ドル円は、衝撃波終点と予想しているポイントを上抜けてきました。 ユーロドルが修正4波動目に移行したと思われるため下がりませんね。
しかし、かなり浅いリトレイスで直近高値を上抜けてきているため、拡大フラットなどの展開もあるかもしれません。ここからは慎重にトレードに臨みたいたいところです。
そうなると、クロス円の展開も気になるところです。本日のFX予想は、簡単にポンド円の現在地を探ってみたいと思います。
その前にひとつ。 フィボナッチPivotの使い方についてご質問を頂きましたのでお答えします。
Pivot値はJ.Wワイルダーさんが考案したものですが、フィボナッチPivotはR.クラウスさんんが考案したものです。どちらを使うか迷うところです。
両方を使って比較されるのが良いと思いますが、個人的にはフィボナッチPivotをお勧めします。なぜなら、フィボナッチPivotの方が反転をピンポイントに捉えることが出来るためです。
使い方はとても簡単で、レジスタンス1~4とサポート1~4のそれぞれのPivot値に到達すると反転してくる可能性があるという見方をします。
個人的には、マンスリー・ウィークリー・デイリー、そして1時間の4つを意識しておくようにしています。
たとえば、1日の値幅であれば、まずデイリーF.pivotのレジスタンス4とサポート4の範囲内に収まります。 デイトレであるならば利益確定の目安としてとても重宝します。
ただ、衝撃波が発生している場合は例外です。 衝撃波が発生するとレジスタンス4とサポート4を大きく越えてくることもあります。逆に言えば、レジスタンス4とサポート4を越えてきた場合には、その波動が衝撃波であるという証になるわけです。
以上、簡単ですが、F.Pivotを使い方でした。
ポンド円、修正4波動目を展開中?
3波動目は1波動目の3.00倍で、2-4チャネルの3波ラインタッチで終了。現在は修正4波動目ではないでしょうか。
現在の段階では、修正4波動目の理想的リトレイスポイントの0.382には届いていません。そうすると、現在はb波、又はX波を展開している可能性が高そうです。
5波動目がスタートするまでに、もう一度下を試してくるのではないでしょうか。そうなると、ドル円の上値は重くなるかもしれません。
ただ、このまま1-3チャネル内に再び戻り、浅いリトレイスでこのまま5波動目へ移行したという展開もイメージだけはしておきたいと思います。
※エリオット波動の波の数え方は「エリオット波動の波の数え方 精度を上げるカウント手法」をご覧ください
以上、本日のFX予想でした。