FOMC後の米ドルは急こう配で下降しましたが(ジグザグ5-3-5)、その後は衝撃波で勢いよく切り返してきています(前半はドル円、後半はユーロドル)。
エクステンションしてきている可能性が少しずつ高くなってきているようです。
※過去の投稿をリライトしていたら時間が無くなってしまいました。なので今回の為替予想は簡単に。
本格的な下降は次のプルバック後?
0-2チャネルを上抜けるまでは延長目線
ユーロドル為替相場日足チャートエリオット波動予想カウントです。ユーロドルは一旦3波延長型衝撃波が完成した後の難しい局面で、延長してくるかどうかが大きなポイントになっています。
1/10からの下降が衝撃波であることから、ここでトレンドが下方向に回帰して5波-3がスタートした可能性がありそうです。
- 5波-1(1波延長型衝撃波)
- 5波-2(複合型修正波)
- 5波-3副次波1波動目(3波延長型衝撃波)※ここでトレンドが下方向へ
- 5波-3副次波2波動目(ジグザグ)
そして直近の下降は、5波-3副次波3波動目その副次波1波動目の展開ではないかと予想しています。
ただ、下には
- 0-2チャネル下ライン
- 日足ボリンジャーバンド
- M.F.Pivotサポート1.2
が控えています。
この辺りからもう一度プルバックして谷を2つ作ってくるのではないでしょうか(見込み波)? 本格的な下降はその後になるのかもしれません。
なので、たとえ大きく戻してきたとしても、5波-3以降の0-2ラインを上抜けてくるまでは延長波を展開しているという目線でいきたいと考えています(浅いリトレイスや横這いの展開も考えられる)。
1×2.00ラインまで下降
ユーロドル為替相場4時間足チャートエリオット波動予想カウントです。
1/10からの下降は3波延長型衝撃波(延長波を含め9つの波)。
この衝撃波は、推進波(5波-3副次波の3波動目)トレンド5-3-5-3-5、又は修正波(ジグザグ)トレンド5-3-5のどちらかの最初の5。
まだ、修正波(ジグザグ)トレンドの可能性も残っていますが、個人的には延長波がスタートしている可能性が高いのではと予想しています。
1/31からの下降も、当然ですが衝撃波。この週末はⅰ×2.00ラインまで下降しています(ドルインデックスはすでにⅰ×3.00ラインに到達)。
この段階では既にダイバージェンスが発生しているものの、まだⅲ波動目を展開中のように見えますが・・・。この後にⅳ波動目→最後のⅴ波動目と続いて行くのでしょうか?
この衝撃波が完成した後の次の修正波終点付近では追加のショートポジションを建てたいと考えています。
いずれは上、しかし展開は難解
優先順位が高いのはトライアングル
ドル円為替相場月足チャートエリオット波動予想カウントです。ドル円は5-3-5修正波上昇トレンドを展開中だと予想しています。ただ、波動展開は難解。
Bの波動を(C)1波動目とするイメージもあるのですが、Bの波動が3波構成であること、又この展開でいくと200円近くまで上昇することになることなどから、現在優先順位が高いのは(B)修正波をトライアングルとする予想です。
E以降の上昇を見ると、米ドルと相関で上昇してきてはいるものの、直近(2/4以降)ではユーロ円がユーロドルについて行っているため横這いの展開が続いています(ドル円は、米ドルだけではなくクロス円の影響も大きく受けるため、ユーロドルと比べると展開が読み難い)。
しかし、米ドルのトレンドが上であること、また既に(A)の推進波が確認できていることから中期的には上で間違いないのではないでしょうか(まだ小さな下降1波が残っている可能性もあり)。
延長波の終点はこの辺り?
最後はドルインデックスを簡単に。
ドルインデックスは、ユーロドルとほとんど同じ展開で推移しています。
ドルインデックスがエクステンションしてくれば、ユーロドルも同様にエクステンションしてくるのではないでしょうか。
直近の上昇が修正波の一部(X波やb波)のジグザグである可能性もまだ残っているのですが、個人的には既に5-3波動目がスタートしているのではと予想しています。
もし延長波が3波延長型衝撃波であるならば、上図のような波動を描きながら緑枠辺りが目標となるのではとイメージしていますが・・・。
※先週、ドルインデックスの下の段階の予想カウントをFacebookにアップしています。ご興味がある方は御覧下さい
あてにはなりませんが、現在描いている優先順位が高いイメージを綴ってみました。
以上、週間為替予想でした。