最近、このブログを見ていただいている方が、日本たげではなく、海外の方にたくさん見てもらっているのに気づきました。特にアメリカとフランス。 なぜなんでしょうか?
エリオット波動本場のアメリカの方が見て、首をかしげているのではないのかと多少不安になります。
さて、今週のドル円為替相場は、調整波動を展開している様子で、大きな動きはありませんでした。 本格的に動き出すのは年明けからでしょうか。
また、ドル円も影響を受けるであろうユーロドルの衝撃波5波動目や、ポンド円、ユーロ円の動向も気になるところです。
今回の週間為替予想は、ドル円、ボンド円、ユーロ円、ユーロドルの順に週明けの動向を予想してみたいと思います。
ドル円はトライアングルの可能性も残っている?
ドル円日足の現在地
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今週は、マンスリーフィボナッチPivotレジスタンス2で跳ね返されて終了しています。 今年は、このレジスタンス2を超えてくることは難しいのかもしれません。
この3波動目が終了した後は、調整局面の修正4波動目を迎えるわけですが、この4波動目はオルターネーションの法則から考えても、かなりの時間を掛けた調整局面(トライアングルなど)になるのではないのかと考えています。
その場合のリトレイスは、3波動目のフィボナッチ38.2のポイントが一番理想的です。 ひょっとすると日足一目均衡表の雲がサポートになるのかもしれません。
その前に気になるのは、3波動目の副次波5波動目の最後の1波動が残っているのかどうかです。
まだ最後の1波動が残っている?
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もし、トライアングルであるならば、週末の安値がC波の終点であった可能性があります。トライアングルのC波は複雑な波形になることが多く、またB波の0.618の大きさになることがよくあります。
週末の安値は、ちょうどB波の0.618のポイントであり、トライアングルの可能性が残っているものと思われます。
ただ、もし1波動目の高値ラインを割り込んでくることになれば、3-4の修正に入った可能性が高いと思われます。
ポンド円は修正a波終了か?
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衝撃波の5波動目か終点を迎え、ひとつ上の大きな段階の3波動目が終了し、修正4波動目のa波が進行しているものと予想しています。
トリプルスリーからb波動スタートか?
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上はポンド円1時間足です。 直近の波形を確認すると、トリプルジグザグを展開していた可能性があります。
トリプルスリーの最後のX波は、よくトライアングルになります。 このトライアングルはその最後のX波で、この週末の下降で一連の複合調整波は終点を迎えたかもしれません(もう1つジグザグが残っている可能性もある?)。
これが修正4波動目のa波になるのでしょうか。 可能性は低いと思うのですが、ここで修正4波動目が終了、又は5波動目がエクステンションなどの可能性も否定できません。
週明けの波形に注目してみたいと思います。
ランニングトライアングルの可能性もある?
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ユーロ円もドル円と同じく、トライアングルの可能性があります。 こちらは、ランニングトライアングルとなっています。
ただ、トライアングルではない可能性も充分ありますので、あくまでも参考にしておいてください。
最後にユーロドルを予想してみます。
5-3副次波の1波動目が終了か?
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エリオット波動でみれば、5波動目の終点は0.95000付近が理想的だと思われます。この週末は、2015年の安値1.04550ラインでなんとか踏みとどまっています。
しかし、遅かれ早かれこのラインを大きく割り込み、5-3波動が本格的に進んでいくものと予想しています。
気になるのは、逆相関関係にあるドル円との兼ね合いです。 このユーロドルの5波動目がスタートした場合に、ドル円はどのような展開を見せるのでしょうか。 このポイントには、特に注目しています。
ここから調整局面を迎えるか!
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当初は、赤丸の衝撃波終点が、5-3-1波動目と予想していました。しかし、この衝撃波は5-3-1波動目の大きな1波動目延長型衝撃波内部波動の1波目の可能性が高くなっています。
ここから5-3-2波動目の調整局面に入っていくのかもしれません。 今年は、この5-3-2波動目の調整で終了して、本格的な下降は年明け以降になるのではないでしょうか。
以上、来週の為替予想でした。