この衝撃波はどこまで延びる!?




どうもはっきりしないドル円為替相場ですね。


まだ、もう1波残っているのか、それともトレンド転換したのか、本日のニューヨーク時間の経済指標あたりで方向が見えてくるのでしょうか。








ドル円為替相場 時間軸を落とした検証


昨日の記事の通り、上と下の両方の可能性があると考えていますが、本日のここまでの波形を再度確認してみます。



すでに1波目がスタートしている場合

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昨日から、ドル円為替相場は底堅い(というより売りが続かない)動きを見せています。

上のカウントの可能性も充分にあると考えています(2波の安値を割ってくると厳しい)。 

当初、7/21からの一連の下降を当初はWXYのダブルジグザグで、99.99からの衝撃波に対する修正局面と予想していましたが、100.65を割ってきたことにより、C-5-5の最後の1波動目がまだ残っており、7/21からの下降を推進波とカウント修正しています。


カウント修正の経緯はこちらを参照


その最後の下降推進波の終点をフィボナッチ黄金比率で弾き出すと、99.50付近になり、現在の反転ポイントに一致してきます。

ただ、このポイントは5波動目が延長しない場合のポイントで、もし下降するとすれば、現在の波形からすると延長の形で下降してくると思われます。








延長してくる場合

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延長の場合で考えると、現在は5-2の修正と考えられ、本日ここから3波動目の安値を下抜ける5-3が始まることになります。

副次波とはいえ、エリオット波動で最も勢いのある3波動目なので、チャートの動きを見ていれば確認できると思います。


最後に時間軸を落として直近の波形を確認してみます。







ドル円為替相場直近の波形

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上のチャートはドル円為替相場30分足です。

時間軸を落として確認してみても、正直どちらの可能性もあると思います。というのも、きれいな推進波をどちらも形成できていないからです。

ただ、直近の下降はきれいではありませんが推進波に見えなくもありません。もしこの下降が推進波であるならば、現在の上昇はabc修正の拡大フラットの可能性があり、1.618倍の赤丸付近からの下降には注意しておく必要があります。

逆に、100.95を超えてくれば下降推進波を否定することになり、既に1波動目がスタートしている可能性が高くなるのではないでしょうか。


以上、本日の為替予想でした。