日銀金融政策決定会合とFOMCで大きな動きがあったドル円為替相場。
修正波動のカウントはとても難解ですが、今回の波動展開もとても難解です。ただ、トレンド転換点と予想している8/18の99.84はキープできています。
現在の下降は、個人的には8/18からの推進波に対する修正波ではないかと考えています。
すでに、99.80付近で当初の計画の約半分のロング(長期保有枠)を仕込んでいたのですが、今回の下降は修正波と判断しましたので、WXYXZ?のチャネルライン付近で残り半分のロングを入れてみました。
ただ、下降の勢いが強く、ひょっとして95円を目指す展開もあるかもしれないという考えも頭の片隅にはあります。
今後どんな展開になってもいいように、しっかりとリスク管理をしていきたいものです。
複合修正波の展開だったドル円為替相場?
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こうして少し大きめのチャートで確認してみると、やはり昨日までの下降は時間的にも波動的にも調整波動ではないでしょうか。
このような考えから、複合修正波のチャネル付近で追加のロングを入れてみました。
リスク管理として、緑点線、又は赤点線を下回ってきた場合には決済するつもりでいますが、それ以外では決済する予定はありません(長期枠とは別の短期枠では、資金を回転させて、小さく利益を積み重ねていく予定です)。
それでは、日銀金融政策決定会合付近を時間軸落として確認してみたいと思います。
トリプルスリーの修正波?
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上のチャートはドル円為替相場1時間足です。
当初は、ランニングトライアングルからの5波動目の下降(日銀結果発表前の大きな下落)でダブルジグザグの終点を迎え、ここから3波動目がスタートするものと考えていました。
予想通り、ダブルジグザグの終点後は、日銀結果発表前にもかかわらず、5波動構成の衝撃波を構成し、1波動目を展開してきました。
この時点では、日銀が追加緩和を見送って下降しても、ヒゲをつけて再度上昇してくると思っていましたが、まさにその通りの展開だったわけです。
しかし、その後の3波動目が、1波動目の1.618倍をヒゲの部分だけ上抜けた後、横這いの展開から急下降していき、結局3波止まりの上昇となってしまいました。
個人的には、この3波動の上昇はトリプルスリー修正の2番目のX波ではないかと予想しています。
つまり、昨日のZ波で、WXYXZのトリプルスリー修正は終了したのではないでしょうか。
ここからは、5波動構成の推進波が展開出来るかどうかが焦点になってくるものと思われます。
ポンド円は5波動目の延長?
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上のチャートはポンド円の当初の反転予想ポイントです。
しかし、このポイントを下回ってきました。
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ポンド円は、5波動目終点を下抜けてきたことにより、5波動目が延長してきている可能性があります。
もうすでに延長の5波動目が終了したか、又はもう1波(5-5)残っているかもしれません。
ただ、5-5が残っているにしても、フィボナッチ黄金比率から考えて、130.20~130.40付近ではないかと予想しています。
逆に、このまま5-1の始点を超えてくれば、既に5-5は終了していることになります。
緑丸のポイントを下回らない限りは上目線で考えているのですが、下回ってきた場合には、現在の下降は修正波ではなく推進波となり、更なる下降のリスクがでてくることになることを付け加えておきます。