週間予想 ユーロドルはもう1波残っていた?

今週の為替相場で、ユーロドルが再び上昇してきました。 カウントの修正が必要かもしれません。 5波延長型衝撃波の0.618区分を目指しているのでしょうか。




ユーロドルは、修正4波動目に移行したのではと予想していましたが、直近高値を一時的に越えてきたことにより、最後の1波残っていた可能性も出てきました。ただ、どちらにしてもこの辺りが3波延長型衝撃波の3波動目終点だとイメージしています。

また、ドル円はユーロドルが上昇したため下を目指す展開になり、6/14の108.796を実線で下回ってきました。 これで、修正波が継続していることがほぼ決定的となったようです。

こうなると、大きな段階のB波がトライアングルになっている、又はジグザグチャネルタッチを目標にしていると考えるのがいいのかもしれません。

今回の週間為替予想は、この辺りを確認してみたいと思います。





ユーロドル、5波延長型0.618区分手前まで上昇

ユーロドル日足チャートです。 作成時間短縮のため、前回の週間為替予想掲載のチャートを使わせていただきます。

ユーロドルは、3波延長型衝撃波の3波動目5-ⅴが終了したのではと考えていたのですが、その後の展開を見ると、今週の上昇が5-ⅴである可能性がありそうです(その場合、もう一度1-3チャネルを引き直す必要があり)。

この週末は、マンスリーF/Pivotレジスタンス1にタッチして反転したところで終わっています。 ただ、5波延長型衝撃波の0.618区分ラインには僅かに届いておらず、週明けにこのラインを目指してくるのかもしれません。




すでに4波に移行している可能性もある?

ユーロドル4時間足チャートです。

まず、カウントをひとつ修正しなければいけません。 前回の週間予想で、下降衝撃波とカウントしていた波動は、よく見ると3波動目が1波動目の1.00倍を越えておらず、ジグザグの3波の間違えでした。 確認不足ですみません。

そして、複合修正波がZまで延びて、そこから1波延長型衝撃波の5-ⅴではないかと予想していた展開は、Yが終点で、そこから5-ⅴが始まっているのかもしれません。

Y→1→2(上昇型トライアングル)→3(1波延長型衝撃波)→4→5

1の高値を4の下降が若干(ヒゲ)行き過ぎていますが、上のようなカウントが正しいのでしょうか。

ただ、すでに修正4波がスタートしていて、そのa波を展開している可能性もあるかもしれません(その場合はフラット)。

今週のジグザグ後の展開は、かなり複雑でよく分からないのですが、5波延長型衝撃波0.618区分ラインまでは僅かに届いていません。 週明けに、もう一度最後の小さい1波でこのラインを目指してくるのか、又はこのまま下降していくのか注目してみたいと思います。




ポンドドル、意外と戻りが強い!?

ポンドドル4時間足チャートです。

ポンドドルは、c波衝撃波5波動目のエンディング・ダイアゴナルトライアングルから、1波延長型衝撃波の1波動目、そして、現在は修正2波動目を展開していると予想しています。

修正2波動目は深くなるという傾向があります。しかし、それにしても勢いよく反転してきています。 ユーロドルが上昇しているせいもあるのでしょうが、1.618倍ラインの手前まで上昇してきています。

修正2波動目が急こう配のジグザグを展開していて、Eの終点を越えることなく下降していくイメージでいます。この辺りのショートは熱いのではと予想しているのですが、もしEの始点を実線で上抜けてくることがあればカウントを修正しなければいけません。

来週のどこかでは、ユーロドルと同じタイミングで下降していくと考えていますが、さてどうでしょうか。









ドル円、b波がトライアングルの場合

ドル円週足チャートです。

ドル円は、6/14の108.796を実線で下回ってきました(赤丸)。これで、4/17からの波動がジグザグの3波であることが濃厚となりました。

すると、現在の下降は、1波→WXY、又はジグザグのb波がトライアングルになっているという展開のどちらかではないかと考えています。

そこで今回は、トライアングルであった場合について簡単に考えてみたいと思います。

上のチャートは、トライアングルであった場合のイメージです。 トライアングルであるならば、現在の下降はc波を展開していることになります。 

トライアングルのc波は、よく複雑な展開になりますが、その展開なのかもしれません。

トライアングルのそれぞれの内部波動は、その前の波動の0.618リトレイスで終点を迎えることが多く、この週末はその0.618リトレイスのポイントから反転して終了しています。

現在の一連の下降は、ダブルジグザグではないかと予想していますが、c波の終点は、まだ下の0-2チャネルを目指しているのかもしれません。



とりあえず衝撃波は完成した?

ドル円1時間足チャートです。

前回予想した衝撃波の始点を下抜いてきています。 するとこの上昇は、3波のカウント間違えか、又は拡大フラットのc波衝撃波でしょうか。

その後の下降は、3波延長型衝撃波となってます。 2-4チャネルの3波ラインにタッチしているので、この辺りで衝撃波は完成する、又は既にしていると思われます(5波延長型衝撃波に発展する可能性もあり)。

週明けは、この辺りから反転きそうですが、その波動が衝撃波になるのか注目しています。

以上、週間為替予想でした。