本来なら文句なく絶好の買場ですが・・




米国のISM非製造業指数の悪化を受けて、全面ドル安の展開となってしまいました。

当初から、ドル円為替相場が綺麗な5波動推進波を完成させる前の米国経済指標での思わぬ下落を恐れていましたが、まさに現実となってしまいました。

最近のドル円為替相場はこのような展開が多く、今回もちょうど5波に入るタイミングであったので残念です。

この5波が飛んでしまったドル円為替相場は、今後どんな動きを見せるのでしょうか。










本日の為替予想 内容は推進波、波形は3波動

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上のチャートはドル円為替相場4時間足です。

結局、5波動目の前に大きく下落したために、波形としては3波となってしまいました。

しかし、内容的には1波のフィボナッチ比率4.00倍まで3波が伸びており、あきらかに衝撃波です。

通常であれば、5波動構成の衝撃波のフィボナッチ比率61.8は絶好の買場となりますが、今回は突発的に3波動となっており、判断が難しい状況です。

現在、1波のスタート地点から3波の終点までのFR61.8のリトレイスポイントで反転していますが、相場的には迷っているような感じで方向感がありません。

ここからは、現在の下降が推進波になるかどうかが、とても重要なポイントになりそうです。

売り方目線でみると、現在は4波動目の修正局面で、1-3チャネルにタッチして、まさに5波が始まろうとするところです。

もし、ここから直近安値を下回り、5波動構成の推進波が完成してしまうと、今後もう一度下を試す展開になってしまいます。

逆に、このチャネルを超えて上昇して103.13を超えてくれば、下降推進波を否定することとなり、この付近は絶好の買場だった可能性が高くなります。

本日は、この下降チャネルラインに対して、どのような動きになるのか注目したいと思います。

本来であれば、ユーロ円や、ポンド円の状況も踏まえて、方向性を検討したかったのですが、カープの応援で、今から球場に出かけるため、それができませんでした。  すみません。