本日、大きく上昇しているドル円為替相場。
現在は、3-3へ移行している可能性があり、昨日の記事に書いた2つのシナリオの後者の方が正解だったようです。
しかし、不透明感は残っており、投資家の同意を得て本格的に上昇するためには、超えなければいけない節目があります。
本日の為替予想は、その辺りを中心に綴ってみたいと思います。
9/21からの下降1波を否定できるか
昨日は、9/21からの下降が推進1波となり、フラット修正からの3波スタートの可能性が出てきたため、急きょ早朝にブログを更新しました。
しかし、どうやら杞憂に終わったようです(よかった~)。
昨日の下ブレリスク波動カウント
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9/21からの下降を1波動目として、3-3-5のフラット修正から3波動目スタートのリスクがありました。
なぜこのようなカウントになったかといえば、緑丸の部分の上昇が、5波動構成の推進波と、3波動構成ジグザグのどちらにも考えられる微妙な波形だったためです。
また、3-3-5フラット修正(これではありませんでしたが)の最後のC波動推進波後の下降が、推進波に思えるような角度で下落していたこともありました。
しかし、結果的に緑丸の部分は、3波動構成ではなく、5波動構成の推進波の可能性が高くなってきました(完全に否定されていません)。
現在のドル円為替相場の波動カウント
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上のチャートに記載したカウントを予想しています。
現在、直近の高値(緑点線)をブレイクしてきたことにより、直近の下降が推進波であることを否定しました。 ひとまず下ブレのリスクは無くなったわけです。
このカウントが正解であれば、1波のフィボナッチ比率1.618倍の101.96付近が目標となり、ここを超えてこれれば、フィボナッチ比率2.618倍の103.12付近が次の目標となります。
ドル円為替相場、直近の波形
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現在(13:20)のところ、1波のフィボナッチ比率1.618倍で上昇が抑え込まれています。
ダブルジグザグからの3波内部波動を確認すると、3波の副次波の、ひらにひとつ下の内部波動がエクステンションしているように思われ、おそらく5波動目が延長して終了しているのではないでしょうか。
つまり、まだ上昇の余地がかなり大きいのではないかと予想しています。
そうなると、ひっとしてフィボナッチ比率2.618倍の103.12付近、又はフィボナッチ比率3.00倍や4.00倍まで伸びる可能性もあるのでしょうか?
しかし、このように上昇するためには、いくつかの節目を超えていかなければいけません。
売り方目線から見た叩きどころ
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売り方目線でみると、上のチャートのようなカウントの可能性もあります。
3-3-5のフラット修正で、C波の推進波が終了した地点から3波がスタートするシナリオです。
このシナリオで考えると、売りのポイントはA波の1.618倍の赤ライン付近であり、この付近では売りが浴びせられると予想されます(ここまでの波形が重要)。
最終的に、ドル円為替相場が大きな段階の3-3へ移行した可能性が高まるのは、1波の下降推進波を否定できる青ラインを実線で超えてきた場合です。
個人的にもなんとか大きな上昇を期待しています。以上、本日の為替予想でした。