今週、ドル円は週足一目均衡表雲下限にサポートされ勢いよく反転してきました。
この反転は円インデックスの下降を伴っており、ユーロ円などのクロス円も勢いよく上昇してきています(ユーロ円はひょっとするとドル円や円インデックスと同じくトライアングルの展開?)。
トライアングルのE波がかなり小さくなるのが少し気になりますが、エリオット波動のガイドラインでみて、この辺りから(C)がスタートしたとしてもおかしくないようです。
個人的には既に(C)がスタートしたとイメージしており、かなり買い増ししています。このまま上抜けてくれればいいのですが・・・。
一方、2-4チャネルの1波ラインにタッチして反転してきたユーロドルも大きく上昇してきています。ユーロドルは衝撃波の4波動目に移行した可能性が出てきているようです。
ただ、こちらはまだ3-5波動目のエクステンションの可能性が残っているため、延長が否定されるまでは両目線でイメージしていきたいと考えています。
ユーロドルの反転波動は衝撃波の可能性が高い
週明けは下を目指す展開か?
ユーロドル為替相場日足チャートエリオット波動予想カウントです。ユーロドルとドルインデックスは、2-4チャネルの1波ラインにタッチ、フィボナッチ黄金区分の理想的なポイントから反転してきています。それにしても予想外に勢いよく反転してきました。
下の段階を確認してみると、この上昇は3波延長型衝撃波の可能性が高そうです。ただ、前の衝撃波の5-2波動目高値、また衝撃波の2-4チャネルの1波ラインにすでにタッチしており、エクステンションしなければ週明けはひとつ下の段階の修正波トレンドで下を目指してきそうな雰囲気です。
※下の段階の予想波動カウントは昨日Facebookにアップしています
これで、ユーロドルは衝撃波の4波動目に移行した可能性が出てきました。
修正2波動目が3(ジグザグ)-3(ジグザグ)-5(衝撃波)のフラットなので、オルターネーションからみても4波動目がジグザグ系の急こう配の修正局面になってもおかしくないようです。
ただ、3-5波動目の始点(赤点線ライン)を越えるまでは3-5波動目エクステンションの可能性も残っており、このラインを上抜けてくるまでは両目線でいきたいと考えています。
ドル円は反転の上昇が衝撃波ならC波スタート
明確な0-2チャネル越えを達成
ドル円日足チャートエリオット波動予想カウントです。ドル円は、ジグザグの0-2チャネルを明確に越えてきました。Eが単純なabc修正のジグザグであるならば、(C)がスタートということになりそうです。
ユーロ円やポンド円などのクロス円も大きく上昇しており、またその展開も衝撃波である可能性が高いことからドル円の(C)は既にスタートしたのではと個人的にはイメージしています。
このまま円インデックスがトライアングルチャネルを割って下降してくるようであれば、その展開である可能性はグッと高くなりそうです。
現段階では1波動目推進波のフォーメーションやその段階が分からないため、今後の展開を正確にイメージすることはできませんが、(C)スタートしているとするならば、RSIはまだまだ余裕があり、日足のボリンジャーバンドやBとDの終点を結んだライン付近まで上昇してくることになるのでしょうか?
C波がスタートしているならば衝撃波の展開であるはず
下の段階はあまりあてになりませんが、最後に1時間足チャートで反転波動を確認してみます。
推進波はひとつ上の段階のトレンド方向にしか現れません。つまり、ドル円がトレンド転換しているならば、反転波動は当然推進波であるはずです。
既に0-2チャネルと衝撃波とジグザグの分岐点の目安となる3波動目=1波動×1.618ラインを一度越えてきています。
日足で見れば1.618に押され込まれているように見えますが、衝撃波の可能性が高いのではないでしょうか?
3波動目副次波1波動目終点がとても微妙ですが、3-1→3-2はトライアングルで、直近はフラットで0.382リトレイス。
副次波の0.382リトレイスラインを割り込むまでは、まだ3-3波動の途中である可能性がありそうです(3-5はエクステンションの可能性あり)。
※エリオット波動のカウント方法は「エリオット波動 精度を上げるカウント手法」をご覧ください
週明けの日足が陽線で終わり明確に1.618ラインを越えてくるようであれば衝撃波であると考えていいのではないでしょうか。 以上、週間為替予想でした。