たしかに雇用者数は25.5万人(予想18.0万人)と良好ですが、失業率は4.9%(予想4.8%)と悪化していて、サプライズといえるほどのものではなかったように思われます。
ただ、ドル円為替相場の反応は、いつもの一時的な上昇ではなく、しっかりと日足の実線で直近高値を上抜いてきました。
もし、週明けに102.25のラインを超えてくれば、100.67(2波動目の終点と予想)を下回る可能性は低くなると予想しています。
つまり、3波動目がスタートしている可能性が更に高くなると考えられます。
たしかに、125円からの修正波の最後の1波動が残っている可能性を否定できませんが(107.64を超えてくれば否定できる)、102.25を超えてくることが出来れば、その可能性は低くなると思われます。
それでは雇用統計後の動きを踏まえて、来週以降のドル円為替相場を見通してみたいと思います。
来週の見通し ドル円、ダブルボトムの可能性
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上のチャートはドル円為替相場4時間足です。
ドル円為替相場の現在地は、7/8の99.99(紫丸)がプライマリー、又はサイクルのB波動終点と考えられ、その後の衝撃波は1波動延長型の推進波を形成し、7/21の107.49まで上昇しています。
修正2波動目は、WXYのダブルジグザグ構成の可能性があり、赤丸、又は青丸が終点ではないかと見通しています。
エリオット波動では、4波動目の修正とは異なり、この2波動目の修正は深くなることが多いのですが、今回もトレンド転換ポイントと予想している付近まで大きくリトレイスしてきています。
ここまでのリトレイスであれば、ダブルボトムという名詞を使ってもいいかと思います。
このダブルボトムを形成するためには、まずWXYのチャネルラインをしっかりと超えてくる必要があります。 この付近では、大きな売りも浴びせられると予想されますが、ここを超えてくれば3波動目の上昇に拍車がかかりそうです。
週明けの初動に焦点
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上のチャートはドル円為替相場30分足です。
まず、2波動目の終点について考えてみたいと思います。現在は2つの終点の可能性があり、チャネルにタッチした赤丸地点と、その後の青丸地点です。
普通に考えれば、赤丸と想定されますが、ユーロ円為替相場の2波動目の終点のタイミングが青丸地点となっており、どうやらドル円の方が小さな段階で1波早く進んでいたようで、この地点で足並みが揃ったのではないでしょうか。
8/4の記事 「ついに足並みが揃ったか」
8/4の記事 「ついに足並みが揃ったか」
ここからは、青丸を終点と推定して、来週の展開を見通してみます。
青丸地点からは、ドル円、ユーロ円ともに小さな段階の上昇推進波を形成し、その後の修正は、単純なABC修正(5-3-5のジグザグ)で、1波の98.0をリトレイスしています(2波目は深い)。
雇用統計後の上昇は、デイリーフィボナッチPivotのレジスタンス3の102.049で綺麗に反転して、1波動目のフィボナッチ比率1.272倍(紫丸)に抑え込まれて終了しています。
週明けは、現在の上昇が3波動で終わるか、又は5波動となるかの勝負どころとなります。
そのひとつの目安が、1波動目(推定)のフィボナッチ比率1.618倍(緑丸)の102.25を超えてこれるかです。
週明けに、そのままここを超えてくれば、5波動構成に発展していく可能性が高まると思われます(実線で超えてくるのが理想)。
もし、週明け早々に下降して来れば、3波動構成となり、もう一度下を試してくる展開、又は3波動目の内部波動の3-2で下降してくる展開のふた通りが考えられます。
いずれにしても青丸、又は赤丸を下回らない限り、3波動目が既にスタートしていると考えて、来週はトレードしたいと考えています。
追記 カープは本当に優勝できるのでしょうか ^_^;
石原、早く帰ってきてくれ~
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