昨日のドル円はすごい値動きでした。 この値動きについて様々な報道がされていますが、答えはチャートの中にあるようです。
金利政策以外のファンダメンタルズは波動の展開にほとんど影響を及ぼさないと考えていますが、今回の大統領選も波動展開に関係はなかったようです。
今回の値動きは、ユーロドルのトライアングルE波内部波動の最後のC波の上昇が要因のようです。
ユーロドル衝撃波の5波動目がスタート?
ユーロドル修正4波動目のトライアングル
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上のチャートは、11/5のブログに載せたものです。 ユーロドルは衝撃波修正4波動目のトライアングル最後のEを展開していました。
トライアングルのA~Eの内部波動は、3-3-3-3-3の構成となります。 昨日のドル円他の値動きは、このユーロドルのEのabc展開(おそらくジグザグ修正)のc波の上昇によりドルが売られたことが要因のようです。
ユーロドルE波の展開
もともとドル円の3波動目の本格的な動き出しと、ユーロドル5波動目のスタートは、通貨間の相関関係から同じタイミングではないのかと予想していました。しかし、ドル円は3波動目が本格的に動き出す前兆はありましたが、ユーロドルには最後のc波の上昇が残っている状態でした。
どういう展開になるのか興味深々で波動ウォッチしていたのですが、なんと半日でC波の目標値を達成してきてしまいました。こんな展開もあるんですね。本当に予想外です。
ドル円のロングポジションはすでに仕込んでいるため、今週からはユーロドルの5波動目のスタート付近でのショートエントリーを狙っていました。
リスク回避で「トレンド転換点を狙うエントリー手法」を使ってエントリーしているため、ピッタリとはいきませんでしたが、いいところでポジションを建てることができたかもしれません。
ジグザグのc波は、a波の1.00倍になることが多く、さらにその付近が他のテクニカル指標と重なれば強力な反転ポイントになります。
今回は、ウィークリーフィボナッチPivotのレジスタンス3と丁度重なっていました。ほんとにこのフィボナッチPivotは使えます。 特にウィークリー、デイリー、60分のレジスタンスとサポートのラインは強力に機能します。 MT4に入れておくことをお勧めします。
これで、ユーロドルとドル円がトレンド方向に大きく進んでいく環境が整ったのではないでしょうか。ユーロドルの5波動目の終点は、今のところ0.95付近を予想しています。
その他のクロス円も、これからトレンド方向に大きく進んでいくものと予想しています。その中でもユーロ円がドル円とユーロドルのどちらに引っ張られていくのか特に注目しています。
以上、本日の為替予想でした。