っているというわけです</b>。<br />
<br />
最初に全体像を把握しておけば、その後のごちゃつきはなくなります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
次はその5つのフォーメーションの特徴とルールです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フォーメーションの特徴とルールをマスターする</span></h3>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjCey1T9LxK9Ew7IdNiYNhdIgWyKEcI4zn4WzjdFu5vQwiedhyW_XTt8ltTcdVg2UKKZK-s4nyXDcG0tZEh6q_FxNm7nwDINoK6dQOurGWaiKG9wUn2RQH66kRfDGoa5i2k3VYhpcEF5lg/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB12.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波の3つのルールの説明図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjCey1T9LxK9Ew7IdNiYNhdIgWyKEcI4zn4WzjdFu5vQwiedhyW_XTt8ltTcdVg2UKKZK-s4nyXDcG0tZEh6q_FxNm7nwDINoK6dQOurGWaiKG9wUn2RQH66kRfDGoa5i2k3VYhpcEF5lg/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB12.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
衝撃波とダイアゴナルトライアングルには必然的なルールがあり、そしてそれぞれのフォーメーションには特徴があります。<br />
<br />
<br />
エリオット波動はとてもシンプルな理論。ルールは「えっ、たったこれだけ?」というくらい簡単です。<br />
<br />
<br />
<br />
ただ、衝撃波とダイアゴナルトライアングルは5つの波で構成されるなど、共通する部分が多いのですが、ルールは少し異なり、またそれぞれのフォーメーションの特徴も微妙に違います。<br />
<br />
ここはとてもごちゃごちゃしてくるところ。<br />
<br />
<br />
<b>違うポイントはどこか? </b><br />
<br />
<br />
この点を意識するとすっきりして効率的に学べます。<br />
<br />
違うポイントをノートに書き出してみるのもいいかもしれません。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>手順4: エリオット波動の修正波を学ぶ</u></span></h2>
<br />
<br />
次は、推進波の5つの波の動きを調整する3つの波(またはその変形)の修正波。<br />
<br />
修正波には必然的なルールはありません。<br />
<br />
修正波では、4つの調整パターン、またそれから派生するフォーメーションの特徴を学びます。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj-xBuVz1-cPomNwYxVGAhwV3ev7hL4-YqihM1XALq2dIBVBDvBNnof0svQyWSusK2FIs7szUb5hrXRJlBdxuDjQcRuyyW5LRUoaRYvrRSP-2Q_ua2lVdqSvIhVGzL6w5H1CwWIzJyS0kY/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A212.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="4つの調整パターンのイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj-xBuVz1-cPomNwYxVGAhwV3ev7hL4-YqihM1XALq2dIBVBDvBNnof0svQyWSusK2FIs7szUb5hrXRJlBdxuDjQcRuyyW5LRUoaRYvrRSP-2Q_ua2lVdqSvIhVGzL6w5H1CwWIzJyS0kY/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A212.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<b>エリオット波動理論の修正波は、3つの波で展開されるもの、その変形で展開されるもの、合計4つの調整パターンしかありません。</b><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<u><b>エリオット波動の4つの修正パターン</b></u><br />
<br />
<br />
<ul>
<li>ジグザグ修正波(5-3-5 3つの波のabc修正)</li>
</ul>
<ul>
<li>フラット修正波(3-3-5 3つの波のabc修正)</li>
</ul>
<ul>
<li>トライアングル修正波(3-3-3-3-3)</li>
</ul>
<ul>
<li>複合型修正波(上記の修正波が複合で現れる)</li>
</ul>
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
とはいえ、この4つの調整パターンから派生するフォーメーションにはかなりのバリエーションがあります。<br />
<br />
たとえば、フラット修正波は通常のフラットの他にもいくつかの類似フォーメーションがあり、また単純な修正波の組み合わせからなる複合型修正波もバリエーションがあり少し複雑。<br />
<br />
ただ、基本は上の4つの調整パターンです。修正波のフォーメーションはあまり難しく考えすぎないことが上手に学ぶコツです。<br />
<br />
修正波はこれ以外にも段階の見極めなどが必要で、「習うより慣れよ」というのが正直な感想です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
この手順4が終わった段階で、過去のチャートを使って波を数えてみてください。きっと自分なりのカウントができるようになっていると思います。<br />
<br />
ただ、「はて、このような場合はどのようにカウントすればいいの?」という場面に出くわすこともあると思います。<br />
<br />
<br />
そのような疑問の解決策が次の手順です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>手順5: エリオット波動のガイドラインを学ぶ</u></span></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjdyjhCzOpbQcR9zNEJlccPO-4iUfwg7M7Yj3qfUNs44dDBXVddiW7kN7Jvbe7_daFggjdReMtI4ZcYqKRwAFBK1QtY8_YNKY8c4EUVOXzGNoOkV1AyiLv9Cr5qMV-o2nLPRDmROItdsU/s1600/71896f72cb6058e6fceb8a909d974f97_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ガイドラインのイメージ" border="0" data-original-height="424" data-original-width="640" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjdyjhCzOpbQcR9zNEJlccPO-4iUfwg7M7Yj3qfUNs44dDBXVddiW7kN7Jvbe7_daFggjdReMtI4ZcYqKRwAFBK1QtY8_YNKY8c4EUVOXzGNoOkV1AyiLv9Cr5qMV-o2nLPRDmROItdsU/s400/71896f72cb6058e6fceb8a909d974f97_s-min.jpg" title="" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動には、いくつかの「ガイドライン」があります。<br />
<br />
<br />
必ずそのようになるというものではありませんが、その通りの展開なることがほとんどです。<br />
<br />
このガイドラインが、波をかぞえるときに出くわす疑問の多くを解消してくれるはずです。<br />
<br />
<br />
ガイドラインには以下のようなものがあります。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>フォーメーションのガイドライン</u></b><br />
<br />
<br />
<ul>
<li>オルターネーション(交互の法則)</li>
</ul>
<ul>
<li>フェイラー(トランケーション)</li>
</ul>
<ul>
<li>エクステンション(波の延長)</li>
</ul>
<ul>
<li>波の個性</li>
</ul>
<ul>
<li>波の均等性</li>
</ul>
<ul>
<li>チャネリング</li>
</ul>
<ul>
<li>エリオット波動の定石(5波延長に続く動きなど)</li>
</ul>
<ul>
<li>比率の関係(フィボナッチ)</li>
</ul>
<br />
など<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
カウントに迷ったときはガイドラインを利用してください。きっと優先的なカウントが見つかるはずです。<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLIuuxd9wLObkDMLGqCpK2uFmCocOgv1nydeywg9S2HJBWFbDOTnQmIupba58aWcjqMiAAaWE2HAf96eVWrGZY-FUG1uE_AhY_ahwwOWHv9fk9rxOa8PK6b2vdvFhXuPcrPDa-t_O-0KU/s1600/%25E3%2582%25AC%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2589%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ガイドラインの現れ方を示した図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLIuuxd9wLObkDMLGqCpK2uFmCocOgv1nydeywg9S2HJBWFbDOTnQmIupba58aWcjqMiAAaWE2HAf96eVWrGZY-FUG1uE_AhY_ahwwOWHv9fk9rxOa8PK6b2vdvFhXuPcrPDa-t_O-0KU/s1600/%25E3%2582%25AC%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2589%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<br />
上の図は、ガイドラインの「チャネリング」、「オルターネーション」、そして「フィボナッチ(エリオット波動理論の数学的基盤)」がフォーメーションにどのようにあらわれてくるのかをイメージしたものです。<br />
<br />
<br />
このイメージ図をみてもらうと分かると思いますが、ガイドラインはカウント手助けをしてくれるだけではなく、サイクルの波の節目(トレンド転換ポイント)を事前に示唆してくれます。<br />
<br />
ガイドラインを使いこなせるようになってくると、実際のトレードで「トレンド転換ポイントでピッタリとエントリーできた!」というようなこともできるようになってきます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>手順6: 優先順位をつけてカウントする</u></span></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEia9FPO1Y4AFo498t94AweIIjU1kOI9E-RpbiNbDvqTkCsTqa0xG8bCUkyGynfSdB-QIjM_XF5pLabuQZU1oxKaRv7pyL_zfm8D55AzaAwb6aATbkbO3pZiWJZ58QnPn_t9SO-IkB4_664/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="優先順位をつけてカウントしたチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEia9FPO1Y4AFo498t94AweIIjU1kOI9E-RpbiNbDvqTkCsTqa0xG8bCUkyGynfSdB-QIjM_XF5pLabuQZU1oxKaRv7pyL_zfm8D55AzaAwb6aATbkbO3pZiWJZ58QnPn_t9SO-IkB4_664/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
ここまでマスターしたら、エリオット波動のサイクルが顕在化してきます。<br />
<br />
<br />
今までランダムに動いているようにしか見えなかった相場の波が、エリオット波動のサイクルで正確に動いていることが分かってくるはずです。<br />
<br />
<br />
こうなれば あとはひたすらカウントするだけ。やった分だけその精度は上がっていきます。<br />
<br />
<br />
<br />
<b>さらにいえば、優先順位をつけてカウントしていくことができれば最高。</b><br />
<br />
<br />
<br />
エリオット波動のカウントは、リアルタイムでカウントしていると、そのルールに照らし合わせたとしても、次の展開が絞り切れないといった展開がよくあります(行く先は分かっていても、その道のりはいくつもある)。<br />
<br />
そのような場合、できるだけたくさんの展開をイメージして、優先順位をつけながらカウントするようにしてみてください(ガイドラインなどから導き出す)。<br />
<br />
こうすることで精神的に余裕が生まれ、相場をさらに冷静に分析できるようになります。<br />
<br />
実際のトレードでいざという時に臨機応変に対応できるようになったり、優位性のあるトレードポイントがつかめてきたりというのはその一例。<br />
<br />
<br />
また、予想していた展開とならなかった場合には、そのまま放っておくのではなく「どこが間違っていたのか」をガイドラインなどを使いながら、あとから答え合わせをするようにしてください。<br />
<br />
その経験があとからいきてきます。<br />
<br />
<br />
<br />
ここまでくればバッチリです。きっとエリオット波動をマスターできているはずです。<br />
<br />
<br />
以上、「おすすめ本でエリオット波動を効率的に学ぶ手順」でした。<br />
<br />
<style>
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</script>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論はとてもシンプルですが、奥が深い理論です。一度だけではなく、何度も繰り返して学ぶのがおすすめです。<br />
<br />
繰り返して学ぶことにより、それまで見えなかった新しい発見があるはずです。その発見はトレードの勝率を上げる大きなヒントになるかもしれませんよ。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■おすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<span style="font-size: small;">エリオット波動のルールや様々なガイドラインをまとめて解説</span><br />
<span style="font-size: small;"><br /></span>
<span style="font-size: small;">「</span><u style="font-size: medium;"><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><span style="color: blue;"><b>エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</b></span></a></u><span style="font-size: small;">」</span></div>
<br />
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<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiL2fLZ39R1-EJSof2OOMUWps6Ken3nB9ztSnzu1lCYi3a96Afwg1l46483Jb0k8CzxtIbFAqnTUbkMhwH8TPuAZoNnPgl3TinEKC5KKL1GnccTED6XpnkLawp-IKPg1i2-3uAIcWIR_3w/s1600/d11590e19faf00adfa892f6259e311dd_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フィボナッチピボットのイメージ" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiL2fLZ39R1-EJSof2OOMUWps6Ken3nB9ztSnzu1lCYi3a96Afwg1l46483Jb0k8CzxtIbFAqnTUbkMhwH8TPuAZoNnPgl3TinEKC5KKL1GnccTED6XpnkLawp-IKPg1i2-3uAIcWIR_3w/s400/d11590e19faf00adfa892f6259e311dd_s-min.jpg" title="" width="400" /></a></div>
<br />
フィボナッチピボット(Fibonacci Pivot)は相場で使われるテクニカルですが、効果的に使うポイントがいくつかあります。<br />
<br />
<br />
エリオット波動理論と組み合わせて使うのもそのひとつです。ともに、「自然の法則であるフィボナッチ」が数学的な基盤で相性もバッチリです。<br />
<br />
<br />
そこで今回は、フィボナッチピボットをエリオット波動と組み合わせて使う場合に意識しておくべきポイントなどを綴ってみたいと思います。<br />
<br />
「相場の波(サイクル)の節目を予測する精度を上げたいなぁ」と考えている方は、ぜひフィボナッチピボットを使ってみてください。きっと驚かれると思いますよ。<br />
<br />
<center>
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">フィボナッチピボットとは?</span></u></h2>
<br />
<br />
まずはフィボナッチピボットがどのようなテクニカルなのか、おさらいしてみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フィボナッチのエッセンスを加えたPIVOT</span></h3>
<br />
相場分析ではピボットが好んでよく使われます。<br />
<br />
ピボットは、テクニカル・トレーディング・システムの第一人者であるJ・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアが開発したもので、当日の値動きの目標値幅を予想するテクニカル指標(他にもRSIやADXなどを開発)。<br />
<br />
視覚的に分かり易いということもあり、ピボットのテクニカルポイントは多くの投資家の注目を浴びます。<br />
<br />
ピボットのテクニカルポイント付近には新規注文や損切りの逆指値などが置かれていることが多く、反転のスイッチがそこで入り、結果的にそのポイントが「波の節目だった!」ということもよくあります。<br />
<br />
<br />
<br />
実は、この一般的に使われているピボットの他に、もうひとつ注目されるピボットがあります。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #e06666;">それがフィボナッチピボット</span><span style="color: #e06666;">。</span></b><br />
<br />
<br />
フィボナッチピボットはロバート・クラウスが開発したもので、J・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアが開発したバランスポイントはそのまま残し、そこに自然の法則であるフィボナッチのエッセンスを加えたピボットです。<br />
<br />
<br />
このフィボナッチピボットも、かなり機能します。<br />
<br />
日本ではあまり知られていませんが、海外ではポピュラーなピボットで、そのテクニカルポイントは多くの注目を浴びます。<br />
<br />
<br />
当然、テクニカルポイントは異なってきますが、まずはそれぞれどのようにその数値が算出されるのか見てみましょう。<br />
<br />
<br />
※フィボナッチについてはこちらで解説しています。<br />
<div style="border: 1px solid #CCCCCC; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
「<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_15.html" target="_blank">フィボナッチの基礎知識とエリオット波動での使い方</a>」<br />
<br />
フィボナッチとはどんなものか? また、エリオット波動の波の倍率やリトレースに現れるフィボナッチ比率について解説。</div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">算出方法の違いと特徴</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjS3pDBrwMoAyy2v5nlA5ssaJckYAkGHgb5PlqgmcvworkFbkgpqCStHDOuWYawjN0UaoO0uw4qBDB4Sqeg1h1uGdLP0M4Nsajo9jQ-u6Km3Ia78mu5NeOnAyeBxbiu84Nr1WjdzeM7KSI/s1600/%25E3%2583%2594%25E3%2583%259C%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ピボット算出方法の概要" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjS3pDBrwMoAyy2v5nlA5ssaJckYAkGHgb5PlqgmcvworkFbkgpqCStHDOuWYawjN0UaoO0uw4qBDB4Sqeg1h1uGdLP0M4Nsajo9jQ-u6Km3Ia78mu5NeOnAyeBxbiu84Nr1WjdzeM7KSI/s1600/%25E3%2583%2594%25E3%2583%259C%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588.jpg" title="" /></a></div>
J・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアが開発したPIVOTは、前日の値動き(高値・安値・終値)から算出され、当日の値動きの目標値幅を予想するテクニカルです。<br />
<br />
前日の売り買いの圧力の流れは、当日に引き継がれる傾向が強いと想定され開発されています。<br />
<br />
まず、前日の値動きから当日の値動きの中心になるであろうと予想されるピボットポイント(回転軸とも言われます)を求め、そこから当日の値動きのサポートラインとレジスタンスラインを算出。<br />
<br />
<br />
「計算式は知らなくてもいいよ!」という方が多いと思いますが、一応、下が計算式です。<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
■P(ピボットポイント)=(前日高値+安値+終値)÷3<br />
<br />
■S1(サポート1)=P-(前日高値-P)<br />
■R1(レジスタンス1)=P+(P-前日安値)<br />
<br />
■S2(サポート2)=P-(前日高値-安値)<br />
■R2(レジスタンス2)=P+(前日高値-安値)<br />
<br />
■S3(サポート3)=S1-(前日高値-安値)<br />
■R3(レジスタンス3)=R1+(前日高値-安値)<br />
<br /></div>
<br />
<br />
※J・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアは、このPIVOTを「リアクション・トレンド・システム」としています。詳しくは「ワイルダーのテクニカル分析入門 オシレーターの売買シグナルによるトレード実践法(パンローリング)」に記載されています。<br />
<br />
<a href="https://af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1713385&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062&url=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2583%25AF%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2580%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2586%25E3%2582%25AF%25E3%2583%258B%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25AB%25E5%2588%2586%25E6%259E%2590%25E5%2585%25A5%25E9%2596%2580-%25E2%2580%2594%25E2%2580%2594%25E3%2582%25AA%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25AC%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E5%25A3%25B2%25E8%25B2%25B7%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B0%25E3%2583%258A%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25AB%25E3%2582%2588%25E3%2582%258B%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AC%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%25E5%25AE%259F%25E8%25B7%25B5%25E6%25B3%2595-%25E3%2582%25A6%25E3%2582%25A3%25E3%2582%25B6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%25E3%2583%2596%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25BA-J%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A6%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25BA%25E3%2583%25BB%25E3%2583%25AF%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2580%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A5%25E3%2583%258B%25E3%2582%25A2%2Fdp%2F4775972464%2Fref%3Dsr_1_1%3F__mk_ja_JP%3D%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25BF%25E3%2582%25AB%25E3%2583%258A%26keywords%3D%25E3%2583%25AF%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2580%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2586%25E3%2582%25AF%25E3%2583%258B%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25AB%25E5%2588%2586%25E6%259E%2590%25E5%2585%25A5%25E9%2596%2580%26qid%3D1581076132%26sr%3D8-1" rel="nofollow">「ワイルダーのテクニカル分析入門 オシレーターの売買シグナルによるトレード実践法(パンローリング)」はこちら</a><img height="1" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1713385&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062" style="border: none;" width="1" />
<br />
<br />
<br />
そして次はフィボナッチピボットの計算式。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
■P(ピボットポイント)=(前日高値+安値+終値)÷3<br />
<br />
■S1(サポートゾーン1)=P-(前日高値-安値)×0.5<br />
■R1(レジスタンスゾーン1)=P+(前日高値-安値)×0.5<br />
<br />
■S2(サポートゾーン1)=P-(前日高値-安値)×0.618<br />
■R2(レジスタンスゾーン1)=P-(前日高値-安値)×0.618<br />
<br />
■S3(サポートゾーン2)=P-(前日高値-安値)×1.0<br />
■R3(レジスタンスゾーン2)=P-(前日高値-安値)×1.0<br />
<br />
■S4(サポートゾーン2)=P-(前日高値-安値)×1.382<br />
■R4(レジスタンスゾーン2)=P-(前日高値-安値)×1.382<br />
<br /></div>
<br />
<br />
※日本ではピボットについては、「しろふくろう」さんが有名です。「FX最強のテクニカル しろふくろうのPIVOTトレード術」 参考にされてみてはいかがでしょうか。<br />
<br />
<a href="https://af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1713385&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062&url=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fdp%2F4534047681%3Ftag%3Dmaftracking279832-22%26linkCode%3Dure%26creative%3D6339" rel="nofollow">「FX最強のテクニカル しろふくろうのPIVOTトレード術」はこちら</a><img height="1" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1713385&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062" style="border: none;" width="1" />
<br />
<br />
<br />
フィボナッチピボットはサポートとレジスタンスをゾーンで捉え、それぞれのラインは自然の法則であるフィボナッチを加味して算出されます。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYGzoHQ3cHnXmq6BRXtk7mSfVwfGjTDd3YBUVFKoBdEXySXo8tecdKet1DUp44LCOQVldCXUBEo1rsTOsRBRQTzx7GKuBj_jmXGwJ7KdJfRSvwlGovwcg_VgoQPuyoYBbpGrYosvtrYhY/s1600/AUDUSD.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フィボナッチピボットを表示したチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYGzoHQ3cHnXmq6BRXtk7mSfVwfGjTDd3YBUVFKoBdEXySXo8tecdKet1DUp44LCOQVldCXUBEo1rsTOsRBRQTzx7GKuBj_jmXGwJ7KdJfRSvwlGovwcg_VgoQPuyoYBbpGrYosvtrYhY/s1600/AUDUSD.jpg" title="" /></a></div>
<br />
実際のチャートでは上のように表示されます(マルチタイムで1時間足にマンスリーフィボナッチピボットを表示)。<br />
<br />
このチャートでは、レジスタンスゾーン1のレジスタンスライン2でスイッチが入り、ピタリと跳ね返され、結果、そのポイントが波の節目になっていることが分かります。<br />
<br />
<br />
<br />
このようにピボットは、<br />
<br />
<br />
<ul>
<li><b>視覚的に分かり易いため、仕掛けるタイミングが計り易い</b></li>
<li><b>波の節目をピンポイントで狙えるため、ローリスクでハイリターンなトレードができるようになる(逆張りの場合)</b></li>
</ul>
<br />
<br />
という特徴のあるテクニカル指標で、これを使わない手はないと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">どっちのPIVOTを使う?</span></h3>
<br />
問題は「どっちのPIVOTを使うか?」です。<br />
<br />
これは実際に2つのPIVOTを使ってみて、自分がよく機能すると思える方を使うのが一番ではないでしょうか。<br />
<br />
ただ、個人的にはフィボナッチピボットの方がよく機能すると考えています。また、エリオット波動をメインに相場分析をするのであれば、フィボナッチピボットがおすすめです。<br />
<br />
なぜなら、エリオット波動の数学的基盤は、フィボナッチピボットと同じく「自然の法則であるフィボナッチ」であるからです。<br />
<br />
エリオット波動を使っている方は、ぜひフィボナッチピボットを試してみてください。相性がいいと思いますよ。<br />
<br />
<br />
<style>
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<br />
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</script>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動の目線で見るフィボナッチピボット</span></u></h2>
<br />
<br />
エリオット波動を使って相場を分析すると、トレンド転換ポイント(波動の節目)はチャネルライン、フィボナッチ(波の倍率・リトレース・黄金区分)などの様々なテクニカルと重複してくることに気づきます。<br />
<br />
そして、フィボナッチピボットもそのひとつです。<br />
<br />
ここからは、エリオット波動でフィボナッチピボットを使う場合のポイントを綴ってみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">目標値幅と相場の段階(フラクタルの次元)</span></h3>
<br />
相場のチャートを見ると、その足の大きさは前の足の大きさとほぼ同じ大きさであることが多いことに気づきます(大きな値幅の足が続いたり、逆に小さな値幅の足が続いて現れる)。<br />
<br />
このことから、<b>その足には前の足の流れからの目標値幅があり、そしてその目標値幅を達成しようとするモメンタム(Momentum)がある</b>ということがわかります。<br />
<br />
<br />
このモメンタムを利用したテクニカルがピボットで、<b>前日の値動き</b>(高値・安値・終値)から算出され、<b>当日の値動き</b>(目標値幅)の予想するために使われるのが一般的です。<br />
<br />
しかし、エリオット波動を使われている方はご存じだと思いますが、相場にはフラクタルの次元による段階(Degree)があり、このモメンタムはどの段階にも同じように現れてきます。<br />
<br />
<b><span style="color: #e06666;">つまり、日足の段階だけではなく、月足、週足、そして時間足の段階にも同じようにフィボナッチピボットは使えるというわけです。</span></b><br />
<br />
<br />
<br />
時間が変わるタイミングで勢いよく動き出すという展開を目にすることはないでしょうか?<br />
<br />
<br />
これは、前の時間足の流れからの目標値幅を達成するために、その足のモメンタムが新しく動き出すためです。<br />
<br />
たとえば、上昇トレンドで、日本時間のPM4:00(欧州市場)から勢いよく動き出し、フィボナッチピボットのレジスタンスゾーンで目標値幅を達成→その後の調整→PM5:00から再び勢いよく動き出しレジスタンスゾーンで同じように目標値幅を達成といった展開などはよく目にするところです。<br />
<br />
<br />
1日のデイリーフィボナッチピボットだけでなく、マンスリーフィボナッチピボットやウィークリーフィボナッチピボットなども使ってみてはいかがでしょうか?<br />
<br />
<br />
ちなみに、フィボナッチピボットの設定は、下の数値です。<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<u><b>パラメーター</b></u><br />
<br />
■1時間足の段階 60<br />
<br />
■日足の段階 1440<br />
<br />
■週足の段階 10080<br />
<br />
■月足の段階 43200<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
※フラクタルの次元による相場の段階については、こちらをご覧ください。<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/06/fractale.html" target="_blank">【エリオット波動】泣けるほど使える! 相場に現れるフラクタルとは?</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">マルチタイムで表示すると効果的</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhE4sks8tx94jAufsteMwtrwMyxwVKZFX43YQPSKxANFLPpClVWmFVBipko2KilKX3j2aMYPetl1JIZ2RzjQsPcmuTsZ2wC8oI4XMjrI-3WZfGBw9f3n0YOZ1dPm6gRtnwdH4_yxpdv3OM/s1600/%25E3%2583%2594%25E3%2583%259C%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E3%2583%259E%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2581%25E3%2582%25BF%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A0.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="マルチタイムでフィボナッチピボットを表示したチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhE4sks8tx94jAufsteMwtrwMyxwVKZFX43YQPSKxANFLPpClVWmFVBipko2KilKX3j2aMYPetl1JIZ2RzjQsPcmuTsZ2wC8oI4XMjrI-3WZfGBw9f3n0YOZ1dPm6gRtnwdH4_yxpdv3OM/s1600/%25E3%2583%2594%25E3%2583%259C%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E3%2583%259E%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2581%25E3%2582%25BF%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A0.jpg" title="" /></a></div>
実は、フィボナッチピボットは、その段階と同じ段階のピボットを表示させるとごちゃごちゃします。<br />
<br />
なので、マルチタイムでひとつ上の段階のフィボナッチピボットを表示させると視覚的に分かり易くなり効果的です。<br />
<br />
上は、1時間足チャートにデイリーフィボナッチピボットを表示したものですが、これであればごちゃごちゃしないので、エントリーのタイミングが計り易くなると思います。<br />
<br />
このほかにも、短期のトレードをメインにしている方であれば、5分足チャートに1時間足の段階のフィボナッチピボットを表示させるのもおすすめです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">その段階の逆張り・上位の段階の順張り</span></h3>
<br />
次は売買戦略です。<br />
<br />
<br />
フィボナッチピボットを使ったトレード戦略はいくつか考えられます。<br />
<br />
ひとつはトレンドの流れに乗った順張りです。<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b>フィボナッチピボットのサポート、もしくはレジスタンスラインを越えてきたので、トレンドの流れに沿ってその方向にポジションを建てる</b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
トレードは順張りが理想的ですが、トレードする段階と同じ段階のサポートやレジスタンスラインを越えてきた場合の順張りは注意してエントリーする必要があります。<br />
<br />
<b>なぜなら、サポートやレジスタンスラインを越えてきた時点で、すでにトレンドの大部分を消化している可能性が高いからです(リスクが高い割にリターンが少い)。</b><br />
<b><br /></b>
また、たとえサポートやレジスタンスラインを越えてきたとしても、ヒゲを付けて戻ることもよくあります。<br />
<br />
<br />
もうひとつ考えられるのは逆張り。<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b>フィボナッチピボットのサポート、もしくはレジスタンスラインにタッチして反転したので、それまでのトレンドの流れと反対の方向にポジションを建てる</b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
ボリンジャーバンドと同じような使い方です。<br />
<br />
一見トレンドに逆らったリスクの高い戦略のように思えますが、<b>損切りラインが決め易くリスクが少ない割にリターンは大きい戦略</b>。<br />
<br />
<br />
結論をいえば、フィボナッチピボットは逆張りで使うのがおすすめです。<br />
<br />
<br />
ただし、できればエリオット波動のフラクタル構造を利用して、上位の段階のトレンド方向にポジションをたてるのが理想的です。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<b><span style="color: #e06666;"><br /></span></b>
<b><span style="color: #e06666;">つまり、</span></b><span style="color: #e06666;"><b>その段階は逆張りでも、上位の段階では順張りであ</b></span><b style="color: #e06666;">ることが理想的なトレーディングであるということです。</b><br />
<b style="color: #e06666;"><br /></b></div>
<br />
<br />
<br />
こうすることで、リスクはより少なく、リターンはより大きくなります。<br />
<br />
さらに、エリオット波動の修正パターン、チャネルライン、フィボナッチ(リトレース、波の倍率、黄金区分)などを絡めて相場分析できれば万全です。<br />
<br />
<br />
ぜひ試してみてください。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フィボナッチピボットが機能しなくなる2つのケース</span></h3>
<br />
経験上、通常の相場では、フィボナッチピボットのサポート4またはレジスタンス4ラインを越えてくることはほとんどありません。<br />
<br />
トレンドの最後は必ずと言っていいほど勢いがあるので少し怖いですが、トレンドがサポート4またはレジスタンス4ラインまで進めば、そこが波の節目である可能性は高いと言えます。<br />
<br />
<br />
しかし、サポート4またはレジスタンス4ラインを越えてくるケースが2つあります。<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b>■トライアングル修正波や横這いの複合型修正波からの抜け出し</b><br />
<b><br /></b>
<b>■衝撃波の内部波動で延長波(エクステンション)が発生</b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
エリオット波動の調整パターンでは、横ばいの持ち合いになる修正波が2つあります。<br />
<br />
トライアングルと横這いの複合型修正(たとえば、Wフラット→Xジグザグ→Yトライアングル)です。<br />
<br />
持ち合いの展開でチャートには小さな足が並んで現れてくるので、フィボナッチピボットのサポートとレジスタンスは間隔は当然小さくなります。<br />
<br />
しかし、トライアングルは衝撃波(インパルス)が現れる前の最後の修正パターンであり、均衡が破れると必ず勢いよくトレンド方向に進んでいきます。<br />
<br />
このようなケースでは、サポート4またはレジスタンス4ラインは機能しなくなるので注意が必要です。<br />
<br />
<br />
また、衝撃波の内部波動の延長波(エクステンション)が発生すると、その段階のサポート4またはレジスタンス4ラインを高い確率で越えてきます(延長波は、エリオット波動のサイクルで最も勢いがある波動)。<br />
<br />
これはエリオット波動で波をカウントする場合に結構役立ちます。<br />
<br />
「サポート4またはレジスタンス4ラインを越えてきた! これは延長波だな!」と衝撃波のエクステンションを見極めることができるというわけです。<br />
<br />
<br />
※エリオット波動の延長波についてはこちらをご覧ください。<br />
<div style="border: 1px solid #cccccc; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</a><br />
<br />
衝撃波の内部波動でトレンド方向に進むのは、1波動目・3波動目・5波動目。通常、延長波はそのいずれかひとつ。<br />
<br />
どのようなケースでどの波動がエクステンションをするのか掘り下げてみました。<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
以上、フィボナッチピボットを効果的に使うポイントをまとめたみました。<br />
<br />
<br />
<br />
波の節目はテクニカルのポイントが往々にして重なります。エリオット波動、ボリンジャーバンド、一目均衡表の雲、チャネルライン、そしてフィボナッチピボット。<br />
<br />
また、相場の各段階の波は上位の段階の目標に向けて同時並行で進んでいくため、波の節目では段階の違うテクニカルも重複します(たとえば、デイリーフィボナッチピボットのサポート3とウィークリーフィボナッチピボットサポート1が重なるなど)。<br />
<br />
結果、トレンドが変わるポイントでは、いくつものテクニカルが何重にも重なってくることになるわけです。<br />
<br />
<br />
このような視点で相場を分析することができるようになれば、きっと相場の波(サイクル)の節目を予測する精度は上がってくると思いますよ。<br />
<br />
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<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-76888247288605470212019-12-01T12:59:00.000+09:002020-04-06T13:11:10.605+09:00ドル円、上昇トレンドに転換 推進波トレンドである可能性が高いクロス円のトレンドが変わり、それにともない力強い動きを見せるようになったドル円。 この動きは本物なのでしょうか?<br />
<br />
「8/26からの上昇波動がどのようなフォーメーションであるのか?」、2020年のドル円の動きを予想する上で、ここは大きなポイントになりそうです。<br />
<br />
もし推進波の展開であるならば、期待大ではないでしょうか?<br />
<br />
<br />
<br />
今年のドル円を振り返ると、米ドル買いの流れに逆行して下げるなど、前半は思いのほか弱い展開でした。<br />
<br />
これは、ドル円とは少し波動展開が異なっているクロス円の調整がなかなか終わらなかったことが大きな要因であったと考えています。<br />
<br />
しかし、クロス円が上方向にトレンドが変わってからは、建設的な買いが入ってきており、力強い動きを見せるようになってきています(東京時間に上昇するのが大事)。<br />
<br />
また、直近では米ドル(ドルインデックス)と連動した動きになることが多くなってきていることも好材料。<br />
<br />
今後のC波の本格的な上昇を予感させます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">まだ延長波の勢いはない=足掛かりの1波動目?</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjwIk6YXMslYHb7zFRBD2aw2_RXB1kSiuuFpJ2Ky9hijxWaUbv8Ocl9IQmpyj4edgCG2NqdEPfxK9jpPwxUKmKUpORUobX-Ho9sXhDXApWWQ2ccoNR3BIK13z1dl1aXjenTj1h2aOzOdo/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%258611.30.7.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjwIk6YXMslYHb7zFRBD2aw2_RXB1kSiuuFpJ2Ky9hijxWaUbv8Ocl9IQmpyj4edgCG2NqdEPfxK9jpPwxUKmKUpORUobX-Ho9sXhDXApWWQ2ccoNR3BIK13z1dl1aXjenTj1h2aOzOdo/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%258611.30.7.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円週足チャートです。<br />
<br />
ドル円はこうしてみると意外と大きく戻してきているようです。すでに今年の下げ幅の半分は回復したといった展開です。<br />
<br />
ただ、ドル円の波動展開は難解。<br />
<br />
クロス円と波動展開が異なるところ、またヒゲの部分が一時的に行き過ぎているところ(拡大フラットのC波で一時的に行き過ぎたとイメージ)が気になりますが、今のところ優先順位が高いカウントはまだトライアングル。<br />
<br />
もう少しこのカウントで様子をみたいと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
次はテクニカル。週足チャートを見ると、テクニカルポイントが3つ重なるところで今週末を終えているようです。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b>■週足一目均衡表の雲下限</b><br />
<b><br /></b>
<b>■ボリンジャーバンド(21)</b><br />
<b><br /></b>
<b>■トライアングルチャネル</b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
直近の上昇は建設的であるとは言うものの、延長波というような勢いではありません。<br />
<br />
延長波が発生すると、その多くで「これだ!」と明らかにそれと分かる勢いで、出来高を伴いながら一気にトレンドが進んでいきます(特に延長波の内部波動の延長波。3-3がそのような展開になることが多い。)。<br />
<br />
予想としては、その前の足掛かりの1波動目とのイメージです。<br />
<br />
調整後の次にくる波動が延長波かどうかは分かりません。ただ、3波動目なのでいずれにしても勢いよく上昇していく展開になるのではないでしょうか?<br />
<br />
<br />
経験上、足掛かりの1波動目は、その1波動目が延長波とならない場合はボリンジャーバンド付近で終わることが多いように思います。<br />
<br />
この付近から調整してくるのでしょうか?<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">推進波の可能性が高い=トレンドは上方向へ</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiFE6mPaSeF21QIzqSagtYp-cMwkA6c5LE0nrDbs2YRP-iDmFUUdAwnzgq2kgnpJT1loH7yZXuP7umo6YBgk03LfhvkcrfZTqGeWYufTaMKY6y4MHtFanwKtVBaMLg8NgvXSC7taEAbRiI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%258611.30.24+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiFE6mPaSeF21QIzqSagtYp-cMwkA6c5LE0nrDbs2YRP-iDmFUUdAwnzgq2kgnpJT1loH7yZXuP7umo6YBgk03LfhvkcrfZTqGeWYufTaMKY6y4MHtFanwKtVBaMLg8NgvXSC7taEAbRiI/s1600/%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%258611.30.24+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円日足チャートです。マルチタイムでマンスリーF.Pivotを表示してあります。<br />
<br />
直近の日足チャートも難解。ただ、個人的にはドル円の特徴がよく表れているチャートに思えます(相場を主導できていない通貨ペアに現れる特徴)。<br />
<br />
その特徴とは、4波動目が深くなり、1波動目終点付近までプルバック→その後の5波動目が延長波という展開によくなるというものです。<br />
<br />
あまりあてにはなりませんが、直近の波動展開もこのパターンではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
いずれにしても、<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b>■8/26までのチャネルラインを明確に越えてきた</b><br />
<b><br /></b>
<b>■反転後の波動は3つの推進波で高値を切り上げてきている</b><br />
<br /></div>
<br />
<br />
以上のことからトレンドが上方向に変わったことが濃厚(推進波はひと回り上の段階のトレンド方向に現れる! 詳しくは「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/11/elliott-wave5.html" target="_blank">エリオット波動サイクルで読み解く現在地とトレンド</a></u>」をご覧ください)。<br />
<br />
そして、そのトレンドは、関連通貨の波動展開から考えて、5-3-5の修正波トレンドではなく、推進波トレンドであると予想しています。<br />
<br />
つまり、この上昇推進波はジグザグのa波ではなく、足掛かりの(1)波で、この後は(2)波→(3)波→(4)波→(5)波と続いていく可能性が高いということです。<br />
<br />
<br />
ただ、今週末はマンスリーF.Pivotレジスタンス2でピッタリと押し返され(結果4つのポイントが重なっている)、その後下の段階で下降衝撃波が現れているように見えます。<br />
<br />
あてにはなりませんが、この付近から調整でもう一度下げてくる可能性もあるので注意しておく必要がありそうです(フラット、もしくは拡大フラットのC波の可能性もある? ただし、5波延長型衝撃波のフィボナッチ黄金区分のポイントはまだ少し上にあるので、まだ衝撃波が完成してなく、小さな1波が残っている可能性もあり)。<br />
<br />
<br />
いずれにしても8/26からの上昇波動が推進波である可能性が高いので、遅かれ早かれこの付近を大きく上抜けてしていくイメージです。<br />
<br />
2020年は、C波の衝撃波で米ドルと連動して大きく上昇していく展開になるのではないでしょうか。<br />
<br />
以上、月間為替予想でした。<br />
<br />
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<br />
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<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-6164661964933478722019-11-30T21:13:00.001+09:002019-12-28T17:02:06.773+09:00【エリオット波動/為替予想】米ドル(ドルインデックス)2020年の目標はどこ?米ドル(ドルインデックス)の今年の動きを振り返ると、米国の金融政策で少し遠回りしていますが、かなり強いという印象です。<br />
<br />
外部要因で下げても一時的なもので終わり、また直ぐトレンドに回帰してきます。<br />
<br />
一体、このトレンドはどこまで続いていくのでしょうか?<br />
<br />
<center>
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<!-- 3.16とうこううえ -->
<br />
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">米ドル(ドルインデックス)とは?</span></u></h2>
<br />
為替用語で米ドルと言えば、通常はドルインデックスをイメージします。<br />
<br />
しかし、ドルインデックスは、正確には主要通貨に対する米ドルの価値を数値化したものを指します。<br />
<br />
連邦準備制度理事会(FRB)やニューヨーク商品取引所(NYBOT)、また大手金融機関などが算出していて、それぞれ、算出する主要通貨(ユーロ、円、ポンド、カナダドル、スイスフランなど)や加重ウエイトなどが異なります。<br />
<br />
その中でも一般的によく目にするのはNYBOT(正式名称 ICE Futures U.S)が算出したものです。FXで意識しておくのは、このNYBOTのものでOKです。<br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに、採用通貨と加重ウエイトは、<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<ul>
<li><b>ユーロ : 57.6%</b></li>
<li><b>円 : 13.6%</b></li>
<li><b>ポンド : 11.9%</b></li>
<li><b>カナダドル : 9.1.%</b></li>
<li><b>スウェーデンクローネ : 4.2%</b></li>
<li><b>スイスフラン : 3.6%</b></li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<br />
以上のようになっています。<br />
<br />
<br />
<br />
こうしてみるとユーロがかなりのウエイトを占めていることが分かります。<br />
<br />
なので、ユーロドルとドルインデックスが綺麗な逆相関の関係になるのも納得です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">米ドル(ドルインデックス)の目標はB波の高値越え?</span></u></h2>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGyTcJuemmj-zjzOr3t2dpmj5uW1fvNKPVBbNJBGjXQZ-8Q589Uw_SWqo0ddPgqvCl9YdG8JSvWOUFRG0LT1mkSU1RmhXRtaWb4J2pzn3xJgeNkCJgvwyn-utURqu81AQELOaUj4uqe3g/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB11.30+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドルインデックスチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGyTcJuemmj-zjzOr3t2dpmj5uW1fvNKPVBbNJBGjXQZ-8Q589Uw_SWqo0ddPgqvCl9YdG8JSvWOUFRG0LT1mkSU1RmhXRtaWb4J2pzn3xJgeNkCJgvwyn-utURqu81AQELOaUj4uqe3g/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB11.30+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
さて、本題に入り米ドル(ドルインデックス)の2020年目標についてです。<br />
<br />
個人的な予想としては、ドルインデックスは現在、複合型修正波の副次波の上昇衝撃波を展開していると予想しています。<br />
<br />
4波動目拡大フラットのC波(3波延長型衝撃波)が2018年3月に2-4チャネル1波ラインタッチでトレンド転換。<br />
<br />
そして、現在は衝撃波最後の5波動目を展開中であるとイメージしています。<br />
<br />
この5波動目は、2018年12月に2-4チャネル1波ラインタッチでとりあえず完成しましたが、ここは上位の段階の目標ではありません。<br />
<br />
したがって、上位の目標ポイントに到達するため、5波動目の副次波の5波動目(5-5)がエクステンションしてきているのではと考えています。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
5波動目がエクステンションする3つのケースについては、<br />
<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</a></u>をご覧ください。<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
すでに2-4チャネル1波ラインにタッチしたポイント(2018年12月)を上抜けているので、その展開である可能性はかなり高いのではないでしょうか?<br />
<br />
<br />
もしそうであるならば、このトレンドの終点はどこか。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b>■現在展開している5波延長型衝撃波のフィボナッチ黄金分割のポイント(4波動目の安値、もしくは高値で0.618と0.382区分されるポイント)</b><br />
<b><br /></b>
<b>■上位の段階から見た衝撃波全体のフィボナッチ黄金区分のポイント(全体が5波延長型衝撃波であるならば、上記の4波動目の高値で0.618と0.382区分されるポイントに近い)</b><br />
<div>
<br /></div>
</div>
<br />
<br />
これらの付近がその可能性が高いのではないでしょうか。<br />
<br />
個人的には、最低でも拡大フラットのB波終点は越えてくるのではと予想していますが・・・(優先順位が高いのは上記の2つが重なるポイント=B波終点よりかなり上)。<br />
<br />
<br />
<br />
直近ではドル円とドルインデックスが連動した動きを見せています。ひょっとすると2020年はドル買い・円売りでドル円主導といった展開もあるかもしれません(ただし、ドル円はもう一度調整がある?)。<br />
<br />
また、ポンドドルも現在大きくプルバックしてきていますが、4波動目の深さから考えるとむ5波動目が延長波となる可能性が高いのでは・・・。<br />
<br />
<br />
あまりあてにはなりませんが、2020年はドルインデックスは上、米国株式相場も上、そしてドル円は延長波で勢いよく上といった予想です。<br />
<br />
<br />
以上、今回はドルインデックスの2020年目標ポイントを綴ってみました。<br />
<br />
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<br />
ひょっとすると2020年は、他の通貨・通貨ペアが市場を主導していくという可能性もあるのでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
病み上がりですが、久しぶりにユーロドルの為替予想をしてみたいと思います。<br />
<br />
とはいえ、ユーロドルの直近の波動展開は難解で「優先順位が高いのはこれ!」と言えるようなカウントも見つからない状態です。<br />
<br />
ただ、ユーロドルの目標はまだかなり下にあるとのイメージはもっています。<br />
<br />
市場をリードできなくなっているため少し遠回りするかもしれませんが、最終的には何かしらの根拠のあるポイント目指してトレンドを進めていくことになると予想しています。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ユーロドルの下降トレンドが続くと考える理由</span></u></h2>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJLb5-Ru074pOVQTmil7-o3kfw8b3W9WaY9-tZjueh3WYivA53UOxJlR1arggNh3sTazL_GRXjhmYz6jWmxaSV7YclOj0Af3eRmX1uVPGtk7463bbHsauJO73vu0NARFGbHUv3vRPlhJg/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB11.30+%25283%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJLb5-Ru074pOVQTmil7-o3kfw8b3W9WaY9-tZjueh3WYivA53UOxJlR1arggNh3sTazL_GRXjhmYz6jWmxaSV7YclOj0Af3eRmX1uVPGtk7463bbHsauJO73vu0NARFGbHUv3vRPlhJg/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB11.30+%25283%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
上はユーロドル週足チャートです。<br />
<br />
2017年からの上昇3波延長型衝撃波(2-4チャネル1波ラインと5波=3波×0.618の重なるポイントでトレンド転換)→下降衝撃波2-4チャネル1波ラインタッチ(5波動目がエクステンションしてきている可能性あり)まではユーロドル並びに米ドル主導で市場が進んでいたといえます。<br />
<br />
しかし、そこからは下降しているとはいえ、ジリ安。また2-4チャネルラインも越えてきています(ただ、5波延長型衝撃波は衝撃波全体の2-4チャネルが機能しなくなることがよくある)。<br />
<br />
「いつ反転してきてもおかしくない! 」、また「すでにトレンドが変わったのでは?」と思えるような展開です。実際、ネット上では「ユーロドルはこれから上だ!」とする予想が圧倒的に多いようです。<br />
<br />
<br />
ユーロドルが市場を引っ張れなくなった要因は、<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<div>
<br /></div>
<ul>
<li>米国の金融政策、株式市場の一時的な調整、そしてトランプ大統領の政策(口先介入も・・・)で少し遠回りした</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<ul>
<li>ユーロ円のトレンドが変わり、引っ張られて下げ難くい環境になった</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<br />
この辺りにあると考えています。<br />
<br />
<br />
ですが、個人的にはユーロドルの目標はまだかなり下にあるにあると考えています。<br />
<br />
<br />
なぜなら、<br />
<br />
<div style="background: #EEFFFF; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b>米ドル(ドルインデックス)の目標ポイントはまだかなり上にある</b><br />
<br />
<div>
</div>
</div>
<br />
からです。<br />
<br />
ユーロドルのさらに上の段階の波動展開を絞り切れていないので(ダブルジグザグ?)、2017年からの上昇衝撃波が(C波)、(1波)、(A波)なのか決め打ちできていませんが、米ドルの展開は衝撃波の5波動目であると予想しています。<br />
<br />
そして、その5波動目終点はまだ上。<br />
<br />
ドルインデックスは算出されている機関によって通貨毎の加重平均ウエイトが異なりますが、最もよく目にするニューヨーク商品取引所が算出するものはユーロが半分以上のウエイトで算出されています。<br />
<br />
なので、通常で考えれば、ドルインデックスが上であるならばユーロドルは下であるはずです。<br />
<br />
実際、直近の波動展開の中に上を目指すための足掛かり衝撃波はまだありません。<br />
<br />
2020年は米ドルと共にトレンドを進めていくことになるのではないでしょうか?<br />
<br />
<br />
ただ、ユーロ円(クロス円総じて)がトレンドが上方へ変わったので(推進派トレンドの可能性が高い)下がり難い状況です。<br />
<br />
今の相場はユーロドルに代わって他の通貨・通貨ペアが市場を引っ張らないと解決しないように思われます。<br />
<br />
個人的には、2020年はドル円が市場をリードしていくのではと期待しています。<br />
<br />
以上、ユーロドル見通しでした。<br />
<br />
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<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-8751011255013407942019-11-22T13:12:00.000+09:002020-03-07T18:14:31.974+09:00エリオット波動の数え方! 精度を上げるカウント手法<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglybpexSBj237np1xr6A4C5X92cc5qGwPCDFQWoXMGYSueF6jcK_M8UxRAKEuz0TsAgN6Ba8sl2Tds2p_n9LDIClOCVewfCx1mtF-aYxvj8BmJQY-l8kh4C1j6AdN9bk5c0gsk-SkHOKc/s1600/fbb1020164aa7f9345a5f3304a7f4afe_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動のイメージ画像" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglybpexSBj237np1xr6A4C5X92cc5qGwPCDFQWoXMGYSueF6jcK_M8UxRAKEuz0TsAgN6Ba8sl2Tds2p_n9LDIClOCVewfCx1mtF-aYxvj8BmJQY-l8kh4C1j6AdN9bk5c0gsk-SkHOKc/s320/fbb1020164aa7f9345a5f3304a7f4afe_s-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
「エリオット波動の波を自動でカウントしてくれるMT4のインジケーターがないものか?」
<br />
<div>
たしかに、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/12/mt4.e.wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">いくつかのMT4インジケータ</span></a></u>はあるのですが、どれも機能しないものばかりでした。<br />
<br />
今のところは自分でカウントするしかないようです。
<br />
<br />
しかし、「エリオット波動のカウントは難しい」、「波はどうやって数えるの?」と考えられている方も多いのではないでしょうか。<br />
<br />
そこで今回は、エリオット波動のガイドラインである「フィボナッチ」と「チャネルライン」を使った<b>「エリオット波動の数え方/精度を上げるカウント手法」</b>を紹介したいと思います。<br />
<br />
きっと、エリオット波動を使って、相場の波を楽しく数えることができるようになると思いますよ。<br />
<br />
<center>
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<!-- 3.16とうこううえ -->
<br />
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動の推進波をカウントする手法</span></u></h2>
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<br />
<b><u> 目次 </u></b><br />
<br />
<br />
<b>■【数える前の準備】エリオット波動の推進波の特徴</b><br />
<br />
<br />
<br />
<b>■【チャネルとフィボナッチを使う!】エリオット波動カウント手法</b><br />
<b><br /></b>
<br />
<ul>
<li>ユーロドル3波延長型衝撃波(強気相場)のカウント</li>
<li>1波動目の推進波を確認【1波終了時】</li>
<li>衝撃波とジグザグを見極める2つの作業【2波終了時】</li>
<li>2つのポイントを越えてくるのを確認【3波展開時】</li>
<li>4波動目終点/5波動目始点の見極める作業【3波終了時】</li>
<li>チャネルで5波動目終点を推定する【4波終了時】</li>
</ul>
<div>
<br />
<br /></div>
<b>■黄金区分でエリオット波動のカウント精度を上げる手法</b><br />
<b><br /></b>
<br />
<ul>
<li>2つの衝撃波に現れるフィボナッチ黄金比率</li>
<li>黄金区分とチャネリングで内部波動までカウントしたチャート</li>
</ul>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
<b>■エリオット波動の数え方まとめ</b></div>
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
「5つの波の推進波(Motive Waves)と3つの波の修正波(Corrective Waves)の合計8波がひとつのサイクル。そして、このサイクルを繰り返しながらメジャートレンドの方向に波のように進んでいく」というのがエリオット波動のシンプルなサイクル理論です。<br />
<br />
<br />
今回カウントするのは、5つの波で相場を力強く押し進めていく推進波です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">【数える前の準備】エリオット波動の推進波の特徴</span></u></h2>
<br />
<br />
波を数える前には準備が必要です。ますは推進波の特徴から。<br />
<br />
エリオット波動の推進波には、以下のような特徴があります。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<br />
<b><u>推進波の特徴(ガイドライン)</u></b><br />
<br />
<br />
■5つの波で構成され(5-3-5-3-5)、トレンドを力強く押し進めていく(エンディング・ダイアゴナルトライアングルのみ3-3-3-3-3)<br />
<br />
■推進波には2種類5つのフォーメーションがある(衝撃波とダイアゴナル)<br />
<br />
■推進波のほとんどは衝撃波の形で現れる<br />
<br />
■内部波動の1波動目、3波動目、そして5波動目は同じ方向に進み、それ自体推進波で展開される<br />
<br />
■常にひと回り上の段階のトレンド方向に現れる<br />
<br />
■ほとんどの衝撃波は延長波が内包され(エクステンション)、内包される場所の違いによって3つの種類に分けられる<br />
<br />
■3つの衝撃波には必然的な3つのルールがある<br />
<br />
■5波動目が3波動目の終点を越えてこれないことがある(フェイラー)<br />
<br />
■衝撃波の多くはチャネルラインに沿って進んでいく<br />
<br />
■衝撃波には、波動の倍率、フィボナッチ・リトレースメント、全体の黄金区分など、至る所にフィボナッチが現れてくる<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動の推進波には<b>ダイアゴナルトライアングル</b>(Diagonal Triangle)と<b>衝撃波</b>(Impulse Waves)の2種類があります。そして、それぞれから派生するフォーメーションもあります。<br />
<br />
<br />
<b><u>ダイアゴナルトライアングル</u></b><br />
<br />
<ul>
<li>リーディング・ダイアゴナルトライアングル</li>
<li>エンディング・ダイアゴナルトライアングル</li>
</ul>
<div>
<b><u><br /></u></b></div>
<div>
<b><u>衝撃波</u></b><br />
<b><u><br /></u></b></div>
<div>
<ul>
<li>1波延長型衝撃波</li>
<li>3波延長型衝撃波</li>
<li>5波延長型衝撃波</li>
</ul>
</div>
<br />
<br />
まとめると<b>「エリオット波動の推進波は2種類5つのフォーメーションで構成されている」</b>というわけです。<br />
<br />
<br />
しかし、ダイアゴナルトライアングルは現れるポイントが限定されているということもあり、あまり目にすることはありません。<br />
<br />
<br />
<b>相場での推進波は、ほとんどが衝撃波のフォーメーションで現れてきます</b>。<br />
<br />
<br />
つまり、「相場で推進波の波を数える=ほぼ衝撃波のフォーメーションをカウントする」ということになるわけです。<br />
<br />
<br />
この衝撃波には「必然的な3つのルール」と幾つかの「ガイドライン」があり、エリオット波動で相場の波を数える場合に手助けをしてくれます。<br />
<br />
今回はその中の「チャネルライン」と「フィボナッチ」を使って、相場の中で一番よく現れる<b><span style="color: red;"><u>3波延長型衝撃波(推進波)</u>のカウント精度を上げる手法</span></b>を紹介します。<br />
<br />
※<b>1波延長型衝撃波と5波延長型衝撃波は、次の機会にカウントの方法を紹介します</b>。<br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに、波を数える前にはエリオット波動の推進波の5つのフォーメーションとガイドラインはマスターしておくことをおすすめします。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■推進波のおすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank">■エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</a><br />
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_83.html" target="_blank">■エリオット波動のサイクルと必然的な3つのルール</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h2 style="clear: both; text-align: left;">
<u><span style="color: #3d85c6;">【チャネルとフィボナッチを使う!】エリオット波動カウント手法</span></u></h2>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwzU0yw7za6UWFFOR-DM56fg6EHOYRxYLEadGScz9-Ef_px8TZIjHm0ihDcMV70Rb-jlA4D8b0VlQ9z8V92nap4j4S7z_ba5WUYLSUYmsBvdkppLTiSk7wbPv7M0LUjD0qijdaaWgZw_g/s1600/%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E6%2589%258B%25E6%25B3%2595.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="何も施されていない3波延長型衝撃波のチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwzU0yw7za6UWFFOR-DM56fg6EHOYRxYLEadGScz9-Ef_px8TZIjHm0ihDcMV70Rb-jlA4D8b0VlQ9z8V92nap4j4S7z_ba5WUYLSUYmsBvdkppLTiSk7wbPv7M0LUjD0qijdaaWgZw_g/s1600/%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E6%2589%258B%25E6%25B3%2595.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ユーロドル3波延長型衝撃波(強気相場)のカウント</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
今回カウントするのは、ユーロドル日足チャートに現れた3波延長型衝撃波(強気相場)です。<br />
<br />
この衝撃波は、2017年1月から2018年2月までの約1年続いた推進波トレンド。<br />
<br /></div>
上のチャートは何も施されていないので、ただランダムに上昇しているとしか思えませんが、ここにガイドラインの「チャネルライン」と「フィボナッチ」をくわえるとエリオット波動の8波のサイクルが顕在化してきます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
<span style="background-color: #fff2cc;">1波動目の推進波を確認【1波終了時】</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLEHntHRrRsGvSlprJQ6a7A-gmjoQiQzfGj2njB5jcoALOO3SoVP9XA6bRxJ3qTRBpxIYGlFb6xxvvRjm_gItdWbJBRUEt9TzC-2t66eQM2AMHnEy73ZsoOZpkbvxl6g_tJJlpihLec_Q/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25881+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="1波動目の推進波を確認するイメージを示したチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLEHntHRrRsGvSlprJQ6a7A-gmjoQiQzfGj2njB5jcoALOO3SoVP9XA6bRxJ3qTRBpxIYGlFb6xxvvRjm_gItdWbJBRUEt9TzC-2t66eQM2AMHnEy73ZsoOZpkbvxl6g_tJJlpihLec_Q/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25881+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
※上のカウント作業はエリオット波動の推進波トレンドが完成してから作成したものです。実際は相場が進行中に以下の作業を行っていきます。<br />
<br />
<br />
推進波の5つの波のうち、トレンドを押し進める1.3.5波動目はそれ自体が推進波で展開されることはすでに触れました(推進波の特徴)。<br />
<br />
そこでまず、<b>1波動目が終了した時点で、そのフォーメーションが推進波(5-3-5-3-5)であることを確認します</b>(フラクタルの縦軸を利用して、ひと回り下の段階を確認する)。<br />
<br />
1波動目の推進波は、トレンドの認識が低いことから、きれいな推進波が現れるケースはそう多くはありません。<br />
<br />
「衝撃波にも見えるし、ジグザグにも見えるなぁ」というようなことが多いと思います。そのような場合には、確認するチャートの時間軸を落とすと判断がつきやすくなると思います(日足チャートなら、時間足や分足チャートに時間軸を落としてみる)。<br />
<br />
<br />
注意しておくことは、1波動目の5つの波の推進波は衝撃波だけではなく、もうひとつの推進波であるダイアゴナルトライアングル(1波動目はリーディング5-3-5-3-5)も現れるというところ。<br />
<br />
上のユーロドル日足チャートの1波動目はトレンドの始点に現れるという特徴を持つリーディング・ダイアゴナルトライアングル(Leading Diagonal Triangle)。<br />
<br />
リーディングのように序盤の展開が弱く「3波構成のジグザグで終わったかな? 下降トレンドまだ続きそうだ!」と思えるような展開であっても、そのジグザグの高値を再び上抜き、結果「リーディングだった!」ということもあるので、1波動目の見極めは慎重に行う必要があります。<br />
<br />
また、1波動目と予想していた副次波が5波動構成の推進波ではなく明らかに3波動構成であるケースも要注意。<br />
<br />
エリオット波動の推進波は、常にひと回り上の段階のトレンド方向に現れてきます。したがって、3波構成で推進波ではない場合には、ひと回り上の段階のトレンドがまだ継続している可能性が高いということが言えます。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■推進波の現れ方でトレンドを見極める方法</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/11/elliott-wave5.html" target="_blank">エリオット波動サイクルで読み解く相場の現在地とトレンド</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波とジグザグを見極める2つの作業【2波終了時】</span></h3>
<br />
<br />
次は修正2波動目。<br />
<br />
<br />
衝撃波(推進波トレンド)の2波動目は、その多くは深いリトレースになるという「波の個性(エリオット波動のガイドライン)」があります。<br />
<br />
1波動目×0.500、×0.618付近、また1波動目の始点近く(×1.00)までリトレースしてくることも珍しくはありません(フィボナッチ・リトレースメント)。<br />
<br />
<br />
2波動目は深くなるので、実際のトレードで3波動目を狙う場合には、焦ることなく1波動目始点ラインに充分引き付けてからエントリーするのが理想的。<br />
<br />
2波動目の修正波が完成して、反転を確認してからのエントリーでも遅くはありません。焦らず慎重にタイミングを計りたいところです。<br />
<br />
<br />
<br />
話は戻りますが、1波動目の推進波が確認できれば第一関門突破。<br />
<br />
<b>しかし、その推進波が衝撃波(推進波トレンド 5-3-5-3-5)の1波動目であることは確定していません。その推進波はジグザグ(修正波トレンド 5-3-5)のa波である可能性も残っています。</b><br />
<br />
<b>なので、衝撃波とジグザグを見極める必要があります。</b><br />
<br />
※フラクタルの縦軸を使って上位の段階を確認すると事前に判断がつくことが多い<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizu4PukSktUqxsIAbi6VPDFfamNe1JMcC_pN0AAW75DQuzBxJleHycscAQ4Tbin4HmUgYngbRZsb2dckCFgTydOKm3HwogvQJGPYv7gb1mr9xtZu2XJChOcBJRjeocwAg5L69aQOrP8lA/s1600/%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25B0%25E3%2582%25B6%25E3%2582%25B0%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A31.1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ジグザグ修正波のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizu4PukSktUqxsIAbi6VPDFfamNe1JMcC_pN0AAW75DQuzBxJleHycscAQ4Tbin4HmUgYngbRZsb2dckCFgTydOKm3HwogvQJGPYv7gb1mr9xtZu2XJChOcBJRjeocwAg5L69aQOrP8lA/s1600/%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25B0%25E3%2582%25B6%25E3%2582%25B0%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A31.1.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
衝撃波とジグザグを見極めは、ジグザグの特徴の中にそのヒントがあります。<br />
<br />
<br />
ジグザグは以下のような特徴があります。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>ジグザグ修正波の特徴</u></b><br />
<br />
■c波は0-2チャネルライン付近でよく終点を迎える<br />
<br />
■c波=a波(1.00)になることが多いが、ときにそのc波はa波×1.618まで大きくなることがある(上位の目標を達成するため、稀に2.618などになることもある)<br />
<br /></div>
<br />
<br />
ジグザグ修正波は、よく0-2チャネルライン付近でその終点を迎えます。<br />
<br />
つまり、この0-2を勢いよく越えてくるようであれば、そのフォーメーションが衝撃波である可能性がグッと高くなるわけです。<br />
<br />
※0-2チャネルラインは、0波と2波終点を結んだラインと平行に1波(a波)終点からラインを引いたチャネル。<br />
<br />
また、ジグザグ修正波の<span style="background-color: snow;">c波は、a波(1.00)になることが多く、そのほとんどは</span><span style="background-color: snow;">a波×1.618以内で終点を迎えます。</span><br />
<span style="background-color: snow;"><br /></span><span style="background-color: snow;">したがって、3波動目が1波動目×1.618ラインを実線で越えてくると、これも衝撃波であるサイン。</span><br />
<span style="background-color: snow;"><br /></span>
<span style="background-color: snow;"><br /></span>
<span style="background-color: snow;">これらの特徴を利用して、衝撃波とジグザグを見極めるための作業を行います。</span><br />
<br />
<span style="background-color: snow;"><br /></span>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhC58MmruDenXA-bJHILJDh7m6D3LXPlVfiZQrWLrLR3LznTQ24u08lqdBac-U1IYgjSVCuKZQmjUfpRX9AyhQO38ZIdoOyPVcdd1jgmdnpE_Gd-J-YKSatoVq3WnMAxMVXWilpVAzqY-o/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25880-2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="チャネルとフィボナッチを表示したチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhC58MmruDenXA-bJHILJDh7m6D3LXPlVfiZQrWLrLR3LznTQ24u08lqdBac-U1IYgjSVCuKZQmjUfpRX9AyhQO38ZIdoOyPVcdd1jgmdnpE_Gd-J-YKSatoVq3WnMAxMVXWilpVAzqY-o/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25880-2.jpg" title="" /></a></div>
<span style="background-color: snow;"><br /></span>
<br />
<span style="background-color: snow;"><b>衝撃波とジグザグを見極めるための作業として「チャネルライン」と「フィボナッチ」を表示させます。</b></span><br />
<span style="background-color: snow;"><br /></span>
<span style="background-color: snow;"><br /></span>
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>衝撃波とジグザグを見極めるための作業</u></b><br />
<br />
<br />
■0-2チャネルラインを引く<br />
<br />
■1波動目の×1.00と、×1.618にラインを引く(波の倍率)<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
作業といっても、この簡単な2つの作業だけです。とても簡単です。<br />
<br />
<br />
この作業が終わると上のようなチャート画面になっていると思います。このようなチャートに仕上げておいて、次の3波動目の行方を見守ります。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■チャネルラインおすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/channel.line.html" target="_blank">チャネルラインはこの3つを使え! 引き方と目的まとめ</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">2つのポイントを越えてくるのを確認【3波展開時】</span></h3>
<br />
3波動目が始まってから行うカウント作業はさらに簡単です。<br />
<br />
前段の作業で表示させた2つのポイントを越えてくるかどうかを確認するだけです。<br />
<br />
<br />
<b>3波動目が0-2チャネルラインと1波動目×1.618ラインを実線で越えてくる=衝撃波(推進波トレンド)であることが濃厚</b><br />
<br />
※上のチャートでは、0-2チャネルラインの中で段階の違う推進波の2つの山(見込み波)を作り、その後に勢いよく×1.618ラインを越えています(明確にトレンド転換が確認できるまでには時間がかかる)。<br />
※エントリーポイントは2波動目終点、もしくは3-2波動目終点付近が理想的(このポイントで波に乗れれば、その後一度も損益を抱えることがない)。<br />
<br />
<br />
ただし、残念なことに必ず衝撃波であるとまでは言い切れません。なぜなら、ジグザグのc波は上位の段階の目標ポイントに到達するため、稀にa波×2.618などと大きくなることがあるからです。<br />
<br />
逆に、3波動目が1波動目×1.618ラインを越えてこれないから衝撃波ではないということでもありません(5波延長型衝撃波は、エクステンションをする要因の違いによって、1波動目×1.618ラインを3波動目で越えてくることもあれば、5波動目で越えてくることもある)。<br />
<br />
このようなダマシに合わないために「フラクタルの縦軸を使い上位の段階の波動展開を常に確認しておく」ことが大切。<br />
<br />
<br />
付け加えると、1波動目×1.618ラインは、実線で越えてくることを確認します。ヒゲの部分だけ越えて、結果「ジグザグだった!」ということはよくあります。実線で越えてくるのが理想的です。<br />
<br />
<br />
3波動目が始まってからの作業で行うおすすめの作業がひうひとつあります。<br />
<br />
それは、3波動目の内部波動にも同様の作業を行うことです。<br />
<br />
衝撃波の内部波動3波動目はそれ自体衝撃波で展開されます。したがって、チャネルラインとフィボナッチが機能します。<br />
<br />
この作業を行うと、3波動目の終点をさらに深く捉えることができるようになってきます。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjC_BSDlk_TMQuZj3jP8DS_FTjijsDJ-AF-_8olxem2SD9ymLtEgolDNxsCOaMkMpLUrUHKgGWq8X0PoC6ClTk8qUDhDHBtvAhjz94mCqLsnVRLwEV-K3ceWph_WH-GmR-vk_LCQX9h0lk/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E5%2589%25AF%25E6%25AC%25A1%25E6%25B3%25A2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="3波動目にチャネルを引いたチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjC_BSDlk_TMQuZj3jP8DS_FTjijsDJ-AF-_8olxem2SD9ymLtEgolDNxsCOaMkMpLUrUHKgGWq8X0PoC6ClTk8qUDhDHBtvAhjz94mCqLsnVRLwEV-K3ceWph_WH-GmR-vk_LCQX9h0lk/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E5%2589%25AF%25E6%25AC%25A1%25E6%25B3%25A2.jpg" title="" /></a></div>
上は、延長波の3波動目(5波延長型衝撃波)をチャネリングをしたチャートです。<br />
<br />
引いているチャネルはのちほど説明する2-4チャネルで、3波動目はこの2-4チャネルの3波ラインタッチで終点を迎えていることが確認できると思います。<br />
<br />
この衝撃波のチャネリングは、どの段階でもとても機能するのでおすすめです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">4波動目終点/5波動目始点の見極める作業【3波終了時】</span></h3>
<br />
次は、3波動目が終わってからの作業です。<br />
<br />
この作業は、4波動目終点の見極めのために行います(言い換えれば5波動目がどこから始まるのかを推定するために行う作業)。<br />
<br />
<br />
まずは4波動目の特徴を確認します。<br />
<br />
3波延長型衝撃波の修正4波動目には以下のような特徴があります。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>3波延長型衝撃波/修正4波動目の特徴</u></b><br />
<br />
<br />
■修正4波動目は浅いリトレースで横ばいの修正波が現れ易い(波の個性)<br />
<br />
■修正4波動目は1-3チャネルを越えて(もしくはタッチ)からスタートする<br />
<br />
■フィボナッチ・リトレースメントでは3波×0.382、0~3波×0.382となるこが多い<br />
<br />
■0-2チャネルラインでサポートされることがある<br />
<br />
■前の3波動目の4波最安値でよくサポートされる(前の3波動目が3波延長型の場合)<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
3波延長型衝撃波の修正4波動目は、その多くが浅いリトレースで終わります。調整パターンもフラット修正波、横ばいの複合型修正波、トライアングル修正波などが現れてきます。<br />
<br />
<b>そして、ほとんど4波動目は1-3チャネルラインを越える(もしくはタッチする)まで継続するという特徴があります。。</b><br />
<br />
※1-3チャネルは、1波と3波の終点を結んだラインと平行に2波終点から引いたチャネルライン。<br />
<br />
この1-3チャネルを意識しておくと4動目のB波などのダマシに合うことは無くなるはずです。<br />
<br />
そのサポートは、上記のフィボナッチ・リトレースメント、エリオット波動のセオリーのポイント、0-2チャネルラインのうちのいずれかになり易く、またこれらのポイントがいくつも重なってくることもよくあります。<br />
<br />
<br />
3波動目が終わってからのカウント作業は、これらのポイントをチャートに落とし込んでいくことです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgttg0KDCPXHjSqP-618HD-pyqRTCwx13xMq7wY_18ljw1KgFYnb76cXDKjDo3Vt9oDvwh8bIMNzC1TfIoRcbPDicchhn-8wPXBdTTTuAFG5LmV1GeRJHxJ0AHIu-GZmzQQ3zUWLSfEy70/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25881-3%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="1-3チャネルを表示したチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgttg0KDCPXHjSqP-618HD-pyqRTCwx13xMq7wY_18ljw1KgFYnb76cXDKjDo3Vt9oDvwh8bIMNzC1TfIoRcbPDicchhn-8wPXBdTTTuAFG5LmV1GeRJHxJ0AHIu-GZmzQQ3zUWLSfEy70/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25881-3%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
1-3チャネルを引くと、上のようなチャートになります。<br />
<br />
<br />
4波動目は、1-3チャネルを越えて3波×0.382、または0~3波×0.382ラインをヒゲの部分だけ越えてから5波動目のスイッチが入るというのがその典型的なパターンですが、このユーロドル衝撃波の4波動目は、1-3チャネルを越えて0-2チャネルラインでサポートされるという結果でした。<br />
<br />
0-2チャネルラインでサポートされるというパターンはよくあります。エリオット波動のカウントの邪魔にならないのであれば、0-2チャネルラインはそのまま残しておくことをおすすめします。<br />
<br />
ちなみに、このユーロドル衝撃波の延長波である3波動目は、5波動目がエクステンションをした5波延長型衝撃波なので、4波動目安値でサポートされるというエリオット波動のセオリーは使えません。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">チャネルで5波動目終点を推定する【4波終了時】</span></h3>
<br />
4波動目が終わってからのカウント作業は、5波動目の終点(言い換えると3波延長型衝撃波全体の終点)を推定するために行います。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3KFbwozSmefqFjva311oBL1_Oi32S1E5VTx4198VDsxN5ocHXwA_MzWj4BUFjGk99APwHn4Qrj5kewkLVhQKqxZZOpIUuz1GE3bmnYLIcy7aK0j6jYk04x-Jlsy_9aWzxfa7aR0KrZsA/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25882-4%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="2-4チャネルを表示したチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3KFbwozSmefqFjva311oBL1_Oi32S1E5VTx4198VDsxN5ocHXwA_MzWj4BUFjGk99APwHn4Qrj5kewkLVhQKqxZZOpIUuz1GE3bmnYLIcy7aK0j6jYk04x-Jlsy_9aWzxfa7aR0KrZsA/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25882-4%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
<b>3波延長型衝撃波のクライマックスである最後の5波動目は、2-4チャネルラインの1波ライン(稀に3波ライン)でその終点をよく迎えます。</b><br />
<br />
※2-4チャネルは、2波と4波の終点を結び、それと平行に1波終点からラインを引いたチャネル。ただし、3-2波と4波の終点を結んだチャネルが機能することがあるので、2-4チャネルだけは2つ引くことをおすすめします。<br />
<br />
2-4チャネルラインを引くと、上のようなチャートになります。<br />
<br />
このユーロドル日足チャートの衝撃波は、2-4チャネルの1波ラインタッチで5波動目(衝撃波全体)が終点を迎えています。<br />
<br />
この2-4チャネルを使うと衝撃波の終点を推定することが可能となり、実際のトレードでは大きな武器となります。<br />
<br />
<br />
ただ、5波動目の終点を2-4チャネルで推定する場合に、注意してほしいポイントがいくつかあります。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<u><b>2-4チャネルで5波動目終点を推定する場合に注意するポイント</b></u><br />
<br />
<br />
■一時的にチャネルを上抜けてることがある(Throe-over 上放れ)<br />
<br />
■5波動目が3波動目の終点を越えてこれないことがある(フェイラー)<br />
<br />
■5波動目がエクステンションをしてくることがある(波の延長)<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
トレンド終わりと言っても、その最後は必ずと言っていいほど勢いがあります。<br />
<br />
ボラティリティが高まる時間に最後の5波動目を迎えた場合などは、2-4チャネルを一時的に行き過ぎてしまうこともあります(<span style="background-color: snow;">Throe-over 上放れ</span>)。<br />
<br />
ただ、行き過ぎてもヒゲの部分だけで、実線で行き過ぎることはあまりありません。<br />
<br />
<br />
また、逆に5波動目が3波動目の終点を越えてこれないことがあります。これをフェイラー(トランケーション)といいます。<br />
<br />
3波動目があまりにも遠くへ進んだ場合に起こることがあります(上のユーロドル日足チャート5波動目も5-5波動目がフェイラー気味)。<br />
<br />
そして、〇3波動目の大きさがそれほど大きくない、〇4波動目で大きくリトレースした、〇通常の3波延長型衝撃波では上位の段階の目標に到達できない場合は、最後の5波動目がエクステンション(波の延長)をしてくることがあるので注意が必要です。<br />
<br />
※このような場合には2-4チャネルの3波ラインが終点になることが多い<br />
<br />
繰り返しになりますが、この最後の5波動目自体も推進波です。なので、この5波動目の内部波動にも、同様の作業を行うことができす(さらに深く終点を推定できるようになります)。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■衝撃波のエクステンションおすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
ここまでの作業だけで充分カウントの精度を上げることができるのですが、さらにカウントの精度を上げる方法があります。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">黄金区分でエリオット波動のカウント精度上げる</span></u></h2>
<br />
<br />
その方法とは、フィボナッチ黄金区分(黄金分割)を使うものです。<br />
<br />
エリオット波動の数学的な基盤であるフィボナッチは、「リトレイスメント」や「波の倍率」だけではなく、フォーメーション全体にも現れてきます。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">2つの衝撃波に現れるフィボナッチ黄金比率</span></h3>
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4ElVjCuRrnubPGDJCObTAywlr28emTa8R_vYRjw9w9pd53S5X4-0-B0AHxUhYTwaL8JEyF2ie9Ozibzdr1OXhBNN0hyphenhyphenPFtELO4hltcJR6fDO8scgh-W0R4xexOQM830z_4wyyvIQaEcE/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E9%25BB%2584%25E9%2587%2591%25E5%258C%25BA%25E5%2588%2586%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25881.5.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フィボナッチ黄金区分のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4ElVjCuRrnubPGDJCObTAywlr28emTa8R_vYRjw9w9pd53S5X4-0-B0AHxUhYTwaL8JEyF2ie9Ozibzdr1OXhBNN0hyphenhyphenPFtELO4hltcJR6fDO8scgh-W0R4xexOQM830z_4wyyvIQaEcE/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E9%25BB%2584%25E9%2587%2591%25E5%258C%25BA%25E5%2588%2586%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25881.5.jpg" title="" /></a></div>
<br />
上の図は、フィボナッチ黄金区分(黄金分割)が衝撃波全体にどのように現れるのかをイメージしたものです。<br />
<br />
<br />
エリオット波動の3つの衝撃波には、それぞれに理想的な形というものがあり、またその形に近づこうとする傾向があります。<br />
<br />
<br />
<b>特に3波延長型衝撃波と5波延長型衝撃波はその傾向が強く現れ、4波動目の最安値(強気相場のケース)で衝撃波全体がフィボナッチの黄金比率で分割される形によくなります。</b><br />
<br />
※4波動目の最安値は、4波動目の終点や稀に4波動目の最高値になることもあります。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>3波延長型衝撃波の黄金区分</u></b><br />
<br />
■4波動目最安値で0.618と0.382で分割される<br />
<br />
<br />
<b><u>5波延長型衝撃波はの黄金区分</u></b><br />
<br />
■4波動目最安値で0.382と0.618で分割される<br />
<br /></div>
<br />
<br />
これらは、あくまでも目安となるものですが、このような形になる強い傾向があります。<br />
<br />
このフィボナッチ黄金区分と、チャネルラインを組み合わせれば、衝撃波の終点をピンポイントで狙うことも不可能ではありません。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■フィボナッチおすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_15.html" target="_blank">エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法を徹底解説</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">黄金区分とチャネリングで内部波動までカウントしたチャート</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4n-cGRcHIBJz0cJbKPVjxiD6pmub-oWstYUxQdxcPmR3IFJdhxKM2VI-W6JZycUo06ezDQFm-JlxLGPPlSKW9lFrB0O-gwbUkAsi569ZUW8OdGifGxp6Vi9My5bBVq0igO_sCSIUeLHA/s1600/%25E6%2595%25B0%25E3%2581%2588%25E6%2596%25B9%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E6%2597%25A5%25E8%25B6%25B3.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="内部波動までカウントしたチャネルの完成形" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4n-cGRcHIBJz0cJbKPVjxiD6pmub-oWstYUxQdxcPmR3IFJdhxKM2VI-W6JZycUo06ezDQFm-JlxLGPPlSKW9lFrB0O-gwbUkAsi569ZUW8OdGifGxp6Vi9My5bBVq0igO_sCSIUeLHA/s1600/%25E6%2595%25B0%25E3%2581%2588%25E6%2596%25B9%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E6%2597%25A5%25E8%25B6%25B3.jpg" title="" /></a></div>
<br />
上は、黄金区分とチャネリングで内部波動までエリオット波動カウントしたチャートの完成形です。<br />
<br />
フラクタルの縦軸である内部波動の各衝撃波がチャネルラインに沿って進んでいることが確認できるとともに、その各衝撃波が黄金比率で理想的な形で区分されていることもあわせて確認できます。<br />
<br />
<br />
冒頭ではランダムで上昇しているようにしか見えなかったユーロドル日足チャート。<br />
<br />
しかし、このエリオット波動カウントチャートの完成形でみると、エリオット波動のサイクルが顕在化しています。<br />
<br />
そして、相場がフラクタル構造になっていて、しかもその各段階が正確にエリオット波動サイクルを刻みながら上昇しているということがはっきりと確認できるようになっています。<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動の数え方 まとめ</span></u></h2>
<br />
<br />
為替相場において各通貨ペアは、関連通貨に影響を与えたり、また逆に影響を受けたりしながらそのサイクルが進んでいきます。<br />
<br />
なので、為替相場では今回カウントした衝撃波のような理想的な推進波ばかり現れることはありません。<br />
<br />
しかし、フィボナッチとチャネルを使って波を数えることにより、恣意的要因を排除して、カウント精度をかなり上げることができるようになるはずです。<br />
<br />
エリオット波動を始めたばかりで「波はどうやって数えるの?」と思われている方は、この手法を試してみてください。<br />
<br />
きっとエリオット波動の波が数えられるようになり、また相場がエリオット波動サイクルで進んでいると確信できるようになると思いますよ。<br />
<br />
以上、エリオット波動の数え方! 精度を上げるカウント手法でした。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■エリオット波動のまとめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank">エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</a><br />
<br /></div>
<br />
<br />
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<br />
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<br /></div>
TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-10675959233219544282019-11-15T11:31:00.000+09:002020-03-07T19:55:25.853+09:00 エリオット波動インジケーターを検証【使えるものはあるの?】「相場の波を自動でカウントしてくれるエリオット波動インジケーターってあるの?」、「そのエリオット波動インジケーターは使えるの?」と考えてい方は多いのではないでしょうか。<br />
<br />
<center>
<style>
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<!-- 3.16とうこううえ -->
<br />
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</script>
</center>
<br />
<br />
とても使える取引ツールのMT4。<br />
<br />
様々なインジケーターが無理でダウンロードできますが、エリオット波動インジケーターもいくつかあります。<br />
<br />
そこで、<b>「本当に正確な波動のカウントができるエリオット波動インジケーターはあるのか?」</b>を検証してみます。<br />
<br />
ただ、正直言って「使えるようなものはない」、また「MT4でエリオット波動インジケーターを作るのは不可能だ」と思っています。<br />
<br />
その辺りの理由もあわせて綴ってみたいと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u> 目次 </u></b><br />
<br />
<br />
<b>■MT4/エリオット波動インジケーターの検証</b><br />
<br />
<ul>
<li>ドル円週足/推進波のエリオット波動カウント</li>
<li>エリオット波動インジケーター/EWproを検証</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
<b>■ZigZagはエリオット波動インジケーターの代わりになる?</b></div>
<div>
<ul>
<li>ZigZagをドル円週足に表示してみると・・・</li>
<li>ZigZagを他のチャートに表示して検証</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
<b>■エリオット波動インジケーターが使えない理由</b></div>
<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhC1jMhE9Bvbs4kM5pDFV23a_NocE_-21EDTxYTH8_869iwqtriky4sET6JSkPZWHa-uJvmIaMO_Ov0qpx002Ab9n3NALeBA0FVD_MqmOvKXvD-5hnOGMR138DfYHMGiENUgf47Tev-46wv/s1600/12ab2a1ac2ba368ff78aff944af65303_s_mini.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動インジケーターのイメージ図" border="0" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhC1jMhE9Bvbs4kM5pDFV23a_NocE_-21EDTxYTH8_869iwqtriky4sET6JSkPZWHa-uJvmIaMO_Ov0qpx002Ab9n3NALeBA0FVD_MqmOvKXvD-5hnOGMR138DfYHMGiENUgf47Tev-46wv/s320/12ab2a1ac2ba368ff78aff944af65303_s_mini.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">MT4/エリオット波動インジケーターの検証</span></u></h2>
<br />
<br />
エリオット波動インジケーターを検証するために、チャートを用意しなければいけませんが、検討した結果、ドル円週足チャートの推進波チャートで検証することにしました。<br />
<br />
まずは、このドル円週足チャートの推進波がどのようなカウントなのか見てみましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">
ドル円週足/推進波のエリオット波動カウント</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQCLkG2Izb1IEmtat_JGlG9Zq_Lng3YVVtqnKc_yItXgIjZOHK6SMFaKyMJLq9D4ltxgOGmr5MCN_8iEoDiygp_UYrcUfcLz5lhzYTs0aZg-tei0zCY1Up2XSHd9SfhJze6FZqiLW1Wio/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B31.4.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円週足の正確なエリオット波動カウント" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQCLkG2Izb1IEmtat_JGlG9Zq_Lng3YVVtqnKc_yItXgIjZOHK6SMFaKyMJLq9D4ltxgOGmr5MCN_8iEoDiygp_UYrcUfcLz5lhzYTs0aZg-tei0zCY1Up2XSHd9SfhJze6FZqiLW1Wio/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B31.4.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
上のチャートはドル円為替相場週足です。正しいエリオット波動カウントを入れてあります。<br />
<br />
2011年10月の75円から2015年6月の125円まで、きれいな推進波を形成しているチャートです。<br />
<br />
<br />
<b>エリオット波動の推進波は2種類(ダイアゴナルトライアングルと衝撃波)です</b>。<br />
<br />
<b>そして、それぞれから派生するフォーメーションがあるので、あわせて5つのフォーメーションがあります</b>。<br />
<br />
<br />
上のドル円の推進波は、衝撃波(Impulse Waves インパルス)で、その中の5波延長型衝撃波というフォーメーションです。<br />
<br />
5波延長型衝撃波は、5波動目がエクステンション(波の延長)をした衝撃波。おそらく、通常の3波延長型衝撃波では上位の段階の目標に届かないため5波動目がエクステンションをしたものと思われます(目標はエンディング・ダイアゴナルトライアングルの始点ライン)。<br />
<br />
<br />
そもそも、ネット上に出回っているエリオット波動インジケーターが、2種類5つのフォーメーションから成り立っている推進波を見分けることができるのか半信半疑ですが、一応検証してみます。<br />
<br />
<br />
それでは、エリオット波動インジケーターが、この推進波をどのように判断をしてくるのか見てみましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動インジケーター/EWProを検証</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
まず、最初のエリオット波動インジケーターは「EWPro」です。<br />
<br />
無料のエリオット波動インジケーターで、だれでも簡単にダウンロードして使うことが出ます。<br />
<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbMt3OHAfcjRgwWLlY-JM2HDaqjzCtOiYTPyjsdHxjO9OJsRV8kqwhE6IBZFIvxHvEB1_kBFxsGUkPBgBIfxxdlOvEP_ztKmNbI2NCL2YCmetGwHr3YtS6q0UdaTV7deThxdJRgZSFGESk/s1600/USDJPY%2528W1%2529_2016.08.14_012206.gif" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="ドル円週足にEWProを表示したチャート" border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbMt3OHAfcjRgwWLlY-JM2HDaqjzCtOiYTPyjsdHxjO9OJsRV8kqwhE6IBZFIvxHvEB1_kBFxsGUkPBgBIfxxdlOvEP_ztKmNbI2NCL2YCmetGwHr3YtS6q0UdaTV7deThxdJRgZSFGESk/s1600/USDJPY%2528W1%2529_2016.08.14_012206.gif" title="" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><br /></td></tr>
</tbody></table>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
上のチャートは、エリオット波動インジケーター「EWPro」が判断したカウントです。<br />
<br />
<br />
見ての通り全く機能していません。ここまで違ってくるとは思いませんでした。<br />
<br />
このエリオット波動インジケーターが判断したカウントについては、あまりにも間違いすぎているのでカウントについてのコメントは控えます。</div>
<div>
<br />
<br />
<br />
この他にも、ネット上に出回っているいくつかのエリオット波動インジケーターを検証してみましたが、正直どれも似たり寄ったりで使えそうなものはひとつもありませんでした。<br />
<br />
検証したエリオット波動インジケーターと、そのチャートをここに掲載しようかとも思いましたが、あまり意味があるようには思えないためやめておきます。<br />
<br />
<br />
<b>やはり、MT4では正確なカウントができるエリオット波動インジケーターはない</b>。<br />
<br />
<br />
ただ、波のカウントはできないものの、波そのものを表示してくれ、ある程度参考になるかもしれないインジケーターがひとつあります。<br />
<br />
<br />
<style>
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</script>
<br />
<br />
<br />
<div>
<h2>
<span style="background-color: white;"><u><span style="color: #3d85c6;">ZigZagはエリオット波動インジケーターの代わりになる?</span></u></span></h2>
<br />
<br />
エリオット波動専用インジケーターではありませんが、エリオット波動のカウントに用いられることもあるMT4インジケーターの「ZigZag」です。<br />
<br />
このインジケーターは、MT4に標準で最初から入っているもので、ダウンロードすることなしに使うことができます(MT4のナビゲーターウィンドウの中にある)。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ZigZagをドル円週足に表示してみると・・・</span></h3>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7hrZYst7J-nriTiG3eW6cMXOKf94ErE48Fcet1AjIUqqFTsuArjucSbYRBLfsKmxUc-OlSgtfcgqAvuZFsf909WDGlrZW1VcTFb5nzD9X3Y_hNBq7OgRutWhKY00C8fHGmap-VJ6ZKUJ-/s1600/USDJPY%2528W1%2529_2016.08.14_023022.gif" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="ドル円週足にZigZagを表示したチャート" border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7hrZYst7J-nriTiG3eW6cMXOKf94ErE48Fcet1AjIUqqFTsuArjucSbYRBLfsKmxUc-OlSgtfcgqAvuZFsf909WDGlrZW1VcTFb5nzD9X3Y_hNBq7OgRutWhKY00C8fHGmap-VJ6ZKUJ-/s1600/USDJPY%2528W1%2529_2016.08.14_023022.gif" title="" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><br /></td></tr>
</tbody></table>
<div>
<br /></div>
<div>
上のチャートは、ドル円5波延長型衝撃波の推進波に「ZigZag」を表示したものです。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動用インジケーターではないので、カウントは表示されず、ラインのみで波動を表現しています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
正確ではありませんが、大まかな波動の表現はできているようです。<br />
<br />
<br />
しかし、ドル円の推進波は5波延長型衝撃波。<br />
<br />
<br />
「ZigZag」を使って表示すると、3波動目がエクステンションをした3波延長型衝撃波のように波が表示されており、明らかに間違っています。<br />
<br />
トライアングルから抜け出した5-1までを3波動目までの波と認識しているようです。<br />
<br />
ただ、ひょっとすると、他のチャートでは正確に波を捉えてくれる可能性もあるので、念のためいくつかのチャートで「ZigZag」がエリオット波動インジケーターの代わりになるのか検証してみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ZigZagを他のチャート表示して検証</span></h3>
<br />
次はユーロドル日足チャートの上昇推進波に「ZigZag」を表示させて、エリオット波動インジケーターの代わりになるのか検証してみます。<br />
<br />
<h4>
<u>ユーロドル日足チャート3波延長型衝撃波(強気相場)</u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjofiQpzXyYMPULr579Gyei1Wv_8ashOTB2e4mnGHyhU48jPQJDfJEZiHr_h3tgjs7pqsivCinbzbWGgzVyuJywbzLOh2bgWXYCWut8NtkzAqE5YqbZK6H-RGwrQDZUbCGwCVNurtY1LZg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25881.5.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足(強気相場)の正確なエリオット波動カウント" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjofiQpzXyYMPULr579Gyei1Wv_8ashOTB2e4mnGHyhU48jPQJDfJEZiHr_h3tgjs7pqsivCinbzbWGgzVyuJywbzLOh2bgWXYCWut8NtkzAqE5YqbZK6H-RGwrQDZUbCGwCVNurtY1LZg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25881.5.jpg" title="" /></a></div>
<br />
まずは、上のユーロドル日足チャートに現れた推進波(強気相場)の正解のカウントから見てみましょう。<br />
<br />
この推進波はドル円週足の推進波とは異なるフォーメーションです。<br />
<br />
同じ衝撃波ではありますが、ドル円週足が5波延長型衝撃波であるのに対し、こちらは3波動目がエクステンション(波の延長)をした3波延長型衝撃波。<br />
<br />
<br />
この3波延長型衝撃波には、エリオット波動の数学的基盤であるフィボナッチが、ほぼ理想的な形で現れています。<br />
<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>フィボナッチ・リトレースメント</u></b><br />
<br />
■2波=1波×0.618<br />
■4波=3波×0.382<br />
<br />
<br />
<b><u>波の倍率</u></b><br />
<br />
■3波=1波×3.00<br />
■5波=3波×0.618<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
この3波延長型衝撃波は、まさに典型的な3波延長型衝撃波。<br />
<br />
<br />
この典型的な衝撃波であれば、エリオット波動の波を正確に捉えられるかもしれません。<br />
<br />
<br />
<h4>
<u>ZigZagを表示したチャート</u></h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpd-Jb3BGIOwOItKDhigcWITCR6SeKGEFo4m64MSU8eDIFWzXfIiJb0rFHyjZSpU9IeBY35QoMFYiJw6aYUwWEnuC5YyzmZg8udAIaYoVAHuHnoM3_h84bPT7M4Hi3GsUEHj6SqxaeIH0/s1600/EURUSD-aDaily.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足(強気相場)にZigZagを表示したチャート" border="0" data-original-height="651" data-original-width="1362" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpd-Jb3BGIOwOItKDhigcWITCR6SeKGEFo4m64MSU8eDIFWzXfIiJb0rFHyjZSpU9IeBY35QoMFYiJw6aYUwWEnuC5YyzmZg8udAIaYoVAHuHnoM3_h84bPT7M4Hi3GsUEHj6SqxaeIH0/s1600/EURUSD-aDaily.png" title="" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
上は、先ほどのユーロドル日足チャートに「ZigZag」を表示したものです。<br />
<br />
一見すると、エリオット波動の波を正確に捉えているように見えます。<br />
<br />
衝撃波の延長波は、その内部波動のエクステンションをした波動の波を含めると9つの波で展開されますが、「ZigZag」は9つの波で表示しているので合っています。<br />
<br />
しかし、残念ですが延長波の3波動目の波の節目を正確に捉えることができていません(延長波の3波動目のフォーメーションは5波延長型衝撃波が正解のカウント)。<br />
<br />
逆に難しいと思われる5波動目は、正確に波の節目を捉えています。<br />
<br />
<br />
最後にもうひとつ別のチャートで検証してみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h4>
<u>ユーロドル日足チャート(弱気相場)</u></h4>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAeB0pq9DGhjteILgYbiOHrAn3-vvFqprRbZNSkBTVFUFF2K2-pT_sk94lVMy_hPeIUYk1QvnZps5tsso8cCiMqju8fLzX91tCvku0qWZTF-6FWbvOdsQ5qHQC54ZMl10NvfhTHpAND5A/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB1.5.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足(弱気相場)の正確なエリオット波動カウント" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAeB0pq9DGhjteILgYbiOHrAn3-vvFqprRbZNSkBTVFUFF2K2-pT_sk94lVMy_hPeIUYk1QvnZps5tsso8cCiMqju8fLzX91tCvku0qWZTF-6FWbvOdsQ5qHQC54ZMl10NvfhTHpAND5A/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB1.5.jpg" title="" /></a></div>
最後は弱気相場(下降トレンド)の推進波で、チャネルラインにタッチするまでは典型的な3波延長型衝撃波。<br />
<br />
<br />
<div style="background: #FFFAFA; border: 2px dotted #111111; padding: 10px;">
<br />
<b><u>フィボナッチ・リトレースメント</u></b><br />
<br />
■2波=1波×0.786<br />
■4波=0波~3波×0.382<br />
<br />
<br />
<b><u>波の倍率</u></b><br />
<br />
■3波=1波×3.00<br />
■5波=1波×1.618<br />
<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
フィボナッチ・リトレースメントと波の倍率も理想的な数値が現れています。<br />
<br />
<br />
この下降推進波は、延長波の3-3が1波延長型衝撃波なので、この付近は問題なく判断してくれそうですが・・・。<br />
<br />
<br />
<h4>
<u>ZigZagを表示した弱気相場チャート</u></h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhw2aVvfmiFgCx5MAHrTuUGwY31Uv-taDY5UaZIhbaEbM72gX7IF-QSqyu2VyunIMIV-l69EA6g2606qXGSm4MvZl4T5Y33mNC_I79knM-U5locCzp_yrpz8KsSGE6-EQSMks-2rBmt2Ho/s1600/EURUSD-aDaily.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足(弱気相場)にZigZagを表示したチャート" border="0" data-original-height="625" data-original-width="1362" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhw2aVvfmiFgCx5MAHrTuUGwY31Uv-taDY5UaZIhbaEbM72gX7IF-QSqyu2VyunIMIV-l69EA6g2606qXGSm4MvZl4T5Y33mNC_I79knM-U5locCzp_yrpz8KsSGE6-EQSMks-2rBmt2Ho/s1600/EURUSD-aDaily.png" title="" /></a></div>
<br />
<br />
今度は、ほぼ正確に波を捉えることができているようです。<br />
<br />
ただ、惜しいのは、最後の5波動目を3つの波で表示しています。ここが1つの波、もしくは5つの波で表示されていれば正解でした。<br />
<br />
<br />
<br />
こうしてみると、理想的な形の推進波であれば、ある程度エリオット波動の波を捉えることができるといえるのかもしれません。<br />
<br />
しかし、エリオット波動の推進波は理想的な形のものばかりではありません。やはり、MT4のインジケーターでエリオット波動の波を数えようとするのは無理がありそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動インジケーターが使えない理由</span></u></h2>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動の推進波2種類5つのフォーメーションがあり、ルールやフォーメーションの特徴が異なります。<br />
<br />
たとえば、衝撃波は1波と4波が重複しないのに対して、ダイアゴナルトライアングルは基本的に1波と4波が重複し、そのルールが微妙に違います。<br />
<br />
また、修正波で考えても同じです。<br />
<br />
修正波は4つの調整パターンしかありませんが、そこから派生するフォーメーションはかなりのバリエーションがあります。<br />
<br />
このようなルールや特徴の微妙な違いを正確に判断するエリオット波動インジケーターを、MT4のような取引ツール作成するのは不可能です。<br />
<br />
将棋のAIのPONANZAのように、コンピューターに過去数十年の相場の値動きとエリオット波動のサイクル、ルール、各フォーメーションの特徴、そしてガイドラインを覚えさせれば、エリオット波動のカウントを正確にしてくれるソフトができるかもしれませんが、MT4ではどう考えても無理です。<br />
<br />
<br />
<br />
慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、エリオット波動のカウントは、その理論を学び、ガイドラインを利用しながら自分でカウントするのが間違いなく一番よい方法です。<br />
<br />
エリオット波動はとてもシンプルな分析手法です。意外と短期間でカウントできるようになります。<br />
<br />
エリオット波動インジケーターに頼ることなく、ぜひ自分で波を数えてください。その方がきっと楽しいですよ。<br />
<br />
<div style="background: #4169e1; border: 1px solid #4169e1; font-size: 1.16em; padding-left: 10px;">
<span style="color: white; font-weight: bold;">■エリオット波動のおすすめ記事</span></div>
<div style="border: 1px solid #4169e1; font-size: 1em; padding: 10px;">
エリオット波動のまとめ記事<br />
<br />
<a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank">「エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ」</a></div>
<br />
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<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-18741154587985889262019-08-17T17:05:00.004+09:002021-02-14T20:19:53.371+09:00【エリオット波動】修正4波の特徴と攻略のハウツー<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjiHHajFXhtlAUvuzTlFs95o2BI95lauQvbDRW13ubUzPMw2okONZL83SnW7t60fy1DGu5V7u6pulXN243gNPabzA9zExwmXnynzEXRY1WDNnXHLdxpmja1EJuba9cZxfLB9KX133YARGE/s1600/1b38420f6fd13dd35e806f7d4b03be30_s+%25281%2529-min.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="修正4波イメージ" border="0" data-original-height="480" data-original-width="640" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjiHHajFXhtlAUvuzTlFs95o2BI95lauQvbDRW13ubUzPMw2okONZL83SnW7t60fy1DGu5V7u6pulXN243gNPabzA9zExwmXnynzEXRY1WDNnXHLdxpmja1EJuba9cZxfLB9KX133YARGE/s320/1b38420f6fd13dd35e806f7d4b03be30_s+%25281%2529-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
エリオット波動において難易度が高くとても厄介な波動である修正4波。この修正4波は、売りと買いが激しく交錯するため、なかなか思惑通りには動いてくれません。<br />
<br />
修正4波の調整パターンは豊富で、単純なフォーメーション、またときに複雑なフォーメーションが姿を現し、そして思いもよらず深くリトレイスしてくることもあります。<br />
<br />
ひとつのシナリオだけでトレードしてしまうと、大きな落とし穴はまってしまうことになりかねません。<br />
<br /><b>
優先順位を付けながらできるたけ複数のシナリオ描いておく、そしてその後の展開にフレキシブルに対応していく。修正4波攻略のヒントはこの辺りにありそうです。<br /></b>
<br />
そこで今回は、修正4波の基本的な特徴と典型的な展開、リスクを減らしながら次の5波動目の波にタイミングよく乗る方法などについて綴ってみたいと思います。<br />
<br />
※エリオット波動については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<center>
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<!--3.16とうこううえ-->
<br />
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">修正4波の基本的な特徴と典型的な展開</span></u></h2>
<br />
5つの波で展開されトレンドを力強く押し進めていく推進波トレンドには、ダイアゴナルトライアングルと衝撃波の2つのフォーメーションがありますが、今回は衝撃波における修正4波に的を絞って話を進めていきます。<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">4波は調整(押し)でトレードチャンス</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwY5cREntkyamBLchC-cSU0KpzHB26vpOl25Rqv9hi2MIjwaBZr-GGdkHLeaB54qQP5JE3js0LwkQ73k_BpGS4ACocNJSCwBhOPl8qmxQ2cHTrnWg-LvtSU8US9EuimkXfY8psBlCG0ys/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E5%25BD%25B9%25E5%2589%25B2+%25282%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波の展開図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwY5cREntkyamBLchC-cSU0KpzHB26vpOl25Rqv9hi2MIjwaBZr-GGdkHLeaB54qQP5JE3js0LwkQ73k_BpGS4ACocNJSCwBhOPl8qmxQ2cHTrnWg-LvtSU8US9EuimkXfY8psBlCG0ys/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E5%25BD%25B9%25E5%2589%25B2+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
上の図は推進波のひとつである衝撃波の展開図です(上昇トレンド)。<br />
<br />
トレンドは一直線に進んでいくことはなく、必ず修正波を挟みながら波のように進んでいきます。<br />
<br />
上図の衝撃波ではトレンドと逆方向の動きとなる2波動目と4波動目が修正波で、それぞれ前の波動を調整する役割を果たします。<br />
<br />
メジャートレンドに進む1波・3波・5波が5つの波で展開されるのに対して、修正波の2波・4波は3つの波(又はその変形)で展開され、決して5つの波になることはありません。<br />
<br />
あくまでも前の波動に対する調整のための波動であり、調整が終わればメジャートレンドの方向に再び戻っていきます。<br />
<br /><b>
つまり、2波・4波の押し(戻り)は、トレードの絶好のチャンスとなるわけです。</b><br />
<br />
<br />
少し話が逸れますが、皆さんは「損切りした後に爆上げした! 残念」という経験はないでしょうか。<br />
<br />
そうなんです。たとえエントリーする方向が合っていたとしても、そのタイミングが良くないと、修正波の押し(戻り)でどうしても損益を抱えることになってしまいます(上図の黒点線枠内のエントリーは一時的に損益を抱えてしまう)。<br />
<br />
しかし、2波・4波の終点付近にトレンド転換ポイント(0波付近)を加えた3つのポイントはそうではありません。<br />
<br />
この3つのポイントの反転付近からトレンドの波にうまく乗ることができれば、その後一度も損益を抱えることなく大きく稼ぐことができてしまいます。まさに絶好のエントリーポイントというわけです。<br />
<br />
リスクマネジメント、また精神的な面から考えても、このようなポイントを狙うのが理想的と言えるのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正4波の調整パターン</span></h3>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhck1vw_b83Y85mX_uXLulMVmDk9Zb1ymMSopREXsgUa5iwRFY7ziISwGJQptg4wuCOXvXShhXqqpXy0gDPtNChulIRkkaFd2radjnuUBQNUu6dvW8ofPGuu03p_SryjudH7DFFzSo2JAw/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A21.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="修正4波に現れる調整パターン参考図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhck1vw_b83Y85mX_uXLulMVmDk9Zb1ymMSopREXsgUa5iwRFY7ziISwGJQptg4wuCOXvXShhXqqpXy0gDPtNChulIRkkaFd2radjnuUBQNUu6dvW8ofPGuu03p_SryjudH7DFFzSo2JAw/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A21.jpg" title="" /></a></div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
次は修正4波に現れる調整パターンです。<br />
<br />
エリオット波動の調整パターンは、3つの波(abcで表記)で構成されるジグザグ系修正波、フラット系修正波、その変形で構成される複合型修正波、トライアングル系修正波(単純)4つの系統があります。<br />
<br />
衝撃波の5つの波はそれぞれ「波の個性」を持っていて、修正4波に現れ易い調整パターンというものがあります。<br />
<br />
修正2波が深いリトレイスによくなるのに対し、修正4波は浅いリトレイスになり易いという個性があります。<br />
<br />
なので、修正4波は横這いの展開となるフラット系修正波、トライアングル系修正波、そして複合型修正波が現れ易いという特徴があります。<br />
<br />
なかでもトライアングル修正波はその代表格。<br />
<br />
なぜなら、トライアングル修正波は修正2波に現れることはほとんどなく、修正4波を示唆する調整パターンであるからです(ただし、トライアングルはジグザグのb波や複合型修正波の最後などにも現れる)。<br />
<br />
逆に、修正4波で急こう配となるジグザグ修正波を目にすることはあまりありません(ただし、株式相場とは異なり、関連通貨が影響し合いながら進んでいく為替相場においては、修正4波でジグザグ修正波が現れてくることが少なからずあります)<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正4波の許容範囲</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiX_2fY-YcYIW25wjFW2AyqRY4hAZIKMZkOt_jbdlCKhT5UJlMM0DamE1zLV5NB6a5gFsaP2wiPmU6PrkPyQ5pqYbrPE8loyJaBrIvMzCGDhQ6GMftGetPGMxEpkFQ7nHtVmirFHuaOuEQ/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E8%25A8%25B1%25E5%25AE%25B9%25E7%25AF%2584%25E5%259B%25B21.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="修正4波の許容範囲" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiX_2fY-YcYIW25wjFW2AyqRY4hAZIKMZkOt_jbdlCKhT5UJlMM0DamE1zLV5NB6a5gFsaP2wiPmU6PrkPyQ5pqYbrPE8loyJaBrIvMzCGDhQ6GMftGetPGMxEpkFQ7nHtVmirFHuaOuEQ/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E8%25A8%25B1%25E5%25AE%25B9%25E7%25AF%2584%25E5%259B%25B21.jpg" title="" /></a></div>
<br />
次は修正4波の許容範囲です。<br />
<br />
エリオット波動において衝撃波には3つの種類があり、その許容範囲は変わってきますが、上の図はその中で最もよく現れる3波延長型衝撃波の許容範囲。<br />
<br /><b>
エリオット波動の衝撃波には3つのルールがあり、そのひとつに「1波と4波は重複しない」というものがあります。</b><br />
<br />
なので、たとえ1波終点付近までプルバックしてきたとしても、1波と4波が重複しないかぎりエリオット波動でその動きは正当化されます。<br />
<br /><b>
つまり、このルールに照らし合わせると、修正4波の許容範囲は3波動目の終点から1波動目の終点ラインまでとなり、その範囲はかなり広いものとなるわけです。<br /></b>
<br />
※拡大フラットやランニングトライアングルなど3波動目の終点を越えてくる修正波もある<br />
<br />
「修正4波は修正2波に比べて圧倒的に難易度が高い!」と言われるのは、この許容範囲の広さが要因のひとつであることは確かです。<br />
<br />
とはいえ、衝撃波には理想的な形があり、またそれに近づこうとする傾向が強くあります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">3波延長型衝撃波の典型的な展開</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmR5Aaaj0LKI3KEUUNAihUjWDc2YV1-MDdf06VbA0p-wiFs_4dqQRzLMpHX30JB2zjZDQQ2ourwRTAaNHav_l9Oq94A58FLFF_UtrSqyDXw-W7ZMJp3SQ03gz3eLwTwlEggVL51lE1AJ4/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E5%2585%25B8%25E5%259E%258B%25E7%259A%2584%25E3%2581%25AA%25E5%25B1%2595%25E9%2596%258B+%25284%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="3波延長型衝撃波の理想的な展開図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmR5Aaaj0LKI3KEUUNAihUjWDc2YV1-MDdf06VbA0p-wiFs_4dqQRzLMpHX30JB2zjZDQQ2ourwRTAaNHav_l9Oq94A58FLFF_UtrSqyDXw-W7ZMJp3SQ03gz3eLwTwlEggVL51lE1AJ4/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E5%2585%25B8%25E5%259E%258B%25E7%259A%2584%25E3%2581%25AA%25E5%25B1%2595%25E9%2596%258B+%25284%2529.jpg" style="cursor: move;" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
上の図は3波延長型衝撃波の理想的な展開図です。<br />
<br />
4波の許容範囲が広く、1波終点付近までプルバックしてくることがあると言っても、その多くは横這いの浅いリトレスで終わります。<br />
<br />
まず注目されるのが、1波終点と3波終点を結んだラインと平行に2波終点からラインを引く1-3チャネルです(青色チャネル)。<br />
<br /><b>
修正4波はもみ合いとなり、ある程度時間をかけた展開になることが多く、そのほとんどは1-3チャネルを越えてきます。<br /></b>
<br />
※ただし、トレンドの勢いが強い場合は、1-3チャネルにタッチと同時に4波が終了することもある。このパターンでは、次の5-2波動目で1-3チャネルを越えてくることがよくある。<br />
<br />
1-3チャネルにタッチすることなく3波終点を越えてきた場合には、拡大フラットやランニングトライアングルの展開、また3波動目が継続している可能性があります(カウントの再考が必要)。<br />
<br />
そして、修正4波終点の目標によくなるのが、<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: #e06666;"><b>3波動目のFR38.2付近</b></span></li>
<li><span style="color: #e06666;"><b>衝撃波始点→3波動目のFR38.2付近</b></span></li>
<li><span style="color: #e06666;"><b>前の3波動目副次波4波最安値付近(上昇トレンドの場合)</b></span></li>
<li><span style="color: #e06666;"><b>0-2チャネル1波ライン付近</b></span></li>
</ul>
<br />
などのポイントです。<br />
<br />
エリオット波動では、修正4波は前の3波動目副次波4波最安値までで終わるのがセオリーとされています。<br />
<br />
※ただし、このセオリーは3波動目がエクステンションした3波延長型衝撃波の場合で、1波動目や5波動目がエクステンションした衝撃波である場合には異なるポイントになるので注意が必要です。<br />
<br />
株式相場などでは、このように1波終点のかなり手前で終わるのが修正4波の典型的なパターンです。<br />
<br />
しかし、為替相場は少し異なります。<br />
<br />
相場を主導している通貨(例えば延長波を展開している)は理想的な展開になり易い反面、そうでない通貨はその通貨に引っ張られ深くなることがよくあります。関連通貨が影響し合いながら波動が進んでいく為替相場特有の特徴と言えます。<br />
<br />
次に実際のチャートで修正4波の理想的な展開を見てみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">実際のチャートで見る修正4波</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbNM60Xe_NwSMOGjWWf_JrNBJelr6HuGOh-n4ZI-xzw62GswZmr4D7awzQblm-WnKiVrMZeeaHhDQdS38ejzlZLKJczYEAVGrrWZ7Iw9ijRG-PcJ179zBgNchDuAEwX4RUSyMeb1GJrzA/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB+2+%25285%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbNM60Xe_NwSMOGjWWf_JrNBJelr6HuGOh-n4ZI-xzw62GswZmr4D7awzQblm-WnKiVrMZeeaHhDQdS38ejzlZLKJczYEAVGrrWZ7Iw9ijRG-PcJ179zBgNchDuAEwX4RUSyMeb1GJrzA/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB+2+%25285%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はユーロドル日足チャート(2018/2~)に現れた3波延長型衝撃波(又は5波延長型衝撃波)で、これまでのイメージ図とは異なり下方向に進んだ推進波トレンドです。<br />
<br />
トレンド転換ポイントから0-2チャネル内で2つの谷を作り(見込み波)、3-3波動目で勢いよく下降。そして、0-2チャネルを越え、3波動目が1波動目×3.00で衝撃波の要件をクリア(要件については後ほど説明)。<br />
<br />
ここまでの展開で「この後に4波→5波と続いていく」、そして「修正4波終点付近がトレードチャンスになる」というシナリオが描けます(優先順位が高いイメージ)。<br />
<br />
ここから修正4波です。<div><br /></div><div><b>修正4波の展開を見ると、まず既述のとおり1-3チャネル(オレンジ色のチャネル)を明確に越えてきていることが確認できます。<br /></b>
<br />
その後、衝撃波始点→3波動目のFR38.2(緑色のライン)、前の3波動目副次波4波最高値(赤色のライン)、0-2チャネル1波ライン(黒色のチャネル)の3つがほぼ重なるポイントで反転。<br />
<br />
理想的な展開であるならば、新規に売りポジションを建てる、また2波終点付近ですでにポジションを建てている場合には売り増しするポイントです。<br />
<center>
<style>
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</center>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgrrHo8Pgn2-TWFvEkBvxrzt_0bMIFIDgEABCMJluuYE7CfWg3lngjM11b4NixyYj6XXjnfvCL2PrnBZa0Ud229jsLvosEeHMBS5MDTFucY56m1UnbO6e43BbS91s_a6N3W9gKUaRFMyJI/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.2.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="その後の5波動目のチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgrrHo8Pgn2-TWFvEkBvxrzt_0bMIFIDgEABCMJluuYE7CfWg3lngjM11b4NixyYj6XXjnfvCL2PrnBZa0Ud229jsLvosEeHMBS5MDTFucY56m1UnbO6e43BbS91s_a6N3W9gKUaRFMyJI/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.2.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上は、その後の5波動目の展開です(5波動目が延長の可能性あり)。波動終点を予測するために使うもうひとつの2-4チャネルを表示してあります。<br />
<br />
5波動目は1波延長型衝撃波(一時的な行き過ぎあり)で、2-4チャネルの1波ラインにタッチして終了(利益確定ポイント)。<br />
<br />
やはり先程のポイントが修正4波終点でした。<br />
<br /><b>
もし先程のポイントでエントリーしていれば、その後一度も損益を抱える来なく収益を上げられていたことになります。まさに絶好のエントリーポイントであったわけです。<br /></b>
<br />
こうしてみると、まさに典型的な展開であったことが分かります。ユーロドルは取引量が最も多く特に注目される通貨ペアなので、市場をリードすることが多く理想的な展開になり易い通貨ペアであると言えそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>4波はときに深くなる その要因は?</u></span></h2>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
ここまで修正4波の基本的な特徴やその典型的な展開を確認してきましたが、実は修正4波はなかなか一筋縄ではいきません。<br />
<br />
売りと買いが激しく交錯するこの波動は、理想的なポイントから切り返すことができず、ときにルールギリギリの1波終点付近まで深くリトレイスしてくることもあります。<br />
<br />
そこでここからは、売りと買いが交錯する理由、またリトレイスが深くなる要因について考えてみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">5-3-5後の売り方と買い方のイメージ</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdlvgBVTI8tWcqZxZgBPtCEIZEy8k21fxn-laMz8BJwSYot6Vq3PuPRnRCN9BZPzZIVr524jLwxwiuu5C12q_D1uWVYO7huYOGO-SR6tY9cTBSnk0d5uhs5LaTw6SMXGV18qvhMyhC7ME/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E5%25A3%25B2%25E3%2582%258A%25E8%25B2%25B7%25E3%2581%2584.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="売り方と買い方の目線イメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdlvgBVTI8tWcqZxZgBPtCEIZEy8k21fxn-laMz8BJwSYot6Vq3PuPRnRCN9BZPzZIVr524jLwxwiuu5C12q_D1uWVYO7huYOGO-SR6tY9cTBSnk0d5uhs5LaTw6SMXGV18qvhMyhC7ME/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E5%25A3%25B2%25E3%2582%258A%25E8%25B2%25B7%25E3%2581%2584.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
新しいトレンドが始まって最初の推進波(1波又はa波)を確認できれば、遅かれ早かれ次の推進波が展開されることを推定できます(3波又はc波)。<br />
<br /><b>
これは、3波又はc波を狙うトレードは優位性が高いということを意味しています。</b><br />
<br />
しかし、5-3-5と続いた後の展開は可能性のあるいくつかの展開があり(リーディングなど、また段階の違う推進波が並ぶこともある=見込み波)、トレーダーによってその後の描くイメージは変わってくることもあります。<br />
<br /><b>
その中で特に意識されるのが、衝撃波とジグザグの2つの展開です。</b><br />
<br />
上の図は上方向に5-3-5と続いた局面。<br />
<br />
売り方から見ればジグザグ(5-3-5)で「この上昇は一時的なプルバックだ! 売っていこう!」となります。<br />
<br />
逆に買い方から見れば衝撃波(5-3-5-3-5)で「まだ5波動目が残っているぞ! 買っていこう!」という戦略になります。<br />
<br />
売り買いが交錯する理由のひとつはここにあり、ときに修正4波はその許容範囲いっぱいの1波終点付近まで深くリトレイスしてくることになります。<br />
<br />
<br />
<div>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正4波が深くなるその他の要因</span></h3>
<br />
この他にも理想的なポイントから切り返せない要因はいろいろあります。<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">調整パターンによるもの</span></u></h4>
そのひとつに、調整パターンによるものがあります。<br />
<br />
通常、修正2波は急こう配の調整パターン、そして修正4波には横這いの修正パターンによくなりますが、ときに修正2波が横這いの修正パターンになることがあります。<br />
<br />
そのような場合、次の修正4波がジグザグなどの急こう配の調整パターンとなり、理想的なポイントから切り返せないことがあります(オルターネーションの法則)。<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">前の3波の衝撃波の種類によるもの</span></u></h4>
また、前の3波動目の衝撃波の種類によるものがあります。<br />
<br />
3波動目の衝撃波の種類が5波動目に延長波を内包する5波延長型衝撃波である場合、次の修正4波はリトレイスが深くなることがあります。<br />
<br />
為替などの大きなレバレッジをかけられる市場の相場はこの傾向が強くみられます。<br />
<br />
<br />
<h4>
<u><span style="color: #e06666;">為替相場の特徴によるもの</span></u></h4>
この投稿の序盤にも触れましたが、為替相場の特徴によるものもあります。<br />
<br />
株式相場などとは異なり、為替相場は関連通貨が影響し合いながら波動が進んでいくため、その影響で理想的なポイントから切り返せないことがあります。<br />
<br />
市場をリードしている通貨(たとえば、延長波を展開している)に引っ張られて深くリトレイスしたなどという展開はよく目にするところです。<br />
<br />
市場を主導している通貨は理想的な展開なり易く、そうでない通貨ペアは引っ張られ理想的な展開になり難いというわけです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">深い4波動目=5波動目の延長波を示唆</span></h3>
<br />
このように、修正4波はときに思いもよらない道のりで深くプルバックしてくることがある難しい波動です。<br />
<br />
しかし、修正4波が深い場合、次の5波動目は往々にして大きなチャンスとなります。<br />
<br />
<b><span>なぜなら、深い4波動目の後の5波動目はエリオット波動で最も勢いのある延長波(エクステンション)に発展する可能性が高くなるからです。</span><br /></b>
<br />
5波動目の延長波を予めイメージして、その頭でエントリー、そして尻尾で利益確定。このようなトレードができれば波動使いの強者です。<br />
<br />
※5波動目のエクステンションについては、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</span></a></u>をご覧ください。<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">修正4波攻略のハウツー</span></u></h2>
<br />
修正4波は理想的な展開ばかりではなく、ときに深いリトレイスとなる難易度の高い波動であることがおわかりいただけたと思います。<br />
<br />
ここからは「いかにリスク減らして4波を攻略するか」について考えてみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波とジグザグの見極め</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpzUgohGXFHytbe-HMozVGbe3NCAUdgkEmj60L6IX-urQ0hZ_vAQ6aRvm8WXKHmhKCMvkW8KMweymHgrGyoXSk65y_evlfSVxNluV6UcGh3HgAoF-7XQBF9oAEKSnSARxmTYTNI7en9sA/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2580%2580%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波とジグザグの分岐点のイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpzUgohGXFHytbe-HMozVGbe3NCAUdgkEmj60L6IX-urQ0hZ_vAQ6aRvm8WXKHmhKCMvkW8KMweymHgrGyoXSk65y_evlfSVxNluV6UcGh3HgAoF-7XQBF9oAEKSnSARxmTYTNI7en9sA/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2580%2580%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
まずは5-3-5と続いた後の展開。<br />
<br />
先程も触れましたが、衝撃波(5-3-5-3-5)とジグザグ(5-3-5)がイメージできる流れです。<br />
<br />
ただ単に複数のイメージだけを描いているだけではトレードはできません。それらのイメージに優先順位を付ける必要があります。<br />
<br />
海外の多くのトレーダーは衝撃波とジグザグを見分けるため、修正波の特徴である以下の2つのポイントに注目しています。<br />
<div>
<br />
<ul>
<li><span style="color: #e06666;"><b>修正波は0-2チャネルがその終点となることが多い(a波=c波)</b></span></li>
<li><span style="color: #e06666;"><b>修正波のほとんどはc波=a波×1.618以内となる</b></span></li>
</ul>
<br />
<b><span>ということは逆に、3波動目がこの2つのポイントをヒゲではなく実線で越えてくれば衝撃波である可能性がグッと高くなるわけです。</span><br /></b>
<br />
ただ、残念ながら、この要件を満たせば必ず衝撃波であるとまでは言い切れません。<br />
<br />
なぜなら、修正波のc波は衝撃波の3波動目の特徴をもつため、稀にc波=a波×2.618などの大きさになることもあるからです(ジグザグや拡大フラットのc波などによく現れる)。<br />
<br />
※また逆に、1.618ラインを越えないから衝撃波ではなく修正波であるとも言い切れません(5波延長型衝撃波の3波動目は、1波動目×1.00~1.618によくなる)。<br />
<br />
なので、あくまでも目安として捉え、実際は上位の段階の波動展開を確認しながらフレキシブルに対応していく必要があります。<br />
<br />
※上位の段階を確認して衝撃波とジグザグを見分ける手法は「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/04/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の見つけ方 横と縦で次の展開を見極める</span></a></u>」をご覧ください。<br />
<br /></div>
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">休むのも戦略のひとつ</span></h3>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgclN4koeQLyopD0qMpnJFE305LTeeq8WIqYvSMp0lkqA60nb7YpTbLN4cFddIv7nj6qJeA1ZaoS9Vdehh9p6FiNkqBwx4GgtWQ7aXispCsZOCBP5Yc-NJslyq2MPCG8duVN_Qc44OLeuY/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2580%2580%25E4%25BC%2591%25E3%2582%2580%25E3%2582%2582%25E7%259B%25B8%25E5%25A0%25B4.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="休むポイントのイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgclN4koeQLyopD0qMpnJFE305LTeeq8WIqYvSMp0lkqA60nb7YpTbLN4cFddIv7nj6qJeA1ZaoS9Vdehh9p6FiNkqBwx4GgtWQ7aXispCsZOCBP5Yc-NJslyq2MPCG8duVN_Qc44OLeuY/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2580%2580%25E4%25BC%2591%25E3%2582%2580%25E3%2582%2582%25E7%259B%25B8%25E5%25A0%25B4.jpg" title="" /></a></div>
<br /></div>
<div>
「休むも相場」という格言がありますが、修正4波はまさにそれで、その途中ではトレードを休むのも戦略のひとつとなります。<br />
<br />
なぜなら、ほとんどの5波動目は1-3チャネルを越えて(又はタッチで)スタートする、<span><b>つまり、1-3チャネル内の上方向ポジションでいくら収益が膨らんでいたとしても、短期トレード以外は最終的に損益を抱えてしまうことになるからです。</b></span></div>
<div>
<br />
また、たとえ短期のトレードだとしても、4波に現れる調整パターンは豊富で、そう簡単に展開を読み切ることはできません。<br />
<br />
「1-3チャネルを越えるまではトレードは休む」という戦略はかなり有効です。<br />
<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">両建て戦略</span></h3>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動を使った相場分析では、ガイドラインであるチャネリングやフィボナッチを併用すると波動の節目をピンポイントに予測できるようになってきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
2波動目終点付近でポジションを仕込んた後、「副次波の3波動目が2-4チャネルの1波ラインにタッチした! ここで3波動目が終了した可能性が高いぞ!」という局面になることがあります。<br />
<br />
この局面では様々な選択肢が考えられますが、まず頭に浮かぶのは利益確定です。<br />
<br />
ここで収益の全部、又はその一部を利益確定する戦略は堅実です。なぜなら、3波動目と考えていた波動が、たとえジグザグのc波であったとしても、しっかりと収益が確保できるからです。<br />
<br />
また、4波動目終点付近から再度エントリーすることも可能で、タイミングが良くポジションを建てることができればトレードの効率は抜群です。<br />
<br />
しかし、衝撃波の3波動目であるという確信がある場合には、この局面で「そのままジッとホールドする」、または「一時的に両建てにする」という戦略も考えられます。<br />
<br />
両建ては、単にリスクヘッジになるだけではなく、4波終点付近での選択肢を増やしてくれることにもなります(たとえば、3波終点付近で両建てにしたポジション分を4波終点付近で買い増しするといった戦略)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ、調整パターンの中には3波終点を越えてくるものもあるので、その点はしっかりとイメージしてシナリオを描いておく必要があります(拡大フラット、ランニングトライアングルなど)。</div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">4波終点付近でのエントリー手法</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDtgHPRvD2rzp9qdui89AxoKz8_XwXaeWHA3mnTUhk0AIrNmv-vzwGqc797k_VWxUeUV_dG-yrOy-FLGoYOPRneZeWM97kbZgGZ3ls71ZYhnHwSRrz6iR4NC8al7ofAOySd8Bet30e6Gk/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2580%2580%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="4波終点付近でのエントリー手法説明図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDtgHPRvD2rzp9qdui89AxoKz8_XwXaeWHA3mnTUhk0AIrNmv-vzwGqc797k_VWxUeUV_dG-yrOy-FLGoYOPRneZeWM97kbZgGZ3ls71ZYhnHwSRrz6iR4NC8al7ofAOySd8Bet30e6Gk/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2580%2580%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC.jpg" title="" /></a></div>
<br />
次は4波終点付近でのエントリー手法です。<br />
<br />
「1-3チャネルにタッチしたタイミングでエントリー」、「3波動目のFR38.2リトレイスラインにタッチしたタイミングでエントリー」、「0-2チャネルにタッチしたタイミングでエントリー」、このようなタイミングのエントリーではかなりのリスクを背負うことになります。<br />
<br />
なぜなら、優先されるのはあくまでもフォーメーションの完成だからです(よく理想的な目安をヒゲの部分行き過ぎる)。<br />
<br />
上のポイントは修正4波終点の理想的なポイントですが、あくまでも目安に過ぎず、深いリトレイスになることも考えられます。<br />
<br />
できれば、下位の段階の推進波(5つの波)を確認して、その押し又は戻り(3つの波、又はその変形)でエントリーするのが理想的。<br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■まず反転後の波動が推進波(衝撃波、又はリーディング・ダイアゴナルトライアングル)の5つの波の展開であることを確認。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;"><br />
■その推進波の押し(又は戻り)でエントリー(</span><span style="color: #3d85c6;">推進波の始点にできるだけ引き付けて)</span><span style="color: #3d85c6;">。</span><br /></b>
<br />
反転後、最初の推進波の押しや戻りでのエントリーはかなりの優位性があります。修正パターンを確認しながら、<u>その推進波の始点にできるだけ引き付けてエントリーする</u>のが理想的です(損切りは推進波の始点ラインを割ったポイント)。<br />
<br />
その後は、以下を確認します。<br />
<br />
<b><span style="color: #3d85c6;">■反転後の波動がひと回り上の段階の推進波(5-3-5-3-5)に発展するかに注目します。ジグザグ(5-3-5)で終わった場合には早めに利益確定。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;"><span style="color: #3d85c6;"><br /></span>
<span style="color: #3d85c6;">■修正4波のチャネル(0-2チャネル)を抜けてくるかなどに注目。</span></span></b><br />
<span style="color: #3d85c6;"><br /></span>
<br />
推進波はひと回り上の段階のトレンド方向に現れます。なので、推進波の現れる方向を確認することはリスクマネジメントとしてとても有効です。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">上位の段階と両方の目線</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動を使っていると「この展開でほぼ間違いないだろう」と思えることがあります。しかし、意外とこのようなところに落とし穴が隠れているものです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
できるだけ「これだ!」と決めてかかることなく、冷静に相場を分析する必要があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li><span style="color: #e06666;"><b>上位の段階の波動展開を確認してみる</b></span></li>
<li><span style="color: #e06666;"><b>売り手と買い手の両目線で相場を分析してみる</b></span></li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
上の2つの目線を使い、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/elliottwave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">優先順位を付けながら</span></a></u>できるだけ複数のイメージを描いておくことは、リスク管理の面からとても大事なポイントです。<br />
<br />
こうすることで、「あれ!」という時にも冷静に対応できるようになり、また手堅く収益を上げていくことができるようになってきます。</div>
<div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">関連通貨の展開にヒントがある</span></h3>
<br />
為替相場におけるトレードでは、関連通貨の展開にヒントがあることが往々にしてあります。<br />
<br />
株式相場とは異なり、為替相場は各通貨、又は各通貨ペアが影響し合いながら進み、またタイミングを合わせて一斉に節目を折り返してくるということもよくあります。<br />
<br />
なので、たとえばドル円の修正4波終点を狙う場合には、事前にクロス円やドルインデックスの波動展開を確認しておくことが望ましいわけです。<br />
<br />
そして、反転後の波動が単独ではなく、関連通貨と連動した動きで推進波を展開してくるようであれば、期待大と言えそうです。<br />
<br />
<br /></div>
<br />
以上、修正4波の特徴と攻略のハウツーでした。<br />
<br />
※エリオット波動の修正波については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/12/corrective.waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動で知っておくべき4つの調整パターン</span></a></u>」をご覧ください。<br />
<br />
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</div>TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-5322673646961020972019-08-11T12:50:00.000+09:002020-04-06T13:11:56.829+09:00【ユーロドル見通し】勢いはないが直近の波動展開は下方向継続を示唆ユーロドルはジリジリとした動きが続いています。夏季休暇のシーズンということで、この流れは来週もまだ続くのでしょうか?<br />
<br />
ただ、直近の波動展開は、やはりまだ下方向を示唆しているようです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ユーロドルと同様に、米ドル(ドルインデックス)も米国の金融政策の指針変更でじり貧で推移してきており、まだ延長波の勢いはありません。<br />
<br />
ただ、米ドル絡みで見ると、ポンドドルは衝撃波の5波動目がスタートしており、しかも4波動目のプルバックの大きさからみて、おそらく5波動目は延長波(エクステンション)。その終点はまだかなり下にあると思われます。<br />
<br />
そうすると、米ドルがここから下方向ということは考え難い状況です。<br />
<br />
トランプの政策や口先介入で遠回りする可能性はあるものの、ユーロドルと共に上位の段階の目標に向けトレンドを進めてくるのではないでしょうか。<br />
<br />
<center>
<style>
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">衝撃波で安値更新=トレンドは下方向</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQyfg8EjH1YfEeScwyPk1Llrat4JDHdYivEppiIRMnIwHo282vNQMSB5cFQX8u7tmn_ZFP2ozyUhaznh1uewsePakFnmAFNyGGLGOoDP9LMWWnxWNDAh1ycmogcKTsJECbm1Z7cZEBvBI/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB8.10+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQyfg8EjH1YfEeScwyPk1Llrat4JDHdYivEppiIRMnIwHo282vNQMSB5cFQX8u7tmn_ZFP2ozyUhaznh1uewsePakFnmAFNyGGLGOoDP9LMWWnxWNDAh1ycmogcKTsJECbm1Z7cZEBvBI/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB8.10+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はユーロドル日足チャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
ユーロドル、ユーロ円、ドル円は三つ巴の展開によくなります。<br />
<br />
ユーロ円のトレンドが上方に変わった場合、その影響をどこまで受けるのか見極める必要がありますが、基本的にユーロドルは米ドル(ドルインデックス)と綺麗な逆相関になります。<br />
<br />
なので、ユーロ円がドル円と共に上がったとしても、米ドルが上がればユーロドルは下方向が濃厚です。<br />
<br />
直近の波動展開も、<span style="color: orange;">5波動目終点ライン</span>を明確に下抜け、トレンドが下方向にあることを示唆。<br />
<br />
また、直前の<span style="color: lime;">上昇波動の始点ライン</span>も下抜けしており、FOMC後の上昇が修正波の一部であったことが確定しています。<br />
<br />
つまり、現在は上を目指す足掛かりの1波動目が何処にもないといった状況です。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">5-2波動目高値ラインが注目のポイント</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXr6MtpIPTfuwRkthAAEuL2Dl95WzgimTvvSyeCJSUpPTqU1YSgBYdO_ckoAQvK2nE3gfHCuXnoSsgVmrbnt3uen75ZoLhhHhM8hNs5AKW8dIedBjjbWrL4XhhzsisVKY7ZIAYUPjloYQ/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB8.10.24.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル4時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXr6MtpIPTfuwRkthAAEuL2Dl95WzgimTvvSyeCJSUpPTqU1YSgBYdO_ckoAQvK2nE3gfHCuXnoSsgVmrbnt3uen75ZoLhhHhM8hNs5AKW8dIedBjjbWrL4XhhzsisVKY7ZIAYUPjloYQ/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB8.10.24.jpg" title="" /></a></div>
<br />
上はユーロドル4時間足チャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
とはいえ、直近の波動展開はとても難解です。<br />
<br />
5波動目が2-4チャネルの1波ラインタッチで一旦終点を迎え、その後リーディングが現れています(チャートの黒点線枠)。<br />
<br />
リーディング・ダイアゴナルトライアングルは、衝撃波の1波動目の他に、ジグザグのA波にも現れてくるので、どちらと捉えるかが問題(ジグザグのA波の可能性も無きにしも非ず)。<br />
<br />
また、FOMC後の上昇も、フラット修正波のC波衝撃波の5波動目がエクステンションしてきたと捉えるのか? またその場合、複合型修正波の一部なのか? この辺りも問題です。<br />
<br />
ただ、いずれにしても5波延長型衝撃波で安値を更新しているので、トレンドはやはり下方向であると考えて間違いないようです。<br />
<br />
ここからの注目のポイントは5-2高値ラインです。<br />
<br />
5波延長型衝撃波は、5-2ラインで修正波そのものがサポートされる、また修正波の一部(A波)がサポートされるというセオリーがあります。<br />
<br />
ガイドラインなので必ずそうなるというわけではありませんが、下位の段階も下方向に推進波が現れているので、この5-2ラインでサポートされる可能性は高いのではないでしょうか。<br />
<br />
米ドル(ドルインデックス)もほぼ同じ展開ですが、来週はこの5-2ラインを守れるかどうかがポイントになりそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ドル円はユーロ円の反転がポイント</span></u></h2>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">一目均衡表雲下抜けたが下は限定的?</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaFD5omqUq3H3ledadYVDHswGeVy4T1TZ7eiWHeq3kyYnoYhGFGOFCv96idG7dtFBRuAxpIM6INveMpiiNZagOHJikRKCxEFFFWtpooZotEypfswEOVvn8ucsoD16yWXjPd9LfmaWtW8w/s1600/8.10.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円月足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaFD5omqUq3H3ledadYVDHswGeVy4T1TZ7eiWHeq3kyYnoYhGFGOFCv96idG7dtFBRuAxpIM6INveMpiiNZagOHJikRKCxEFFFWtpooZotEypfswEOVvn8ucsoD16yWXjPd9LfmaWtW8w/s1600/8.10.jpg" title="" /></a></div>
上はドル円月足チャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
ドル円は月足一目均衡表雲を明確に下抜けています。なかなか思い通りの展開といきません。ドル円は避難通貨ということもあるのでしょうか、思いのほか上値が重いようです。<br />
<br />
先程も触れましたが、5波延長型衝撃波は5-2ラインで修正波そのものがサポートされる、また修正波の一部(A波)がサポートされるという定石があります。<br />
<br />
なので、ドル円は5-2でサポートがA波で、C波で4波動目安値ラインまでプルバックしてくるといった展開になっても正当化されます。<br />
<br />
売り方から見ると、125円からの下降がA波下降衝撃波→トライアングル修正→C波下降衝撃波で4波動目安値ラインまでプルバックというイメージだと思われます。<br />
<br />
しかし、ドル円は基本的に米ドルと相関の関係であり、米ドルの展開などから考えるとそれは難しく、個人的には下値は限定的であるというイメージです(ボリンジャーバンド-2αタッチ)。<br />
<br />
いずれにしも、ドル円の中長期的なトレンドは上方向であるというポイントは押さえておきたいところです。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波始点ラインを守れるかどうか</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEim0WWDbGLpwBJwXCtUDEE8VBplRp9xlH1V3hJfKnb1pV2qpb3ws87IQ1ZJ_oVfwhcSCem9Pb6FLvqC82rUTmA-QmZxjsM9EZQ7tzKbNUShQPhSoNbRXLpCpMyri9xJrkACk111iGzJa2k/s1600/8.10.24+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEim0WWDbGLpwBJwXCtUDEE8VBplRp9xlH1V3hJfKnb1pV2qpb3ws87IQ1ZJ_oVfwhcSCem9Pb6FLvqC82rUTmA-QmZxjsM9EZQ7tzKbNUShQPhSoNbRXLpCpMyri9xJrkACk111iGzJa2k/s1600/8.10.24+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円日足チャートエリオット波動予想カウントです(M.F.Pivotをマルチタイム表示)。<br />
<br />
ドル円の今年初めからの上昇が1波延長型衝撃波であるならば、その始点ライン内で修正波は終了するはずですが、思いのほか弱い展開です。<br />
<br />
修正2波動目で拡大フラットが現れた場合、C波=A波×1.618を越えて、×2.618の大きさになることもあります(複合型の可能性もあり)。<br />
<br />
視点ラインを割れるまではこの目線で。<br />
<br />
現在はユーロ円に引っ張られ、東京時間に上げることができない状況です。ここからは、ユーロ円の反転がポイントとなるのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ユーロ円窓埋め完了</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLWLehXRdWSOqC9aQ15E_8TMMX7sfjiqTpxjQWWNkNHOXIwQ3yeBAi-uFnu3MaG6HdhMyt4p8lKaOP38LsAlPYS4HuMTCOPNSz0m3833YfrE9jzq46Wr1OG8Uv7P8cV1wX03i1rdB0kR4/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E5%2586%25868.10.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロ円週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLWLehXRdWSOqC9aQ15E_8TMMX7sfjiqTpxjQWWNkNHOXIwQ3yeBAi-uFnu3MaG6HdhMyt4p8lKaOP38LsAlPYS4HuMTCOPNSz0m3833YfrE9jzq46Wr1OG8Uv7P8cV1wX03i1rdB0kR4/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E5%2586%25868.10.jpg" title="" /></a></div>
上はユーロ円週足チャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
ユーロ円は、ドル円と同じくこの段階では推進波(1波延長型衝撃波)が現れていることから、<u>中期的</u>には上方向にトレンドがあると思われます(ドル円は5波延長型衝撃波)。<br />
<br />
また、ユーロドルが長期的には上方向なので、ユーロ円は<u>長期的</u>に見ても上方向の可能性が高いと予想しています。<br />
<br />
あとはどこで反転してくるかです。<br />
<br />
ユーロ円は大きな窓(2017年4月)を開けたままになっていましたが、直近の下降でこの窓埋めが完了しました(2018年12月の下降では完全に埋めきれていなかった)。<br />
<br />
RSI的に見ても、この窓埋めが目標であった可能性もありそうです。<br />
<br />
来週の週足で陽線が現れてくるかどうかに注目しています。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ポンドドル、5波動目エクステンション濃厚</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgI617uTSIHUCdYO_Ek0ERy6fKMDhLFFt87KJGHjw7Ayl54zBWuZYcmP5VEykSJGFnsUPkYc7h8FkgwJGEaFOzO7dW1GYsBbYTcziF-5Gk71RwWPmNf6xj6_TJR74-kWOf1_sAxSDrkHSM/s1600/%25E3%2583%259D%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB8.10+%25284%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ポンドドル週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgI617uTSIHUCdYO_Ek0ERy6fKMDhLFFt87KJGHjw7Ayl54zBWuZYcmP5VEykSJGFnsUPkYc7h8FkgwJGEaFOzO7dW1GYsBbYTcziF-5Gk71RwWPmNf6xj6_TJR74-kWOf1_sAxSDrkHSM/s1600/%25E3%2583%259D%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB8.10+%25284%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はポンドドル週足チャートエリオット波動予想カウントです。米ドルの展開はユーロドルとほぼ同じなので、最後にポンドドルを。<br />
<br />
ポンドドルは現在下降衝撃波を展開中。<br />
<br />
衝撃波の3波動目が1波動目の1.618倍で終わった後、次の4波動目がかなり深いプルバックとなりました(ユーロドルと米ドルの衝撃波の影響で理想的なポイントから折り返すことができなかった)。<br />
<br />
修正4波動目がこのように深く戻した場合は、必ずと言っていいほど次の5波動目がエクステンションしてきます。<br />
<br />
ポンドドルの現在の下降は延長波である可能性がかなり高いと言えそうです。<br />
<br />
その終点は、2-4チャネル3波ラインタッチ、若しくは4波動目最高値で0.618と0.382で分割されるポイントが有力ではないかと予想しています。<br />
<br />
<br />
米国の金融政策やトランプ大統領の口先介入などの不確定要素はありますが、現在優先順位の高いイメージを綴ってみました。以上、月間為替予想でした。<br />
<br />
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<br />
<br />
<br />
<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動</span></a></u>を使った分析手法では、中長期的なトレンドは読み易いのですが、調整の道のりが幾つかあるため、短期的な局面はなかなか思うようには進んでくれません。<br />
<br />
米ドルもこのまま順調に上抜けていくかは分かりません。ただ、5波動目が延長波であることは濃厚になってきていると言えそうです。<br />
<br />
衝撃波の延長波は強力な波動です。<br />
<br />
延長した波動は、トレンド方向に進む1.3.5波動目の中で一番大きな値幅になり、またチャート上では明らかにそれと分かるような力強い動きとなります。<br />
<br />
さらに言えば、延長波自体も衝撃波の形を取るため、エリオット波動で最も勢いのある波動となるのは「延長波内部波動のエクステンションした波動」です。<br />
<br />
直近の展開から考えると、米ドル推進波5波動目の延長波は3波延長型衝撃波(5-3波動目が強力)か5波延長型衝撃波(5-5波動目が強力)。<br />
<br />
この米ドルの「延長波内部波動のエクステンションした波動」が動き出せば、ドル円、ドルストレートはトレンド方向に力強く進んでいきそうです。<br />
<br />
<br />
<center>
<style>
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<br />
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</script>
</center>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">直近の波動展開は難解</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXQN5JJv61hrepOg_D1cuElThjpmWtfvjtwCkqqMKKOlGVF_ysYahGeV0lOk2ZvDG0uNBuj2AWVLuZYcO6A3mmsSnDwqokboH2jbtTeSOMWLe_TZFS4yHYO6TDPUic5WyiUbFhU_JPpQo/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB6.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXQN5JJv61hrepOg_D1cuElThjpmWtfvjtwCkqqMKKOlGVF_ysYahGeV0lOk2ZvDG0uNBuj2AWVLuZYcO6A3mmsSnDwqokboH2jbtTeSOMWLe_TZFS4yHYO6TDPUic5WyiUbFhU_JPpQo/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB6.15.jpg" title="" /></a></div>
上はユーロドル日足チャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
ユーロドルも米ドルと同じく今週末0-2チャネルに再び戻ってきています(M.F.Pivotレジスタンス3から反転→一目均衡表雲下限まで下降)。ただ、展開は難解。<br />
<br />
このような展開では、予想カウントをひとつに絞るのではなく、優先順位を付けながらできるだけ複数イメージしておくようにしていますが、直近のユーロドルの展開で優先順位が高いのは上のようなカウントです。<br />
<br />
直近の上昇はおそらく衝撃波。ただ、この推進波は新たなトレンドの足掛かりの1波動目ではなく、修正波トレンドの一部(c波推進波 フラット3-3-5の最後の5と予想)。<br />
<br />
そうすると前の黒点線枠の下降波動は推進波のはずですが、この波動は一見するとジグザグの3波構成に見えます。<br />
<br />
このような時には相関の米ドルの展開をよく参考にするのですが、米ドルの展開から考えると4波動目の修正が深くなった5波延長型衝撃波かもしれません。<br />
<br />
イメージとしては、<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: blue;">5波動目</span> 「1波延長型衝撃波」</li>
<li><span style="color: red;">副次波1波動目</span> 「リーディング・ダイアゴナルトライアングル」</li>
<li><span style="color: red;">副次波3波動目</span>内部波動1波動目 「5波延長型衝撃波」</li>
</ul>
<br />
このような推移ではないかと・・・。<br />
<br />
ただ、もし黒点線枠の下降波動がジグザグであるならば、ランニングトライアングルなど、まだ<span style="color: red;">2</span>の調整が続いている可能性もありそうです。<br />
<br />
遅かれ早かれユーロ円はドル円と上方向の展開になるとイメージしていますが(ドル円主導の相場)、その時にユーロドルがユーロ円の影響をどの程度受けるのか?<br />
<br />
この辺りもしっかりと見極めていきたいと考えています。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">黄金分割とチャネルの重なり</span></u></h2>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">トライアングルからの推進波</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhPqWxcimIN2zN1vy97cMKY8qgHLJkHDOF3EL2dIBZqnYq9F_8jq5hBZdrefwV63vY9rsCgJFauMIxaQ2Q2F1_1kSpWjm0sMKWp0yFtG49-Lxr1Pc6jSbRgb3weFLFDlWchhHaRRJPKLwo/s1600/6.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhPqWxcimIN2zN1vy97cMKY8qgHLJkHDOF3EL2dIBZqnYq9F_8jq5hBZdrefwV63vY9rsCgJFauMIxaQ2Q2F1_1kSpWjm0sMKWp0yFtG49-Lxr1Pc6jSbRgb3weFLFDlWchhHaRRJPKLwo/s1600/6.15.jpg" title="" /></a></div>
上はドル円週足チャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
ドル円はトライアングルが終点を迎え、既にC波推進波がスタートしていると予想しています。<br />
<br />
全体のフォーメーションはジグザグ修正波トレンドと予想。<br />
<br />
ジグザグ修正は5-3-5の波動展開で、A波とC波の推進波は衝撃波だけではなく、ダイアゴナルトライアングルも現れてきます。<br />
<br />
そして、B波はそれ自体ジグザグで展開されることが多いのですが、それ以外の調整パターンが現れてくることもあります。<br />
<br />
このドル円ジグザグ修正波トレンドは、B波がトライアングルになっているのではないでしょうか。<br />
<br />
トライアングルの<span style="color: blue;">E波</span>がチャネルを行き過ぎて終了後の展開は、3波延長型衝撃波(1波動目)→拡大フラット(2波動目)で、そのc波がa波の1.618倍ライン付近でもみ合っているといった状況ではないかとイメージしています。<br />
<br />
また、この付近はトライアングルA波終点(フェイラー)とC波終点を結んだトライアングルチャネル付近でもあります。<br />
<br />
<br />
RSIは売られすぎゾーン付近にあります。どうやら力は充分溜まっているようです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">5波動目のエクステンション</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdrszb9b9Vg8fmXOApmgCdyFPz0IU_YHmJtRyKibE8JKm5nFva8k9FWJmBJeq51doADfJhzQBhyphenhyphen7vXyiixUqo0z_eJVUfnExMi8-yv6byp9yKw8KbvWDaLTVe-VRVjRRFOU-w1rUX-4IU/s1600/6.15.4+%25283%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円4時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdrszb9b9Vg8fmXOApmgCdyFPz0IU_YHmJtRyKibE8JKm5nFva8k9FWJmBJeq51doADfJhzQBhyphenhyphen7vXyiixUqo0z_eJVUfnExMi8-yv6byp9yKw8KbvWDaLTVe-VRVjRRFOU-w1rUX-4IU/s1600/6.15.4+%25283%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円4時間足チャートエリオット波動予想カウントです(拡大フラットc波推進波)。<br />
<br />
前回の為替予想時点では、すでにc波が終了した可能性もあるとイメージしていました。<br />
<br />
反転後、修正4波動目の理想的終点を越えて上昇してきていましたが、1波動目終点付近でピタッと勢いが無くなってしまいました(前の5-2?)。もう1波残っていたようです(米ドルの調整も足りなかった)。<br />
<br />
4波動目が1波動目終点付近までプルバック。こうなると最後の5波動目は延長波となるのが常ですが、やはりエクステンション(延長波は5波延長型衝撃波)。<br />
<br />
その後は横這いの展開が続いていますが、既にトレンドが変わっている可能性がありそうです(最初の青丸のポイント、またはその次の青丸のポイント)。<br />
<br />
通常、波の節目ではポイントが幾つも重なって現れてきますが、<br />
<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: blue;">2-4チャネル3波ライン</span>タッチ</li>
<li>5波延長型衝撃波黄金分割ラインタッチ(4波最高値で0.618と0.382)</li>
<li>(c)=(a)×1.618ライン</li>
<li>トライアングルチャネルライン</li>
</ul>
<br />
<br />
この下降衝撃波はこれらのテクニカルポイントが重なる付近から反転してきています。<br />
<br />
「もう1波残っている」と考えている売り方がいる、またユーロ円の調整が終わっていない影響などから横這いの展開が続いていますが、すでに<span style="color: red;">0-2チャネルライン</span>内で2つの山を作っている可能性がありそうです(今週末は横這いの複合型修正波で窓埋め→反転の衝撃波?)。<br />
<br />
今のところ推進波の力強さは全くありませんが、来週以降<span style="color: blue;">2-4チャネル</span>を越えてくることができれば3波動目が本格的に動き出してくるのかもしれません。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">米ドル0-2チャネル内に切り返す</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjemQep3IWWktiAZE84JR9jZ9WfER9OrPfyjuuPFZ9idIeJQUTS5r1ZpkxgxCwvvzJ3B6AbYfYJuhKOKKEwm15ZqQJIcMLZ5-EHEXHaATcJ8owrYEYNjKAuctTSfUgJz76dXrjenTyazZI/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB6.15.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="米ドルDailyラインチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjemQep3IWWktiAZE84JR9jZ9WfER9OrPfyjuuPFZ9idIeJQUTS5r1ZpkxgxCwvvzJ3B6AbYfYJuhKOKKEwm15ZqQJIcMLZ5-EHEXHaATcJ8owrYEYNjKAuctTSfUgJz76dXrjenTyazZI/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB6.15.jpg" title="" /></a></div>
上は米ドルDailyラインチャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
米ドルは0-2チャネルラインを割り込んでいましたが、再びチャネル内に切り返してきています(このようなパターンはトレンドが進んでいくトリガーになることが多い)。<br />
<br />
※株式市場とは異なり、為替市場では各通貨が影響し合いながらトレンドが進んでいくため、一時的にチャネルラインを行き過ぎたり、衝撃波のルールが破れてしまうことがあります。<br />
<br />
すんなりとは上昇しませんが、既に5波動目の終点を1度明確に越えてきているので、どのような道のりになるにせよ最終的には5波動目がエクステンションしてくることが濃厚。<br />
<br />
この下降により、下位の段階の<span style="color: #e06666;">0-2チャネル</span>で2つの山を作った可能性があります。<br />
<br />
また、分足レベルの段階で、既に下降ターンのチャネルを明確に越えてきており、トレンドが上に変わっているようです。そうすると、このターンで上抜けていく可能性が高いのかもしれません。<br />
<br />
米ドルが直近高値を勢いよく越えてくる時は、ユーロドルの売り、またドル円の買いのタイミングになりそうです。<br />
<br />
<br />
<style>
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</div>
皆さんは、相場に現れるラクタル(英ではFractal、仏ではFractale)をご存じでしょうか。「聞いたことはあるけど詳しくは知らない」という人が多いのではないでしょうか。<br />
<center>
<style>
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<!-- 3.16とうこううえ -->
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</script>
</center>
<br />
<br />
それもそのはずで、相場に現れるフラクタルを取り上げた専門書やネット上の記事はあまりありません。<br />
<br />
フラクタルとは、どんな小さな部分をとっても全体に相似しているものをいい(自己相似)、自然界の様々な所に現れてきます。<br />
<br />
相場の変動(チャート)にもフラクタルな構造が現れてきます(投資家の群集心理もある意味で自然なもの)。<br />
<br />
実は、相場のフラクタルはエリオット波動と深い関係にあり、このポイントを理解すると、より一層エリオット波動が使いこなせるようになってきます。<br />
<br />
そこで今回は、相場におけるエリオット波動とフラクタルの関係について掘り下げてみたいと思います。<br />
<br />
こちらをご覧になる前に<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ」</span></a></u>を読んで頂くと分かり易いと思います。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDADS-SzwH-dXgYn7eoE37pB3D-qIPugTTsnwLevKEKwhPseb_5a9xaReDXRSTP9NZUvUDPEr7_vdC2u_O_SudE4AVrZLT91sNYmV42BXz6GJIKJmk9S7JQVJ-wUGaM09z6Y-5amCACN8/s1600/602e3a7e1d152445321520f40fe012e4_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="アイキャッチ画像" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDADS-SzwH-dXgYn7eoE37pB3D-qIPugTTsnwLevKEKwhPseb_5a9xaReDXRSTP9NZUvUDPEr7_vdC2u_O_SudE4AVrZLT91sNYmV42BXz6GJIKJmk9S7JQVJ-wUGaM09z6Y-5amCACN8/s320/602e3a7e1d152445321520f40fe012e4_s-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>フラクタルとは?</u></span></h2>
<div>
<br /></div>
<div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">自己相似な構造</span></h3>
<br />
<br /></div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcgxUtUrsMhwfljnQB1WuOwNVC6ZYpqfzAjjY_52f2LQ716CRk11Bc5skgvb0qwHv_5hgYr0FuSc4bItYtenSKc3qM2WmdtLBdjhFiCmMHEyPogk5Uz1hy8KE1OVyrqhf72Km_lu5ToSA/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フラクタル図形" border="0" data-original-height="426" data-original-width="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcgxUtUrsMhwfljnQB1WuOwNVC6ZYpqfzAjjY_52f2LQ716CRk11Bc5skgvb0qwHv_5hgYr0FuSc4bItYtenSKc3qM2WmdtLBdjhFiCmMHEyPogk5Uz1hy8KE1OVyrqhf72Km_lu5ToSA/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB-min.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<br />
フラクタルは、イギリスの気象学者ルイス・フライ・リチャードソン(1881~1953)により発見され、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ(1924~2010)により一般化された概念です。<br />
<br />
フラクタルは「どんなに小さな部分をとっても、全体に相似している図形(構造)」のことをいいます。<br />
<br />
少し分かりにくいので、上の「シェルピンスキーのギャスケット」と呼ばれる図形を使って説明します。<br />
<br />
この図形は、全体的に見るとひとつの三角形ですが、注視すると4つの相似の三角形が集まってできあがっていることが分かります。<br />
<br />
さらに、そのうちのひとつの三角形をよく見ると、その三角形も4つの相似の三角形が集まってできあがっていることに気付きます。<br />
<br />
この流れが無限に続いてできあがっているのが、フラクタルで代表的な図形と言われる「シェルピンスキーのギャスケット」で、どんなに小さな部分を切り取って見ても相似の三角形が現れます。<br />
<br />
このような構造がフラクタルです。<br />
<br />
このフラクタルは、自然界の様々な所に存在します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">自然界のフラクタル</span></h3>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsHcaHgeFLlUV73Ou5zW5zrPVnsfc8xlY3m0NblnNAB8VuVGSqWOz_7LGaPniUBZ47XOnaSoblxF3ztKTvvow-OMytBP42ilXad3TZoc8l1auYEUeUj7HnmRE_JbbYNajW-6DAaWkHKgY/s1600/%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25802-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="シダの画像" border="0" data-original-height="480" data-original-width="640" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsHcaHgeFLlUV73Ou5zW5zrPVnsfc8xlY3m0NblnNAB8VuVGSqWOz_7LGaPniUBZ47XOnaSoblxF3ztKTvvow-OMytBP42ilXad3TZoc8l1auYEUeUj7HnmRE_JbbYNajW-6DAaWkHKgY/s400/%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25802-min.jpg" title="" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
地形や川(地学)、植物の構造や血管の構造(生物)、星の分布や土星の輪(宇宙)、固体の表面や放電パターン(物理化学)など、自然界にはたくさんのフラクタルが存在します。<br />
<br />
シダもそのひとつです。シダは小さな葉が結びついてひと回り大きな葉を作り出していますが、その小さな葉は、ひと回り大きな葉の相似形となっています。<br />
<br />
この他にも、海岸線、山の形、雲など、一見すると不規則に見えるようなものでも、細部まで見るとフラクタル構造になっているものが自然界にはよくあります。<br />
<br />
ある意味では、フラクタルは自然の法則であると言えるかもしれません。<br />
<br />
実は、このフラクタルは相場の変動(チャート)にも現れます。<br />
<br />
相場の値動きには群集心理が反映されるので、幾つかの自然の法則が普遍的に存在します。エリオット波動やフィボナッチはその典型的なものですが、このフラクタルもそのひとつです。<br />
<br />
何を隠そう、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロがフラクタルの着想を得たのは、株価のチャートからであると言われています。<br />
<br />
そして、エリオット波動理論の生みの親であるR.N.エリオット(1871~1948)は、早くからこの自然の法則を株価チャートの中に見つけ出していました。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">相場のフラクタル構造</span></u></h2>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFI9nGhCkkf3LDcLfBeF4RSb9jk-DNkOmn2x9iToA2qxAjP38D3hMtIvlyMpqNgBxSjShUN1imRcovjJVdgVABjeu3AiJTtGXqcrJ_Lhug49VC2xwiIUX3Bn8u9FB3dSEiJGtRm1VtLmg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E8%25A6%258B%25E3%2581%2588%25E6%2596%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFI9nGhCkkf3LDcLfBeF4RSb9jk-DNkOmn2x9iToA2qxAjP38D3hMtIvlyMpqNgBxSjShUN1imRcovjJVdgVABjeu3AiJTtGXqcrJ_Lhug49VC2xwiIUX3Bn8u9FB3dSEiJGtRm1VtLmg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E8%25A6%258B%25E3%2581%2588%25E6%2596%25B9.jpg" /></a></div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
相場のチャートは、時間軸の違いによって見え方が変わってきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
たとえば、週足チャートでは上昇トレンドに見えるような相場の変動も、日足チャートでは下降トレンドのように見え、また、さらに時間軸を落とした時間足チャートでは上昇トレンドに見えるような場合もあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
このように、相場の変動は時間軸によってバラバラで、一見するとそこには何の関係性もないように思えてしまいます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、実は相場には段階があり(フラクタルの次元)、このような各時間足の動きは密接に連動しています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そしてさらに言うと、エリオット波動のサイクルととても深い関係にあります。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">エリオット波動の8波1サイクル</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgzML8FLnrmJYv1g9SZZ05rnEDZfKgjM8Mdt_1I0COdWcpcpsd_zPkxjem7kBv1R2Lf0uejravk-wWgXQ0vumfQqUQUvlKYhxQoKd64C4xRYBJBVKAtknyi4SuokFfahLN3oKc_cVtDek/s1600/8%25E6%25B3%25A21%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB333.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="8波1サイクルイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgzML8FLnrmJYv1g9SZZ05rnEDZfKgjM8Mdt_1I0COdWcpcpsd_zPkxjem7kBv1R2Lf0uejravk-wWgXQ0vumfQqUQUvlKYhxQoKd64C4xRYBJBVKAtknyi4SuokFfahLN3oKc_cVtDek/s1600/8%25E6%25B3%25A21%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB333.jpg" title="" /></a></div>
相場は、波のように寄せては返すをくり返しながらトレンド方向に進んでいきます。</div>
<div>
<br />
エリオット波動理論で具体的に言うと、5つの波の推進波(Motive Waves)でトレンド方向に進み、3つの波またはその変形の修正波(Corrective Waves)でその動きを調整するという動きです。<br />
<br />
この5波+3波の合計8波がエリオット波動の1サイクルです。<br />
<br />
冒頭の「シェルピンスキーのギャスケット」は、三角形がフラクタルの基本形となっていましたが、相場ではエリオット波動の8波1サイクルがその役割を果たします。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">相場の段階とフラクタル構造</span></h3>
</div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgiyFq9sQko8dFnT3jEYVoiLh0xMCGc0VsJnhr-6C4-qVU2KINix5VHRcjcP8Hhz-EtC6vXg5_AzEA9LJjl2-poaCHTkKnvOjks1ACysQSROKRVCLTDiJ1TaJkTDSYtGNOI6wTD7JXQ7mg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB777.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動のフラクタルイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgiyFq9sQko8dFnT3jEYVoiLh0xMCGc0VsJnhr-6C4-qVU2KINix5VHRcjcP8Hhz-EtC6vXg5_AzEA9LJjl2-poaCHTkKnvOjks1ACysQSROKRVCLTDiJ1TaJkTDSYtGNOI6wTD7JXQ7mg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB777.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
エリオット波動の8波1サイクルは、そのサイクルが終わると自己相似のサイクルが再び現れます。<br />
<br />
こうして相場が進んでいくと、ひと回り大きなもうひとつのサイクルが作り出されます。<br />
<br />
こうして出来上がるのがフラクタルの次元である相場の段階(Degree)です。<br />
<br />
※R.N.エリオットは、その段階の9つに分けて名称をつけています(グランドスーパーサイクル~サブミニュエット)。しかし、これらの名称はそれほど重要ではありません。相場には段階があるということを理解しておけば大丈夫です。</div>
<div>
<br />
上の図は、エリオット波動サイクルをイメージしたものですが、この中には3つの段階を確認できます。<br />
<br />
まず、黒点線丸の1~5(5波)+a~c(3波)でひとつの8波1サイクルを構成していますが、これが1つ目の段階です。<br />
<br />
次に、1つ目の8波1サイクルが繰り返し現れることにより、ひと回り大きな<span style="color: red;">1波</span>~<span style="color: red;">5波</span>(5波)+<span style="color: red;">a波</span>~<span style="color: red;">c波</span>(3波)の8波1サイクルを作り出しています。これが2つ目の段階です。<br />
<br />
そして、2つ目の8波1サイクルで、さらにひと回り大きな<span style="color: lime;">1波</span>と<span style="color: lime;">2波</span>を作り出しています。これが3つ目の段階です。<br />
<br />
上の図では3つの段階しか確認できませんが、このサイクルの流れはここで終わることはなく無限に続いていきます。<br />
<br />
つまり、相場にはいくつもの段階があり、どれだけ上の段階を見ても、逆にどれだけ下の段階を見てもエリオット波動サイクルの8波1サイクルが現れてくるというわけです。<br />
<br />
これが相場におけるフラクタル構造です。<br />
<br /></div>
<div>
相場のチャート(変動)は時間軸によってバラバラで、一見するとそこには何の関係性もないように思えてしまいますが、それは段階の違うエリオット波動サイクルを見ているためです。<br />
<br />
実は、週足チャート、日足チャート、時間足チャートなどに現れる各段階は、それぞれ密接に連動しながら同時並行で進んでいるんです。<br />
<br />
次に、実際のチャートでエリオット波動サイクルのフラクタル構造を確認してみます。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">実際のチャートで見るフラクタル構造</span></u></h2>
</div>
<div>
<br />
<br />
実際のチャートでエリオット波動サイクルのフラクタル構造を確認する前に、推進波と修正波の種類と特徴は習得しておくことをお勧めします。<br />
<br />
<div>
<span style="background-color: white;">相場を力強く押し進める5つの波の推進波には、衝撃波(3つの種類がある)とダイアゴナルトライアングル(2</span><span style="background-color: white;">つの種類がある</span><span style="background-color: white;">)があり、</span><span style="background-color: white;">この辺りが理解できていなと実際の相場に現れるエリオット波動サイクルは見え難くなってしまいます。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">また、実際の相場に現れる推進波は、理想的な形のものばかり現れてくるわけではありません。なので、衝撃波の3つのルールも習得しておくこともお勧めします。</span><br />
<br /></div>
<div>
<span style="background-color: white;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: white;">※推進波の種類については<span style="color: blue;">「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</span></a></u>」</span>をご覧ください</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">また、衝撃波の3つのルールについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_83.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動におけるサイクルと必然的なルールとは?</span></a></u>」をご覧ください</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span></div>
<br />
<br />
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">3波延長型衝撃波(推進波)のサイクルイメージ</span></h3>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMJeuioKJByAsNStZ8sQ1NA6YcHzvT-gBOJNomnuDbEnbo4_a8hBKSaCxa3ePwxsG07scLbKRCBZwDHfpHCPLFUj93j9X79YtLrz4qkU_WptwvIfK1eEjmRHG8vfnPQjNGX2-KCmJDCDo/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2580%2580%25E7%2590%2586%25E6%2583%25B3%25E7%259A%25843%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="推進波(3波延長型衝撃波)サイクルイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMJeuioKJByAsNStZ8sQ1NA6YcHzvT-gBOJNomnuDbEnbo4_a8hBKSaCxa3ePwxsG07scLbKRCBZwDHfpHCPLFUj93j9X79YtLrz4qkU_WptwvIfK1eEjmRHG8vfnPQjNGX2-KCmJDCDo/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2580%2580%25E7%2590%2586%25E6%2583%25B3%25E7%259A%25843%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="background-color: white;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: white;">ほとんどの衝撃波には延長波が含まれます(エクステンションと言います)。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">延長波とは、さらに小さく細分化される波を持つ延長した衝撃波で、</span><span style="background-color: white;">トレンド方向に進む1波動目、3波動目、そして5波動目の内のいずれかひとつに内包され、</span><span style="background-color: white;">チャートにはっきりと浮き出てくる形で現れてきます</span><span style="background-color: white;">。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">当然、延長波を内包する波動はトレンド方向に進む3つの波のうち最も大きな波動となります。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">※延長波は衝撃波の形を取るため、それ自体</span><span style="background-color: white;">も</span><span style="background-color: white;">延長波を内包する</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">上の図は、推進波の中で最もよく現れてくる</span><span style="background-color: white;">3波延長型衝撃波のサイクルイメージです(副次波は全て3波延長型衝撃波)。</span><br />
<br /></div>
<div>
<span style="background-color: white;">3波動目に延長波を内包(エクステンション)する衝撃波で、波の大きさは3波動目>5波動目>1波動目です(稀に</span><span style="background-color: white;">3波動目>1波動目>5波動目</span><span style="background-color: white;">)。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">この3波延長型衝撃波は、5波+3波のエリオット波動サイクルの繰り返しにより完成されていて、下の段階のどの部分を切り取って見てもエリオット波動サイクルが現れてくるフラクタル構造になっています。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;"><span style="background-color: white;">この3波延長型衝撃波のサイクルは、</span><span style="background-color: white;">実際のチャートで</span><span style="background-color: white;">どのように見えるのでしょうか。</span></span><br />
<span style="background-color: white;"><span style="background-color: white;"><br /></span></span>
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">※衝撃波のエクステンションについては、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</span></a></u>をご覧ください</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: white;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">実際の米ドルラインチャート</span></h3>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnhwPuk7iYGvpmTYY_lFLvJ2UePbzcZYlf20Gbd2PNFWNd8swwawcSlvVBJNEFaS2u_O1YaQkGucSeDvXlo4gEvx3d6mGQZLBNCvC4QIsUD82uoftJiclAI3aYS_Nc1Up2WieGGDpgN-g/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2580%2580%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="米ドル(ドルインデクス)Dailyラインチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnhwPuk7iYGvpmTYY_lFLvJ2UePbzcZYlf20Gbd2PNFWNd8swwawcSlvVBJNEFaS2u_O1YaQkGucSeDvXlo4gEvx3d6mGQZLBNCvC4QIsUD82uoftJiclAI3aYS_Nc1Up2WieGGDpgN-g/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2580%2580%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上は米ドル(ドルインデクス)Dailyラインチャートに現れた3波延長型衝撃波です(但し、5波延長型衝撃波に発展する可能性あり)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動サイクルを繰り返しながら上昇しており、実際の相場のチャートもフラクタル構造になっていることがよく分かります。<br />
<br />
<span style="color: blue;">1波動目</span>の推進波は、この時間軸ではハッキリと確認できませんが、<span style="color: red;">延長波</span><span style="color: blue;">3波動目</span>が3波延長型衝撃波→<span style="color: blue;">5波動目</span>が1波延長型衝撃波という展開であることが確認できます。<br />
<br />
また、浮き出ている<span style="color: red;">延長波</span>の<span style="color: blue;">3波動目</span>をよく見ると、その内<span style="color: red;">部波動3波動目</span>は1波延長型衝撃波→<span style="color: red;">5波動目</span>は5波延長型衝撃波であることもあわせて確認できます。<br />
<br />
さらに時間軸を落として下の段階を見ても、きっと同じようなエリオット波動サイクルが現れてくるはずです。<br />
<br />
為替相場などは、市場をリードしている通貨の影響を受けるため、ときに分かり難くなることもありますが、上のチャートのように実際の相場にもフラクタル構造が現れてきます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">フラクタルの縦軸で現在地を捉える</span></u></h2>
<br />
<br />
エリオット波動サイクルの横の流れ(横軸)において、新たなトレンドがスタートして5波動構成の推進波が現れたのであれば、その次には3波動(又はその変形)構成の修正波が続くことが予想されます。<br />
<br />
このように、エリオット波動のサイクルを理解していると相場の大まかな現在地を推定できるようになるため、海外では「エリオット波動は相場の未来予想図である」と言われています。<br />
<br />
ただ、横軸だけではエリオット波動を使いこなせているとは言えないようです。<br />
<br />
ここからは、フラクタルの縦軸を利用して相場の現在地をより深く捉える手法をご紹介します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">横軸だけでは次の展開は読めない?</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKg-qMCFW8IMb797w8j348-r609xiwdfyHboMkUawXq_TNcSPZfAim9Xy-6nvWthLOsCURkKYY2K3R5ZdpcvNPJTaW73ZoqcCd_3qEo3u9TuBUVqNq1yNnzKYe0qZ3ZrE-T6JxEEwpqpM/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2580%2580%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.9++%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル為替相場4時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKg-qMCFW8IMb797w8j348-r609xiwdfyHboMkUawXq_TNcSPZfAim9Xy-6nvWthLOsCURkKYY2K3R5ZdpcvNPJTaW73ZoqcCd_3qEo3u9TuBUVqNq1yNnzKYe0qZ3ZrE-T6JxEEwpqpM/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2580%2580%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.9++%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上は、ユーロドル為替相場4時間足チャートです。<br />
<br />
横軸を確認すると、まず黒丸のポイントでトレンドが変わり、そこから5波動構成の推進波が現れていることが分かります。<br />
<br />
その推進波は、<span style="color: blue;">4波動目</span>最安値で0.618と0.382に区分され、また<span style="color: blue;">2-4チャネル3波ライン</span>タッチで終点を迎えた5波延長型衝撃波(4波動目のリトレイスが深くなると5波動目の多くはエクステンションしてくる)。<br />
<br />
この推進波の後には3波構成の修正波が続くことが予想されますが、やはり現れたのはジグザグ修正波(C波はエンディング・ダイアゴナルトライアングル)。<br />
<br />
そして、前の5波延長型衝撃波の5-2の安値付近までプルバックして、そろそろ反転してきそうな局面です。<br />
<br />
エリオット波動サイクルで考えれば、この次には5波動構成の推進波が続き、トレードチャンスであることは分かります。<br />
<br />
しかし、この横軸だけでは、次の推進波がひと回り上の段階の(3波動目)であるのか、それとも(C波)の展開になるのかまでは正確に読めません。<br />
<br />
せっかくタイミングよくエントリーできたとしても、正確な現在地が分からなければ「3波動目の展開だった! 利益確定が早すぎた」ということにもなりかねません。<br />
<br />
このような場合に、フラクタルの縦軸を利用すると、相場の現在地をより深く捉えることができます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">時間軸を上げて上位のサイクルを確認する</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhrpB0W3Htyk9u2FZAvP9pS5eSswyYU9ce83aoEphO6ydHuCv_aEFitGY4iLxWz3H3l8h79nVUtlo7upvYEcME8bXzy3jjkxrbFTCH-3_EOVBq_BBYZJMozvOAi8paAc-eSVWUYSDZJCo/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB+3.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル為替相は日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhrpB0W3Htyk9u2FZAvP9pS5eSswyYU9ce83aoEphO6ydHuCv_aEFitGY4iLxWz3H3l8h79nVUtlo7upvYEcME8bXzy3jjkxrbFTCH-3_EOVBq_BBYZJMozvOAi8paAc-eSVWUYSDZJCo/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB+3.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
時間軸を上げて、上位の段階のエリオット波動サイクルを確認してみます。上はユーロドル為替相は日足チャートです(先程の4時間足チャートは、<span style="color: blue;">青色点線枠</span>の部分)。<br />
<br />
この日足チャートの段階の横軸を確認すると、トレンド転換ポイントからの<span style="color: blue;">1波動目</span>はリーディング・ダイアゴナルトライアングル(推進波)。<br />
<br />
<span style="color: blue;">3波動目</span>が副次波<span style="color: red;">4波動目</span>安値で0.618と0.382で区分され、<span style="color: red;">2-4チャネル3波ライン</span>タッチで終点を迎えた5波延長型衝撃波。<br />
<br />
そして、<span style="color: blue;">3波動目</span>の展開が、<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: blue;">1波動目</span>×1.618を越えて×3.00の大きさとなっている</li>
<li>0-2チャネルを越えてきている</li>
</ul>
<br />
ことから、この日足チャートの段階におけるフォーメーションは衝撃波である可能性が高いと予想できます。<br />
<br />
つまり、先程の4時間足チャート(<span style="color: blue;">青色点線枠</span>)において次に展開される推進波はC波ではなく、<span style="color: blue;">5波動目</span>の内部波動の3波動目のそれであるということがイメージできるようになるわけです。<br />
<br />
※フィボナッチを使った衝撃波の見極めについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_15.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法を徹底解説</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">その後の展開を確認してみると・・・</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjw3tYsS41FwoIWIriTOGDuyMRRr1cqfNeJUlO1UUHSON4ryHwYEgC823dP4aJ4fITGPUu5Gz-PeBJeNo_Qv3aX8iCmziT1qw7gLRWmNM1RQf-OcJ2EivR5xbw7qbXjIzfB21NGoNXdF-4/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB+4+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル為替相は日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjw3tYsS41FwoIWIriTOGDuyMRRr1cqfNeJUlO1UUHSON4ryHwYEgC823dP4aJ4fITGPUu5Gz-PeBJeNo_Qv3aX8iCmziT1qw7gLRWmNM1RQf-OcJ2EivR5xbw7qbXjIzfB21NGoNXdF-4/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB+4+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
その後の展開を確認してみると、やはり<span style="color: blue;">5波動目</span>の内部波動3波動目の推進波が現れています。<br />
<br />
その後、内部波動4波動目→内部波動5波動目と続き、最後はこの日足段階の<span style="color: blue;">2-4チャネル1波ライン</span>タッチで衝撃波全体が完成という流れでした。<br />
<br />
もし、先程の4時間足チャート(<span style="color: blue;">青色点線枠</span>)の段階で、次が<span style="color: blue;">5波動目</span>の内部波動3波動目の推進波であることが推定できていたならば、適切なポイントで利益確定できていたはずです。<br />
<br />
この一例のように、その段階(横軸)だけでは次の展開が判断できないような局面では、フラクタルの縦軸を使うことにより相場の現在地をより正確に捉えることができるようになってきます。<br />
<br />
また、今回は上位の段階のエリオット波動サイクルを確認する例を挙げていますが、逆に下位の段階のエリオット波動サイクルを確認することにより、その段階のフォーメーションを見極めるといった使い方もあります。<br />
<br />
<br />
このようにフラクタルの縦軸を使うことができるようなれば、かなりエリオット波動を使いこなせていると言えそうです。<br />
<br />
※エリオット波動で代表的な2つの足の使い方については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/01/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">どの足を使っていますか? エリオット波動における足の選び方と使い方</span></a></u>」をご覧ください。<br />
<br /></div>
<div>
<center>
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</center>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">フラクタルのまとめ</span></u></h2>
<br />
<ul>
<li>フラクタル構造では、その形の一部が全体の形と自己相似な構造になっている</li>
<li>自然界には地形や植物の構造などたくさんのフラクタル存在する</li>
<li>相場の変動にもフラクタルは現れる</li>
<li>相場のフラクタルは8波1サイクルが基本形となる</li>
<li>8波1サイクルの繰り返しで、ひと回り大きな段階の相似のサイクルが作られる</li>
<li>つまり、相場にはフラクタル次元の段階があり、各段階は密接に連動している</li>
<li>フラクタルの縦軸を利用すると、相場の現在地がより深く捉えられるようになる</li>
</ul>
<div>
<br />
エリオット波動は、横軸だけでも相場のおおよその現在地を捉えることができますが、フラクタルの縦軸を使うと、さらに深く現在地を捉えることができるようになってきます。<br />
<br />
ぜひ皆さんも試してみてください。<br />
<br />
以上、今回は相場におけるエリオット波動とフラクタルの関係について掘り下げてみました。<br />
<br /></div>
</div>
<div>
※エリオット波動のカウントについては<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/11/elliottwave-count.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 波の数え方! 精度を上げるカウント手法」</span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-80416536147480693342019-05-19T12:54:00.000+09:002020-04-06T13:12:47.212+09:00次のターンはドル買い円売り? ドル円3波動目の行方推進波トレンドを展開していると予想しているドル円ですが、再び大きく下降してきています。ネット上では「100円~105円付近まで下降してくるのでは?」という予想も見受けられるようになりました。<br />
<br />
下値目途はどの辺りになるのでしょうか?<br />
<br />
<br />
<br />
米ドルが5波動目の終点を明確に越えてきています。5波動目が延長波であることが濃厚となってきたようです。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、ドル円はこのドル高の流れに全く乗れておらず、まだまだ下降していきそうな雰囲気もあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
とはいえ、米ドルとドル円は基本的には相関の関係にあり、米ドルの5波動目が延長してくるのであれば、ドル円もいずれどこかで反転してくるはずです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そのカギはクロス円が握っているのではないでしょうか。「ユーロ円やポンド円が下降衝撃波の2-4チャネルを越えてくるタイミング=ドル円3波動目が本格的に動き出すタイミング」となるのではとイメージしています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
このイメージでいくと、次のターンはドル買い円売りの流れです。もしそうであるならば、次のターンで熱い通貨ペアはドル円では・・・。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ユーロドル、5波動目終点越え</span></u></h2>
<h3>
<span style="background-color: #ffe599;"><br /></span></h3>
<h3>
<span style="background-color: #ffe599;">ユーロドルの目標はこの辺り?</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgELgqjFyn1vRs5q8Z0lP7YciFSPsT1sgOALUCuGE8kLinxfS_1EA5zOhXqkPj0HZDkq-0JXS7mgQUhLBA1pGTPaytQwYGDfFF1HoWD8MujXryQfp4q8yvAdxuenreU-sTvu7ZVjm7YUDg/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB5.18+%25283%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル長期チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgELgqjFyn1vRs5q8Z0lP7YciFSPsT1sgOALUCuGE8kLinxfS_1EA5zOhXqkPj0HZDkq-0JXS7mgQUhLBA1pGTPaytQwYGDfFF1HoWD8MujXryQfp4q8yvAdxuenreU-sTvu7ZVjm7YUDg/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB5.18+%25283%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
ユーロドルは、2-4チャネルにタッチして終点を迎えたと思われる5波動目の終点を明確に下抜けてきました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
これで、5波動目が延長波である可能性が高くなってきました(b波が浅いリトレイスのジグザグの展開である可能性もある)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そこで、ユーロドルのここまでの展開を少し振り返ってみたいと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ユーロドルは、2017年1月から推進波トレンドで3波延長型衝撃波で大きく上昇してきましたが、ユーロドルの上位の段階の波動展開のイメージが絞り込めていないため、この衝撃波の判断ができていません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動では、推進波は、推進波トレンドの1波動目、3波動目、5波動目の他に、修正波トレンドのA波やC波にも現れてきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ユーロドルのこの3波延長型衝撃波は、新たな上昇の1波動目、又は修正波トレンドのC波の可能性があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
両目線ではあるものの、優先順位が高いのは米ドルと同じ展開の後者です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もしイメージがあっているのであれば、2018年2月からの下降は5波延長型衝撃波で、その最終的な目標は、4波動目の最安値、又は最高値で0.618で区分されるポイント付近となるのではと予想しています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">次の目標は0-2チャネル越え</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLttoWrNgicDkNdSyZ_cfdQmvpgoz75dX0O7K71A6bhR0cWLx1gXSAJv3PvWBBhEcgUws8vEefERdZxjpDE4zwhCt4-hPqvYizesMRW6NR12ATb8MuI4si584VPjUbXOctb9TjApPTqA0/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB5.18.24+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLttoWrNgicDkNdSyZ_cfdQmvpgoz75dX0O7K71A6bhR0cWLx1gXSAJv3PvWBBhEcgUws8vEefERdZxjpDE4zwhCt4-hPqvYizesMRW6NR12ATb8MuI4si584VPjUbXOctb9TjApPTqA0/s1600/%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB5.18.24+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div>
ユーロドル日足チャートエリオット波動予想カウントです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ユーロドルは、5波+3波のエリオット波動サイクルを繰り返しながら着実に下降しています。とはいえ、ポンドドルとは違い、ここまで延長波の勢いはあまり感じられません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
その展開は、<span style="color: #e06666;">1</span>.リーディング・ダイアゴナルトライアングル→<span style="color: #e06666;">2</span>.ジグザグ(FR61.8)→5波延長型下降衝撃波→おそらくジグザグ(5-2波高値までプルバック)→5波延長型下降衝撃波と続き、直近の反転がジグザグ(b波トライアングル)の3波止まりという流れだと予想しています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
上方向は全て3波動構成、下方向は全て5波動構成が現れているので、トレンド波は下方向で間違いないと思います。<br />
<br />
ドル円の3波動目が動き出せば、ユーロドルの延長波にも勢いが出てくるのではないでしょうか(ただ、ランニングトライアングルなど、まだ<span style="color: #e06666;">2</span>が継続している可能性もあり)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
来週は、直近安値(1.11103)を下抜けて、下の段階の<span style="color: #e06666;">0-2チャネル</span>越えてこれるかが焦点となりそうです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">ドル円、節目を折り返した?</span></u></h2>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フラット修正波からの3波動目</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVUlItN2Co67RFvypxJl_beY07Oocm8p1O5qj_Of-lkgx5tPwJGsTMOAVfisGEs9p4HpamyuFwPmsz4MckulpglZ4fYSWqvtWPdsBJDAblaszsVwGHVfMvbw8IfHiFbJSRi6r-khkFb0U/s1600/5.18+%25283%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVUlItN2Co67RFvypxJl_beY07Oocm8p1O5qj_Of-lkgx5tPwJGsTMOAVfisGEs9p4HpamyuFwPmsz4MckulpglZ4fYSWqvtWPdsBJDAblaszsVwGHVfMvbw8IfHiFbJSRi6r-khkFb0U/s1600/5.18+%25283%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
ドル円日足チャートエリオット波動予想カウントです。<br />
<br />
まずは、現在地の確認。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ドル円は、上位の段階で、A波(5)→B波(3)→C波(5)のジグザグを展開していることが濃厚。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
2019年からの展開は「トライアングルの<span style="color: lime;">E</span>がチャネルを越えてB波が終了→C波の推進波トレンドが進行中」という流れであると予想しています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: lime;">E</span>の次に3波延長型衝撃波が現れているのがその証で、ひと回り上の段階のトレンドが上方向であることを示唆しているようです。<br />
<br />
この衝撃波は、推進波トレンド5-3-5-3-5の最初の5である可能性が高いのではないでしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
次に、直近の波動展開。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ドル円は、1波動目のFR50.0でサポートされ反転していましたが、ここまでが修正波の<span style="color: red;">A波</span>であったようです(修正期間、段階の見極めは難しい)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
修正パターンは、フラット修正波(もしくは拡大フラット修正波 この辺りは微妙)で、直近の下降は3-3-5の最後の5である<span style="color: red;">C波</span>下降衝撃波。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
その<span style="color: red;">C波</span>は、既に<span style="color: red;">A波</span>×1.382ラインに到達して、<span style="color: blue;">1波動目</span>のFR61.8(実線ベース)をリトレイスしてきています(この辺りはM.F.Pivotのサポート4でもある)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動では、修正2波動目は深いリトレイスで、1波動目のFR50.0、FR61.8付近までプルバックしてくることが多いというガイドラインがあります(波の個性)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この週末その理想的なポイントのひとつから反転してきていますが、節目を折り返して既に<span style="color: blue;">3波動目</span>がスタートしている可能性もありそうです(「最後の小さな1波が残ってた!」ということはよくあるのですが・・・)。<br />
<br />
<br />
時間軸を落として<span style="color: red;">C波</span>を確認してみます。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #ffe599;">もう1波残っているようにも見えますが・・・</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiFIm2VaLsQKsQQSup3bZMyI34gtIYFoMtl5eMtt-5pwOxz3S35nxUqZVSY1GenhhvgiDROD5twMH4p31TZPNsFGAH9WCLRsmhUQZFwEhMH_2bdZXTByZXeGrly0B_ykKuHHCBeLXsVYvU/s1600/5.18.1+%25284%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドル円4時間足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiFIm2VaLsQKsQQSup3bZMyI34gtIYFoMtl5eMtt-5pwOxz3S35nxUqZVSY1GenhhvgiDROD5twMH4p31TZPNsFGAH9WCLRsmhUQZFwEhMH_2bdZXTByZXeGrly0B_ykKuHHCBeLXsVYvU/s1600/5.18.1+%25284%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
ドル円4時間足チャートエリオット波動予想カウントです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
フラット修正波3-3-5の最後の<span style="color: red;">C波</span>下降衝撃波です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
一見すると、3波動目が終わったところで、まだ最後の5波動目が残っているように見えます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、ガイドラインを使いながら波を数えていくと、優先順位が高いカウントは上のようになります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li>1波動目 リーディング・ダイアゴナルトライアングル</li>
<li>2波動目 ジグザグ修正波</li>
<li>3波動目(延長波) 5波延長型衝撃波</li>
<li>4波動目 フラット修正波</li>
<li>5波動目 3波延長型衝撃波</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
全体は3波延長型衝撃波。足掛かりの1波動目はリーディング(又は1波延長型衝撃波)で、3波動目が1波動目×1.618(5波延長型衝撃波)。そして、4波動目の1-3チャネル越えでスタートした最後の5波動目が2-4チャネルの1波ラインタッチで終点(Twitterで呟いたポイント 5-5はフェイラー)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ、このカウントでは、5波動目が小さな波動となることがひっかかります(フィボナッチ黄金区分も理想的ではない)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、反転後の展開も、4波動目の理想的終点のひとつである3波動目(上とは違うカウント)のFR38.2で抑え込まれています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もう1波残っているのでしょうか?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、反転後の<span style="color: blue;">0-2チャネル</span>内の波動を確認すると、1波延長型衝撃波→3波延長型衝撃波波延長型衝撃波→3波延長型衝撃波の展開で、推進波が高値を更新しながら上方向に3つ並んでいるように見えます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もしそうであるならば、見込み波からの抜け出し、又はリーディング・ダイアゴナルトライアングルの展開である可能性もありそうです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ちなみにクロス円を見ると、ユーロ円は5/15に2-4チャネル1波ラインタッチから反転してきており、またポンド円も前の5波延長型衝撃波のFR61.8をリトレイスしていつ反転してきてもおかしくないという状況です(4波動目安値で0.382で区分されるポイントに位置している)。<br />
<br />
クロス円が反転してチャネルを越えるような動きになれば、ドル円は節目を折り返していると考えていいのではないでしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
来週は、チャートを見れる時間があれば、クロス円の動きもチェックしたいと考えています。</div>
<div>
<br /></div>
<style>
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<br />
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</script>
<br />
<div>
<div>
<div>
<br /></div>
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">5波動目のエクステンションが濃厚</span></u></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7wLK2ZDUGeCS0NDz_SxPQijjHESABVu5Uktc3pQpqnElYYwkg4GU-Lt1Zgh90a4mPXstU0UaDaEjbdFGg5Zxzll5EEe_4iJZNSW6KHoeXh4aeJVMyU8qyeoWYCkHQlITgAXQaKsB3iq0/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB5.18+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="米ドル(ドルインデックス)Dailyラインチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7wLK2ZDUGeCS0NDz_SxPQijjHESABVu5Uktc3pQpqnElYYwkg4GU-Lt1Zgh90a4mPXstU0UaDaEjbdFGg5Zxzll5EEe_4iJZNSW6KHoeXh4aeJVMyU8qyeoWYCkHQlITgAXQaKsB3iq0/s1600/%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB5.18+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
米ドル(ドルインデックス)Dailyラインチャートエリオット波動予想カウントです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
最後に米ドルの状況を簡単に。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
米ドルも、5波動目終点ラインを明確に上抜け、5波動目がエクステンションしてきていることが濃厚となっています。<br />
<br />
直近の下降も、ユーロドルと同じくジグザグの3波止まり(b波トライアングル)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
このまますんなりと上抜けていくかは分かりませんが、遅かれ早かれ上位の段階の目標に向けてトレンドを進めてきそうです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
まずは、下位の段階の<span style="color: #e06666;">0-2チャネル</span>越え、そして次に1×1.618ライン越えてくるかどうかがポイントになりそうです。<br />
<br />
<br />
こうしてみると、クロス円が反転してくれば、次のターンはドル買い円売り。ドル円はトレンドを進め易い環境になるのではとイメージしていますが・・・。</div>
<div>
<br />
※エリオット波動については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動理論を使いこなす為の基礎知識</span></a></u>」をご覧ください</div>
<div>
<br />
<style>
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<br />
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</div>
</div>
</div>
TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-74240468927691456812019-05-04T11:34:00.000+09:002020-03-07T18:16:11.658+09:00エリオット波動の「波の個性」【優先的なカウントが見つかる!】<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbXRaq-T9E_L8TsC1372DikhVVjFhRJD1ZJEgUxoPfSLrAFy4xrosqfEboRM_FdYJ8xWzdJx5Ge3o-v7IGgm3LSSg-qpntWCme64fpPO3H4KL8iAel0icCn4gol1wo5uvAGADKEuUUxXY/s1600/26e6d102b5e12f2979b34da15b538784_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動「波の個性」イメージ画像" border="0" data-original-height="428" data-original-width="640" height="214" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbXRaq-T9E_L8TsC1372DikhVVjFhRJD1ZJEgUxoPfSLrAFy4xrosqfEboRM_FdYJ8xWzdJx5Ge3o-v7IGgm3LSSg-qpntWCme64fpPO3H4KL8iAel0icCn4gol1wo5uvAGADKEuUUxXY/s320/26e6d102b5e12f2979b34da15b538784_s-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
エリオット波動のガイドラインのひとつに「波の個性(Wave Personality)」というものがあります。<br />
<br />
エリオット波動サイクルの各波動には、トレーダーの群集心理が反映される個別の特徴があるというものです。<br />
<br />
推進波の1波動目~5波動目、そして修正波のA~C波動目の「波の個性」は、いつもそのような動きになるというものではありませんが、相対的には見るとガイドラインが指し示すような動きによくなります。<br />
<br />
エリオット波動を使って相場を分析していると、「波動のカウントに迷った!」、「いくつかのカウント候補の中で優先順位を付けたいなぁ」などというときがあると思います。<br />
<br />
「波の個性」は、このようなときに特にその威力を発揮してくれます。<br />
<br />
また、「波の個性」を理解することは、実際のトレードでのエントリーや利益確定を適切なタイミングで行うことにも繋がっていきます。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
これからエリオット波動を始めてみようと思われている方は、「波の個性」を意識しながら相場の波を数えられてみてはいかがでしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
きっと、より正確にエリオット波動の波が数えられるようになると思いますよ。
<br />
<br />
<center>
<style>
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<!-- 3.16とうこううえ -->
<br />
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</center>
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">「波の個性」とその使い方</span></u></h2>
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">市場心理が反映された自然の法則</span></h3>
<br />
相場の分析手法で世界的に高い評価を受けているエリオット波動。しかし、日本では、「そんなの信じられないよ」という人も多いようです。<br />
<br />
たしかに、為替市場では、そのときに市場をリードしている通貨の影響を受けてしまうため、エリオット波動理論の動きが見え難くなることはあります。<br />
<br />
しかし、相場は紛れもなくエリオット波動サイクルを繰り返しながらトレンド方向に進んでいます(たとえば、ドル円為替相場2011年からの上昇衝撃波も驚くほど正確に波動の行く先を教えてくれました)。<br />
<br />
それでは、なぜ相場はエリオット波動理論に基づいた動きとなるのでしょうか?<br />
<br />
「エリオット波動がトレーダーに意識されているから」と考える人もいるようです。<br />
<br />
たしかに、世界的には「エリオット波動を使う人=波動使い」が増え、なかり意識されてきているということもあるかとは思いますが、そのことが大きな理由ではないようです。<br />
<br />
なぜなら、エリオット波動の生みの親のR.N.エリオット(1871~1948)が「波動原理 The Wave Principle」を発表したのは1938年で、彼はそれ以前の米国株式市場75年間のデーターからその法則を見つけ出しているからです。<br />
<br />
現在では、一般的に「エリオット波動の動きは市場心理が反映された自然の法則である」と考えられています。<br />
<br />
もしそうであるならば、エリオット波動は「フィボナッチ」と同じく、いつの時代でも、またどんな相場でも使える普遍的なものであると言えそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">段階を問わず表れる波の個性</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjE9bnFBcbsXBa0QOY85DvEqV8NjBe6lqdHxatiXI1j44MXPIgxkC40VqaURdqO5ol8U2Kf2VE-e7_8TZfk9dQqLiQ044uhrWOcaku94fc4OHKmGwlUnw5kt1wsQAOBG8e5nVcscCenidA/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%2580%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フラクタルにおける波の個性のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjE9bnFBcbsXBa0QOY85DvEqV8NjBe6lqdHxatiXI1j44MXPIgxkC40VqaURdqO5ol8U2Kf2VE-e7_8TZfk9dQqLiQ044uhrWOcaku94fc4OHKmGwlUnw5kt1wsQAOBG8e5nVcscCenidA/s1600/%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%25AE%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%2580%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
エリオット波動理論では、5波+3波=8波が1つのサイクルです。※5つの波は推進波 (Motive Waves)、3つの波又はその変形を修正波(Corrective Waves)といいます<br />
<br />
そして、このサイクルが繰り返されることにより、ひと回り大きな段階のエリオット波動サイクルが作り出されます。<br />
<br />
このサイクルは無限に続きます。その結果、どれだけ上にいっても、また、どれだけ下にいっても同じような8波1サイクルが現れてくることになります(これをフラクタル構造という)。<br />
<br />
つまり、相場には段階があり、各段階の波はそれぞれエリオット波動サイクルを刻みながら同時並行で進んでいるというわけです。<br />
<br />
ここでポイントとなるのは、エリオット波動のガイドラインである波の個性は、ある特定の段階だけというわけではなく、どの段階のエリオット波動サイクルにも同じように表れてくるというところです。<br />
<br />
言い換えれば、月足チャートであれ、日足チャートであれ、そして分足チャートであれ、その段階のサイクルには同じような波の個性が表れるということです。<br />
<br />
では、この波の個性はどのように使えばいいのでしょうか。<br />
<br />
<br />
※エリオット波動のサイクルについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/11/elliott-wave5.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動サイクルで読み解く相場の現在地とトレンド</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">波の個性で見つける優先なカウント</span></h3>
<div>
<br />
「カウントのコツは何ですか?」というご質問を頂くことがあります。<br />
<br /></div>
<div>
そのような場合、「優先順位を付けながら、可能性のある展開をできるだけイメージしておく」ということをお勧めしています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
このようにイメージすることにより、「あれ?」というようなときでも、うまく対応できるようになってきます。<br />
<br />
では、どうやって優先順位を付けるか?<br />
<br />
このようなときに使うのがガイドラインです。チャネリング、オルターネーション、波の均等性、比率などは、優先的なカウント(Preferred Count)を見つける手助けをしてくれます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
波の個性もそのひとつです。<br />
<br />
エリオット波動サイクルの道のりはひとつではないので、その途中では、波動理論のルールに照らしたとしても、可能性のある展開が複数イメージできてしまうようなケースも出てきます。<br />
<br />
たとえば、衝撃波の5波動目が終了したのかどうか迷ってしまう局面があります。<br />
<br />
そのような時に波の個性を使えば、「ここで5波動目が終わったとしてもおかしくないけど、3波動目がそれほど大きくないなぁ 5波動目がエクステンションしてくる可能性が高いぞ!」などと描いているイメージに優先順位を付けることができるようになります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この他にも、同じような値幅の波が続く衝撃波(推進波)が現れた場合、どこがエクステンションしてきているのか判断に迷ってしまいます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
このような時も「ここは横這いのトライアングルが現れているから修正4波動目だ! ということは、3波動目がエクステンションしてきている可能性が高いぞ!」というように、波の個性を使えば優先的なカウントを見つけられることがよくあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
描いているイメージに優先順位を付けたい時、また、カウントに迷ってしまったような時は、エリオット波動のガイドラインを使ってみてください。相場の現在地を知る手掛かりとなると思います。<br />
<br />
<br />
<center>
<style>
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<!-- 3.16投稿中 -->
<br />
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</script>
</center>
<br />
<br />
<br /></div>
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">推進波における「波の個性」</span></u></h2>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動理論の8波1サイクルにおいて、5つの波の推進波と3つの波(又はその変形)の修正波では、波の個性は異なります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
まずは、推進波の波の個性から。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
推進波には2つの種類がありますが、相場ではその多くが衝撃波(Impulse Waves)のフォーメーションで現れてきます(もうひつとはダイアゴナルトライアングル)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そして、この衝撃波も、延長波を内包(エクステンション)する波動の違いによって、さらに3つの種類に分けられます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
推進波の「波の個性」は、これらの種類の違いによって異なりますが、ここからは推進波の主役である衝撃波をもとにして話を進めていきたいと思います(相場で一番よく現れる3波延長型を中心に)。<br />
<br />
<br />
※推進波の種類については、「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</span></a></u>」をご覧ください</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzzB4kyd8Bx3I96yjKNtA7QqA51IR4z4O_tA8MvL5IeZJX0Mr8r6pOimBAyunwKinDr0ER4fmM2LKJ4zE7kCRytjaee_dja_X5mLF2BQ_P8Wq23QB_zIVef9a94NHR2PND1lcmmf6OIVM/s1600/%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%2580%25E7%2589%25B9%25E5%25BE%25B47777+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波の各波の個性イメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzzB4kyd8Bx3I96yjKNtA7QqA51IR4z4O_tA8MvL5IeZJX0Mr8r6pOimBAyunwKinDr0ER4fmM2LKJ4zE7kCRytjaee_dja_X5mLF2BQ_P8Wq23QB_zIVef9a94NHR2PND1lcmmf6OIVM/s1600/%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%2580%25E7%2589%25B9%25E5%25BE%25B47777+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">足掛かりとなる1波動目</span></h3>
<br />
まずは、推進波トレンドである衝撃波の1波動目。<br />
<br />
波の個性として、以下のようなものがあります。<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: #3d85c6;">新しいトレンドの足掛かりとなる波動である</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">1波動目のフォーメーションは推進波で展開され建設的である</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">しかし、ほとんどの投資家はトレンド転換していることに気付いていない</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">トレンドが変わる付近ではRSIのダイバージェンスが現れていることがある</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">1波動目の推進波にはダイアゴナルトライアングルが現れることがある</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">1波動目はエクステンションして大きな波動となることがある</span></li>
</ul>
<br />
トレンドが変わった後の1波動目は、新しいトレンドの足掛かりとなる波動で、その後の3波動目や5波動目の「波の大きさ(波の倍率)」を推定するための基準にもなります。<br />
<br />
通常、衝撃波の1.3.5波動目は、それ自体推進波で展開されるので、この1波動目が推進波の展開であることに気付けば、トレンド転換を早期に察知することが可能です。<br />
<br />
この他、オシレーター系のテクニカルであるRSIのダイバージェンスでトレンド転換の可能性を探ることもできます(チャネリングや比率などのガイドラインも使える)。<br />
<br />
しかし、ほとんどの投資家は、この付近でトレンド転換していることに気付けず、まだそれまでのトレンドが続いていると考えています。<br />
<br />
そのため、この1波動目の推進波は、建設的ではあるものの、複雑な展開になることもあります。そのようなケースでは、もうひとつの推進波であるリーディング・ダイアゴナルトライアングル(Leading Diagonal Triangle)が現れてくることもあります。<br />
<br />
また、3波動目や5波動目がエクステンションしてくる衝撃波の場合、通常は次の2波動目で大きくプルバックしてきますが、そこが多くのトレーダの注目を集めているようなポイントであるような場合は、この1波動目がエクステンションして、そのまま遠くにいってしまうこともあります(1波延長型衝撃波)。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">深いリトレイスになる2波動目</span></h3>
<br />
次は、推進波トレンドである衝撃波の2波動目。<br />
<br />
波の個性として、以下のようなものがあります。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li><span style="color: #3d85c6;">2波動目の多くは疑心暗鬼から深いリトレイスになる</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">1波動目のFR50.0、FR61.8付近となることが多い</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">修正波はジグザグ系のフォーメーションになることが多い</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">稀に横這いの展開になることもある(その場合4波動目は急勾配)</span></li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
この2波動目の大きな特徴は、深いリトレイスです。<br />
<br />
足掛かりの1波動目が終わり2波動目が始まると、1波動目でポジションを仕込んだ投資家の多くが「ひょっとすると、まだトレンド転換していないのでは?」と疑心暗鬼となってきます。<br />
<br />
このような市場心理から、ほとんどの修正2波動目は1波動目の値幅の多くを帳消しにして1波動目のFR50.0、FR61.8付近までプルバックすることが多く、そしてさらに衝撃波のルール限界の1波動目始点付近がその目標になることも少なくありません(俗に言うダブルボトム、又はダブルトップと言われるフォーメーション)。<br />
<br />
修正波のフォーメーションも、前の波動を大きく調整してくるタイプであるジグザグ修正波系が現れ易いといった特徴があります。<br />
<br />
ただ稀に、修正2波動目が横這いの展開になることもあります(衝撃波3波動目内部波動2波動目などが多い)。そのような場合、4波動目は急こう配の修正が現れ易くなります(オルターネーション交互の法則)。<br />
<br />
売買戦略で考えると、修正2波動目の終点付近はポジションを仕込む絶好のポイントです。<br />
<br />
この付近で新しいトレンドの波に乗ることができれば、その後は1度も損益を抱えることなく利益を伸ばしていくことも可能です(ただし、リスク管理は万全にしておく必要がある)。<br />
<br />
<br />
※オルターネーションについては、「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動のガイドライン フェイラーとオルターネーション</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">大きく力強い動きとなる3波動目</span></h3>
<br />
次は、推進波トレンドである衝撃波の3波動目。<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: #3d85c6;">3波動目は出来高を伴いながら大きく力強い動きとなる</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">1波動目と同様に5つの波の衝撃波(推進波)で展開される</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">3波動目が延長波(エクステンション)となる可能性が一番高い</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">延長波とならない場合でも力強い動きになることが多い</span></li>
</ul>
<br />
3波動目の大きな特徴は、大きく力強い動きです。</div>
<br />
1波動目と同じく、トレンド方向に進む波動であるため、その3波動目それ自体が衝撃波(推進波)で展開されます。
<br />
<br />
トレンドの認識度も高まり、それまで様子を見ていた投資家が一斉に参入してくるため、この3波動目は出来高を伴いながら大きく力強い動きとなります。<br />
<br />
エクステンションしてくる可能性が一番高いのはこの3波動目で、通常は3波動目=1波動目×1.618ラインを越えてきます。更に、×2.618、×3.00、×4.00などの大きさになることもよくあります。<br />
<br />
また、たとえ延長波ではなかったとしても「衝撃波の1.3.5波動目のうち、3波動目は一番小さな値幅にならない」という衝撃波のルール通り、いずれにしても力強い動きとなるのがこの3波動目の特徴です。<br />
<br />
特に、1波動目の終点ラインや0-2チャネルラインを明確にブレイクしてからは、ボラティリティも大きくなり、ロウソク足チャートでは大きな陽線(下降トレンドでは陰線)が現れてくるという特徴も持っています。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">浅いリトレイスになる4波動目</span></h3>
<br />
次は、推進波トレンドである衝撃波の4波動目。<br />
<br />
波の個性として、以下のようなものがあります。<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: #3d85c6;">4波動目は売り買いが交錯し横這いの浅いリトレイスによくなる</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">3波動目のFR38.2や0→3波動目のFR38.2がよく目標になる</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">修正波は横這いのフラット系やトライアングル系が現れ易い</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">為替相場では4波動目が深くなることもある</span></li>
</ul>
<br />
この4波動目の大きな特徴は、浅いリトレイスです。<br />
<br />
修正4波動目は、利益確定と押し目を狙う新規エントリーが入り乱れます。そのため、修正2波動目とは対照的に横這いの浅いリトレイスになり易いという特徴があります。<br />
<br />
衝撃波の修正4波動目のリトレイス許容範囲は、そのルールから1波動目の終点ラインまでと、かなり広い範囲です(<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_83.html" target="_blank"><span style="color: blue;">衝撃波のルール 1波動目と4波動目は重複しない</span></a></u>)。<br />
<br />
しかし、その多くは、3波動目のFR38.2や0波動目→3波動目のFR38.2、またエリオット波動定石のポイントなどが目標となり、通常は浅いリトレイスで終わります。<br />
<br />
修正波のフォーメーションも、フラット修正波系、トライアングル修正波系、複合型修正波などの横這いの展開となるものが現れ易くなります(逆に、2波動目が横這いであれば、4波動目は急こう配の展開。 先ほど触れたオルターネーション)。<br />
<br />
但し、為替相場においては、相場をリードしている通貨の影響を受けた場合や、前の3波動目が5波延長型衝撃波である場合などは、4波動目のリトレイスが深くなることもあります(1波動目と4波動目がヒゲの部分重複することもある)。<br />
<br />
このようなケースでは、次の5波動目はその多くでエクステンションしてくることになります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">延長波となる可能性がある5波動目</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
<div style="font-family: meiryo;">
<span style="font-family: "meiryo";">最後は、推進波トレンドである衝撃波の5波動目。</span><br />
<span style="font-family: "meiryo";"><br /></span>
5波動目は、1波動目、3波動目と同様に推進波で展開されますが、そのフォーメーションは、衝撃波だけではなく、エンディング・ダイアゴナルトライアングル(Ending <span style="font-family: "meiryo";">Diagonal Triangle</span>)も現れてくることがあります。</div>
<br />
<div style="font-family: meiryo; margin: 0px;">
5波動目は、値幅を事前にイメージし易い波動です。<br />
<br />
通常の3波延長型衝撃波であれば、最後の5波動目の大きさは、波の均等性から1波動目の値幅と同等、若しくはフィボナッチ比率の関係になることが予想でき、また、1波延長型衝撃波であれば、5波動目はそこまで大きな波動にならないことが推定できます。<br />
<br />
そして、この他の特徴として、5波動目は延長波となる可能性が思いのほか高いということがあげられます。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjX8lhSabShgmRNBMouRw2t4vRr2CplDXhk9OPhKkcjjtLt9tG6cvqasCiFnv2YHfcF1r9GMMZ3xcZlUfLcEgC5glmDxIfv45AV4Y09vZU8NoYg0JsYV0L-NjVMPhRdOm0YIenKtZHtbBY/s1600/%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%25805%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%258C%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E3%2582%25B1%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="5波動目が延長してくる3つのケースのイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjX8lhSabShgmRNBMouRw2t4vRr2CplDXhk9OPhKkcjjtLt9tG6cvqasCiFnv2YHfcF1r9GMMZ3xcZlUfLcEgC5glmDxIfv45AV4Y09vZU8NoYg0JsYV0L-NjVMPhRdOm0YIenKtZHtbBY/s1600/%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%25805%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%258C%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E3%2582%25B1%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B9.jpg" title="" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
5波動目の延長(エクステンション)は、<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: #3d85c6;">3波動目の値幅が1波動目の値幅とあまり変わらない</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">修正4波動目で大きくリトレイスしてきた</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">通常の3波延長型衝撃波では上位の段階の目標に到達できない</span></li>
</ul>
</div>
</div>
<br />
上の3つのケースでよく現れてきます。<br />
<br />
このような場合、「ひょっとすると延長してくるかも」と事前にイメージしておくと、その後の展開にうまく対応できるようになってきます。<br />
<br />
※波の延長については、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」徹底解剖!</span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
しかし、3波動目に延長波を内包する3波延長型衝撃波の場合には、その最後の5波動目が3波動目の終点を越えられないこともあります(フェイラー)。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">修正波における「波の個性」</span></u></h2>
<br />
<div>
次は、3つの波(又はその変形)の修正波における波の個性です。</div>
<div>
</div>
<br />
修正波は、4つの調整パターンに分かれています。<br />
<br />
<ul>
<li><span style="color: #3d85c6;">ジグザグ修正波(単純な3つの波で展開)</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">フラット修正波(単純な3つの波で展開)</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">トライアングル修正波(基本5つの波で展開される)</span></li>
<li><span style="color: #3d85c6;">複合型修正波(上記の修正波が複合して展開される)</span></li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
そして、それぞれの調整パターンにも幾つかの種類があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ここでは、基本である単純な3つの波(A波・B波・C波)で展開される修正波をもとにして話を進めていきたいと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ、修正波の波の個性は、4つの調整パターン、そして、その種類によっても異なります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、その修正波が上位の段階のどの部分を展開しているのかによっても微妙にその個性が変わってきます。</div>
<br />
<br />
※修正波の種類については、「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/12/corrective.waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動で知っておくべき4つの調整パターン</span></a></u>」をご覧ください
<br />
<div style="color: black;">
</div>
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGyGvjOfd3fLg1kN9RU_zr-vMt2MFy0cUCrQ3ReeLAO-oq7sgHWUA7ufFn_qTCfF63EzSy9vcAj-nNnhcvAXInA6h0IMoNuA0m26o8uIZSDzEB2pKCzfNuqtgTFYa7eZ7f5_CrBHxb0gc/s1600/%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%2580%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A2+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="修正波の展開図と各波の個性説明" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGyGvjOfd3fLg1kN9RU_zr-vMt2MFy0cUCrQ3ReeLAO-oq7sgHWUA7ufFn_qTCfF63EzSy9vcAj-nNnhcvAXInA6h0IMoNuA0m26o8uIZSDzEB2pKCzfNuqtgTFYa7eZ7f5_CrBHxb0gc/s1600/%25E5%2580%258B%25E6%2580%25A7%25E3%2580%2580%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A2+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">その後の展開を暗示するA波</span></h3>
<br />
まずは、修正波トレンドの最初に現れるA波。<br />
<br />
多くの投資家は、このA波を単なる一時的なプルバックで、A波の終点は絶好のエントリーポイントであると考えます。しかし、このA波は、その後の強力なC波へと繋がる布石の波動。ここで、その段階、調整期間、そして調整パターンを見誤ると痛い目にあいます。<br />
<br />
このA波の値幅は、トレンドの認識度により、小さく終わることもあれば、大きなものになることもあります。A波が小さく終わった場合には、帳尻を合わせるため、そのC波は上位の段階の目標に向けて時として大きなものとなります。<br />
<br />
そして、テクニカル的に見れば、このA波はその後の展開を暗示する波動です。<br />
<br />
もしこのA波が5つの波の展開である場合、それは調整パターンがジグザグ修正波であることを示唆し、また、3つの波の展開である場合には、フラット修正波、トライアングル修正波、そして複合型修正波などになることを暗示しています。<br />
<br />
また、トレンドの観点で考えると、このA波が5つの波ではなく3つの波である場合、その段階で展開しているトレンド波は推進波トレンドではなく修正波トレンドであることが予測できます(上位の段階のトレンドにおける調整局面)。<br />
<br />
段階の見極めが必要ですが、波動使いにとってA波は、その後の展開を見極めるための大事な波動であると言えそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">ダマシとなるB波</span></h3>
<br />
次は、修正波トレンドのB波。<br />
<br />
B波の特徴は、ダマシの波動となるというところです。<br />
<br />
A波が一時的な調整であると考える投資家が、その終点付近から一斉に参入してくるため、このB波はときに「ひょっとすると、前のトレンドに回帰した」と思えるような動きとなることがあります。<br />
<br />
しかし、これはダマシです。<br />
<br />
このB波は単なる調整となる波動で、ほとんどの場合、次の強力なC波によってその値幅は完全にリトレイスされてしまいます。<br />
<br />
そのフォーメーションは、A波の調整パターンが何であるかによって変わってきますが、妄信的な投資家により押し進められるこの波は、その途中まで衝撃波(5-3-5-3-5)と同じ展開であるジグザグ(5-3-5)となることが、当然ながら多くなります(衝撃波の展開であることが否定されると、損切りの連鎖が始まる)。<br />
<br />
また、このB波は、A波の始点を越えてくることもあります。<br />
<br />
このような展開になる修正波としては、拡大フラット修正波、ランニングトライアングル修正波、そして収束型ではなく拡大型となるトライアングル修正波などがあります。<br />
<br />
トレードの売買戦略のひとつにブレイク戦略がありますか、これらのフォーメーションでブレイク時にエントリーするとダマシにあってしまうことになります。<br />
<br />
修正波トレンドからの反転を狙ったトレードは、その段階、調整期間、そして調整パターンを慎重に見極めてから行う必要がありそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">大きく力強い波動となるC波</span></h3>
<br />
最後は、修正波トレンドのC波。<br />
<br />
投資家がA波とB波で抱いていた幻想は打ち砕かれ、恐怖心がそれに取って代わるようになります。このため、この波動はいつも大きく力強い波動となります。<br />
<br />
フラット修正波(3-3-5)やジグザグ修正波(5-3-5)などの単純な3つの波の調整パターンでは、最後のC波は推進波で展開されます。<br />
<br />
そのC波の推進波は、ほとんどが衝撃波の形で現れますが、稀にエンディング・ダイアゴナルトライアングルの展開となることもあります。<br />
<br />
また、C波はときに、より一層強力な波動となることもあります。<br />
<br />
修正波トレンドは、その多くで上位の段階の目標ポイントがあり(エリオット波動の定石、チャネルライン、フィボナッチ比率など)、また、その目標に到達しようとする傾向が強くあります。<br />
<br />
なので、通常のC波の動きでは上位の段階の目標に到達できないような場合、ときにそのC波の衝撃波5波動目は延長波となり、より大きな波動となることがあります。<br />
<br />
たとえば、フラット修正波は比率のガイドラインではA波=B波=C波が理想的な形であるとされていますが、ときにそのC波はC波=A波×1.618などと大きな値幅となることもあります。<br />
<br />
<br />
以上、今回はエリオット波動の「波の個性」を掘り下げてみました。<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">エリオット波動「波の個性」のまとめ</span></u></h2>
<br />
<br />
<ul>
<li>エリオット波動の動きは市場心理が反映された普遍的なものである</li>
<li>エリオット波動の波の個性は段階を問わず同じように表れる</li>
<li>波の個性を使うと優先的なカウントを見つけることができる</li>
<li>衝撃波の1波動目は新しいトレンドの足掛かりとなる波動である</li>
<li>2波動目は急こう配の修正パターンで深いリトレイスになり易い</li>
<li>3波動目は出来高を伴いながら大きく力強い動きとなる</li>
<li>4波動目は横這いの修正パターンで浅いリトレイスになり易い</li>
<li>5波動目は延長波となることがある、またその値幅をイメージし易い</li>
<li>修正波のA波はその後の展開を暗示していることがよくある</li>
<li>B波はA波の始点を越えてくることもあるがそれはダマシである</li>
<li>C波はいつも大きく力強い波動となる</li>
</ul>
<br />
<br />
エリオット波動を使って相場を分析していると、たとえそのルールに従ってカウントしていたとしても、ときに可能性のある展開が複数イメージできるような場面に出遭うことがあります。<br />
<br />
そのような時には、エリオット波動のガイドラインである「波の個性」を意識してみてください。<br />
<br />
きっと、優先的なカウントを見つけ出すことができるようになり、またカウントの精度もグッと上がってくるようになると思いますよ。<br />
<br />
※エリオット波動については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
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<br />
<br />TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-61781528208708472372019-04-28T05:55:00.000+09:002020-03-07T18:16:35.832+09:00エリオット波動のガイドライン フェイラーとオルターネーション<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0s2MXTnmikfOFXIl9q86F-lFWATu9A8tIcwXKndD0oCa54wEp_EXWByPnu-cdUj5Fc8ToHsLDEVAyl-7uV6XdA2ZPJVCAXhmPkU7EF0_bv7-Q8LsJLp6-RnKuGCcDm9qULpDEEhRvphs/s1600/79d8b37750efe6e5dcd820e466011336_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フェイラーとオルターネーションのイメージ" border="0" data-original-height="480" data-original-width="640" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0s2MXTnmikfOFXIl9q86F-lFWATu9A8tIcwXKndD0oCa54wEp_EXWByPnu-cdUj5Fc8ToHsLDEVAyl-7uV6XdA2ZPJVCAXhmPkU7EF0_bv7-Q8LsJLp6-RnKuGCcDm9qULpDEEhRvphs/s320/79d8b37750efe6e5dcd820e466011336_s-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
エリオット波動にはフェイラー(Failure)とオルターネーション(Alternation)というガイドラインがあります。<br />
<br />
フェイラー(フェイリャーやトランケーションとも呼ばれる)は衝撃波の5波動目に、そしてオルターネーションは衝撃波、また修正波のフォーメーションにも現れてきます。<br />
<br />
共にガイドラインであるため、必ずそのようになるというものではないのですが、知っておくと、より正確に相場の波を数えることができるようになってきます。<br />
<br />
エリオット波動サイクル、推進波と修正波の基本フォーメーション、そして衝撃波の必然的な3つのルールをマスターた後に取り組んでみてはいかがでしょうか。<br />
<br />
波を数える場合だけではなく、実際のトレードにおいても大いに役立ってくれると思いますよ。<br />
<br />
<br />
<center>
<style>
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<br />
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>衝撃波5波動目のフェイラー</u></span></h2>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フェイラーが現れるのは3波延長型衝撃波</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8cm7DvY578668hq4TtfDLtKUiCNrBIOJm4bPHARMFcYbpEoYe3PkOTHvX5i_9yuJEMMHiTbIkdSBxSSla3XZTLVwD-ocV8o-HFvuY8v_3ylDm_roz6Bw-97Rc_gCVRXB8yK8NBPGsMQQ/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BC3%25E3%2581%25A4%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="3つの衝撃波の理想形" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8cm7DvY578668hq4TtfDLtKUiCNrBIOJm4bPHARMFcYbpEoYe3PkOTHvX5i_9yuJEMMHiTbIkdSBxSSla3XZTLVwD-ocV8o-HFvuY8v_3ylDm_roz6Bw-97Rc_gCVRXB8yK8NBPGsMQQ/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BC3%25E3%2581%25A4%25E3%2581%25AE%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2.jpg" title="" /></a></div>
<br />
5つの波で展開される推進波トレンドの衝撃波には、エクステンションする波動の違いによって3つの種類があります。<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>1波動目がエクステンション=1波延長型衝撃波</li>
<li>3波動目がエクステンション=3波延長型衝撃波</li>
<li>5波動目がエクステンション=5波延長型衝撃波</li>
</ul>
<br />
<br />
この3つの衝撃波は、基本原則(必然的な3つのルール)を土台として展開され、それぞれに理想的な形があります。そして、実際の相場の波は、その形に近づこうとする傾向が強くあります。<br />
<br />
しかし、様々な要因から理想的な形ではない衝撃波も現れることがあります。<br />
<br />
その要因のひとつがフェイラーで、3波動目に強力な延長波を内包する3波延長型衝撃波に現れます。<br />
<br />
※参考投稿<br />
<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</span></a></u><br />
<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</span></a></u><br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フェイラーとは?</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9uyQIRQ8YgXHxhR1lradpyQU1RJg0LKKb9M0s0kMIn_4RlwNlNvrtfq2bSkYfGcmSGYGjnU2-wb1k8khJxitn_qdPl6amd1c0I2EMO5in386LU3ljuDPdV9sCCBczLKAhPnAwIU1EGEY/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フェイラーのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9uyQIRQ8YgXHxhR1lradpyQU1RJg0LKKb9M0s0kMIn_4RlwNlNvrtfq2bSkYfGcmSGYGjnU2-wb1k8khJxitn_qdPl6amd1c0I2EMO5in386LU3ljuDPdV9sCCBczLKAhPnAwIU1EGEY/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC2.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
衝撃波(推進波)は、その内部波動の1波動目・3波動目・5波動目それ自体が推進波で展開されます。そして、これらの各波動は、通常、前の推進波の終点を切り上げながらトレンド方向に進んでいきます(下降トレンドでは切り下げ)。<br />
<br />
しかし、3波延長型衝撃波では、最後の5波動目が前の3波動目の終点を切り上げてこれないことがあります。<br />
<br />
この現象をフェイラーといいます。<br />
<br />
※5波動目がエクステンションする5波延長型衝撃波は、波の大きさが5波動目>3波動目>1波動目なのでフェイラーは現れません。ただ、1波延長型衝撃波は、3波延長型衝撃波と同じくフェイラーが稀に現れてくることがあります。<br />
<br />
それでは次に、どのようなケースでフェイラーが現れるのか考えてみます。<br />
<br />
<br />
<u><span style="color: #3d85c6;"><br /></span></u>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フェイラーが現れるケース</span></h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD1LpGeKGk7Dp0hmFp1qFIWDLQI-lJyZJ_cWiCj4gGvjmKPy2tzXdq7ue9bq9141nUP5f9nDjiJ2kCEYQm7OE8nFwBayl1Ic5V654RavD_XWx6iX8m0iOtrq6sJQBMQ95PncQJkv25gPs/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BC+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="3波延長型衝撃波のフェイラーの図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD1LpGeKGk7Dp0hmFp1qFIWDLQI-lJyZJ_cWiCj4gGvjmKPy2tzXdq7ue9bq9141nUP5f9nDjiJ2kCEYQm7OE8nFwBayl1Ic5V654RavD_XWx6iX8m0iOtrq6sJQBMQ95PncQJkv25gPs/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BC+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
本来なら切り上げてくるはずの3波動目終点を越えてこれないフェイラーは、以下のようなケースで現れ易くなります。<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>エクステンションした3波動目があまりにも遠くへ進んだ場合</li>
<li>その段階の2-4チャネルやフィボナッチの目標を達成した場合</li>
<li>上位の段階の様々なチャネルやフィボナッチの目標を達成した場合</li>
<li>上位の段階のエリオット波動のセオリーのポイントに到達した場合</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
3波延長型衝撃波の延長波3波動目が1波動目の3.00倍や4.00倍などと大きな値幅になった場合にフェイラーが現れてくることがよくあります。<br />
<br />
最後の5波動目に3波動目の終点を越える力が残っていないことや、波の均等性がその要因だと思われます。<br />
<br />
※波の均等性 衝撃波のガイドラインで、トレンド方向に進む1・3・5波動目の内、延長波(エクステンション)でない残り2つの波動は、大きさが均等になる傾向があるというもの<br />
<br />
また、上の図のように、3波動目の終点を越える前に、<u>その段階</u>の2-4チャネルやフィボナッチの目標を達成してしまうとフェイラーになることがあります。<br />
<br />
この他にも、<u>上位の段階</u>の様々なチャネルやフィボナッチ(黄金区分や波の倍率など)の目標、またエリオット波動のセオリーのポイントを達成することによっても起こることがあります(※3波動目で既に目標を一度達成している)。<br />
<br />
※この場合の目標は、その衝撃波が上位の段階のどの部分の衝撃波であるかによって変わってきます。なので、エリオット波動サイクルのフラクタル構造を利用して、常に「上位の段階のどの部分を展開しているのか」というポイントを意識しておくことをお勧めします。<br />
<br />
※フィボナッチの目標については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_15.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法を徹底解説</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フェイラーの見抜き方</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxQa83HYN3kHIzfVSpcVBB-IwEO-0Wrra6w3gDrJvL7RPY9g6yWdnSKzJrr7xQV_MSJbZX9OKFFVXGpoSzfhw4_esG0BBxpi2EPF6IRSEdRAAnbDvJhFhwrTfbthx5KEwZCRR2S312TAA/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E8%25A6%258B%25E6%258A%259C%25E3%2581%258D%25E6%2596%25B9+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フェイラーとフラット修正波のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxQa83HYN3kHIzfVSpcVBB-IwEO-0Wrra6w3gDrJvL7RPY9g6yWdnSKzJrr7xQV_MSJbZX9OKFFVXGpoSzfhw4_esG0BBxpi2EPF6IRSEdRAAnbDvJhFhwrTfbthx5KEwZCRR2S312TAA/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E8%25A6%258B%25E6%258A%259C%25E3%2581%258D%25E6%2596%25B9+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
次は、フェイラーの見抜き方。<br />
<br />
フェイラーは、ときにフラット修正波(3-3-5)の展開と似通った形となることがあります。<br />
<br />
共に、3波動目が終わった後、一度プルバックして再び3波動目終点付近まで戻し、そこから推進波を展開してくる展開で、一見すると見分けがつきません。<br />
<br />
この判断を間違えてしまうと、実際のトレードにおいて「トレンドと反対の方向にポジションを建ててしまった!」ということになりかねないわけです。<br />
<br />
どのようにして見分けるのか?<br />
<br />
それは、3波動目終点付近まで戻してきた波動フォーメーションが、3つ波の修正波か、それとも5つの波の推進波かどうかを確認してみることです。<br />
<br />
3つの波の修正波であるならば、それはフラット修正波のB波と考えられ、5つの波の推進波であるならば、それは5波動目がフェイラーで終わった可能性が高いと考えられます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">フェイラー後のカウントはその終点から始める</span></h3>
<br />
次はフェイラー後のカウントについて。<br />
<br />
新しくスタートしたトレンドをカウントする場合、フェイラーでトレンドが終わったことが判断できないと、知らず識らずそのトレンドの最高値(又は最安値)である3波動目終点をトレンドの起点としてしまうことになります。<br />
<br />
こうなると、その後のカウントで「あれ? 何かおかしいなぁ」という事態に陥ります。<br />
<br />
フェイラーでトレンド転換した後のカウントは、たとえ3波動目終点がそのトレンドの最高値(又は最安値)であったとしても、その5波動目終点から始めるのが正解です。<br />
<br />
フェイラーした5波動目終点を起点として波を数え始めることができれば、その後は何の引っかかりも無く波をカウントできるはずです。<br />
<br />
5波動目のフェイラーを見極めることは、次に訪れる新しいトレンドを正しくカウントすることに繋がっていくわけです。<br />
<br />
ちなみに、トレンド転換後のチャネルラインやフィボナッチを使った分析も、そのフェイラーで終わった5波動目終点が起点となります。<br />
<br />
<br />
以上、ここまでフェイラーについて掘り下げてみました。<br />
<br />
次は、もうひとつのガイドライン「オルターネーション」です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>交互の法則オルターネーション</u></span></h2>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">オルターネーションとは?</span></h3>
<br />
<br />
オルターネーションとは、エリオット波動のガイドラインで、波のフォーメーションが交互に現れるという法則のことです。<br />
<br />
エリオット波動サイクルのいくつかのポイントで現れるオルターネーションは、あくまでもガイドラインであり、必ずそのような展開になるというものではありません。<br />
<br />
たしかに、分足レベルの小さな段階では「あれ?」と思うようなこともあります。<br />
<br />
しかし、大きな段階であれば、この法則通りの展開によくなり、かなり機能します。<br />
<br />
オルターネーションを知っておけば、実際のトレードにおいても有効で、リスクの少ないポジション計画を立てることができるようになってきます。<br />
<br />
この法則は、エリオット波動サイクルの推進波だけではなく、修正波にも現れてきますが、まずは推進波のひとつである衝撃波に現れるオルターネーションを見てみましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波のオルターネーション</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVN1KnsPl5qMVL_PWjornrLKx8nm1biLlhLODBGsOd7UmoWi0WdYnzzt5h6CVkewc9F-0XRnmmLzbLObjMbxbrP-APS3xV4d_i4-0pzk16GoGU9E8A0Eh0N6dPalP23Vt8NwyIf1npVjI/s1600/%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%258D%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3%25E3%2580%2580%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波サイクルにおけるオルターネーションイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVN1KnsPl5qMVL_PWjornrLKx8nm1biLlhLODBGsOd7UmoWi0WdYnzzt5h6CVkewc9F-0XRnmmLzbLObjMbxbrP-APS3xV4d_i4-0pzk16GoGU9E8A0Eh0N6dPalP23Vt8NwyIf1npVjI/s1600/%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%258D%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3%25E3%2580%2580%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
上の図は、3波動目に延長波を内包する3波延長型衝撃波のサイクルイメージです。<br />
<br />
もともと衝撃波には、修正2波動目は深いリトレイス、また修正4波動目は浅いリトレイスになり易いという波の個性というものがあります。<br />
<br />
つまり、修正2波動目はジグザグ系の急こう配の修正パターン、また4波動目はフラット系、トライアングル系、そして複合型系の横這いの修正パーンが現れ易いというわけです。<br />
<br />
しかし、修正2波動目にも横這いの修正パターンが現れることがあります(エクステンションした延長波ではその傾向が強い)。<br />
<br />
そのような場合、次の修正4波動目は、オルターネーションの交互の法則で、急こう配の修正パターンが現れ易くなります。<br />
<br />
この他に、エクステンション(延長)にもオルターネーションの法則が現れます。<br />
<br />
通常、衝撃波の内部波動で、トレンド方向に進む1波動目・3波動目・5波動目のうち、エクステンションしてくるのはひとつ。<br />
<br />
つまり、オルターネーションの法則を利用すれば、<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>1波動目がエクステンション=3波動目と5波動目はそこまで大きくならない</li>
<li>3波動目がエクステンション=5波動目は1波動目の値幅に近くなる</li>
<li>3波動目が1波動目の大きさと同等=5波動目のエクステンションを示唆</li>
</ul>
<br />
<br />
ということが事前にイメージできるようになるわけです。<br />
<br />
上のサイクルイメージは3波動目がエクステンションしているので、最後の5波動目が1波動目と同等(又はフィボナッチ比率の関係)になることが予めイメージできることになります。<br />
<br />
このように、オルターネーションを理解しておくと、優位性のある視点でトレードに臨むことができるようになってきます。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9ck1urz_ptZLJSCPGNxPFjzXDXnP23w-L3BLqW5MSgog73U1kSId8GMCyTf00_uk4WEtBHLsKMfEtsiPXJmUKF4k11ndGushcAtkziIayjES2IpAqfQJL3oqNdYhnChcop7F7Or_gt48/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="オルターネーションが現れているチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9ck1urz_ptZLJSCPGNxPFjzXDXnP23w-L3BLqW5MSgog73U1kSId8GMCyTf00_uk4WEtBHLsKMfEtsiPXJmUKF4k11ndGushcAtkziIayjES2IpAqfQJL3oqNdYhnChcop7F7Or_gt48/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.1.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
ちなみに、上は衝撃波が現れてる実際のチャートです。<br />
<br />
下方向へ進む下降推進波トレンドですが、オルターネーションが法則通りに現れていることがお分かりいただけると思います。<br />
<br />
<br />
<br />
※エリオット波動の波の個性については、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/elliottwave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">優先的なカウントが見つかる! エリオット波動の「波の個性」</span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波内部波動のオルターネーション</span></h3>
<br />
フラット修正波(3-3-5)などの内部波動にもオルターネーションの法則が現れます。<br />
<br />
たとえば、フラット修正の内部波動A波がそれ自体フラット修正波である場合、次のB波はオルターネーションの法則からジグザグ修正波であることが予想されます。<br />
<br />
また逆に、フラット修正の内部波動A波がジグザグ修正波であれば、次のB波はオルターネーションの法則からフラット系修正波である可能性が出てきます(ただ、このケースは少ない)。<br />
<br />
この他にも、A波が単純なジグザグ修正波である場合、次のB波が複雑なジグザグ修正波となることがあり、そしてときに最後のC波がいっそう複雑な展開になることもあります。<br />
<br />
これもオルターネーションの法則であると言われています。<br />
<br />
<br />
以上、交互の法則であるオルターネーションを掘り下げてみました。<br />
<br />
<style>
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<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">フェイラーとオルターネーションのまとめ</span></u></h2>
<br />
<br />
<ul>
<li>フェイラーが現れるのは3波動目に延長波を内包する3波延長型衝撃波</li>
<li>フェイラーとは5波動目が3波動目の終点を越えてこれない現象である</li>
<li>3波動目があまりにも遠くへ行ってしまったケースでフェイラーは現れる</li>
<li>最後の波動が5つの波であることを確認することでフェイラーは見抜ける</li>
<li>フェイラー後のカウントはその5波動目終点から始める</li>
<li>交互の法則オルターネーションは必然的ではないがかなり機能する</li>
<li>衝撃波では、急こう配と横這いの調整が交互に現れる</li>
<li>オルターネーションを利用すると1・3・5波動目の値幅を予測できる</li>
<li>修正波の内部波動にもオルターネーションは現れる</li>
</ul>
<br />
<div>
<br /></div>
<div>
フェイラーとオルターネーションは必ずそうなるというわけではありませんが、かなり機能するガイドラインです。<br />
<br />
ぜひ、フェイラーとオルターネーションを意識しながらカウントしてみてください。きっとカウントの精度が上がり、実際のトレードでも大いに役立ってくれるようになると思いますよ。<br />
<br />
※エリオット波動については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html"><span style="color: blue;">エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</span></a></u>」をご覧ください</div>
<br />
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TSUYOSHIhttp://www.blogger.com/profile/16250003553825011880noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1955554812925483971.post-20549598126760601792019-04-19T09:39:00.000+09:002020-03-21T14:56:49.768+09:00エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhz7PyQgVt791QwjTMpJHR2HbPPvSALFxDXCF3OY-sD8jwUseWHKnZjL60NoJ41y5RZwg5e-jcpcBTUplq9KcDWsSKFuI8xnslw03UFCV9mTBHg7oYO5ztChFSnj-Ieft5sV9c09oCpo8s/s1600/ef810f032856cc3efd99ac22f9ba9947_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhz7PyQgVt791QwjTMpJHR2HbPPvSALFxDXCF3OY-sD8jwUseWHKnZjL60NoJ41y5RZwg5e-jcpcBTUplq9KcDWsSKFuI8xnslw03UFCV9mTBHg7oYO5ztChFSnj-Ieft5sV9c09oCpo8s/s320/ef810f032856cc3efd99ac22f9ba9947_s-min.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
エリオット波動における推進波の主役である衝撃波(Impulse Waves インパルス)。<br />
<br />
この衝撃波には幾つかのガイドラインがあり、そのうちのひとつに「<b>エクステンション</b>(Extension 延長)」と呼ばれるものがあります。<br />
<br />
実は、エリオット波動サイクルで最も勢いのある波動はエクステンションした波動で、ボラティリティを伴いながら相場をトレンド方向に力強く押し進めていきます。<br />
<br />
今回は、この「衝撃波のエクステンション」に焦点を当て、話を進めてみたいと思います。<br />
<br />
<br />
<center>
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<!-- 3.16とうこううえ -->
<br />
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</script>
</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">推進波の主役 衝撃波のルールとガイドライン</span></u></h2>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZi_9wTwZnGEaanIx4lhVj5t5jYBbcxUlIp78PegRpQ4UQcWCsZALLbz_ptEaZodGC82XJBX9B74PZHB8yJUBuoJvdqhTCoYIkjtljkpSZO7E1UuEunksP8wheKs-QdOjQZoVjuzgRJVc/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%25951%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB4.5.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動サイクルのイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZi_9wTwZnGEaanIx4lhVj5t5jYBbcxUlIp78PegRpQ4UQcWCsZALLbz_ptEaZodGC82XJBX9B74PZHB8yJUBuoJvdqhTCoYIkjtljkpSZO7E1UuEunksP8wheKs-QdOjQZoVjuzgRJVc/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%25951%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB4.5.jpg" title="" /></a></div>
<br /></div>
<div>
「5つ波で力強く進み、そしてその動きは3つの波(又はその変形)で調整される」</div>
<div>
<br /></div>
<div>
相場は、5波+3波の合計8波がひとつのサイクルとなり、このサイクルを繰り返しながらトレンド方向に進んでいくという理論がエリオット波動です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
5つの波は推進波(Motive Waves)と呼ばれ、3つの波は修正波(Corrective Waves)と呼ばれます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
3つ波の修正波は、幾つかのフォーメーションがあり、またその調整パターンが複合して姿をあらわすこともあり、その見極めは容易ではありません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、5つの波の推進波は、そのほとんどが衝撃波の形で現れてくるため、比較的くみしやすい波であると言えます(他にダイアゴナルトライアングルがある)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかも、推進波の主役である衝撃波のルールはとても簡単な3つだけです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li>2波動目の終点は1波動目の始点を越えない</li>
<li>1・3・5波動目の中で3波動目は一番小さな波動とならない※2番目はOK</li>
<li>1波動目と4波動目は重複しない</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
この3つの縛りを意識しておくだけで、意外にあっさりと正確に波を数えることができることもよくあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、衝撃波には、この3つのルール(必然的)の他に「エクステンション」、「トランケーション(フェイラー)」、「チャネリング」、「フィボナッチ」、「波の個性(1~5波動目)」、「オルターネーション」などのガイドラインがあり、カウントのサポートをしてくれます。<br />
<br />
これらのガイドラインは、必ずそうなるというものではありませんが、その傾向がかなり強いものばかりです。<br />
<br />
これらのガイドラインを知っておくとカウントの精度は必ず上がってきます。エリオット波動のカウントに少し慣れた段階で取り組んでみてはいかがでしょうか。<br />
<br />
そして今回掘り下げるのは、このガイドラインの中のひとつ「エクステンション」です。<br />
<br />
<ul>
</ul>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>衝撃波のエクステンション</u></span></h2>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">延長波の内包と3つの衝撃波</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnI-pCp9fZsEmN4kgwo8N5mFsQwVvcbSnRtw1fyhASgRpRKVGJZGtK110z_NQJSh2M9wzbdvJDP4so-nP0IJHF1FrYZm4TB47SZkNFZM1XxyMKK0eaeuwPPwPWFbXBcG6i8mnghf6JNSA/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B34.6.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エクステンションのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnI-pCp9fZsEmN4kgwo8N5mFsQwVvcbSnRtw1fyhASgRpRKVGJZGtK110z_NQJSh2M9wzbdvJDP4so-nP0IJHF1FrYZm4TB47SZkNFZM1XxyMKK0eaeuwPPwPWFbXBcG6i8mnghf6JNSA/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B34.6.jpg" title="" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
5つの波の衝撃波は5-3-5-3-5で展開されます。<br />
<br />
5波動構成(1波動目)→3波動構成(2波動目)→5波動構成(3波動目)→3波動構成(4波動目)→5波動構成(5波動目)<br />
<br />
つまり、衝撃波はトレンド方向に進む内部波動の1波動目・3波動目・5波動目それ自体も推進波で展開されるわけです。<br />
<br />
そして、ほとんどの衝撃波は1波動目・3波動目・5波動目のいずれかがエクステンションしてきます(稀に同じような大きさの波動が続く衝撃波も現れます)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
少し難しいのですが、エクステンションをひとことでいえば、「さらに小さく細分される衝撃波=延長波」を内包するといった表現がよいかと思います。<br />
<br />
どの段階でもそうですが、エクステンションした波動は、明らかにそれと分かる勢いで歩を進め、トレンド方向に進む3つの波動(1波動目・3波動目・5波動目)の中で最も大きな波動となります(実際のトレードで、この波に乗ることができれば最高)。<br />
<br />
後で見てもらいますが、実際のチャート上では、この延長波がしっかりと確認できる形で現れてくるので、慣れてくれば判断できるようになると思います。<br />
<br />
<br />
衝撃波は、1波動目・3波動目・5波動目のどこがエクステンションしたかによって、3つの種類に分けられます。<br />
<br />
<ul>
<li>1波動目がエクステンション 1波延長型衝撃波</li>
<li>3波動目がエクステンション 3波延長型衝撃波</li>
<li>5波動目がエクステンション 5波延長型衝撃波</li>
</ul>
</div>
<div>
<br />
「エリオット波動衝撃波は3波動目しかエクステンションしないのでは?」と思われている方もいるようです。<br />
<br />
たしかに、3波動目がエクステンションしてくることが多いのですが、何を隠そう5波動目や1波動目もよくエクステンションしてきます(特に為替相場では、5波動目がよくエクステンションしてくる)。<br />
<br />
修正波と同様に、衝撃波もフレキシブルに対応していく必要がありそうです。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">トレンド方向に進む値幅を事前にイメージ</span></h3>
</div>
<div>
<br />
エクステンションをマスターするメリットは何か?<br />
<br />
精度の高いカウントができるようになるのは当然ですが、エクステンションを手のうちに入れると、トレンド方向に進む次の波動のおおよその大きさを事前にイメージできるようになることは大きなメリットてす。<br />
<br />
衝撃波のエクステンションは1波動目・3波動目・5波動目のいずれかひとつ。<br />
<br />
<ul>
<li>1波動目エクステンション=3・5波動目は大きな値幅にならない</li>
<li>3波動目エクステンション=5波動目は1波動目の値幅に近い</li>
<li>3波動目がそれほど大きくない=5波動目のエクステンションを示唆</li>
</ul>
<br />
1波動目がエクステンションして早く遠くへ行ってしまった場合、次の3波動目と5波動目の大きさはそこまで大きな値幅とならないことが予測可能。<br />
<br />
また、3波動目がエクステンションした場合には、最後の5波動目は1波動目の大きさと同等若しくはフィボナッチ比率の関係になるイメージが描けます。※波の均等性<br />
<br />
そして、1波動目と3波動目が時間とその大きさという点で同じような展開である場合には「最後の5波動目がエクステンションして激しく動いてくる可能性が高いぞ!」という予想ができるようになるわけです。<br />
<br />
エクステンションを知っておけば、優位性のある視点でトレードに臨むことができるようになり、利益確定など様々なポイントで効果を発揮してくれるはずです。<br />
<br />
※波の均等性 ガイドラインのひとつで、エクステンションしない残り2つの波動(推進波)は、時間と大きさという点で均等になる傾向があるというもの<br />
<br />
<br />
それでは、エクステンションする場所の違う3つの衝撃波をもう少し掘り下げてみます。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">チャネル抜けでよく現れる1波動目のエクステンション</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkSkJS7C0dD9rE4NeCMGkbyOwWyjEYtPMJf7FxzyMt4xRcnPFutZgNxyULeGqVtfnhFBurweGR6-x-RgCzP6sja9Mi3Z5ztMl5mYNN7HAlGlFktvpUadzIlHdTy6TOJShnbJg6Y5K1tgY/s1600/1%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A24.13+%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="1波延長型衝撃波サイクルイメージ" border="0" data-original-height="717" data-original-width="946" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkSkJS7C0dD9rE4NeCMGkbyOwWyjEYtPMJf7FxzyMt4xRcnPFutZgNxyULeGqVtfnhFBurweGR6-x-RgCzP6sja9Mi3Z5ztMl5mYNN7HAlGlFktvpUadzIlHdTy6TOJShnbJg6Y5K1tgY/s1600/1%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A24.13+%25282%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br /></div>
<div>
<br />
上の図は1波動目がエクステンションした1波延長型衝撃波のサイクルイメージです(内部波動はすべて3波延長型衝撃波)。<br />
<br />
1波延長型衝撃波は、1波動目に延長波を内包してエクステンションしてくるインパルスで、波の大きさは1>3>5。1波動目で衝撃波全体の値幅の多くを達成してきます。<br />
<br />
ポジションを建てた後に、この1波延長型衝撃波が現れればラッキー。みるみるうちに利が乗ってきます。<br />
<br />
しかし、プルバックを狙っていたトレーダーは、「押し目待ちに押し目なし」となってしまいます。<br />
<br />
特徴としては以下のようなものがあります。<br />
<br />
<ul>
<li>1波動目に延長波を内包 波の大きさ1>3>5</li>
<li>チャネルラインからの抜け出しで現れることがある</li>
<li>1波動目と4波動目はヒゲの部分重複することがある</li>
<li>エクステンションした1波動目は陽線(又は陰線)が続けて現れる</li>
<li>2-4チャネルの1波ラインや3波ラインタッチでよく終点を迎える</li>
<li>フィボナッチでは3→5波動目=1波動目×0.618の関係になることがある</li>
</ul>
<br />
1波延長型衝撃波は、チャネルラインからの抜け出しや目標ポイント(上位の段階のフィボナッチポイントやチャネルラインタッチなど)にタイミングを合わせるために現れることがが多く、これらのポイントでは「ひょとすると1波延長型衝撃波が現れるかも・・・」とイメージしておくといいかもしれません。<br />
<br />
また、3波動目の値幅があまりないため、1波動目と4波動目がよくヒゲの部分重複してくるという特徴もあります(反対方向目線のトレーダーはジグザグだと考えるため)。<br />
<br />
トレンドが変わったと思われるポイントからの1波動目に、ロウソク足チャートでは陽線又は陰線が続けて現れている、またラインチャートであれば長い1本線が現れているようであれば、その段階では1波延長型衝撃波を展開している可能性が高いと言えそうです。<br />
<br />
<br />
それでは、実際のチャートで1波動目がエクステンションしている1波延長型衝撃波を見てみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h4>
<u>米ドルラインチャート</u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifqXBwDb7DjcOs9G8Jww9lc_8CeUL1C4tI-1AYqO98xltkfifhUuJnXzQuib91lTUVTaz1mLI4w_v2eKJnOUO0DvjO9P2Nvjnd5wU7E1C5A4D8LPEcxnTOT0RjmSuFApYjEtew_zy67zQ/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="米ドル(ドルインデックス)Dailyラインチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifqXBwDb7DjcOs9G8Jww9lc_8CeUL1C4tI-1AYqO98xltkfifhUuJnXzQuib91lTUVTaz1mLI4w_v2eKJnOUO0DvjO9P2Nvjnd5wU7E1C5A4D8LPEcxnTOT0RjmSuFApYjEtew_zy67zQ/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3%25E7%25B1%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上は米ドル(ドルインデックス)Dailyラインチャート。2018年2月から推進波トレンドを展開しています(3波又は5波延長型衝撃波)。</div>
<br />
この段階全体としては3波延長型衝撃波ですが、この推進波トレンドの内部波動には2つの1波延長型衝撃波が現れています。<br />
<br />
一つ目は下降衝撃波(abc修正のc波)の2-4チャネルラインからの抜け出しで現れた3-3波動目の1波延長型衝撃波。<br />
<br />
下降衝撃波の2-4チャネル内で2つの山を作り(見込み波)、3波動目の内部波動3波動目でチャネルを勢いよく抜け出しています。この3-3波動目が1波延長型衝撃波で、1本線で勢いよく上昇しているのが確認できると思います。<br />
<br />
この2-4チャネルからの抜け出しはトレンドが変わったサインとなるので、トレーダーの参入がグッと増えてくるポイント。また、トライアングルチャネルからの抜け出しも1波動目がよくエクステンションしてきます。<br />
<br />
二つ目は、このチャートの最後に現れている5波動目の1波延長型衝撃波。<br />
<br />
こちらは、上の段階の2-4チャネル1波ラインタッチの目標ポイントにタイミングを合わせるためにその形になったものと思われます。<br />
<br />
ちなみに、この1波延長型衝撃波はその段階の2-4チャネルの3波ラインタッチが終点となっているため、その終点は段階が違うチャネルが2つ重なる形となっています。<br />
<br />
<br />
※チャネルラインについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/channel.line.html" target="_blank"><span style="color: blue;">チャネルラインはこの3つを使え! 引き方と目的まとめ</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">最もエクステンションするのは3波動目</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCnNvrsUFLKBo_tcvQZWIHz5KWux3p_Zp2hGt7E6-gtDLIQD_ZTKfM_XqIItnwvZgX7ZZgwCd6CUoh8wL7UuMQPCWoU0hiBmvCtdrRWYMAVFlqJXFQl2w4P1Ub-lz04hDWvkqrR71MSiA/s1600/%25E7%2590%2586%25E6%2583%25B3%25E7%259A%25843%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B4.13.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="3波延長型衝撃波サイクルイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCnNvrsUFLKBo_tcvQZWIHz5KWux3p_Zp2hGt7E6-gtDLIQD_ZTKfM_XqIItnwvZgX7ZZgwCd6CUoh8wL7UuMQPCWoU0hiBmvCtdrRWYMAVFlqJXFQl2w4P1Ub-lz04hDWvkqrR71MSiA/s1600/%25E7%2590%2586%25E6%2583%25B3%25E7%259A%25843%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B4.13.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
上の図は3波動目がエクステンションした3波延長型衝撃波のサイクルイメージです(内部波動はすべて3波延長型衝撃波)。<br />
<br />
3波延長型衝撃波は、3波動目に延長波を内包してエクステンションしてくるインパルスで、波の大きさは3>5>1、又は3>1>5。ある程度時間を掛けながらトレンドが変わっていき、そして3波動目で一気に相場を押し進めていきます。<br />
<br />
1波動目の推進波を確認した後のプルバック(修正2波動目終点付近)がトレードチャンスで、とても狙い易い衝撃波です。<br />
<div>
<br /></div>
特徴としては、<br />
<br />
<ul>
<li>3波動目に延長波を内包 波の大きさ3>5>1、又は3>1>5</li>
<li>衝撃波で一番エクステンションしてくるのは3波動目</li>
<li>3波動目は0-2チャネルと1波動目×1.618ラインを実線で越えてくる</li>
<li>トレンド転換ポイント付近でよく2つの山(又は谷)を作る</li>
<li>最後の5波動目はフェイラー(トランケーション)になることがある</li>
<li>ほとんどの3波延長型衝撃波はチャネルラインに沿って進んでいく</li>
<li>2-4チャネルの1波ラインや3波ラインタッチでよく終点を迎える</li>
<li>フォーメーションの至る所にフィボナッチが現れる</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
以上のようなものがあります。<br />
<br />
相場で最もよく現れてくるのはこの3波延長型衝撃波で、各段階の至るところに現れてきます。<br />
<br />
なので、推進波トレンドが現れると予想されるターンでは、まず3波延長型衝撃波を念頭におきつつ、その後の展開を見てフレキシブルに対応していくというスタンスがいいかもしれません。<br />
<br />
3波延長型衝撃波は、3波動目か本格的に動き出すまでに、1波動目→2波動目→3波動目内部波動1波動目→3波動目内部波動2波動目でよく2つの山(下降トレンドでは谷)を作ります(見込み波)。<br />
<br />
そして、3波動目で0-2チャネルラインを越え、またその多くで1波動目×1.618ラインを実線で越えてきます。<br />
<br />
<br />
エクステンションの3波動目を狙う場合、エントリーは2波動目又は3波動目内部波動2波動目終点付近が狙い目。一度利が乗ると、その後一度も損益を抱えることなく収益を伸ばすことができます。<br />
<br />
ほとんどの3波延長型衝撃波はチャネルラインに沿って進んでいき、最後の5波動目は2-4チャネルの1波ライン(又は3波ライン)タッチで終点を迎えます。5波動目までポジションを引っ張った場合、このポイントが絶好の利益確定のポイントになるのは言うまでもありません。<br />
<br />
ただし、3波動目のエクステンションで大きくトレンド方向に進む3波延長型衝撃波の5波動目は、3波動目の終点を越えてこれないフェイラーが起こることがあるので注意が必要です(波の均等性が要因)。<br />
<br />
<br />
※フェイリャーについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動のガイドライン オルターネーションとフェイリャー</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h4>
<u>ユーロドル日足チャート</u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgB2Jz2pbgyTgU9ePnfRx3eQdg3Q08T-_-CP5gDZfr0yJFc679qZrRLbCSVrDKwYLZpBNt-Pvwa7tC06LmgL_ZkGpmHdNinAgg6pdtoafT203Hap2yEmuAKV7btLYORD3lwt91r3d1QYFQ/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ユーロドル日足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgB2Jz2pbgyTgU9ePnfRx3eQdg3Q08T-_-CP5gDZfr0yJFc679qZrRLbCSVrDKwYLZpBNt-Pvwa7tC06LmgL_ZkGpmHdNinAgg6pdtoafT203Hap2yEmuAKV7btLYORD3lwt91r3d1QYFQ/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%259C%25E3%2583%258A%25E3%2583%2583%25E3%2583%2581%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はユーロドル日足ロウソク足チャート。2017年1月から2018年2月まで続いた上昇推進波トレンドです(3波延長型衝撃波)。<br />
<br />
段階は違いますが、この日足チャートで確認できる3波延長型衝撃波は3つあります。<br />
<br />
まず、この推進波トレンド全体が3波動目がエクステンションした3波延長型衝撃波です。二つ目は、延長波5波延長型衝撃波の内部波動5波動目で、そして三つ目が最後の5波動目。<br />
<br />
このチャートの中の内部波動も含めた衝撃波はチャネルラインに沿って進み、そして1波ライン又は3波ラインタッチで終点を迎えています。<br />
<br />
最後の5波動目は、2-4チャネル1波ラインと3波動目×0.618ラインの重なるポイントで終点を迎えたためフェイラー気味に終わっています。<br />
<br />
また、この投稿では詳しく説明しませんが、このチャートの中にはリトレイスメント、波動の倍率、そして黄金区分など至る所にフィボナッチが現れています。<br />
<br />
※フィボナッチについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_15.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法を徹底解説</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">意外とよくエクステンションする5波動目</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghqzYDgE8EFi_bQqGyObaoGreHSAL2BXbOx_lt8klOpBTpVzw5VdZtct9DY-lfUrnCsTgUx1GpocCUb98ppOMCMdhQqXhBuQxOONQYv4NytHbTFNxgeNzwzYpSVPmpe5EpcLPyQqMpXik/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B35%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghqzYDgE8EFi_bQqGyObaoGreHSAL2BXbOx_lt8klOpBTpVzw5VdZtct9DY-lfUrnCsTgUx1GpocCUb98ppOMCMdhQqXhBuQxOONQYv4NytHbTFNxgeNzwzYpSVPmpe5EpcLPyQqMpXik/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B35%25E6%25B3%25A2%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E5%259E%258B%25E8%25A1%259D%25E6%2592%2583%25E6%25B3%25A2+%25281%2529.jpg" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
上の図は5波動目がエクステンションした5波延長型衝撃波のサイクルイメージです(内部波動はすべて3波延長型衝撃波)。<br />
<br />
5波延長型衝撃波は、5波動目に延長波を内包してエクステンションしてくるインパルスで、波の大きさは5>3>1。<br />
<br />
為替相場では、この5波動目も意外とよくエクステンションしてきて、ときにそのラストスパートは驚くほど強烈な勢いで展開されることがあります(延長した5波動目の副次波5波動目が更にエクステンションなど)。<br />
<br />
特徴としては、<br />
<br />
<ul>
<li>5波動目に延長波を内包 波の大きさ5>3>1</li>
<li>2-4チャネルの3波ラインタッチでよく終点を迎える</li>
<li>チャネルラインが機能しなくなることもある</li>
<li>フォーメーションの至る所にフィボナッチが現れる</li>
<li>5波動目がエクステンションするケースは3つある</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
<div>
以上のようなものがあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
5波動目がエクステンションしてきた場合、2-4チャネルの1波ラインではなく、3波ラインが終点の目標となることがよくあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ、5波動目がエクステンションしてくる要因によっては、2波動目と4波動目の終点を結んだ2-4チャネルラインが機能しなくなることがあります(2波動目と5-2波動目終点を結んだチャネルになることもある)。<br />
<br />
また、1波動目×1.618ラインを越えてくるタイミングもその要因の違いによって変わってきます(3波動目で越えてくることもあれば、5波動目で越えてくることもある)。<br />
<br />
<br />
それでは、どのような要因で5波動目がエクステンションしてくるのでしょうか。<br />
<br />
<br /></div>
<div>
<br />
<h4>
<u>5波動目がエクステンションする3つのケース</u></h4>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEja7iUgqXBVU12jiB2v7WsBq4gczifYfOugJ5Riubb4Zlt9Z5MjfLGFhcFHd1Cj1rW-B4hQdwH8Atmm12mHc5hUx-WXzT5AFtFDNQ8cnDaPCOKNPRlFT8sAjNIlcWm3hgzPZMJXvpSE9I4/s1600/5%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%258C%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E3%2582%25B1%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="5波動目がエクステンションしするケースのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEja7iUgqXBVU12jiB2v7WsBq4gczifYfOugJ5Riubb4Zlt9Z5MjfLGFhcFHd1Cj1rW-B4hQdwH8Atmm12mHc5hUx-WXzT5AFtFDNQ8cnDaPCOKNPRlFT8sAjNIlcWm3hgzPZMJXvpSE9I4/s1600/5%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%258C%25E5%25BB%25B6%25E9%2595%25B7%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E3%2582%25B1%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B9.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
5波動目のエクステンションは、以下のようなケースでよく現れてきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li>3波動目の大きさが1波動目の大きさとそれぼど変わらない場合</li>
<li>通常の3波延長型衝撃波では上位の段階の目標ポイントに到達できない場合</li>
<li>3波動目が大きな値幅になったものの4波動目で大きくリトレイスした場合</li>
</ul>
</div>
<br />
通常、ほとんどの衝撃波は1・3・5波動目の内ひとつは延長波を内包してエクステンションしてきますが、1波動目と3波動目がほぼ同等(但し、3波=1波×1.00以上)の値幅である場合、それはオルターネーションの観点から5波動目のエクステンションを示唆していることになります。<br />
<br />
また、通常の3波延長型衝撃波で推進波トレンドが終点を迎えたように思える展開であっても、ひと回り上の段階の目標ポイントに届いていない場合には5波動目がエクステンションしてくることがよくあります。<br />
<br />
ひと回り上の段階の目標は、フィボナッチ(リトレイスメントや黄金区分など)、チャネルライン、そしてエリオット波動のセオリーのポイントであったりします。<br />
<br />
そして、3波動目が大きな値幅となったものの、次の修正4波動目で1波動目終点付近まで大きくリトレイスしてきた場合も5波動目がよくエクステンションします。<br />
<br />
3波延長型衝撃波の修正4波動目の終点は、3波動目×0.382(又は衝撃波始点→3波動目×0.382)が理想的なポイントですが、市場をリードしている通貨の影響やインディケーターの影響(たとえばMACDシグナルのクロス)など、様々な理由で理想的なポイントから切り返すことができない場合があります。<br />
<br />
このようなケースでも、最後の5波動目が延長波となり、本来の目標ポイントに到達してくるといった展開によくなります。<br />
<br />
<br />
<br />
<h4>
<u>ドル円日足チャート</u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimwqvH_XZ0HO3ErcTrCu8kjkODw6qgoe5j0_XAE39VbZfVXOiuYm2epTUzF0pA10lbJGzHJs9fuCIjhIWwMNBIar5M4Rt8WYhZtvW4e7HlXVx0wRlGMy5N6PV5AyUH7e6OI00BTYPwt7c/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B34.24.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="5波動目エクステンションのドル円週足チャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimwqvH_XZ0HO3ErcTrCu8kjkODw6qgoe5j0_XAE39VbZfVXOiuYm2epTUzF0pA10lbJGzHJs9fuCIjhIWwMNBIar5M4Rt8WYhZtvW4e7HlXVx0wRlGMy5N6PV5AyUH7e6OI00BTYPwt7c/s1600/%25E3%2581%2593%25E3%2582%258C%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB%25E5%2586%2586%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B34.24.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
上はドル円週足ロウソク足チャート。2012年から2015年6月まで続いた上昇推進波トレンドです。<br />
<div>
<br /></div>
ドル円は、戦後の変動相場制導入以降、長期下降トレンドで大きく下げていましたが、最後のエンディングダイアゴナルトライアングルで上昇トレンドに転換。<br />
<br />
そして、その後の反転1発目に現れたのは、5波動目がエクステンションした5波延長型衝撃波。<br />
<br />
この衝撃波は、修正4波動目トライアングルからの抜け出したところでフォーメーションが完成していれば、波動倍率は3波動目=1波動目×3.00、5波動目=1波動目×1.00、またフィボナッチ黄金区分は4波動目トライアングル最安値で0.382と0.618に区分される3波延長型衝撃波でした。<br />
<br />
しかし、これではひと回り上の段階の目標に届かないため、5波動目がエクステンションしてきたものと思われます。<br />
<br />
※エンディング・ダイアゴナルトライアングルからの反転1発目は、その始点までプルバックしてくるという定石がある。ちなみに、5波延長型衝撃波後の修正は、その5-2波動目安値ラインでサポートされるという定石もある。<br />
<br />
<center>
<style>
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<br />
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</center>
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>エクステンションを見極める手法</u></span></h2>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">こんな衝撃波のカウントは難解</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiW_1jzMoPZ8g3xJAci3LupszccaYmx63xbjCG1iS0vSGXuTieKa2eF-lVjKNOnKzEcAX5t61Qnvyfs_k9EX-R9nENZGhNvtUqS_AojOG5HA-1G2hC4ZweupqU7tntHemn4OpAYVrZcefI/s1600/%25E3%2581%25A9%25E3%2581%25AE%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%258C%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="同じ値幅の衝撃波イメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiW_1jzMoPZ8g3xJAci3LupszccaYmx63xbjCG1iS0vSGXuTieKa2eF-lVjKNOnKzEcAX5t61Qnvyfs_k9EX-R9nENZGhNvtUqS_AojOG5HA-1G2hC4ZweupqU7tntHemn4OpAYVrZcefI/s1600/%25E3%2581%25A9%25E3%2581%25AE%25E6%25B3%25A2%25E3%2581%258C%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
エクステンションした延長波はそれ自体細分化された衝撃波なので、延長波の中でもエクステンションは起こります。<br />
<br />
言い換えれば、延長波も1波延長型衝撃波、3波延長型衝撃波、そして5波延長型衝撃波のいずれかの形をとるということです。<br />
<br />
しかし、同じ大きさの波が3つ続く延長波も稀に現れます。<br />
<br />
結果、そのような延長波を内包する衝撃波は、波の均等性からフォーメーション内のすべの波がほぼ同じ値幅で展開されることになり、1波動目、3波動目、5波動目のどの波動がエクステンションしているのか見分けがつかなくなってしまいます。<br />
<br />
こんな衝撃波のカウントは難解です。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">
衝撃波は延長波を含めると9つの波で展開</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
しかし、同じような大きさの波が続き、どこがエクステンションしてきているのか分からないような展開であったとしても、そのフォーメーションが衝撃波であるかどうかの判断は可能です。<br />
<br />
衝撃波は5つの波、延長波を含めると9つの波で展開されます(延長波内のエクステンションした波動まで含めると13の波)。<br />
<br />
副次波が推進波で展開された9つの波であれば、そのフォーメーションはテクニカル的に衝撃波である可能性が濃厚だと言えそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">チャネルラインの活用</span></h3>
<br />
チャネルラインを引いてみるのも有効な手段です。<br />
<br />
同じような大きさの波で上昇又は下降していたとしても、各波動の修正期間やリトレイスの大きさは違うことがほとんどです。<br />
<br />
なので、衝撃波副次波の推進波に2-4チャネルを引いてみると、「どこが1波動目、3波動目、5波動目なのか」、また「どの波動がエクステンションしてきているのか」の判断が意外と簡単にできることがよくあります。<br />
<br />
また、フィボナッチ黄金区分などを利用しながらカウントするのも有効です。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">
修正パターンの確認</span></h3>
<br />
修正パターンを確認しながらカウントするのも有効です。<br />
<br />
エリオット波動サイクルでは、修正2波動目は急こう配、そして修正4波動目はオルターネーションから横這いの展開によくなるという波の個性があります。<br />
<br />
※波の個性については、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/elliottwave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">優先的なカウントが見つかる! エリオット波動の「波の個性」</span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
つまり、修正パターンがジグザグ系の修正波であれば「ここは修正2波動目かな?」、またフラット系の修正波やトライアングル系の修正波などであれば「修正4波動目だな!」などとイメージできるようになるわけです。<br />
<br />
このほかにも、フラクタル構造を利用して、ひと回り上の段階の波動展開を確認してみるのも有効ではないてしょうか。<br />
<br />
<br />
以上、今回は「衝撃波のエクステンション」を掘り下げみました。<br />
<br />
※推進波については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>エリオット波動「衝撃波のエクステンション」まとめ</u></span></h2>
<br />
<br />
<ul>
<li>衝撃波には3つのルールの他にエクステンションなどのガイドラインがある</li>
<li>衝撃波の1・3・5波動目のいずれかは延長波を内包する</li>
<li>衝撃波はエクステンションする波動の違いによって3つの種類に分かれる</li>
<li>エクステンションを知ると次の波動の大きさがイメージできるようになる</li>
<li>1波延長型衝撃波はチャネルからの抜け出しでよく現れる</li>
<li>一番よくエクステンションするのは3波動目である</li>
<li>5波動目がエクステンションする要因は3つある</li>
<li>同じ値幅が続く衝撃波も稀に現れる</li>
<li>衝撃波は延長波を含めると9つの波で展開される</li>
<li>チャネルラインを使うと1・3・5波動目の見極めができることがよくある</li>
<li>修正パターンで2波動目と4波動目を見極めることができる</li>
</ul>
<br />
エクステンションを知っておくと、衝撃波のカウント精度を上げることができるだけではなく、実際のトレードにおいても大いに役立ってくれるでしょう。<br />
<br />
エクステンションの波にタイミングよく乗ることができれば、間違いなく大きな見返りが待っています。<br />
<br />
※エリオット波動については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html"><span style="color: blue;">エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
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<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: right;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: right;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgoudsiHI9M9mLORYNjwOF_gypT-0mZE9MyRBwyDhsUUh9WDvNQVkYzYNebIy7MbioGbyWWoZHaUtE9ow3HZ6XcvxvfPw9WvP7N1xTailVOpG8BRtvA4XKrSJg-OTxiljNHYR0TQLvhDjk/s1600/18364d014df86e1a7ef51e9c4ff310e4_s-min.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動サイクルと必然的ルールのイメージ" border="0" data-original-height="427" data-original-width="640" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgoudsiHI9M9mLORYNjwOF_gypT-0mZE9MyRBwyDhsUUh9WDvNQVkYzYNebIy7MbioGbyWWoZHaUtE9ow3HZ6XcvxvfPw9WvP7N1xTailVOpG8BRtvA4XKrSJg-OTxiljNHYR0TQLvhDjk/s320/18364d014df86e1a7ef51e9c4ff310e4_s-min.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: right;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: right;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
「エリオット波動のルール」というフレーズをよく耳にしますが、そのルールとは何を指すのでしょうか。<br />
<br />
エリオット波動には、必然的にそのような動きになるという基本原則と、必ずそのような動きになるわけではないが、そのような動きになる傾向が強いというフォーメーションにおけるガイドラインのようなものがあります。<br />
<br />
フォーメーションのガイドラインとは、エリオット波動の数学的基盤であるフィボナッチ、チャネリング、波の個性、波の均等性、そしてオルターネーションなどのことを言います。<br />
<br />
そして、一般的に「エリオット波動のルール」と言われているものは、必然的にそのような動きになるという「エリオット波動サイクルにおける衝撃波(推進波)の基本原則」のことを指していることがほとんどです。</div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div style="clear: both; text-align: left;">
実は、そのルールは驚くほどに簡単です。<br />
<br />
しかし、「修正波のフォーメーション」などと同じく、「エリオット波動サイクル」と「衝撃波(推進波)の基本原則」は、エリオット波動のとても大事なポイントとなっています。<br />
<br />
また、このサイクルとルールを知らないと、エリオット波動を使って波を数えることはできません。</div>
<div>
<br />
エリオット波動を使って相場の波を数えようとされる方は、まずこの辺りをマスターすることから始めてみてはいかがでしょうか。<br />
<br />
<center>
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<br />
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</center>
<br />
<br />
<br /></div>
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>
エリオット波動理論におけるサイクルとは?</u></span></h2>
<div>
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">8波で構成されるエリオット波動サイクル</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIJbfS6UgpmIHk21lLLvVlWlulfzzu_BzD7OrckoEa5loWb5hIWmXlFnl6ZBG5PDwdip3w-HKXGf_I1O0Q8bYRCD2_wcOXB97X8NQVr6AM9iWNQr1EoUi3SBUAyPkdhQPIA5c9nDcz4dk/s1600/%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動サイクルのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIJbfS6UgpmIHk21lLLvVlWlulfzzu_BzD7OrckoEa5loWb5hIWmXlFnl6ZBG5PDwdip3w-HKXGf_I1O0Q8bYRCD2_wcOXB97X8NQVr6AM9iWNQr1EoUi3SBUAyPkdhQPIA5c9nDcz4dk/s1600/%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
アメリカ合衆国国務省付きの会計士(兼業で作家)の仕事をしていたR.N.エリオット(1871~1948 アメリカのカンザス州で生まれる)が病気になり、その療養中に創り出したのがエリオット波動理論です。<br />
<br />
そして、アメリカの株式市場の75年間のデーターをもとにして書き上げられた「波動原理 The Wave Principle」という本によって、その理論は世に知られました。<br />
<br />
その理論は「相場の値動きはランダムではなく、ある一定の法則に従って動いている」というもので、その法則がエリオット波動サイクルです(上の図は、そのエリオット波動サイクルのイメージ)。<br />
<br />
エリオット波動サイクルの概念は、とても簡単です。<br />
<br />
<div>
エリオット波動では、トレンドを押し進める5つの波を推進波(Motive Waves)、その動きを調整する3つの波を修正波(Corrective Waves)といいます。</div>
<br />
この5つの波と3つの波の合計8波でひとつのサイクルが完成します。これがエリオット波動サイクルです。<br />
<br />
そして、このサイクルが完成すると相似の8波1サイクルが再び現れます。<br />
<br />
このサイクルの繰り返しにより、相場は波のように寄せては返しながらトレンド方向へ進んでいくというのがエリオット波動理論です。<br />
<br />
さらに掘り下げて言うと、この8波1サイクルが繰り返されることにより、ひと回り大きな段階のエリオット波動サイクルが作りだされることになります(<span style="color: blue;">1波</span>・<span style="color: blue;">2波</span>・<span style="color: blue;">3波</span>・<span style="color: blue;">4波</span>・<span style="color: blue;">5波</span>・<span style="color: red;">A</span><span style="color: red;">波</span>・<span style="color: red;">B</span><span style="color: red;">波</span>・<span style="color: red;">C</span><span style="color: red;">波</span>)。<br />
<br />
つまり、エリオット波動サイクルには段階があり、どれだけ上の段階を見ても、また逆にどれだけ下の段階を見ても、この8波1サイクルが現れてくるわけです(これをフラクタル構造といいます)。</div>
<br />
このエリオット波動サイクルは、ガイドラインとは異なり必然的なもので、エリオット波動理論の根幹をなすものです。<br />
<br />
※R.N.エリオットは、グランドスーパーサイクル、スーパーサイクル、サイクル、プライマリー、インターミーディエット、マイナー、ミニュット、ミニュエット、サブミニッエットの9つの段階に名称を付けています<br />
<br />
次に、エリオット波動サイクルにおけるトレンドと推進波の役割について考えてみます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
<span style="background-color: #fff2cc;">サイクルにおけるトレンドと推進波の役割</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVohcjJl0Ipdoc5sP3eYeCyYhyphenhyphen_xlPsZt-EMzR79BPeXXRaMPjR7NH9AWIkKDHFIb1jIF7-DeXR2fgwreSmjtOgim49IUK61pIQhGGfSjKgvpPkTHNBU9VOvGI6NcwLsZ_RUym1gkLsaU/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AC%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="サイクルにおけるトレンドのイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVohcjJl0Ipdoc5sP3eYeCyYhyphenhyphen_xlPsZt-EMzR79BPeXXRaMPjR7NH9AWIkKDHFIb1jIF7-DeXR2fgwreSmjtOgim49IUK61pIQhGGfSjKgvpPkTHNBU9VOvGI6NcwLsZ_RUym1gkLsaU/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AC%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
推進波は、トレンドを押し進めるフォーメーションであるということは既に触れました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
この推進波には、5つの波で展開されるという他に、ひと回り上の段階のトレンド方向に現れるという大きな特徴があります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
上の図は、エリオット波動サイクルにおけるトレンドを表示したものです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「相場が進もうとしている方向=トレンド」という概念が考えると、エリオット波動サイクルには2つのトレンドがあります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
</div>
<ul>
<li><span style="color: blue;">推進波トレンド</span>(アクションとも言われる)</li>
<li><span style="color: red;">修正波トレンド</span>(リアクションとも言われる)</li>
</ul>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
上の図を見てもらうと分かると思うのですが、推進波はトレンドを押し進めていく役割があるため、それが<span style="color: blue;">推進波トレンド</span>であれ、また<span style="color: red;">修正波トレンド</span>であれ、常にひと回り上の段階のトレンド方向に現れます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
つまり、その段階の推進波を確認できれば、ひと回り上の段階がどちらの方向に向かおうとしてるのか自ずと判断できてしまうというわけです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
※ひと回り上の段階が修正波トレンドの場合、そのa波は修正波が推進波の役割をすることがある(たとえばフラット修正波の3-3-5の最初の3)</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
このように、エリオット波動サイクルを理解すると、相場におけるおおよそ現在地や、トレンドの方向などが読めるようになってきます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
実際のトレードにおいて、このポイントが掴めていると、優位性のある視点でトレードに臨め、「相場を冷静に分析して、ポジションを建てる充分な根拠を持って、シナリオ描いてからエントリーする」ことができるようになってきます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
※エリオット波動サイクルを使った詳しい分析手法については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/11/elliott-wave5.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動サイクルで読み解く相場の現在地とトレンド</span></a></u>」をご覧ください</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
次は、衝撃波(推進波)の必然的なルールについて。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h2 style="clear: both; text-align: left;">
<span style="color: #3d85c6;"><u>衝撃波(推進波)の必然的なルール</u></span></h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
<span style="background-color: #fff2cc;">
エリオット波動における2つの推進波</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0hGUwHlr9-swlq_V-qnNkthiPhjo8lMq2O271kZSSOKBQLyysbu9nCUaAqAhVQ4FPVMJFEV6jHrPkUIaEinQPEko_Sc4uNpAGOPj3PoNASHegZWUIwVmprQKu1nrAlTEKMInbkMV9M4k/s1600/%25E6%258E%25A8%25E9%2580%25B2%25E6%25B3%25A22%25E7%25A8%25AE%25E9%25A1%259E4.30.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="推進波の2つの種類のイメージ図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0hGUwHlr9-swlq_V-qnNkthiPhjo8lMq2O271kZSSOKBQLyysbu9nCUaAqAhVQ4FPVMJFEV6jHrPkUIaEinQPEko_Sc4uNpAGOPj3PoNASHegZWUIwVmprQKu1nrAlTEKMInbkMV9M4k/s1600/%25E6%258E%25A8%25E9%2580%25B2%25E6%25B3%25A22%25E7%25A8%25AE%25E9%25A1%259E4.30.jpg" title="" /></a></div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動において、トレンドを力強く押し進めるのは推進波。この推進波は、必ず5つの波で構成されます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そして、この5つの波の推進波には2つの種類があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li>ダイアゴナルトライアングル(Diagonal Triangle)</li>
<li>衝撃波(Impulse Waves)</li>
</ul>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、相場に現れる推進波のほとんどは衝撃波の形で現れます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そして、一般的に「エリオット波動のルール」といわれるのは、この「衝撃波の3つのルール」のことを指す場合がほとんどです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それでは次に「衝撃波の3つのルール」とはどのようなものか見てみましょう。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
※ダイアゴナルトライアングルや衝撃波の3つの種類については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</span></a></u>」をご覧ください</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
<span style="background-color: #fff2cc;">衝撃波における3つのルール</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDvEQ1sbg9wIqoPuz-mqgd6TmJ2QAsiDaHBI6brCYrsifp2LsNPUEhAUr8lMjQiNTlOkmNWUcZEsvD84dh1ui65xciH2_epSwERB5VMIY-pGuCx7VEGHULfPrvQ7EKv9ih5egMmYY5C1w/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB4.30.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="衝撃波の3つのルール解説図" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDvEQ1sbg9wIqoPuz-mqgd6TmJ2QAsiDaHBI6brCYrsifp2LsNPUEhAUr8lMjQiNTlOkmNWUcZEsvD84dh1ui65xciH2_epSwERB5VMIY-pGuCx7VEGHULfPrvQ7EKv9ih5egMmYY5C1w/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%2595%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB4.30.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
衝撃波のフォーメーションは推進波なので、トレンド方向に進む1・3・5波動目自体推進波で展開されます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
そして、その衝撃波(推進波)には、以下の必然的なルールがあります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
</div>
<ol>
<li>2波動目は1波動目の始点を越えない</li>
<li>1・3・5波動目で3波動目は一番小さな波動とならない</li>
<li>1波動目と4波動目は重複しない</li>
</ol>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ルールといっても、とても簡単なこの3つだけです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ただ、エリオット波動を使って相場を分析する場合、この3つのルールをもとに衝撃波をカウントして、その現れたポイントを確認することがとても重要になります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
それでは次に、3つのルールを図を使って具体的に見てみましょう。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h4 style="clear: both; text-align: left;">
<u><span style="color: #cc0000;">
2波動目は1波動目の始点を越えない</span></u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
エリオット波動の推進波フォーメーションでは、2波動目は1波動目の始点を越えることはありません。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
これは、衝撃波だけではなく、ダイアゴナルトライアングルも含めた全ての推進波フォーメーションのルールです。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
上の図の上段左側は、2波動目が1波動目の始点を越えています。この展開を衝撃波の1波動目→2波動目とカウントするのは間違えとなり、改めてカウントをしなければいけません。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
上段右側は2波動目が1波動目の始点を越えていないので、衝撃波として正しいカウントとなります。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
但し、衝撃波のフォーメーションの1波動目から5波動目までには波の個性があり、2波動目は深い調整になるという特徴があります。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
レバレッジをきかせてトレードされる為替相場などでは、相場をリードしている通貨の影響を受けて、稀にヒゲの部分が一時的に行き過ぎてしまうこともあります。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
ちなみに、実際のトレードで3波動目を狙う場合、この2波動目終点付近がエントリーの絶好のタイミングとなります(1波動目の始点ラインを越えた場合は損切り)。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
※ヒゲの部分の一時的な行き過ぎについては、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/08/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">ルールは破れることがある?「エリオット波動の行き過ぎ」を考察</span></a></u>で解説。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<h4 style="clear: both;">
<span style="color: #cc0000;"><u>
1・3・5波動目で3波動目は一番小さな波動とならない</u></span></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
衝撃波のフォーメーションでは、トレンド方向に進む1波動目・3波動目・5波動目の中で、3波動目が一番小さな波動になることはありません。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
上の図の中段左側は、波の大きさが5波動目>1波動目>3波動目で3波動目が最も小さくなっています。これはカウント間違えとなり、改めてカウントしなければいけません。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ただし、一番小さな波動とならなければよく、2番目の大きさであればカウント間違いではありません。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
これは、衝撃波には3つの種類があり、エクステンション(延長)した波動が一番大きな波動となるためです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
※衝撃波のエクステンションについては、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/04/blog-post.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動「衝撃波のエクステンション」を徹底解剖!</span></a></u>をご覧ください</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
中段右側は3波動目が一番小さな波動ではないので、正しいカウントです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
衝撃波では3波動目が一番小さな波動とならないというのは、実際のトレードでは、この3波動目を狙うのが効率的であるということを意味しています。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
また、たとえ推進波トレンドではなく、修正波トレンドのジグザグ修正(5-3-5)であったとしても、3番目の波動は推進波のフォーメーションです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
つまり、トレンドが変わった後の最初の推進波後のプルバックは、いずれにしてもトレードチャンスになるというわけです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h4 style="clear: both; text-align: left;">
<u><span style="color: #cc0000;">1波動目と4波動目は重複しない</span></u></h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
衝撃波のフォーメーションでは、1波動目と4波動目は重複しません。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
もうひとつの推進波であるダイアゴナルトライアングルは、1波動目と4波動目が重複するので、このルールは衝撃波だけのルールです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
上の図の下段左側は、4波動目が1波動目の価格帯に割り込み重複しているのでカウント間違えとなり、改めてカウントしなければなりません。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ただし、レバレッジをきかせる為替相場などでは、他通貨の影響など、様々な理由から1波動目と4波動目が重複してくることが稀にあります。しかし、そのような場合でも、重複するのはヒゲの部分だけということがほとんどです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
下段右側は、1波動目と4波動目が重複していないので、正しい衝撃波のカウントです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
衝撃波における4波動目は、横這いの浅い調整が現れ易いという波の個性がありますが、しかし、このルールから言えば、4波動目は1波動目終点までの広い部分が調整の許容範囲です。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
つまり、5波動目の推進波を狙う場合は、予想外の大きな調整に備えて、リスク管理を万全にしておく必要があるというわけです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
一般的には、3波動目のFR38.2(又は0波動目→3波動目のFR38.2)の反転を確認してからエントリーするのが良いタイミングと言われ、またできるだけ相場をリードしている通貨ペアを選んでトレードするのが良いと言われています。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
以上、このように、衝撃波は必然的な3つのルールによって構成されています。このルールに基づいて進行したフォーメーションは、衝撃波であることが濃厚であると言えそうです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<center>
<style>
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</center>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div>
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">サイクルと必然的なルールのまとめ</span></u></h2>
<div>
<u><br /></u></div>
<div>
<ul>
<li>R.N.エリオットのエリオット波動理論は8波が1つのサイクルとなる</li>
<li>そのサイクルは推進波(5つの波)と修正波(3つの波)によって構成される</li>
<li>このサイクルの繰り返しで段階の違うひと回り大きなサイクルができる</li>
<li>エリオット波動サイクルには2つのトレンドがある</li>
<li>推進波はひと回り上の段階のトレンド方向に現れるという特徴がある</li>
<li>5つの波で展開される推進波には2つの種類がある</li>
<li>推進波の多くは衝撃波のフォーメーションで現れる</li>
<li>衝撃波には3つの必然的なルールがある</li>
<li>1つ目は2波動目は1波動目始点を越えない</li>
<li>2つ目は1.3.5波動目の中で3波動目は一番小さな波動とならない</li>
<li>3つ目は1波動目と4波動目は重複しない</li>
</ul>
<div>
<br /></div>
</div>
</div>
<div>
エリオット波動を使い始めると、ついつい修正波のフォーメーションばかりに注目してしまいます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、「エリオット波動サイクル」や「衝撃波の3つのルール」も、エリオット波動理論の根幹をなすとても大事なものです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
これからエリオット波動を始める方ばかりでなく、エリオット波動を使い始めて間もない方も、もう一度振り返ってみてはいかがでしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ひょっとすると、トレードにおける新しいヒントが見つかるかもしれませんよ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
※エリオット波動についてのまとめは「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html"><span style="color: blue;">エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ</span></a></u>」をご覧ください</div>
<div>
<br /></div>
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<br />
<center>
<style>
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</center>
<br />
<br />
推進波とこの修正波をマスターすれば、エリオット波動の多くの部分をマスターしたといっても過言ではありません。 今回はこの修正波を掘り下げてみたいと思います。<br />
<br />
<br />
こちらをご覧になる前に<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/11/elliottwave.23.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動を学ぶための完全マップ/基礎から応用までのまとめ」</span></a></u>を読んでいただけると分かり易いと思います。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIKAMlOAYhVW270TwI09JrQTrLMvZF0Tm8VCzhKEI-W9A_nRmjh2Ue1PVPTn7UuKPFxWVU_xBcWIHRLI0hXHYMHuq3-eXZlVKtC9T1Mxjr2NXVNEumFQq1yQW1ckOwZ1lbPfFOzmd7TlRB/s1600/30bef6fbbf0dec1d70fecefca42d7a7d_s-min+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動修正波のイメージ画像" border="0" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIKAMlOAYhVW270TwI09JrQTrLMvZF0Tm8VCzhKEI-W9A_nRmjh2Ue1PVPTn7UuKPFxWVU_xBcWIHRLI0hXHYMHuq3-eXZlVKtC9T1Mxjr2NXVNEumFQq1yQW1ckOwZ1lbPfFOzmd7TlRB/s320/30bef6fbbf0dec1d70fecefca42d7a7d_s-min+%25281%2529.jpg" title="" width="320" /></a></div>
<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>修正波(調整波)をマスターするメリット</u></span></h2>
<div>
<br /></div>
<div>
トレンド方向に進む推進波のひとつ衝撃波は、簡単な3つのルールがカウントの大きなポイントです。<br />
<br />
それに比べると修正波は、ルールではなく、そのパターンや特徴を覚えなければならないため、マスターするには多少時間が掛かります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし、この修正波をマスターすれば、トレーダーに様々な恩恵をもたらしてくれます。その内の次に挙げる2つは大きなメリットではないでしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">タイミングよくエントリーできる</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
どちらに抜けていくか分からない横這いの展開で「保ち合い」という為替用語がよく使われます。しかし、正確にいうと為替相場に「保ち合い」はありません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
横這いの展開に入った段階で、すでに抜けていく方向は決まっているからです。エリオット波動では「上昇(下降)トレンドの調整局面」という言い方がしっくりくるようです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
カウントが合っていることが前提条件とはなりますが、エリオット波動の修正波をマスターすれば、修正波終点付近の「ここぞというタイミング」で抜け出していく方向にエントリーすることができるようになってきます。<br />
<br />
<br /></div>
</div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">相場の現在地が推定できカウント精度が上がる</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動のカウントは、衝撃波(推進波)の3つのルールと、修正波は3つの波(又はその変形)で展開していくということを理解するだけでもできますが、精度は落ちます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
修正波のパターンや特徴を理解すると、「トライアングルだから修正4波動目の可能性が高いようだ!」、「大きく戻したけどジグザグ止まりだから修正2波動目だな!」などと相場(エリオット波動サイクル)の現在地が推定できるようになり、カウントの精度はより一層上がっていきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
特に、トレンドの波が同じような値幅やテンポで進んでいくような場合では、修正波のパターンや特徴が、正しくカウントするためのヒントとなることがよくあります。<br />
<br />
<br />
以上、修正波をマスターするメリットでした。<br />
<br />
次に、修正波はどのような形で、またエリオット波動サイクル(相場)のどのような場所に現れてくるのかを紐解いてみます。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">修正波の波形と現れる場所</span></u></h2>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5r4XwXZ-mViFmxUsN-iIzd96bV5kVDUJop1fUuyGK-9grepSypo_H6Nu1IFeY-Cu5k9vjgm27qspO8tWmkmWyqPeDDhQKM-uNlbmuNJ-o1J_zo-bbbCI3WvfhPKpY8aRu9A-T-z1o8Y8/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%25951%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB3.9+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="エリオット波動の1サイクルイメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5r4XwXZ-mViFmxUsN-iIzd96bV5kVDUJop1fUuyGK-9grepSypo_H6Nu1IFeY-Cu5k9vjgm27qspO8tWmkmWyqPeDDhQKM-uNlbmuNJ-o1J_zo-bbbCI3WvfhPKpY8aRu9A-T-z1o8Y8/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E6%25B3%25A2%25E5%258B%25951%25E3%2582%25B5%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AB3.9+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
※上の図は、エリオット波動サイクルイメージ(上昇トレンド)<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">3つの波(又はその変形</span><span style="background-color: #fff2cc;">)で構成される修正波</span> </h3>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動は、トレンド方向に大きく進んでいく5つの波(推進波)と、その動きを調整する3つの波で1つのサイクルを構成します。<br />
<br />
そのうちの3つ波で構成される部分を修正波といいます。<br />
<br />
※修正波は推進波と区別するため、数字ではなくabcなどのアルファベットで表記されます<br />
※エリオット波動の8波1サイクルについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/11/elliott-wave5.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動サイクルで読み解く相場の現在地とトレンド</span></a></u>」をご覧ください</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただし、3つの波ではない修正波もあります。推進波トレンドの勢いが強い場合など、ときに修正波の形は複雑になり、3つの波ではない特殊な修正波も現れてきます(複合型修正)。<br />
<br />
つまり、修正波のフォーメーションには、『単純な3つの波(abc修正)』からなるものと、『その変形』からなるものがあるというわけです。<br />
<br />
修正波のカウントが推進波のそれと比べ難しいくなるのはこのためで、なかなか自分が思うようには動いてくれません。<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">2波動目と4波動目に現れる修正波</span></h3>
<br />
相場では一直線で進んでいくトレンドはありません。寄せては返しながら波のようにトレンドは進んでいきます。<br />
<br />
エリオット波動サイクルで考えると、5つの波の推進波で大きく進み、その動きを調整するのが3つの波の修正波。この8波1サイクルが繰り返されることにより、ひと回り上の段階のサイクルが作り出されます(フラクタル構造)。<br />
<br />
これを5つの波の推進波で考えてみます。<br />
<br />
推進波の内部波動は5-3-5-3-5です。※1波動目(5)→2波動目(3)→3波動目(5)→4波動目(3)→5波動目(5)<br />
<br />
ひと回り上の段階のトレンド方向に進む1波動目、3波動目、5波動目はそれ自体5つの波の推進波で構成され、その動きを調整するのが修正波です。<br />
<br />
つまり、修正波は2波動目と4波動目に現れるというわけです。<br />
<br />
<br />
以上、修正波の波形と現れる場所についてでした。<br />
<br /></div>
<style>
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<br />
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<br />
<br />
<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>エリオット波動の調整パターン</u></span></h2>
<div>
<br /></div>
<div>
次は、エリオット波動の調整パターンの種類と特徴についてです。</div>
<div>
<br />
エリオット波動の調整パターンは大きく4つに分けられます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;">1. ジグザグ修正(単純なa-b-c 内部波動5-3-5)</span></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;">2. フラット系修正(</span><span style="color: #3d85c6;">単純なa-b-c 内部波動</span><span style="color: #3d85c6;">3-3-5)</span></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;">3. トライアングル系修正(A-B-C-D-E 内部波動3-3-3-3-3)</span></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;">4. 複合型修正(W-X-Y、又はW-X-Y-X-Z)</span></div>
<div>
<span style="color: #3d85c6;"><br /></span></div>
<div>
<br />
冒頭にも触れましたが、修正波には『単純な3つの波(abc修正)』からなるものと、『その変形』からなるものがあります。<br />
<br />
『単純な3つの波(abc修正)』からなる調整パターンのツートップがジグザグ修正とフラット系修正で、『その変形』からなるものは複合型修正です。<br />
<br /></div>
<div>
ここからそれぞれの調整パターンやその特徴を説明していきますが、気を付けておいてほしいことがあります。<br />
<br />
掲載している図は、あくまでも理想的な形の修正波イメージ図です。修正波は、メジャートレンドとは逆方向の動きとなるため、そのトレンドの勢いが強ければ強いほど調整波形は複雑になり、判断が難しくなる場合がよくあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、為替相場では、市場をリードしている通貨の影響を大きく受けるため、綺麗で理想的な形の修正波ばかり現れてくるわけではありません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">大きくリトレイスするジグザグ修正</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidKwABbTM64dbc96x8TXJdXgGMC2-Mzs2ziFDNWLHKyl_JML2sRQ0wfvuO714z054WVOgBXoK4riU_3P6vP9zn0hkvUmJC-DXfE9nfkQP5AxIy3Y5Kp-pM4L0PrP-2LSv2alzvRqT0FjM/s1600/%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25B0%25E3%2582%25B6%25E3%2582%25B0%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3+%25288%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ジグザグ修正イメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidKwABbTM64dbc96x8TXJdXgGMC2-Mzs2ziFDNWLHKyl_JML2sRQ0wfvuO714z054WVOgBXoK4riU_3P6vP9zn0hkvUmJC-DXfE9nfkQP5AxIy3Y5Kp-pM4L0PrP-2LSv2alzvRqT0FjM/s1600/%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25B0%25E3%2582%25B6%25E3%2582%25B0%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3+%25288%2529.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
上の図は、ジグザグ修正の展開イメージです。特徴として以下のポイントがあります。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 内部波動が他の修正波と異なり、5-3-5で構成される</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 前の波動(推進波)を大きく修正してくることが多い</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 修正2波動目によく現れ、4波動目にはあまり現れない</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 c波はa波の1.00倍の大きさになることが多く、0.618倍や1.618倍になることもある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"> ※稀に2.618倍などと大きくなることもある</span><br />
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 c波の終点は0-2チャネルが意識されることがよくある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 b波はa波のFR61.8(FR79.0まで)で反転してくることが多い</span><br />
<span style="color: #ea9999;"> ※FR38.2等と浅くなることもある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 1回では目標に到達しない場合、2回、又は3回と続けて現れることがある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"> ※複合型修正として、ダブル、トリプルジグザグと呼ばれる</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"> </span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
ジグザグ修正の内部波動は5-3-5の波動構成で、前の波動(推進波)を大きくリトレイスしてくることが最大の特徴となります。<br />
<br />
他の修正波と波動構成が異なるため、最初のa波が5波動構成であれば「ジグザグ修正を展開しているぞ!」と修正パターンを早期に絞り込むことができます(その段階や、ダブルジグザグなどの見極めは必要)。 </div>
<div>
<br /></div>
<div>
個人的には、修正波の途中ではその展開が読み難いことからトレードをお休みするようにしていますが、このジグザグ修正だけは例外でトレードしています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ジグザグ修正のトレードはc波を狙ってエントリーします。 c波のスタート地点は、a波のFR61.8(FR79.0まで よくヒゲの部分だけ行き過ぎる)からが多く、とてもエントリーし易いといえます。FR38.2等と浅くなることもありますが、そのような場合は見送るようにしています。</div>
<div>
<br />
※ジグザグについては<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/corrective-waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「修正波はジグザグからマスターすべし!」</span></a></u>をご覧ください</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">基本横這いのフラット系修正</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZN__Rk53M3Vgq3wCluHY0HpTCXaOnlfwAIEYJZBL1beh1xqcH3apR_H_tzOhwfSDMdv-oNI9GYeAAtuk73LnmwUG-i4zVIX8jUEp_THtPyrUBN3ctesjUurKA9zK2YAWKGkrnQyEgCMg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E7%25B3%25BB%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A377.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="フラット修正イメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZN__Rk53M3Vgq3wCluHY0HpTCXaOnlfwAIEYJZBL1beh1xqcH3apR_H_tzOhwfSDMdv-oNI9GYeAAtuk73LnmwUG-i4zVIX8jUEp_THtPyrUBN3ctesjUurKA9zK2YAWKGkrnQyEgCMg/s1600/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E7%25B3%25BB%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A377.jpg" title="" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
上の図は、フラット系修正の展開イメージです。 フラット系修正には、フラット修正の他に、拡大フラット修正とランニングフラット修正があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
特徴として以下のポイントがあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 内部波動構成はジグザグ修正と異なり、3-3-5で構成されている</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 フラット修正は4波に現れることが多く、拡大フラット修正は2.4波ともに現れる</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 フラット修正のc波終点はa波終点を越えた付近でよく終点を迎える</span><br />
<span style="color: #ea9999;"> ※ランニングフラット修正のc波はa波終点に届かない</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 上位の段階の目標にアプローチするため、そのc波は大きくなる場合がある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"> ※c波がa波の1.618倍や稀に2.618倍になることがある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 フラットは2回続けて現れることがある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"> ※複合型修正として、ダブルフラットと呼ばれる</span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
フラット修正は、ジグザグ修正ほど大きく修正してくることはなく、名前の通り、基本横這いの展開になる修正波です。<br />
<br />
しかし、通常の展開では上位の段階の目標に届かないときなどは、最後のc波が大きくなることがあります。<br />
<br />
※フィボナッチによる目標ポイントは「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2016/05/blog-post_15.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の計算/フィボナッチで比率分析する方法を徹底解説</span></a></u>」をご覧ください<br />
<br />
特に、2波動目が拡大フラット修正となる場合にはその傾向が強く、そのc波はa波の1.618倍や、稀に2.618倍などと1波動目(推進波)の値幅のほとんどをリトレイスしてくることもあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、直近高値ブレイクでエントリーする場合には、拡大フラット修正とランニングフラット修正のダマシにあわないようにしなければいけません。<br />
<br />
短い3波動構成の修正後、1-3チャネルラインに届くことなく直近高値を越えてきた場合には特に注意する必要があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
※フラット系修正波については<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/12/3.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「エリオット波動 3つのフラット修正波」</span></a></u>をご覧ください</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">E波がよく行き過ぎるトライアングル系修正</span></h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgp8gE0Jn0te0C54X0YfdT7TPvTDsa6LkyVSMWEZviHk-78BjNdx4MJCwI7koYt-ayNYrCbRVG5qqokQ4VOdotZsIr7Wc-DFs5D0yTA4ugKzfbah2gjUDzPApBHRKlXXHez6VC18aPwQRsd/s1600/%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B0%25E3%2583%25AB%25E7%25B3%25BB%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="トライアングルイメージ" border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgp8gE0Jn0te0C54X0YfdT7TPvTDsa6LkyVSMWEZviHk-78BjNdx4MJCwI7koYt-ayNYrCbRVG5qqokQ4VOdotZsIr7Wc-DFs5D0yTA4ugKzfbah2gjUDzPApBHRKlXXHez6VC18aPwQRsd/s1600/%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B0%25E3%2583%25AB%25E7%25B3%25BB%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3+%25281%2529.jpg" title="" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">クリックすると大きくなります</td></tr>
</tbody></table>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
上の図は、トライアングル系修正の展開イメージです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
トライアングルは収束型と拡大型の2つのタイプがあります(拡大型はあまり現れない)。</div>
<div>
さらに、収束型には対称型、下降型、上昇型があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、トライアングル系修正パターンとして、通常のトライアングル修正と、B波がA波の始点を越えてくるランニングトライアングル修正の2つがあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
少し複雑になってきましたが、基本的には通常のトライアングルとランニングトライアングルの2つを覚えておけば対応できます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
特徴としては以下のポイントがあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 トライアングル系修正は基本5波動構成で展開され、通常ABCDEで表記される</span><br />
<span style="color: #ea9999;"><br /></span>
<span style="color: #ea9999;">〇 その多くは推進波内部波動の4波動目に現れる</span><br />
<span style="color: #ea9999;"> ※ジグザグ修正のb波、複合型修正の最後もトライアングルになることがある</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 A~Eの内部波動は3波動構成となる(3-3-3-3-3)</span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: #ea9999;">〇 B波がA波の始点を越えてくるランニングトライアングル修正の出現率も高い</span><br />
<span style="color: #ea9999;"><br /></span>
<span style="color: #ea9999;">〇 A~Eの内、1つの波はより複雑な波形となる(一般的にはc波) </span><br />
<span style="color: #ea9999;"> ※E波はそれ自体でトライアングルになることもある</span><br />
<span style="color: #ea9999;"><br /></span>
<span style="color: #ea9999;">〇 トライアングルの内部波動は少なくとも2つが0.618の比率となる</span><br />
<span style="color: #ea9999;"> ※C波はA波の0.618倍、E波はC波の0.618倍など</span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
トライアングルで気を付けておきたいのは、最後のE波が行き過ぎて、よくチャネルラインを越えてくるということです(逆にチャネルラインに届かないこともある)。<br />
<br />
エントリータイミングが難しくなりますが、ひとつ下の段階で反転の推進波を確認したあとの押し目でエントリーするのが良い方法です。<br />
<br />
また、トレンド転換ポイント付近では、トライアングルの形はしているものの、実際はトライアングルではないということもよくあります。<br />
<br />
この場合の見分け方は、内部波動が3-3-3-3-3となっているかを確認してみることです。チャネルを縦断するような推進波が含まれていれば、トライアングルではない可能性が高いといえます。<br />
<br /></div>
<div>
※トライアングルについては<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/01/elliott-wave7.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「トライアングルはE波終点を狙え!」</span></a></u>をご覧ください</div>
<div>
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">
複合型修正(ダブルスリーとトリプルスリー)</span></h3>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-NJV0tOmaVqrtpwcGuXFI9hLVHD7rA4IVaj17oQ4aem0XlCHtNEHubsCsvpe4X6k9pvv-tMzcLnfvlRekmmLKoitV9ABp0o2gyBuYpZVyqMH7EMvm-RYZ3bQtdKUHfZ9eiZE5FmvA7pc/s1600/%25E8%25A4%2587%25E5%2590%2588%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A277+%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="複合修正波イメージ" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-NJV0tOmaVqrtpwcGuXFI9hLVHD7rA4IVaj17oQ4aem0XlCHtNEHubsCsvpe4X6k9pvv-tMzcLnfvlRekmmLKoitV9ABp0o2gyBuYpZVyqMH7EMvm-RYZ3bQtdKUHfZ9eiZE5FmvA7pc/s1600/%25E8%25A4%2587%25E5%2590%2588%25E4%25BF%25AE%25E6%25AD%25A3%25E6%25B3%25A277+%25281%2529.jpg" title="" /></a></div>
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<br /></div>
<div>
上の図は、複合型修正の展開イメージです。 複合型修正は少し難しいので、カウントに慣れてからの方がいいかもしれません。<br />
<br />
複合型修正は、単純なジグザグ修正、フラット修正、トライアングル修正の組み合わせで構成され、2つの修正パターンが組み合わされたものをダブルスリー、また3つの修正パターンが組み合わされたものをトリプルスリーといいます(ジグザグ修正やフラット修正はシングルスリー)。<br />
<br />
WXY(ダブルスリー)、又はWXYXZ(トリプルスリー)と表記される修正波です。それぞれの修正パターンは、X波(その多くはジグザグ)を挟んで組み合わされます。<br />
<br />
典型的な複合型修正は、フラット(W)→ジグザグ(X)→トライアングル(Y)や、フラット(W)→ジグザグ(X)→ジグザグ(Y)の組み合わせで、横這いの修正局面として現れてきます。<br />
<br />
横這いに展開する複合型修正は、主に時間的な調整が必要な局面に現れます。例えば修正4波動目の最初のフラット修正で1-3チャネルを越えることができない場合、その目的を達成するために複合型になるということがよくあります。<br />
<br />
また、横這いではなく、斜めの複合型修正を展開するものに、ダブルジグザグやトリプルジグザグがあります。<br />
<br />
斜めに展開する複合型修正は、主にリトレイスの調整が必要な局面に現れます。最初のジグザグで理想的なリトレイスのポイントに届かない場合、その目標に到達するためにジグザグが2回、3回と続けて現れてくることがあります。<br />
<br />
WXYの複合型修正波とabcの単純な修正波は、正確に見分けることがてきない場合がよくあります。しかし、相対的に考えてWXYとabcにはそれほど大きな違いはなく、見分けがつかない時にはabcにしておいてもよいと思います(こなんこと書いたら怒られるかもしれませんが・・・)。<br />
<br />
※複合型修正波については<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2018/01/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">「複合型修正波のダブルスリーとトリプルスリー」</span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
<u><span style="color: #3d85c6;">修正波で押さえておきたいその他のポイント</span></u></h2>
<div>
<br /></div>
<div>
ここまで修正波の4つの調整パターンを説明してきましたが、修正波をカウントする上で、他にも押さえておきたいポイントがあります。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">2波動目と4波動目の「波の個性」</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
修正波が姿を現す修正2波動目と修正4波動目には、それぞれ異なる波の個性があります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
2波動目の修正局面は、前の1波動目(推進波)の値幅を急こう配に大きくリトレイスしてくるという傾向が強くあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
投資家のマインドによるものと思われますが、トレンドが変わった最初の推進波は大きく押し戻されることが多く(FR50.0~FR61.8となることが多い)、また、ときに1波動目の値幅のほとんどをリトレイスしてくることもよくあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
調整パターンとしてはジグザグ系がよく現れてきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
4波動目の修正局面は、前の3波動目(推進波)の値幅を大きくリトレイスしてくることはあまりなく、浅いリトレイスで終わる傾向が強くなります(3波動目のFR38.2や0→3波動目のFR38.2になることが多い)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
調整パターンとしては、横這いで展開するフラット系、トライアングル系、そして複合型がよく現れてきます。<br />
<br />
※修正波の波の個性については、<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/03/elliottwave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">優先的なカウントが見つかる! エリオット波動の「波の個性」</span></a></u>をご覧ください<br />
<br />
※修正4波については「<span style="color: blue;"><u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2019/08/corrective.waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動 修正4波</span><span style="color: blue;">の特徴と攻略</span><span style="color: blue;">のハウツー</span></a></u></span>」をご覧ください<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">修正波のオルターネーション</span></h3>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx2cB-iVnQaeF88h4mh3tDz3mVU3y2RKewE3k9loxIUWyHZkkRx5TmKdKH8v5jpJCeGx0JZWkYhdwd7k8Ki3yM9Qlohlb2TY2F_MH5qFmi1UBlE-lsHZta3R3eXxJxsjZoS0Hwap7jNtE/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.3.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="オルターネーションが現れているチャート" border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx2cB-iVnQaeF88h4mh3tDz3mVU3y2RKewE3k9loxIUWyHZkkRx5TmKdKH8v5jpJCeGx0JZWkYhdwd7k8Ki3yM9Qlohlb2TY2F_MH5qFmi1UBlE-lsHZta3R3eXxJxsjZoS0Hwap7jNtE/s1600/4%25E6%25B3%25A2%25E3%2583%25A6%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2589%25E3%2583%25AB12.28.3.jpg" title="" /></a></div>
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</div>
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</div>
<br /></div>
<div>
修正波は、2波動目がジグザグ修正波など急こう配、4波動目がフラット修正波やトライアングル修正波など横這いの調整局面になる傾向が強いのですが、2波動目がフラット修正波などの横這いの調整局面になることもあります。<br />
<br />
そのような場合には、4波動目の調整は急こう配の展開によくなります。<br />
<br />
<br />
このように、急こう配と横這いの修正波が、2波動目と4波動目に交互に現れてくる法則をオルターネーションといいます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
つまり、修正2波動目の調整パターンを確認することにより、4波動目の調整パターンを事前に推定できるというわけです。<br />
<br />
また、このオルターネーションは、修正波の内部波動にも現れてくることがあります(※詳しくは「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/10/elliott-wave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動のガイドライン フェイラーとオルターネーション</span></a></u>」をご覧ください)。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">段階の見極め</span></h3>
<div>
<br /></div>
<div>
修正波のカウントは段階(Degree)の見極めが必要となります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
エリオット波動はフラクタル構造になっていて段階が分かれていますが、下位の段階の展開が、その段階の展開のように見えてしまうことが往々にしてあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
たとえば、単純なabc修正のフラットで調整が終わったように思える展開であっても、実はそのフラットは「複合型修正のW波だった!(ひとつ下の段階)」と後になってカウントの間違いに気づくのはその一例です。<br />
<br />
とはいえ、修正波がどの段階の展開なのかを見極めるのはとても難しいものがあります。<br />
<br />
なぜなら、修正波の調整期間は、上位の段階のどの部分を展開しているか、そしてその目標に到達しているか、また時間帯、関連通貨とのタイミング合わせ等々で微妙に変わってくるからです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
修正波は、可能性のある展開をできるだけ複数イメージしながら、フレキシブルにカウントしていくことが望ましいと言えます。<br />
<br />
※修正波の段階の見極めについては「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/corrective.waves.html" target="_blank"><span style="color: blue;">段階の見極めが必要! 道のりがひとつではない修正波</span></a></u>」修正波をご覧ください<br />
<br />
<br />
<h3>
<span style="background-color: #fff2cc;">上位の段階の目標を達成する手段</span></h3>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
修正波は上位の段階の目標を達成しようとする傾向が強くあることは既に触れました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
※上位の段階の目標とは、上位の段階のフォーメーションにおけるフィボナッチリトレイスやエリオット波動の定石のポイント、そしてチャネルラインなど。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
相場をリードしている通貨の影響などから修正パターンの序盤がとても小さな波動となった場合、単純なabc修正波であれば最後のc波衝撃波で一気に目標を達成してくることがよくあります(たとえば、フラット修正波のc波衝撃波5波動目が延長波(エクステンション)となり、c波=a波×1.618などの大きさになることもある)。</div>
<div>
<span style="background-color: #fff2cc;"><br /></span></div>
<div>
また、ときにその手段は修正パターンの複合によることもあります。<br />
<br />
たとえば、ひとつのジグザグ修正波で上位の段階の目標に届かない場合、再びジグザグ修正波が現れて目標を達成してくるといった展開などです(ダブルジグザグ)。<br />
<br />
修正波のカウントは、上位の段階の目標を意識しておくことがとても大事であると言えます。</div>
<center>
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<br />
<h2>
<span style="color: #3d85c6;"><u>エリオット波動調整パターンまとめ</u></span></h2>
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li>調整パターンをマスターすれば、正しい方向に良いタイミングでエントリーでき、またカウントの精度も上がってくる</li>
<li>修正波は単純な3つの波で展開されるものと、その変形で展開されるものがある</li>
<li>修正波は推進波内部波動の2波動目と4波動目に現れる</li>
<li>調整パターンは、ジグザグ修正、フラット系修正、トライアングル系修正、複合型修正の4つがある</li>
<li>ジグザグ修正は前の推進波の値幅を急こう配に大きくリトレイスしてくる</li>
<li>フラット修正は横這いの調整パターンだが、そのc波はときに大きくなることがある</li>
<li>横這いのトライアングル系修正のE波は、よくチャネルを越えてくる</li>
<li>複合型修正にはダブルスリーとトリプルスリーがあり、単純なジグザグ、フラット、トライアングルの組み合わせで展開される</li>
<li>2波動目は急こう配、4波動目は横這いの修正パターンが現れ易い</li>
<li>修正パターンは急こう配なものと横這いなものが交互に現れる傾向がある(オルターネーション)</li>
<li>修正波のカウントには段階の見極めが必要である</li>
<li>修正波は上位の段階の目標を達成しようとする傾向が強い</li>
</ul>
</div>
<br />
トレンド方向に大きく進む推進波の動きを調整する修正波は、トレンド方向の勢いが強いほど、その波形は複雑になっていきます。 <br />
<br />
修正a波が5波動構成であれば、ジグザグ修正と予想できるのですが、3波動構成である場合には、様々な修正パターンに発展していく可能性があり、最後になって修正バターンが分かることもよくあります。<br />
<br />
修正波の予想は、1波進むごとにカウントを修正しながら調整パターンを絞り込んでいく作業となります。<br />
<br />
修正パターンを一発で当てようとするのではなく、推理ゲームをしているかのように楽しく修正パターンを予想してもらいたいと思います。<br />
<br />
※推進波については「<u><a href="https://ehadou.blogspot.com/2017/09/motivewave.html" target="_blank"><span style="color: blue;">エリオット波動の推進波 その種類と特徴のまとめ</span></a></u>」をご覧ください</div>
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