昨日のドル円為替相場は、5波動推進波の構成までには至りませんでした。
上値は重たいようです。 ユーロ円為替相場も丁度分岐点に位置していて、その影響もあるのかもしれません。
本日は、金曜日ということで週足が確定する日です。 この終値に焦点を当ててみたいと思います。
昨日は、5-3-5で終了のドル円為替相場
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上のチャートはドル円為替相場1時間足です。
まずは昨日の波形を確認してみたいと思います。 緑丸地点から5波動構成の上昇推進波が発生してくれば、トレンド転換の可能性が出てくると予想していましたが、上のチャートのように、5-3-5の3波動の構成で終わっています。
1時間足の一目均衡表の雲と、1波動目のフィボナッチ比率1.00倍(赤丸)に押さえられた格好となりました。
ここが3波動となると次の波動予想は難しくなります。
延長、又は3波動目副次波の可能性
ここからは、大きく上昇する、又は大きく下落する、そのどちらも可能性があります。
それぞれの目線で波動をカウントしてみます。
5波動目が延長してくる場合
まず、5波動目が延長してくるケースが考えられます。
その1
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上のチャートのカウントで5波動を構成してくる可能性。
5-3-3-2でトライアングルを形成してくる可能性もあります。
その2
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もう一つは、大きな段階の波形で延長してくるケース。 この場合、5波動終了時までを1波動目として考えるため、修正も大きくなる可能性があります。
100.50超えがトレンド転換のトリガー?
次にトレンド転換して大きく上昇していくケースです。
昨日の5-3-5はabc修正ではなく、3波動目の内部波動の3-1で終了したと考える場合です。
このケースで考えれば、3-1の赤点線を大きく超える3-3が次の波動と予想され、この赤点線の上には、ロングの逆指値と損切りが並んでいると思われます。
ここは狙い目かもしれません。
個人的には、昨日の売り買いの入り方からみて、こちらのケースではないかと考えています。
本日の終値でFR50.0をキープできるか
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2011年から2015年の上昇推進波のフィボナッチ比率50.0のリトレイスラインを本日は下回っており、週足確定時に、このラインを下回ったままであれば61.8の95円の下落の可能性が出てきます。
来週以降大きく上昇していくために、このラインをキープできるか注目です。