昨日、ポンドドルが大きく下降してきました。 ポンドドルは下降トレンドに回帰していることが濃厚になっていたようです。
トレンドの行方が注目されているユーロドルも、今週に入り下を伺う展開となっています。週末に向けて力強く下降してくるのでしょうか。もしそうであるならば、ドル円の上値は軽くなりそうです。
今週は、本業であれやこれやとかなりバタバタしています。というわけで、本日の為替予想は簡単にユーロ円とドル円の現在の状況を確認してみます。
その前にひとつ。 トライアングルの記事をご覧いただいたから「Cの終点でエントリーするのはどうですか」というご質問をいただきました。
トライアングルである可能性か高いのであるならば、C波の終点でエントリーしてもいいと思います。 しかし、C波の段階でトライアングルであると判断するのはやはりリスクがあります。
フラット修正は3-3-5の波動構成で、途中まではトライアングルと同じ波動構成です。トライアングルC波終点と予想してエントリーしたものの、フラットのC波衝撃波だったということはよくあります。
やはり、トライアングルは、D波(3波構成であることを確認)がトライアングルチャネルタッチして、反転してきたE波でエントリーするのが理想的だと思います。
ただ、注意しておくことがひとつあります。 トレンド転換ポイント付近(5波衝撃波完成直後)では、トライアングルに見えて、実はそうでない展開であることがよくあります。
1波→2波→3-1波→3-2波→3-3波の展開がトライアングルに見えることがあります。この場合、E波と考えている波動は3-3波となるので、気を付けないとやられてしまいます。
トライアングルの波動構成は3-3-3-3-3なので、チャネル内に縦断するような衝撃波がある場合は注意しておいた方がいいと思いますよ。
ユーロ円は拡大フラットを展開か
上はユーロ円1時間足です。 チャートも簡単ですみません。先週の上昇は、ルールが破れているものの、1波延長型衝撃波ではないかと予想してます。
その後の修正a波は下降衝撃波で、ジグザグを展開してくるのではないかと予想していたのですが、ここまで状況を見ると拡大フラットを展開しているのではないでしょうか。
現在は、最後のC波衝撃波の終盤のように見えます。 拡大フラットc波の理想的終点は、a波終点ラインを行き過ぎた付近です。
ユーロ円は、この辺りから反転してくる可能性がありそうです。 ただ、拡大フラットのc波は、エクステンションしてa波の1.618倍まで大きくなることもあります。
慎重にエントリータイミングを計りたいところです。
ドル円はこのカウントも考えられる
3波動目の終点と予想していたポイントは、3波動目副次波の3波動目の終点であったのかもしれません。このカウントであるならば、最後の5波動目が残っていることになります。
ただ、前回の週間予想のカウントで考えると、直近高値のポイントで衝撃波が完成した可能性もあります。
小さな段階を精査出来ていないのでなんとも言えない状況です。
ドル円については、ユーロ円の反転に合わせてロングを入れてみるというのが面白いかもしれません。
以上、簡単ですが本日の為替予想でした。