修正波の行方




チャネルラインを超えてきたドル円為替相場。このまま上昇が続くのでしょうか。


本日は、C-3波動がスタートしている可能性が高くなってきているドル円の今後の波動を簡単に検討してみたいと思います。





C波動がスタートしている可能性が濃厚




現在の3波動目はフィボナッチ比率1.618を超えてきており、5波動上昇推進波に発展していく可能性が高くなっています。


ここで5波動構成の推進波を完成させれば、3波動がスタートしている可能性が更に高くなると考えています。


つまり、サイクルのB波動は7/8の99.99で終了し、トレンド転換で、既にC波動がスタートしている可能性が高くなると予想しています。


ここからは、現在の上昇が5波動構成の推進波を完成できるかどうかが焦点になりそうです。



もう1波残っている?

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上のチャートはドル円為替相場1時間足です。


1波動(推定)の1.618倍を超えてきているものの、3波動目の波形は通常の3波動延長型の推進波ではないようです。


難解ですが、昨日(8/8)の上昇が、8/5の上昇値幅より小さいことから、1波動延長型の推進波の可能性があると考えています。


その場合には、もうひとつ上昇波(3-5)が残っており、フィボナッチ比率で緑枠で3-5が終了して、4波動の修正に入るかもしれません。


また、既に3波動目が終了して、4波動目の修正に入っている可能性もあります。


その後の修正は、3波動のフィボナッチ比率38.2~50.0付近で、窓を埋めてくるかもしれません。


その後、しっかりと反転して、5波動目の上昇に入れるかがポイントになります。


もし、反転することなく101.65を割り込めば、再び下を試す展開となってしまいます。


その可能性は低いと考えますが、一応、頭に入れておこうと思います。





本日のドル円テクニカルポイント


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○デイリーフィボナッチPivot

 レジスタンス2ゾーン   103.432~103.124
 レジスタンス1ゾーン   102.815~102.720

○4時間足一目均衡表 雲下限