底打ちを確定付ける1週間となるのか!

この週末に大きく上昇してきたドル円為替相場ですが、来週は125円を超えてくるであろうC波がいよいよ本格的動き出すのか、注目の1週間になりそうです。






ダブルボトムの完成はC波動を確定付ける!?




エリオット波動を駆使してトレードしている個人投資家の多くは、この付近でトレンド転換していると予想されているのではないでしょうか。

個人投資家だけではなく、メガバンクや投機筋も虎視眈々と仕込みのタイミングを狙っていると思われます。

メガバンクで思い出しましたが、三菱UFJの宮田さん(日本ではエリオット波動の第一人者?)も既にトレンド転換してC波動はスタートしている可能性が高く、150円を目指すのではとの見解のようです。

ただ、来週は大きな経済指標も控えていて、エントリーのタイミングはかなり難しくなりそうです。


まずは、きれいな衝撃波(延長波を含む推進波)を作れるかどうかが週明けの注目ポイントになりそうです。

ここできれいな衝撃波を構成できれば、たとえ経済指標の内容が悪いものであっても押し返すことができ、ダブルボトム完成に向けて上昇していけるのではと予想しています。


ダブルボトムの完成は、125円を超えてくるC波動がスタートしていることを確証付けるといえるのではないでしょうか。






ダブルボトム完成までのポイント

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上のチャートはドル円為替相場日足です。

C波スタートを決定付けるダブルボトムは、最終的には赤ラインを超えてくることにより完成し、ここからの上昇(その前に、横這いの修正が入る?)は本格的なものになると思われます。



8/8の102.652



まず目先のチャートポイントは、8/8の高値102.652(紫点線)になります。 直近の下降が99.99からの衝撃波に対する修正波ではなく、最後の推進波であると考えるのであれば、ここを超えてくることにより5-5波の延長の目が消えることになり、一段とC波に移行している可能性が高まります。



下降チャネルライン


その次の注目ポイントになるのは、現在の下降チャネル(青ライン)です。

個人的には、このチャネルを明確に超えてくれば、C波に移行していると考えていいのではと思っています。 ただ、このチャネルライン付近では、かなりの売りが浴びせられると思いますので、できればその前にポジションを仕込んでおきたいところです。

個人的には、当初の予定の約半分は既に仕込んでいるのですが、できればこのチャネルラインまでに残りの半分のポジションを作りたいと考えています。



7/21の111.443と完成ライン



最後は、7/21の高値111.443(黄色点線)とダブルボトム完成の赤ラインです。

このラインを超えてくれば、C波動のスタートは決定的だと考えますが、このラインを1つの衝撃波で超えてくるとは考えられません。

どこかで力を溜める修正波が入ってくるものと思われます。





ドル円、週明けにきれいな衝撃波を構成できるか!

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上のチャートはドル円為替相場1時間足です。

直近の波形は、正直把握できていません。 形としてはトライアングルを形成していますが、おそらくそれはないと思います。

8/16の99.50を1波動目とした2波動目の修正の可能性もありますが、99.50で5波目を終了とすると、そこまでのカウントが合致しなくなってしまいます。

すると、赤丸、又は青丸が終点で、ランニングトライアングル、又はトライアングルの修正を挟んだ1波を構成しているのではと考えています。

そう考えると現在は、3波動目(又は3-3)が1波の1.618倍で終了していることになります。


もし青の点線ラインのカウントで考えるなら、延長波が内包された衝撃波の3-3波と考えることができます。


ドル円為替相場 来週のポイント


週明けは、きれいな衝撃波を構成できるかがポイントになりそうです。 現在の上昇が3波で終了し、102.652を超えられない場合は、週末の経済指標の内容次第で、下を試す可能性かあると予想しています。